2013
08/09
13:46
趣味の読書 その58
Category : 読書
JR東日本では今夏から、駅のエスカレーターでは歩かないよう求める異例の呼びかけ
を始めた。利用客がぶつかって転ぶなどの事故が後を絶たないためだ。鉄道各社も注目
しているが、通勤ラッシュ時は急ぐ人のために「片側を空ける」という暗黙のルールが
すっかり定着しており「歩行禁止」を広めるのは容易ではなさそうだ。JR東日本によると
年間に250件の事故があり、こうした状況を重く見たJR東日本は、エスカレーター上で
の「歩行禁止」を打ち出した。7月から「歩かない」などと記したステッカーを管内のエスカ
レーター全1770台付近に貼り、啓発運動に乗り出した。
小生の住んでいる大阪圏では、右側に立って左を空けるが、東京では逆である。webで
調べてみると、何故大阪では、右立ちになったのかと言うと、1970年大阪万博が開催
になったとき、「急ぐ人のために、左側を開けておきましょう」と掲示が出て以来らしい。
全国的には、東京方式の左立ち右側空けが多数派の様ですが、東京方式と大阪方式の
境界線が何処なのか、調べてみたら面白いと思います。
信長によって小谷城が攻められ、浅井家は滅ぼされた。長政の庶子である喜十郎は京
に逃げ落ち、疵医師の田代瑞石に預けられる。お家再興を目指す喜十郎に、織田の捕
り手が迫る!瑞石は、京を出て羽柴の軍勢に医師として加わった。瑞石の弟子として身分
を隠す喜十郎だが、その正体に気づかれ…。医師としての修行に耐えながら、喜十郎は
宿願を果たせるのか!?
(「BOOK」データベースより)
連日続く「猛暑日」の為か、日中は読書も捗りませんが、夜になってから楽しんでます。
岩井三四二の本も、当たり外れがある様で、この本は、中位かな・・・。

高名な考古学教授の妻と二番弟子が相次いで殺された。それぞれ現場の壁には異なっ
たペトログリフが刻まれていた。日本の神代文字と、メソポタミアの楔形文字だ。
これらは犯人が残したものなのか?その意味は?警視庁捜査一課の碓氷弘一はペトログ
リフに詳しい人物を探し求める。そして出会ったのは、考古学・言語学・民俗学に通じ、
さらに鋭い議論のテクニックを持つ、風変わりな外国人―ジョエル・アルトマン教授だっ
た。刑事も教授も、真実を究める姿勢は同じ。捜査のプロと学問のプロが、強力タッグ
で犯人を追いつめる。
(「BOOK」データベースより)
最近良く読む、今野敏の本です。結構面白く読める小説が多い。

世界的な経済危機へと発展したサブプライム。その牙に飲み込まれた男は、破綻からの
再起を賭け、武器ビジネスに身を投じ、サブプライムを予見した男は、ウォール街の伝説
的なポジションを捨て、新たなビジネスに挑戦する。そして、人生の勝利を手に入れた男
は、その余生を人類に希望をもたらす驚天動地のプロジェクトに賭けるのだった―。
マフィア、各国諜報機関を巻き込んで、壮大なスケールで描く、傑作長篇。
(「BOOK」データベースより)
前回に紹介した、小説「サブプライム」の続編。面白く読みました。
