2013
07/19
13:33
趣味の読書 その55
Category : 読書
JR東日本が、IC乗車券Suica(スイカ)の利用者に事前説明しないまま乗車履歴などの
データを日立製作所に販売していたことが、分かった。(名前や住所を匿名化しており、
個人が特定される恐れがないため)としている。スイカの発行枚数は6月末現在で約43
00万枚。このうち私鉄を含む首都圏約1800駅で<1>自動改札を通じ記録された
利用者の乗降駅と日時、運賃のデータを提供<2>氏名や住所などの個人情報が登録
された定期券や記名式カードの場合は性別と年齢も加わる仕組みだ。個人情報保護法
は、第三者に個人情報を提供する場合、利用者の同意を義務付けている。
最近の日本においては、我々の知らない間に、個人情報がドンドン漏れている様で、
エスカレートを避ける為の、より厳しい法整備が急がれます。ある意味では、怖い社会
になりつつあるようですね・・・。
新宿署刑事・鮫島。警察内の不祥事に巻き込まれたが一人屈せず、上層部や同僚には
疎んじられ、食いついたら離れない単独捜査で、犯罪者には「新宿鮫」と恐れられる男。
彼が街を行けば、ドラマが生まれる。新宿署異動直後の鮫島を襲う危機を描く作品や、
腐った刑事や暗殺者との対決、人気コミック「こちら葛飾区亀有公園前派出所」両津
勘吉、「エンジェル・ハート」冴羽獠(りょう)が登場する異色作、『狼花新宿鮫9』のサス
ペンスフルな後日談など、「鮫」にしかない魅力が一編一編に凝縮された全10作。
(「BOOK」データベースより)
愛読シリーズ「新宿鮫」。東大出のキャリア警察官でありながら、警察内部のタブーに触
れて冷遇されながら、わが道を行く(鮫島警部)の孤高の戦いが好きで、10巻まで全て
読んでいます。今後出てくる本も、楽しみにしています。

かつては「おとぼけ同心」と呼ばれた元北町奉行所定町廻り同心・小山田采女。退隠後
は、娘のように若いおしゅんと暮らしている。穏やかな日々を送る二人のもとには、さま
ざまな相談事、難題、そして事件が持ち込まれてくる…。江戸下町の移りゆく季節の中、
市井の人々の哀歓とともに采女の人情あふれるはからいを描く長編時代小説。
(「BOOK」データベースより)
日頃あまり読んでいない作家ですが、面白い本が多そうなので、これから読んでみたい。

腐りきったこの世への怒りを胸に、彼女は舞い降りた―。巨悪を狙った連続殺人に騒然
とする中、喫茶店「ドールズ」に新しくアルバイトの女性・聖夜がやってきた。謎めいた
彼女の過去は、江戸から現代の少女の身に転生した目吉をはじめとする一行を畏る
べき敵との対決へと導く―。稀代の名キャラクター・目吉が迎えた最大の危機。
(「BOOK」データベースより)
主人公の「泉目吉」は江戸時代の天才人形師。転生し、喫茶店「ドールズ」の一人娘・
月岡怜と身体を共有するという、奇想天外な話だが、大変面白い。作家の「高橋克彦」
は団塊の世代の1947年生まれで、新刊が出ると図書館に予約して、読んでいます。
