2022
05/11
11:14
趣味の読書 その501 ディープ大阪の新世界に、星野リゾート大阪OMO7がオープン
Category : 読書
ディープ大阪の新世界に、星野リゾート大阪OMO7がオープン
100年以上前から愛される大阪の下町「新世界」。その昔は、東の「山谷」西の「釜ヶ崎」と呼ばれた、日雇い労働者がたむろして、近隣以外から一般の人々が入って来にくい雰囲気の街だった。その新世界に高級リゾートホテルの「星野リゾート」OMO7が4月末にオープンした。大阪をよく知る人々は、なんで新世界でオープンしたのかと、疑問に思われる声が多くあった。インバウンドを想定するとすれば、関空からJRと南海電車で一本で来れる交通の便は良い立地条件だが、国内客に対しては、如何なのかと思っていた。星野リゾートの戦略は、「ここは大阪の新天地。定番のおいしいもんは鮮やかな料理に仕立て、千客万来お待ちします。ディープな街・新世界や水の都大阪を知れば実におもろい。知ってるようで知らない、なにわにほれてまうこと間違いなし。」という事らしい。独特の雰囲気を持つ新世界には、串カツやお好み焼きなどの食べ物以外にも、大阪のおばちゃんの代名詞とも言える「ヒョウ柄」などの、動物柄専門店としてその筋では有名な「なにわ小町」が新世界市場の中にある。『なにわ小町』は、度々テレビでも紹介され、今や新世界の名物店。気さくな店主は「私がとにかくヒョウ柄、トラ柄が大好き。若いときには外国からの輸入品ばかりで買えなかった。(なにわ小町は)手にすぐ入る商品を扱っている。お金儲けどうこうじゃなくて、店は自分のクローゼット、私の好きなものを置いている」と言う事で、固定客が多くいて、近年は通販でも販売している。事程左様で、大阪のエッセンスが煮詰まっている様な土地柄に高級ホテルが合うのか、今後の先行きに興味が持てます。



明治38年8月30日。『時事新報』の号外で、それまでの戦勝の喜びが消え去り、世間に失望と怒りが広がっていった。警視庁第一部第一課・葦名警部と四人の巡査たちは、赤坂榎坂にある桂首相の妾宅の警備を担当。九月五日、「講和問題国民大会」が日比谷公園で開かれ日比谷焼打事件が勃発…。暴動が広がるなか、伯爵の孫で探偵の西小路が妾宅で死体を発見。葦名警部たちは「騒擾による死亡」として片付けようとする赤坂署に疑問を持ち捜査を始める―。
(「BOOK」データベースより)
今野/敏(こんの びん)
1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て、執筆に専念。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

記憶を一部喪失した雨村槇介は、自分が死亡事故を起こした過去を知らされる。なぜ、そんな重要なことを忘れてしまったのだろう。事故の状況を調べる慎介だが、以前の自分が何を考えて行動していたのか、思い出せない。しかも、関係者が徐々に怪しい動きを見せ始める…。
(「BOOK」データベースより)

「兄貴、妹(あいつ)は本気だよ。俺たちの仇の息子に惚れてるよ」東野作品史上、売り上げNo.1「大人になったら、三人で、犯人探して復讐しような」幼い頃、両親を殺された洋食店「アリアケ」の三兄妹。14年後、大人になった彼らは結婚詐欺をして暮らしていた。最大のターゲットとして選んだのは、レストラン「とがみ亭」の御曹司。ところが、その名物料理は、懐かしい「アリアケ」と同じ味だった。「これはお父さんのハヤシライスだ――」何者かに両親を惨殺された三兄妹は、流れ星に仇討ちを誓う。14年後、互いのことだけを信じ、世間を敵視しながら生きる彼らの前に、犯人を突き止める最初で最後の機会が訪れる。三人で完璧に仕掛けたはずの復讐計画。その最大の誤算は、妹の恋心だった。涙があふれる衝撃の真相。著者会心の新たな代表作。
(講談社BOOK倶楽部より)

100年以上前から愛される大阪の下町「新世界」。その昔は、東の「山谷」西の「釜ヶ崎」と呼ばれた、日雇い労働者がたむろして、近隣以外から一般の人々が入って来にくい雰囲気の街だった。その新世界に高級リゾートホテルの「星野リゾート」OMO7が4月末にオープンした。大阪をよく知る人々は、なんで新世界でオープンしたのかと、疑問に思われる声が多くあった。インバウンドを想定するとすれば、関空からJRと南海電車で一本で来れる交通の便は良い立地条件だが、国内客に対しては、如何なのかと思っていた。星野リゾートの戦略は、「ここは大阪の新天地。定番のおいしいもんは鮮やかな料理に仕立て、千客万来お待ちします。ディープな街・新世界や水の都大阪を知れば実におもろい。知ってるようで知らない、なにわにほれてまうこと間違いなし。」という事らしい。独特の雰囲気を持つ新世界には、串カツやお好み焼きなどの食べ物以外にも、大阪のおばちゃんの代名詞とも言える「ヒョウ柄」などの、動物柄専門店としてその筋では有名な「なにわ小町」が新世界市場の中にある。『なにわ小町』は、度々テレビでも紹介され、今や新世界の名物店。気さくな店主は「私がとにかくヒョウ柄、トラ柄が大好き。若いときには外国からの輸入品ばかりで買えなかった。(なにわ小町は)手にすぐ入る商品を扱っている。お金儲けどうこうじゃなくて、店は自分のクローゼット、私の好きなものを置いている」と言う事で、固定客が多くいて、近年は通販でも販売している。事程左様で、大阪のエッセンスが煮詰まっている様な土地柄に高級ホテルが合うのか、今後の先行きに興味が持てます。



明治38年8月30日。『時事新報』の号外で、それまでの戦勝の喜びが消え去り、世間に失望と怒りが広がっていった。警視庁第一部第一課・葦名警部と四人の巡査たちは、赤坂榎坂にある桂首相の妾宅の警備を担当。九月五日、「講和問題国民大会」が日比谷公園で開かれ日比谷焼打事件が勃発…。暴動が広がるなか、伯爵の孫で探偵の西小路が妾宅で死体を発見。葦名警部たちは「騒擾による死亡」として片付けようとする赤坂署に疑問を持ち捜査を始める―。
(「BOOK」データベースより)
今野/敏(こんの びん)
1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て、執筆に専念。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

記憶を一部喪失した雨村槇介は、自分が死亡事故を起こした過去を知らされる。なぜ、そんな重要なことを忘れてしまったのだろう。事故の状況を調べる慎介だが、以前の自分が何を考えて行動していたのか、思い出せない。しかも、関係者が徐々に怪しい動きを見せ始める…。
(「BOOK」データベースより)

「兄貴、妹(あいつ)は本気だよ。俺たちの仇の息子に惚れてるよ」東野作品史上、売り上げNo.1「大人になったら、三人で、犯人探して復讐しような」幼い頃、両親を殺された洋食店「アリアケ」の三兄妹。14年後、大人になった彼らは結婚詐欺をして暮らしていた。最大のターゲットとして選んだのは、レストラン「とがみ亭」の御曹司。ところが、その名物料理は、懐かしい「アリアケ」と同じ味だった。「これはお父さんのハヤシライスだ――」何者かに両親を惨殺された三兄妹は、流れ星に仇討ちを誓う。14年後、互いのことだけを信じ、世間を敵視しながら生きる彼らの前に、犯人を突き止める最初で最後の機会が訪れる。三人で完璧に仕掛けたはずの復讐計画。その最大の誤算は、妹の恋心だった。涙があふれる衝撃の真相。著者会心の新たな代表作。
(講談社BOOK倶楽部より)
