2021
09/08
10:35
趣味の読書 その466 中国の大連「日本風情街」批判を受けて、営業停止
Category : 読書
中国の大連「日本風情街」批判を受けて、営業停止
中国遼寧省大連市で8月25日にプレオープンした「日本風情街」が営業を停止したことについて、中国のネット上では疑問を投げ掛ける声も出ている。「日本風情街」は大連市東部の金州区金石灘に位置する。地元政府の2021年度重点活動にも指定されている文化観光プロジェクト「盛唐・小京都」の一部で、総敷地面積63万平方メートルに、商業施設や住宅、娯楽施設などを集めた開発プロジェクトだ。日本の京都をモデルにしており、唐代と日本の建築様式が融合した街並みを再現している。25日のプレオープン後、週末には多くの人出でにぎわったものの30日には営業停止の指示が下り、31日には封鎖、9月1日から停止状態となった。SNSで「日本文化による侵略だ」などと批判が集まったことや、人出が多かったことでいくつかの問題が発生したこと、新型コロナウイルスの感染対策などから決定された。中国では昨年9月にも南部広東省仏山市内に東京の街並みをデザインした商店街が開業したが、批判が出て改修を迫られた。大連の施設は「盛唐・小京都(唐全盛期の小さな京都)」との名称で、中国企業が日本企業と協力して開発。60億元(約1千億円)を投資して日本風の住宅や商店街を建設した。広東省の「日本風情街」は、新宿「歌舞伎町」をそのままパクったと思われる街並みで、インバウンドで日本に行った事のある中国人ならば、すぐに分かる造りになっている。コロナ感染が治まると、また大勢の中国人観光客が押し寄せると思いますが、旅行業界・観光業界などの恩恵のある業界以外の人々にとっては、痛し痒しの感情がある様に感じています。


唐沢龍二は、恋人の吉村久美子に誘われて大学の奇妙な会に入る。会の名は「グループ・アノニマス」。一見映画論を語っているようでいて、唐沢の理系の知識を利用して爆弾テロを目論む活動組織のようだった。怪しげなアノニマスから距離を取る唐沢はやがて久美子と破局し疎遠となる。1年後の1998年。東京都西神田のビルで自爆テロが発生した。死亡者でもある実行犯は久美子だという。アノニマスのリーダー・ハンクスこそが真の実行犯で、久美子は利用されただけだと唐沢は気付くが、いち大学生に地下に潜ったハンクスを捕まえることは容易ではなかった。やがて、警視庁公安部の捜査官から唐沢に声がかかる。地下に潜った組織壊滅のための切り札として、公安捜査官にならないかというのだ。公安捜査官となった唐沢だったが、アノニマスのスパイという風評や、危うい捜査はいくつもの敵をつくってしまい…。警察小説の旗手が放つ公安物語!
(「BOOK」データベースより)
笹本 稜平(ささもと りょうへい)
1951年、千葉県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業。出版社勤務を経て、海運分野を中心にフリーライターとして活躍。2001年、『時の渚』(文藝春秋)で第18回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。2004年には『太平洋の薔薇』で第6回大藪春彦賞を受賞。壮大なスケールで冒険・謀略小説を、重厚で緻密な警察小説を構築し、多くのファンを抱える実力作家。おもな著書に『グリズリー』『マングースの尻尾』『サハラ』のほか、『還るべき場所』『春を背負って』『その峰の彼方』『未踏峰』『南極風』『分水嶺』『大岩壁』といった山岳小説や、海洋を舞台にした『遺産』、『素行調査官』『駐在刑事』『越境捜査』『所轄魂』といった警察小説のシリーズなどがある。

夜の住宅街で大学生が撲殺された。目撃証言と凶器に残った指紋、傷害事件の前歴から、すぐに割り出された容疑者・倉田。だが、捜査に乗り出した船橋署の刑事らは、殺人とは縁遠い倉田の愚直で禁欲的な素顔に違和感を抱く。さらに、背後には海水浴場で起きた不審死と連続婦女暴行という、日時も場所も異なる2つの事件が複雑に絡み合っていることが判明する。そんな中、捜査本部に圧力がかかり…。
(「BOOK」データベースより)

管内で発生した殺人事件の被害男性が、同時期に都内の別の場所で殺された女と接点があったことが判明。精密機械メーカー勤務の男とテレビでも活躍する女性経済評論家はどこでつながったのか―。意見の相違から本部内で浮き、捜査より外された岩倉刑事だったが、徐々に真相が明らかになる中、得体の知れぬ犯罪組織が姿を現す。定年まであと8年、“事件を呼ぶ”ベテラン刑事のシリーズ第3弾!書下ろし。
(「BOOK」データベースより)

中国遼寧省大連市で8月25日にプレオープンした「日本風情街」が営業を停止したことについて、中国のネット上では疑問を投げ掛ける声も出ている。「日本風情街」は大連市東部の金州区金石灘に位置する。地元政府の2021年度重点活動にも指定されている文化観光プロジェクト「盛唐・小京都」の一部で、総敷地面積63万平方メートルに、商業施設や住宅、娯楽施設などを集めた開発プロジェクトだ。日本の京都をモデルにしており、唐代と日本の建築様式が融合した街並みを再現している。25日のプレオープン後、週末には多くの人出でにぎわったものの30日には営業停止の指示が下り、31日には封鎖、9月1日から停止状態となった。SNSで「日本文化による侵略だ」などと批判が集まったことや、人出が多かったことでいくつかの問題が発生したこと、新型コロナウイルスの感染対策などから決定された。中国では昨年9月にも南部広東省仏山市内に東京の街並みをデザインした商店街が開業したが、批判が出て改修を迫られた。大連の施設は「盛唐・小京都(唐全盛期の小さな京都)」との名称で、中国企業が日本企業と協力して開発。60億元(約1千億円)を投資して日本風の住宅や商店街を建設した。広東省の「日本風情街」は、新宿「歌舞伎町」をそのままパクったと思われる街並みで、インバウンドで日本に行った事のある中国人ならば、すぐに分かる造りになっている。コロナ感染が治まると、また大勢の中国人観光客が押し寄せると思いますが、旅行業界・観光業界などの恩恵のある業界以外の人々にとっては、痛し痒しの感情がある様に感じています。


唐沢龍二は、恋人の吉村久美子に誘われて大学の奇妙な会に入る。会の名は「グループ・アノニマス」。一見映画論を語っているようでいて、唐沢の理系の知識を利用して爆弾テロを目論む活動組織のようだった。怪しげなアノニマスから距離を取る唐沢はやがて久美子と破局し疎遠となる。1年後の1998年。東京都西神田のビルで自爆テロが発生した。死亡者でもある実行犯は久美子だという。アノニマスのリーダー・ハンクスこそが真の実行犯で、久美子は利用されただけだと唐沢は気付くが、いち大学生に地下に潜ったハンクスを捕まえることは容易ではなかった。やがて、警視庁公安部の捜査官から唐沢に声がかかる。地下に潜った組織壊滅のための切り札として、公安捜査官にならないかというのだ。公安捜査官となった唐沢だったが、アノニマスのスパイという風評や、危うい捜査はいくつもの敵をつくってしまい…。警察小説の旗手が放つ公安物語!
(「BOOK」データベースより)
笹本 稜平(ささもと りょうへい)
1951年、千葉県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業。出版社勤務を経て、海運分野を中心にフリーライターとして活躍。2001年、『時の渚』(文藝春秋)で第18回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。2004年には『太平洋の薔薇』で第6回大藪春彦賞を受賞。壮大なスケールで冒険・謀略小説を、重厚で緻密な警察小説を構築し、多くのファンを抱える実力作家。おもな著書に『グリズリー』『マングースの尻尾』『サハラ』のほか、『還るべき場所』『春を背負って』『その峰の彼方』『未踏峰』『南極風』『分水嶺』『大岩壁』といった山岳小説や、海洋を舞台にした『遺産』、『素行調査官』『駐在刑事』『越境捜査』『所轄魂』といった警察小説のシリーズなどがある。

夜の住宅街で大学生が撲殺された。目撃証言と凶器に残った指紋、傷害事件の前歴から、すぐに割り出された容疑者・倉田。だが、捜査に乗り出した船橋署の刑事らは、殺人とは縁遠い倉田の愚直で禁欲的な素顔に違和感を抱く。さらに、背後には海水浴場で起きた不審死と連続婦女暴行という、日時も場所も異なる2つの事件が複雑に絡み合っていることが判明する。そんな中、捜査本部に圧力がかかり…。
(「BOOK」データベースより)

管内で発生した殺人事件の被害男性が、同時期に都内の別の場所で殺された女と接点があったことが判明。精密機械メーカー勤務の男とテレビでも活躍する女性経済評論家はどこでつながったのか―。意見の相違から本部内で浮き、捜査より外された岩倉刑事だったが、徐々に真相が明らかになる中、得体の知れぬ犯罪組織が姿を現す。定年まであと8年、“事件を呼ぶ”ベテラン刑事のシリーズ第3弾!書下ろし。
(「BOOK」データベースより)
