2021
09/01
11:44
趣味の読書 その465 夏の甲子園兄弟校決勝は、智弁和歌山が21年ぶりの優勝
Category : 読書
夏の甲子園兄弟校決勝は、智弁和歌山が21年ぶりの優勝
第103回全国高校野球選手権大会の最終日は29日、甲子園球場で決勝が行われ、智弁和歌山が智弁学園(奈良)に9-2で勝ち、2000年以来21年ぶり3度目の優勝を果たした。今大会は、長雨の影響で7日間の順延があり、コロナ感染で、宮崎商と東北学院の2校が試合が出来ず不戦敗となった。智辯奈良と和歌山は兄弟校のため、修学旅行の行き先は同じだという。ユニホームも酷似する。和歌山が横に開く字体でやや大きく映るが、奈良は中央に詰まった字体で狭く、これは刺しゅうの入れ方の違いによるものだという。色合いは奈良の方がクリーム色が濃い。2020年12月に3日間、智辯和歌山の指導をしたイチローさんが、智弁和歌山高校の吹奏学部の大ファンで、それが智弁和歌山関係者の耳に入り、交流が始まった。優勝を聞いたイチローさんから祝福コメントが入った。「初めて智弁和歌山高校のグラウンドを訪れたとき、本気で日本一を目指しているチームだと感じました。そのために厳しい練習を重ね、悔しい思いもしてきたと思います。選抜に出場できなかったどん底から頂点まではい上がってきたこと、何となくではなく、本気で目指していた日本一になったこと、そして野球の面白さをあらためて教えてくれたこと、見事でした。おめでとう」愛工大名電出身のイチローさんと、智辯和歌山の関係がもう一つ分からなかったが、この様な縁があったのかと思いました。コロナ禍の中、2年ぶり開催の甲子園優勝、おめでとうございます!



神田神保町―江戸時代より旗本の屋敷地としてその歴史は始まり、明治期は多くの学校がひしめく文化的な学生街に、そして大正十二年の関東大震災を契機に古書の街として発展してきたこの地は、終戦から一年が経ち復興を遂げつつあった。活気をとり戻した街の一隅で、ある日ひとりの古書店主が人知れずこの世を去る。男は崩落した古書の山に圧し潰されており、あたかも商売道具に殺されたかのような皮肉な最期を迎えた。古くから付き合いがあった男を悼み、同じく古書店主である琴岡庄治は事後処理を引き受けるが、間もなく事故現場では不可解な点が見付かる。行方を眩ました被害者の妻、注文帳に残された謎の名前―さらには彼の周囲でも奇怪な事件が起こるなか、古書店主の死をめぐる探偵行は、やがて戦後日本の闇に潜む陰謀を炙りだしていく。直木賞作家の真骨頂と言うべき長編ミステリ。
(「BOOK」データベースより)
門井/慶喜(かどい よしのぶ)
1971年群馬県生まれ。同志社大学文学部卒業。2003年、オール讀物推理小説新人賞を「キッドナッパーズ」で受賞しデビュー。'15年に『東京帝大叡古教授』が第153回直木賞候補、'16年に『家康、江戸を建てる』が第155回直木賞候補となる。'16年に『マジカル・ヒストリー・ツアー ミステリと美術で読む近代』で日本推理作家協会賞(評論その他の部門)、同年咲くやこの花賞(文芸その他部門)を受賞。'18年に『銀河鉄道の父』(本書)で直木賞を受賞。他の著書に『パラドックス実践 雄弁学園の教師たち』『屋根をかける人』『ゆけ、おりょう』『定価のない本』『自由は死せず』『東京、はじまる』などがある。

金国とタタル族の決戦に、テムジンが出撃する! 完顔襄が率いる金国の大軍四万がタタル族討伐のために動き出した。父イェスゲイをタタル族に暗殺されたモンゴル族のテムジンは、金国の要請に応じて三千騎の出兵を決意する。ケレイト王国のトオリル・カンもまた金国の側に立ち、一万五千騎の陣容を整えた。
(Google Booksより)

経理部の新入社員・麻吹美華は、なんでも率直にものを言う。オブラートに包むということがない。おかげで波風立てずに会社員生活を送りたい沙名子は、気苦労が絶えない。私生活では太陽と付き合い始めたものの、初めての恋愛にペースを乱され戸惑い気味。そんなときも、面倒事は遠慮などしてくれない。沙名子はよく知る社員同士の不倫現場を目撃してしまい…?
(集英社より)

第103回全国高校野球選手権大会の最終日は29日、甲子園球場で決勝が行われ、智弁和歌山が智弁学園(奈良)に9-2で勝ち、2000年以来21年ぶり3度目の優勝を果たした。今大会は、長雨の影響で7日間の順延があり、コロナ感染で、宮崎商と東北学院の2校が試合が出来ず不戦敗となった。智辯奈良と和歌山は兄弟校のため、修学旅行の行き先は同じだという。ユニホームも酷似する。和歌山が横に開く字体でやや大きく映るが、奈良は中央に詰まった字体で狭く、これは刺しゅうの入れ方の違いによるものだという。色合いは奈良の方がクリーム色が濃い。2020年12月に3日間、智辯和歌山の指導をしたイチローさんが、智弁和歌山高校の吹奏学部の大ファンで、それが智弁和歌山関係者の耳に入り、交流が始まった。優勝を聞いたイチローさんから祝福コメントが入った。「初めて智弁和歌山高校のグラウンドを訪れたとき、本気で日本一を目指しているチームだと感じました。そのために厳しい練習を重ね、悔しい思いもしてきたと思います。選抜に出場できなかったどん底から頂点まではい上がってきたこと、何となくではなく、本気で目指していた日本一になったこと、そして野球の面白さをあらためて教えてくれたこと、見事でした。おめでとう」愛工大名電出身のイチローさんと、智辯和歌山の関係がもう一つ分からなかったが、この様な縁があったのかと思いました。コロナ禍の中、2年ぶり開催の甲子園優勝、おめでとうございます!



神田神保町―江戸時代より旗本の屋敷地としてその歴史は始まり、明治期は多くの学校がひしめく文化的な学生街に、そして大正十二年の関東大震災を契機に古書の街として発展してきたこの地は、終戦から一年が経ち復興を遂げつつあった。活気をとり戻した街の一隅で、ある日ひとりの古書店主が人知れずこの世を去る。男は崩落した古書の山に圧し潰されており、あたかも商売道具に殺されたかのような皮肉な最期を迎えた。古くから付き合いがあった男を悼み、同じく古書店主である琴岡庄治は事後処理を引き受けるが、間もなく事故現場では不可解な点が見付かる。行方を眩ました被害者の妻、注文帳に残された謎の名前―さらには彼の周囲でも奇怪な事件が起こるなか、古書店主の死をめぐる探偵行は、やがて戦後日本の闇に潜む陰謀を炙りだしていく。直木賞作家の真骨頂と言うべき長編ミステリ。
(「BOOK」データベースより)
門井/慶喜(かどい よしのぶ)
1971年群馬県生まれ。同志社大学文学部卒業。2003年、オール讀物推理小説新人賞を「キッドナッパーズ」で受賞しデビュー。'15年に『東京帝大叡古教授』が第153回直木賞候補、'16年に『家康、江戸を建てる』が第155回直木賞候補となる。'16年に『マジカル・ヒストリー・ツアー ミステリと美術で読む近代』で日本推理作家協会賞(評論その他の部門)、同年咲くやこの花賞(文芸その他部門)を受賞。'18年に『銀河鉄道の父』(本書)で直木賞を受賞。他の著書に『パラドックス実践 雄弁学園の教師たち』『屋根をかける人』『ゆけ、おりょう』『定価のない本』『自由は死せず』『東京、はじまる』などがある。

金国とタタル族の決戦に、テムジンが出撃する! 完顔襄が率いる金国の大軍四万がタタル族討伐のために動き出した。父イェスゲイをタタル族に暗殺されたモンゴル族のテムジンは、金国の要請に応じて三千騎の出兵を決意する。ケレイト王国のトオリル・カンもまた金国の側に立ち、一万五千騎の陣容を整えた。
(Google Booksより)

経理部の新入社員・麻吹美華は、なんでも率直にものを言う。オブラートに包むということがない。おかげで波風立てずに会社員生活を送りたい沙名子は、気苦労が絶えない。私生活では太陽と付き合い始めたものの、初めての恋愛にペースを乱され戸惑い気味。そんなときも、面倒事は遠慮などしてくれない。沙名子はよく知る社員同士の不倫現場を目撃してしまい…?
(集英社より)
