2021
07/28
11:23
趣味の読書 その460 夏季五輪史上初、兄妹で「同日金メダル」阿部一二三と詩
Category : 読書
夏季五輪史上初、兄妹で「同日金メダル」阿部一二三と詩
国内外から、コロナ禍での「東京五輪」中止の声が過半数以上あったが、ふたを開けると、競技開始4日間で金10銀3銅5で、米国・中国を抑えて金メダル数が1位の快進撃。日本国民は、阿部一二三と詩の兄妹で「同日金メダル」に盛り上がった。阿部一二三(男子66キロ級)が決勝でマルグベラシビリ(ジョージア)を下し、金メダルを獲得した。残り2分で技ありを奪い、その後も果敢に背負い投げなどを仕掛けて優勢勝ちした。女子52キロ級で日本初の金メダルを獲得した妹・詩とともに史上初となる兄妹同日金メダルに輝いた。阿部一二三の子供時代は、小さく力も弱いし、技をかけられるとすぐ転がる。最初は女の子にも負けた。そんな一二三を助けたのが阿部家の長男、勇一朗さん(25)。「お兄ちゃんが一緒に柔道・道場入ってくれて心強かったし、柔道をやめたいとは思わなかった」と一二三は回想する。子供時代から天才肌と呼ばれていた妹の詩に対して、最後まで決まらなかった、柔道男子66キロ級で、阿部一二三は昨年12月に丸山城志郎との24分間の死闘の末に勝ち取った代表。これで、兄妹で金メダルの夢の第一関門が開けた。歴史に名前を残した、阿部一二三と詩の兄妹で「同日金メダル」は、これからも後世までずっと語り続けられると、感動しました。TOKYO 2020+1の五輪は、まだ始まったばかりです「頑張れニッポン!」


次男二女も独立し、孫にも恵まれ、幸多い日々を過ごしていた珠世。が、浦賀に黒船が来航し、雑司ヶ谷の居宅にも激震が。またかつて居候していた石塚源太夫の郷里、小田原は大地震に見舞われた。珠世は思い知る、時の流れは出会いとともに、別れを連れてくることを。不穏な時代を生き抜く人の知恵と日々の歓びを描く連作短篇集。
(新潮社より)
諸田玲子(もろた れいこ)
1954年、静岡県生まれ。1996年、『眩惑』で小説家デビュー。2003年、『其の一日』で吉川英治文学新人賞、2007年、『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、2012年、『四十八人目の忠臣』で歴史時代作家クラブ賞、2018年、『今ひとたびの、和泉式部』で親鸞賞を受賞。著書に『お鳥見女房』『あくじゃれ瓢六』『狸穴あいあい坂』の連作シリーズのほか、『遊女のあと』『炎天の雪』『思い出コロッケ』『闇の峠』『女だてら』などがある。彼女の作品の中では『あくじゃれ瓢六』が、一番面白い。口も達者なら、手もはやい、世之介ばりの色男。しかも阿蘭陀語をあやつり博覧強記、唐絵目利きを務めていたという、瓢六こと「綺羅屋」の六兵衛。全巻読んでいます。

殺人の代償。それは、誰も愛さないことだった。優しい夫と可愛い息子。幸せな生活を送る妻の本当の顔は、対象人物の「処理」を専門とする政府組織の工作員。彼女にとって、家庭とは偽りだった。夫が謎の死を遂げるまでは…殺人機械だった彼女の、愛を知るための戦いが幕を開ける。
(「BOOK」データベースより)

ブラック企業として知られるハウスメーカー社長の娘が殺害された、二年前の事件。意外な犯人の自供で捜査が急展開するなか、怒りを爆発させる被害者の父・大崎と村野は再度向き合う。執拗に取材を続ける記者と部下の不審な接触。悪名高き男は守られるべきか?疑念が支援課の根幹を揺さぶる。
(「BOOK」データベースより)

国内外から、コロナ禍での「東京五輪」中止の声が過半数以上あったが、ふたを開けると、競技開始4日間で金10銀3銅5で、米国・中国を抑えて金メダル数が1位の快進撃。日本国民は、阿部一二三と詩の兄妹で「同日金メダル」に盛り上がった。阿部一二三(男子66キロ級)が決勝でマルグベラシビリ(ジョージア)を下し、金メダルを獲得した。残り2分で技ありを奪い、その後も果敢に背負い投げなどを仕掛けて優勢勝ちした。女子52キロ級で日本初の金メダルを獲得した妹・詩とともに史上初となる兄妹同日金メダルに輝いた。阿部一二三の子供時代は、小さく力も弱いし、技をかけられるとすぐ転がる。最初は女の子にも負けた。そんな一二三を助けたのが阿部家の長男、勇一朗さん(25)。「お兄ちゃんが一緒に柔道・道場入ってくれて心強かったし、柔道をやめたいとは思わなかった」と一二三は回想する。子供時代から天才肌と呼ばれていた妹の詩に対して、最後まで決まらなかった、柔道男子66キロ級で、阿部一二三は昨年12月に丸山城志郎との24分間の死闘の末に勝ち取った代表。これで、兄妹で金メダルの夢の第一関門が開けた。歴史に名前を残した、阿部一二三と詩の兄妹で「同日金メダル」は、これからも後世までずっと語り続けられると、感動しました。TOKYO 2020+1の五輪は、まだ始まったばかりです「頑張れニッポン!」


次男二女も独立し、孫にも恵まれ、幸多い日々を過ごしていた珠世。が、浦賀に黒船が来航し、雑司ヶ谷の居宅にも激震が。またかつて居候していた石塚源太夫の郷里、小田原は大地震に見舞われた。珠世は思い知る、時の流れは出会いとともに、別れを連れてくることを。不穏な時代を生き抜く人の知恵と日々の歓びを描く連作短篇集。
(新潮社より)
諸田玲子(もろた れいこ)
1954年、静岡県生まれ。1996年、『眩惑』で小説家デビュー。2003年、『其の一日』で吉川英治文学新人賞、2007年、『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、2012年、『四十八人目の忠臣』で歴史時代作家クラブ賞、2018年、『今ひとたびの、和泉式部』で親鸞賞を受賞。著書に『お鳥見女房』『あくじゃれ瓢六』『狸穴あいあい坂』の連作シリーズのほか、『遊女のあと』『炎天の雪』『思い出コロッケ』『闇の峠』『女だてら』などがある。彼女の作品の中では『あくじゃれ瓢六』が、一番面白い。口も達者なら、手もはやい、世之介ばりの色男。しかも阿蘭陀語をあやつり博覧強記、唐絵目利きを務めていたという、瓢六こと「綺羅屋」の六兵衛。全巻読んでいます。

殺人の代償。それは、誰も愛さないことだった。優しい夫と可愛い息子。幸せな生活を送る妻の本当の顔は、対象人物の「処理」を専門とする政府組織の工作員。彼女にとって、家庭とは偽りだった。夫が謎の死を遂げるまでは…殺人機械だった彼女の、愛を知るための戦いが幕を開ける。
(「BOOK」データベースより)

ブラック企業として知られるハウスメーカー社長の娘が殺害された、二年前の事件。意外な犯人の自供で捜査が急展開するなか、怒りを爆発させる被害者の父・大崎と村野は再度向き合う。執拗に取材を続ける記者と部下の不審な接触。悪名高き男は守られるべきか?疑念が支援課の根幹を揺さぶる。
(「BOOK」データベースより)
