2013
02/01
12:03
趣味の読書 その31
Category : 読書
大阪市立桜宮高校の体罰問題が、全国的に波及して、他の都道府県の学校でも体罰問題が
表面化して連日のように、報道されています。
とうとう、ロンドン五輪代表を含む柔道女子の国内トップ選手15人(引退選手含む)が、
全日本女子の園田隆二監督やコーチの暴力やパワーハラスメントを集団で告発するという
事態にまで、発展しました。如何に昔から運動クラブに、体罰は付きものとは言いながら
追い込まれて自殺者まで、出す状況は行き過ぎ以外の何者でもないと、思います。
まだまだ氷山の一角で、これからも告発が続き、表面化していく可能性が大です。
南アルプス山岳救助隊の新人隊員・星野夏実は、相棒の救助犬、ボーダーコリー=メイとともに、
北岳にある現地警備派出所に着任した。過酷な訓練と、相次ぐ山岳事故、そして仕事への情熱と
誇り。そんな日々の苦楽をともにする仲間にも打ち明けられない秘密が、彼女にはあった。
東日本大震災の被災地で目の当たりにした凄惨な光景―“共感覚”という能力を持つがゆえに
受けてしまった深い心の疵が、今もなお越えられぬ岩壁のように夏実の前に立ちはだかっていた。
やがて立て続けに起こり始める不審な出来事。招かれざるひとりの登山者に迫る陰謀と危難を
察知した夏実は、猛り狂う暴風雨の中、メイとともに命をかえりみず救助に向かった…。
(「BOOK」データベースより)
小生も、、昔紀州犬を飼っていましたが、犬好きの人にとっては、ボーダーコリーとの絆が
共感を呼び面白いと思われる小説です。

警視庁組織犯罪対策部第四課の刑事・秋川恭介は、旧友の不審死をきっかけに権力の闇に踏み
込んでいく。見え隠れする検察の影。事件をきっかけに失踪した友人の妻と、不可解な行動で
捜査を混乱させる謎の青年。あらゆる捜査妨害を乗り越えて、秋川は友が語りえなかった真実に
迫れるのか!?哀切なラストが胸を打つ、警察小説の最新傑作。
(「BOOK」データベースより)
最近ハマッテイル、笹本稜平の本です。複数の事案が、複雑に絡み合って、状況が二転三転する
のも面白く、「不正侵入」の意味は、コンピュターに、ハッキングする事でした。

奇妙なことから始まる仏師の放浪の旅「影法師」、呉服問屋「荻野屋」で次々起こる不可解
な惨事「夢の錯乱」ほかを収録。失われていく古き良き時代の日本の美意識、人間性、風情
を味わい深く描いた時代小説
初めて読んだ作家です。この一冊では、評価出来ないので他の本も読んでみます。
