2013
01/04
14:32
趣味の読書 その27
Category : 読書
2013年のお正月は、寒気は厳しいものの、まずまずのお天気で3が日も終わりました。
今日の大発会は、全面高になり、日経平均株価は一時、前営業日(昨年12月28日)比で
300円以上高い1万700円台まで上昇した。
取引時間中の1万700円台回復は、東日本大震災発生前の11年3月4日以来1年10カ月ぶり。
米国で減税失効と歳出削減が重なる「財政の崖」回避の法が成立し当面の景気失速懸念が後退。
外国為替市場ではドル買い・円売りの動きで、1ドル・87円後半まで円安になった事と、安倍新政権
に対する、期待値も反映している様に、思われます。
今年も、趣味の読書シリ-ズを中心に、旅行記などを交えてブログを続けていきたいと考えています。
趣味の読書 その12(9/26)で紹介した岳飛伝『三霊の章』に続く第二巻『飛流の章』
つかの間の平和。新しき戦いの予感…。洪水の排水が成功し、新体制を築きはじめた梁山泊。
新頭領・呉用のもと王貴はじめ若い世代が育つ。一方岳飛は精巧な義手を身につけ力を取り戻す。
金軍は南進をうかがい、戦雲の気配が近づく・・・。
北方謙三「大水滸伝」三部作シリーズの『岳飛伝』だけでも10巻以上出版予定なので、今後も
楽しみにして、期待してます。

明治二十三年、ミナこと皆川真次郎は西洋菓子屋を開いた。店には、旧幕臣の「若様組」の面々や、
女学校に通うお嬢様・沙羅が甘い菓子と安らぎを求めてやってきた。
その少し前徳川の世であれば、「若殿様」と呼ばれていたはずの旧幕臣の子息・長瀬達は、暮らしの
ために巡査になることを決意。今は芝愛宕の巡査教習所で訓練を受けていた。ピストル強盗の噂が
絶えない物騒な昨今教習所でも銃に絡む事件が起きた。若様組の他、薩摩出身者、直参で徳川に
ついて静岡に行った士族達、商家の子息達、さまざまな生徒に、何やら胡散臭い所長や教員を巻き
込んで、犯人捜しが始まる。
(「BOOK」データベースより)
畠中恵の本は、二冊目で今まであまり読んでなかったので、今後は読んで見たくなる作家です。

剣に生きる一族として将軍家指南役となった柳生。連也斎、友矩、宗冬、十兵衛、新次郎、
五郎右衛門……尋常でない修業による技、将軍家と関ることによって起こる一族の相剋、
死を見据えて生きる剣士の爽やかさを独自の視点から描いた列伝。圧倒的迫力で胸を打つ、
男のための鮮やかな時代小説。
(出版社/著者からの内容紹介)
66歳の若さで急逝した隆慶一郎の本で、作風が好きでよく読んでいた作家です。
生きていれば、もっと色々な作品が楽しめたのにと、残念です。
