2012
12/18
14:30
趣味の読書 その24
Category : 読書
2012年衆議院総選挙は獲得議席数で、自民294、民主57、維新54、公明31、みんな18、
未来9、共産8、社民2、大地、国民新各1、無所属5で確定しました。
巷間言われているように、自民党の圧勝と言うよりも、だらしない民主党の大惨敗と言う方が
正鵠を得ているように思われます。
いみじくも田中真紀子大臣が残念そうに、発言しています「総理は独りよがり」で「自爆テロ解散」
と首相を痛烈批判していますが、選挙結果は、情勢分析どおりというより、さらに極端な結果になり
民主党が、いかに国民の支持を失っていたのかが、よく出た選挙になりました。
ただ、投票率が戦後最低の59.32%となったのは、若い人の関心度が低いと言われてますが
団塊の世代の我々の年代層からは、国民の権利放棄としか思えず、信じられません。
関八州廻りの桑山十兵衛シリーズ の8巻目、最新刊。
関東取締役出役―関八州の悪党者を取り締まる通称“八州廻り”の桑山十兵衛は事件を追って
諸国奔走の日々を送る。
今回は廻村先で毎度のように火付盗賊改加役の樋口新三郎と出食わし、十兵衛と手柄争い。
友人が決闘で殺され改易された。その理由が、私闘だから勝った方はお咎め無しとなった。
十兵衛は、それを逆手にとり、私闘という形で友人の仇討ちをするストーリーです。
1994年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で直木賞を受賞した、佐藤雅美は この本以外もよく読んでいる
作家で新作が出ると、すぐに図書館に予約を入れています。

見渡す限りの砂塵。傍らの突撃銃と残骸になった軍用ヘリ。そして、失った記憶と謎の文献・・・。
未知の新油田を巡り、伝説の傭兵が、今、蘇る!。
伝説の傭兵、檜垣耀二が砂漠で目を覚ますところから物語は始まる。しかし、檜垣は自分に関する
記憶を一切失っていた・・・。
いつもながら、期待を裏切らず、面白かった。

一匹狼の鉄砲撃ち・鹿王丸は、請け負った暗殺仕事を完璧に仕上げる。十分な下調べをし、たった
一発で仕留め、人込みに紛れて逃げる。しかし、警備隊長を次々と倒された六角氏も手を打ち始め、
鹿王丸の行動は、次第に狭められていく。
謎の暗殺依頼者、六角氏に雇われた甲賀者たちが、鹿王丸を巡って暗躍を繰り広げ、ついに、混乱
にも終わりの時がくるが―。応仁の乱後の荒廃した京で繰り広げられる、手に汗握る活劇。
(「BOOK」データベースより)
気楽に読めて面白い作家です。最近よく借りてます。
