2019
09/18
10:24
趣味の読書 その366 岐阜県・関ケ原町の、参戦した武将の家紋をデザインしたロッカーが歴史ファンに人気!
Category : 読書
岐阜県・関ケ原町の、参戦した武将の家紋をデザインしたロッカーが歴史ファンに人気!
東軍の総大将・徳川家康や西軍の謀主・石田三成はもちろん、大谷吉継、島左近、福島正則など総勢30人、30種類の家紋がずらり。このロッカーは、観光交流館がオープンした2015年10月から設置された。当初は普通のロッカーだったが、翌年春に大規模なイベントがあり、多くの人が来るだろうから何かやりたいと話し合う中で『家紋』が生まれた。徳川家康は大型(300円/1日)黒田長政は中型(200円/1日)島左近や大谷吉継は小型(100円/1日)というように、大名の関ケ原参戦時の兵力順にロッカーの大きさが割り当てられているのだ。一番人気は意外な事に「石田三成」で、その理由は、関ケ原を訪れる人は『西軍派』の人が多く、(西軍の)大谷吉継や島津義弘も人気。島津義弘で思い出すのは、「島津の退き口」で、戦場から退却するときに、敵に向かって後ろではなく、家康の本陣のある前に向かって敵中突破した事だ。島津の「捨て奸(すてがまり)」として有名な戦法。本隊が撤退する際に「殿(しんがり、最後尾)の兵の中から小部隊をその場に留まらせ、追ってくる敵軍に対し死ぬまで戦い、足止めする。1500名の兵が、生きて薩摩まで帰り着いたのが、大将の義弘を守って80名だった。この勇猛果敢な戦ぶりが、後に家康も薩摩の島津には、寛大な措置を取らせたと言われている。島津義弘は、兵に絶大な人気があったといわれていて、薩摩隼人の気風もあり、生き延びたと思います。そんな事を、司馬遼太郎などの歴史小説で、読んだことを想い出しました。


新宿に北の国から謎の男が現れる。獣のような野性的な肉体は、特別な訓練を積んだことを物語っていた。男は歌舞伎町で十年以上も前に潰れた暴力団のことを聞き回る。一体何を企んでいるというのか。不穏な気配を感じた新宿署の刑事・佐江は、その男をマークするのだが…。新宿にもう一人のヒーローを誕生させた会心のハードボイルド長編小説。
(「BOOK」データベースより)
大沢 在昌(おおさわ ありまさ)
1956年、名古屋生まれ。慶応大学法学部中退。79年『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞後デビュー。その後、86年『深夜曲馬団』で日本冒険小説協会最優秀短編賞を、91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞、94年『無間人形新宿鮫4』で直木賞を受賞。彼の作品で一番好きなのが、1990年 光文社カッパ・ノベルスから出された『新宿鮫シリーズ』で、キャリア警察官でありながら、警察の内部抗争に巻き込まれた、鮫島警部の物語。過去に何度も、このブログで紹介していますので、これ以上は書きませんが、最近は「鮫島の貌 新宿鮫短編集」(2012年)以来新作がないのが残念です。

ついに、北の国から来た男の正体と目的が分かった。その瞬間、新宿署の刑事だけでなく暴力団の幹部までもが息を呑んだ。「あの時の…」彼は十二年前に葬られた、ある出来事の関係者だったのだ。過去の秘密が次々に明かされていく。やがて彼は「獲物」を仕とめようと最後の賭けに出る。だがそこには予想だにしていない悲しい結末が待っていた。
(「BOOK」データベースより)

事件をすべて腕力で解決する凸凹刑事コンビがいた!!身長一八五センチ、体重百キロ、柔道部出身の大浦・通称「ウラ」。小柄だが、空手の達人である赤池・通称「イケ」。ふたりともキレやすく、かっとなるとすぐ手が出て、被疑者をキズ物にして逮捕する。ヤクザにも怖れられ、“最も狂暴なコンビ”と呼ばれ、大活躍!?署内検挙率トップのふたりが巻き起こす、爆笑あり、感涙ありの、痛快・連作ハードボイルド小説。
(「BOOK」データベースより)

東軍の総大将・徳川家康や西軍の謀主・石田三成はもちろん、大谷吉継、島左近、福島正則など総勢30人、30種類の家紋がずらり。このロッカーは、観光交流館がオープンした2015年10月から設置された。当初は普通のロッカーだったが、翌年春に大規模なイベントがあり、多くの人が来るだろうから何かやりたいと話し合う中で『家紋』が生まれた。徳川家康は大型(300円/1日)黒田長政は中型(200円/1日)島左近や大谷吉継は小型(100円/1日)というように、大名の関ケ原参戦時の兵力順にロッカーの大きさが割り当てられているのだ。一番人気は意外な事に「石田三成」で、その理由は、関ケ原を訪れる人は『西軍派』の人が多く、(西軍の)大谷吉継や島津義弘も人気。島津義弘で思い出すのは、「島津の退き口」で、戦場から退却するときに、敵に向かって後ろではなく、家康の本陣のある前に向かって敵中突破した事だ。島津の「捨て奸(すてがまり)」として有名な戦法。本隊が撤退する際に「殿(しんがり、最後尾)の兵の中から小部隊をその場に留まらせ、追ってくる敵軍に対し死ぬまで戦い、足止めする。1500名の兵が、生きて薩摩まで帰り着いたのが、大将の義弘を守って80名だった。この勇猛果敢な戦ぶりが、後に家康も薩摩の島津には、寛大な措置を取らせたと言われている。島津義弘は、兵に絶大な人気があったといわれていて、薩摩隼人の気風もあり、生き延びたと思います。そんな事を、司馬遼太郎などの歴史小説で、読んだことを想い出しました。


新宿に北の国から謎の男が現れる。獣のような野性的な肉体は、特別な訓練を積んだことを物語っていた。男は歌舞伎町で十年以上も前に潰れた暴力団のことを聞き回る。一体何を企んでいるというのか。不穏な気配を感じた新宿署の刑事・佐江は、その男をマークするのだが…。新宿にもう一人のヒーローを誕生させた会心のハードボイルド長編小説。
(「BOOK」データベースより)
大沢 在昌(おおさわ ありまさ)
1956年、名古屋生まれ。慶応大学法学部中退。79年『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞後デビュー。その後、86年『深夜曲馬団』で日本冒険小説協会最優秀短編賞を、91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞、94年『無間人形新宿鮫4』で直木賞を受賞。彼の作品で一番好きなのが、1990年 光文社カッパ・ノベルスから出された『新宿鮫シリーズ』で、キャリア警察官でありながら、警察の内部抗争に巻き込まれた、鮫島警部の物語。過去に何度も、このブログで紹介していますので、これ以上は書きませんが、最近は「鮫島の貌 新宿鮫短編集」(2012年)以来新作がないのが残念です。

ついに、北の国から来た男の正体と目的が分かった。その瞬間、新宿署の刑事だけでなく暴力団の幹部までもが息を呑んだ。「あの時の…」彼は十二年前に葬られた、ある出来事の関係者だったのだ。過去の秘密が次々に明かされていく。やがて彼は「獲物」を仕とめようと最後の賭けに出る。だがそこには予想だにしていない悲しい結末が待っていた。
(「BOOK」データベースより)

事件をすべて腕力で解決する凸凹刑事コンビがいた!!身長一八五センチ、体重百キロ、柔道部出身の大浦・通称「ウラ」。小柄だが、空手の達人である赤池・通称「イケ」。ふたりともキレやすく、かっとなるとすぐ手が出て、被疑者をキズ物にして逮捕する。ヤクザにも怖れられ、“最も狂暴なコンビ”と呼ばれ、大活躍!?署内検挙率トップのふたりが巻き起こす、爆笑あり、感涙ありの、痛快・連作ハードボイルド小説。
(「BOOK」データベースより)
