2018
04/18
10:54
趣味の読書 その294 トランプ大統領の輸入制限政策は、ブッシュ(子)元大統領の失敗の二番煎じか?
Category : 読書
トランプ大統領の輸入制限政策は、ブッシュ(子)元大統領の失敗の二番煎じか?
トランプ政権は、鉄鋼とアルミニウムの大量流入が安全保障上の脅威になっているとして、鉄鋼に25%、アルミに10%の高関税を課す輸入制限を発動した。シンクタンク「ヘリテージ財団」の試算では、輸入制限によって鉄鋼産業を中心に約3万3千人の雇用が創出される一方、逆に鉄鋼を消費する業界で約17万9千人の雇用が失われ、差し引き約14万6千人が職を奪われると警鐘を鳴らす。これは、2002年3月にブッシュ(子)大統領が鉄鋼製品に8~30%の関税を上乗せするセーフガード(緊急輸入制限)を発動し、値上がりした鋼材を購入する自動車関連業界などの競争力が失われ、20万人の雇用が減少した。同じ失敗をトランプ大統領が、繰り返そうとしているとアメリカ国内から批判が出ている。アメリカファーストで、自国だけ良ければいい、という政策が意図していることに反して、全く逆の裏目に出る可能性が大きいと思われる。TPP脱退に関しても、アメリカ国内から見直しの声が上がり、風向きが変わってきている。昨今のグローバル化もアメリカが世界中に広めたとも考えられる。自国が不利になるとルールを変えるのは、政治だけに限らず、オリンピックなどのスポーツにおいても、良く見られる現象ですが、グローバルな時代において保護主義で、自国の繁栄だけをガムシャラに推し進められる政策が、世界に通用するとはとても思えません。

杉並中央署生活安全課に突如誕生した「何でも相談室」。通称0(ゼロ)係。署内の役立たずが集まる島流し部署だ。そこへ科警研から異動してきた キャリアの小早川冬彦警部。マイペースで、無礼千万な男だが知識と観察眼で人の心を次々と読みとっていく。そんな彼がボヤ事件で興味を示した手掛 かり、ファイヤーボールとは? KY(空気読めない)刑事の非常識捜査が真相を暴くシリーズ第一弾!
(祥伝社より)
富樫倫太郎(とがし りんたろう)
一九六一年北海道生まれ。九八年『修羅の跫』で第四回歴史群像大賞を受賞しデビュー。「陰陽寮」シリーズ、「妖説 源氏物語」シリーズなどの伝奇 小説で活躍。その後、『早雲の軍配者』をはじめとする「軍配者」シリーズ、「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」などの警察小説で人気を博している。趣味の読書 その292で紹介した「ヘッドゲーム(生活安全0課)」が第二作で、この作品がシリーズ第一作になる。面白いシリーズものです。

古代から受け継がれる鬼道衆の末裔として、「亡者祓い」を請け負っている鬼龍浩一。「亡者」とは、嫉妬や憎しみ、恐れ、あらゆる欲望といった陰の気が凝り固まったもの。今回依頼されたテレビ局のお祓いも、単純な仕事だった。さらに日本橋の食品会社で起きた異変の解決を頼まれた鬼龍は、出向社員になり、会社に潜入した。だが、会社には女子社員を中心に想像を絶する陰の気が渦巻いていた…。傑作エンターテインメント。
(「BOOK」データベースより)
武道の有段者で、空手道場を主宰する「今野 敏」は、1955年北海道生まれ。78年、上智大学在学中に「怪物が街にやってくる」で第4回問題小説新人賞を受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て執筆活動に専念。2006年『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞、08年『果断隠蔽捜査2』で第21回山本周五郎賞、第61回日本推理作家協会賞をダブル受賞。空手道を中心に、古武道などに関する小説も多く発表している。彼の作品は、好きでほぼすべての作品を読んでいますが、特に気に入っているのが「隠蔽捜査」シリーズで全編愛読しています。

朝のラッシュで混雑する地下鉄駅構内で爆弾テロが発生、死傷者三百名を超える大惨事となった。その威信にかけ、捜査を開始する警視庁。そんな中、政府上層部から一人の男が捜査本部に送り込まれてきた。岸辺和也陸上自衛隊三等陸曹―自衛隊随一の爆弾処理のスペシャリストだ。特殊な過去を持つ彼の前に、第二の犯行予告が届く!はたして犯人の目的は、一体何なのか。
(「BOOK」データベースより)

トランプ政権は、鉄鋼とアルミニウムの大量流入が安全保障上の脅威になっているとして、鉄鋼に25%、アルミに10%の高関税を課す輸入制限を発動した。シンクタンク「ヘリテージ財団」の試算では、輸入制限によって鉄鋼産業を中心に約3万3千人の雇用が創出される一方、逆に鉄鋼を消費する業界で約17万9千人の雇用が失われ、差し引き約14万6千人が職を奪われると警鐘を鳴らす。これは、2002年3月にブッシュ(子)大統領が鉄鋼製品に8~30%の関税を上乗せするセーフガード(緊急輸入制限)を発動し、値上がりした鋼材を購入する自動車関連業界などの競争力が失われ、20万人の雇用が減少した。同じ失敗をトランプ大統領が、繰り返そうとしているとアメリカ国内から批判が出ている。アメリカファーストで、自国だけ良ければいい、という政策が意図していることに反して、全く逆の裏目に出る可能性が大きいと思われる。TPP脱退に関しても、アメリカ国内から見直しの声が上がり、風向きが変わってきている。昨今のグローバル化もアメリカが世界中に広めたとも考えられる。自国が不利になるとルールを変えるのは、政治だけに限らず、オリンピックなどのスポーツにおいても、良く見られる現象ですが、グローバルな時代において保護主義で、自国の繁栄だけをガムシャラに推し進められる政策が、世界に通用するとはとても思えません。

杉並中央署生活安全課に突如誕生した「何でも相談室」。通称0(ゼロ)係。署内の役立たずが集まる島流し部署だ。そこへ科警研から異動してきた キャリアの小早川冬彦警部。マイペースで、無礼千万な男だが知識と観察眼で人の心を次々と読みとっていく。そんな彼がボヤ事件で興味を示した手掛 かり、ファイヤーボールとは? KY(空気読めない)刑事の非常識捜査が真相を暴くシリーズ第一弾!
(祥伝社より)
富樫倫太郎(とがし りんたろう)
一九六一年北海道生まれ。九八年『修羅の跫』で第四回歴史群像大賞を受賞しデビュー。「陰陽寮」シリーズ、「妖説 源氏物語」シリーズなどの伝奇 小説で活躍。その後、『早雲の軍配者』をはじめとする「軍配者」シリーズ、「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」などの警察小説で人気を博している。趣味の読書 その292で紹介した「ヘッドゲーム(生活安全0課)」が第二作で、この作品がシリーズ第一作になる。面白いシリーズものです。

古代から受け継がれる鬼道衆の末裔として、「亡者祓い」を請け負っている鬼龍浩一。「亡者」とは、嫉妬や憎しみ、恐れ、あらゆる欲望といった陰の気が凝り固まったもの。今回依頼されたテレビ局のお祓いも、単純な仕事だった。さらに日本橋の食品会社で起きた異変の解決を頼まれた鬼龍は、出向社員になり、会社に潜入した。だが、会社には女子社員を中心に想像を絶する陰の気が渦巻いていた…。傑作エンターテインメント。
(「BOOK」データベースより)
武道の有段者で、空手道場を主宰する「今野 敏」は、1955年北海道生まれ。78年、上智大学在学中に「怪物が街にやってくる」で第4回問題小説新人賞を受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て執筆活動に専念。2006年『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞、08年『果断隠蔽捜査2』で第21回山本周五郎賞、第61回日本推理作家協会賞をダブル受賞。空手道を中心に、古武道などに関する小説も多く発表している。彼の作品は、好きでほぼすべての作品を読んでいますが、特に気に入っているのが「隠蔽捜査」シリーズで全編愛読しています。

朝のラッシュで混雑する地下鉄駅構内で爆弾テロが発生、死傷者三百名を超える大惨事となった。その威信にかけ、捜査を開始する警視庁。そんな中、政府上層部から一人の男が捜査本部に送り込まれてきた。岸辺和也陸上自衛隊三等陸曹―自衛隊随一の爆弾処理のスペシャリストだ。特殊な過去を持つ彼の前に、第二の犯行予告が届く!はたして犯人の目的は、一体何なのか。
(「BOOK」データベースより)
