2018
01/24
11:52
趣味の読書 その282 「いや~ロッパくん、明治だよ」今年は、1868年から150年目
Category : 読書
今年は、明治150年にあたり、明治維新について思う事
1868年「いや~ロッパくん、明治だよ」と歴史の語呂合わせで覚えた、明治元年から150周年になる。明治・大正・昭和・平成と4つの元号があり、平成31年には天皇譲位による、つぎの元号が出来る状況になっている。我々団塊の世代の親は、殆どが大正生まれが多いが、昭和生まれからみると特に、明治生まれの人には一本筋の通った気骨のある人物が多くいたように感じる。その明治時代の始まりが、薩摩・長州を中心とした明治維新だと思う。西郷隆盛・大久保利通・木戸孝允など中心人物の中でも、薩長同盟の立役者である坂本龍馬がキーパーソンになっていると思う。王政復古の理想論は、さておき現実には、西郷・大久保に日本最強と言われた薩摩の兵力を上手く利用された「島津久光」は、「俺はいつ征夷大将軍になれるのだ?」と聞いたという話が有るようです。坂本龍馬は、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」で一躍有名になった感がありますが、彼こそが明治維新を成功させた最大の功労者だと、私は思っています。彼の功績は多くありますが、貿易会社と政治組織を兼ねた亀山社中(後の海援隊)は、日本で最初の株式会社だと言われています。倒幕および明治維新に影響を与えるなど、重要な働きをしたが、大政奉還成立の1ヶ月後に近江屋事件で暗殺されました。「竜馬がゆく」を読んで以来のファンになり、彼の足跡を訪ねて広島県の鞆の浦にある「いろは丸展示館」を訪れました。その時に撮影した写真を掲載します。

家族を失い、絶望していた元刑事の村越は、雪の山中で中国人の梨花と出会う。外国人研修生として来日した彼女は、派遣先の農家で過酷な労働と辱めを強いられ逃げてきたのだ。その背後に迫る残虐な刺客―なぜ梨花は命を狙われるのか。研修制度に潜む闇とは?孤独な魂を持つ者たちの決死の逃避行が始まる!
(「BOOK」データベースより)
樋口明雄は、狼叫(ランチャオ)を読んで以来のファンです。この物語は、動乱の満州を舞台に、抗日義勇軍の頭目であり、モーゼルミリタリーの名手・女馬賊の柴火、その好敵手で有名な日本人馬賊の伊達順之助、柴火を想う隻眼隻脚の徐舜、多情多恨な武当殺人拳の使い手・春蓮などが疾風の如く活躍する骨太で哀切な冒険小説で、大変面白くて、それ以来彼の作品は良く読んでいます。

平岩弓枝の超人気シリーズ「御宿かわせみ」から「三つ橋渡った」、時代もの・推理の両分野で健筆をふるう宮部みゆき「初ものがたり」から「鰹千両」をはじめ、池波正太郎の「鬼平」シリーズの原形ともいえる「江戸怪盗記」、一世を風靡した村上元三の「夜鷹三味線」、人気脚本家・作詞家としても活躍した久世光彦唯一の時代小説集「逃げ水半次無用帖」から「三本指の男」、ユニークな舞台設定で人気を博した、都筑道夫の「なめくじ長屋」シリーズから「めんくらい凧」、京都の捕り物を描いた澤田ふじ子の「夜の橋」、以上七篇を収録。
(amazon.co.jpより)
平岩弓枝や池波正太郎など、時代小説の名手による短編でそれぞれの作家の味のある物語で、楽しめました。

宮部みゆき「スナーク狩り」・福井晴敏「川の深さは」・【短編】海音寺潮五郎「男一代の記」・佐々木譲「鉄騎兵、跳んだ」【掌編】眉村卓「走る」・景山民夫「ポルシェが来た」・中島らも「自転車行」・船戸与一「深夜ドライブ」・北方謙三「高速道路」 。この中で、船戸与一と北方謙三が面白かった。

1868年「いや~ロッパくん、明治だよ」と歴史の語呂合わせで覚えた、明治元年から150周年になる。明治・大正・昭和・平成と4つの元号があり、平成31年には天皇譲位による、つぎの元号が出来る状況になっている。我々団塊の世代の親は、殆どが大正生まれが多いが、昭和生まれからみると特に、明治生まれの人には一本筋の通った気骨のある人物が多くいたように感じる。その明治時代の始まりが、薩摩・長州を中心とした明治維新だと思う。西郷隆盛・大久保利通・木戸孝允など中心人物の中でも、薩長同盟の立役者である坂本龍馬がキーパーソンになっていると思う。王政復古の理想論は、さておき現実には、西郷・大久保に日本最強と言われた薩摩の兵力を上手く利用された「島津久光」は、「俺はいつ征夷大将軍になれるのだ?」と聞いたという話が有るようです。坂本龍馬は、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」で一躍有名になった感がありますが、彼こそが明治維新を成功させた最大の功労者だと、私は思っています。彼の功績は多くありますが、貿易会社と政治組織を兼ねた亀山社中(後の海援隊)は、日本で最初の株式会社だと言われています。倒幕および明治維新に影響を与えるなど、重要な働きをしたが、大政奉還成立の1ヶ月後に近江屋事件で暗殺されました。「竜馬がゆく」を読んで以来のファンになり、彼の足跡を訪ねて広島県の鞆の浦にある「いろは丸展示館」を訪れました。その時に撮影した写真を掲載します。

家族を失い、絶望していた元刑事の村越は、雪の山中で中国人の梨花と出会う。外国人研修生として来日した彼女は、派遣先の農家で過酷な労働と辱めを強いられ逃げてきたのだ。その背後に迫る残虐な刺客―なぜ梨花は命を狙われるのか。研修制度に潜む闇とは?孤独な魂を持つ者たちの決死の逃避行が始まる!
(「BOOK」データベースより)
樋口明雄は、狼叫(ランチャオ)を読んで以来のファンです。この物語は、動乱の満州を舞台に、抗日義勇軍の頭目であり、モーゼルミリタリーの名手・女馬賊の柴火、その好敵手で有名な日本人馬賊の伊達順之助、柴火を想う隻眼隻脚の徐舜、多情多恨な武当殺人拳の使い手・春蓮などが疾風の如く活躍する骨太で哀切な冒険小説で、大変面白くて、それ以来彼の作品は良く読んでいます。

平岩弓枝の超人気シリーズ「御宿かわせみ」から「三つ橋渡った」、時代もの・推理の両分野で健筆をふるう宮部みゆき「初ものがたり」から「鰹千両」をはじめ、池波正太郎の「鬼平」シリーズの原形ともいえる「江戸怪盗記」、一世を風靡した村上元三の「夜鷹三味線」、人気脚本家・作詞家としても活躍した久世光彦唯一の時代小説集「逃げ水半次無用帖」から「三本指の男」、ユニークな舞台設定で人気を博した、都筑道夫の「なめくじ長屋」シリーズから「めんくらい凧」、京都の捕り物を描いた澤田ふじ子の「夜の橋」、以上七篇を収録。
(amazon.co.jpより)
平岩弓枝や池波正太郎など、時代小説の名手による短編でそれぞれの作家の味のある物語で、楽しめました。

宮部みゆき「スナーク狩り」・福井晴敏「川の深さは」・【短編】海音寺潮五郎「男一代の記」・佐々木譲「鉄騎兵、跳んだ」【掌編】眉村卓「走る」・景山民夫「ポルシェが来た」・中島らも「自転車行」・船戸与一「深夜ドライブ」・北方謙三「高速道路」 。この中で、船戸与一と北方謙三が面白かった。
