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ホンブチョウ

Author:ホンブチョウ
1947年生まれ、趣味が読書の
団塊の世代です。
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趣味の読書 その16

Category : 読書
尼崎市の悲惨な殺人事件は、複雑な相関図が絡んで、もう一つ分けが分からない状態ですが
夕刊フジの[zakzak]に面白い記事が出ていたので、引用します。
(兵庫県尼崎市の民家から3遺体が見つかった事件で、別の傷害致死罪で起訴された
角田美代子被告(64)を中心とする複雑な人間関係について、インターネット上で
国民的人気漫画「サザエさん」が引き合いに出され話題を呼んでいる。

 ツイッターやフェイスブックなどSNSサイトでは19日頃から、「事件の複雑な
人間関係がわかりにくい」として、誰が作ったのか不明だが、サザエさんの登場人物を
相関図や例え話として無断で引用する表現が流出。急速に拡散している。

 ツイートによると、「サザエがノリスケと共謀して (1)タラちゃんの嫁のリカちゃんを
支配下において、リカちゃんちを滅茶苦茶にし、リカちゃんママの実家を滅茶苦茶にし、
リカちゃんパパの兄弟も殺害」「(2)カツオの彼女の花沢さん死亡(3)ワカメのダンナの
堀川君は沖縄で崖から落ちる、親兄弟行方不明」「(4)全然関係ないアナゴさんちと
イササカ先生の家にも押し掛けて洗脳、一家離散、行方不明、死亡者多数 アナゴさんのお母さんが
ドラム缶に詰められてたところで発覚」などと、書かれている。)

このたとえ話も誰が言い出したのか、分かりませんが悲惨過ぎてニュースの画面を直視できません。
聞いていても、後味の悪い気分になるだけで、やりきれない事件で、真相の解明が待たれます。


杉本章子の『信太郎人情始末帖』シリーズ全7巻を紹介します。
老舗の大店の呉服太物店の総領息子の信太郎が、「おすず」という許婚がありながら、子持ちの
後家「おぬい」と深みにはまり、内証勘当されてしまう話から物語りは始まります。
第1巻は、おすずが強盗に入った賊に辱められ、自害して果てた。「一度だけ」とおすずが身を
預けてきたあのとき、願いを聞いてあげていたら…後悔の念を抱きながら、信太郎は賊を追う。


本1


第2巻『水雷屯』(すいらいちゅん)
「水雷屯」とは占いでいう多事多難の相。子持ちの後家と恋仲になって実家の呉服太物店から
勘当中の信太郎は、ある時義兄・庄二郎から相談を持ちかけられた。なんと妾宅で手形を奪われ、
妾も行方不明だという。頼った占いでも「水雷屯」の相が出て―信太郎は義兄を窮地から救えるのか

本2


第3巻『狐釣り』 おぬいが、信太郎との子である女の子を産んだ。
信太郎の幻馴じみ、元吉が何者かに刺された。その背後には、せつなすぎる恋と、大きな「狐」
のたくらみがあった。ご一新まであと十四年。黒船には大騒ぎした江戸っ子たちが、今も昔も変らぬ
人情で、闇に潜んだ巨悪のからくりを解き明かす。


本3


第4巻『きずな』 吉原の引手茶屋の子持ち後家、おぬいと深い仲になり、内証勘当された老舗
太物問屋美濃屋の跡取り息子、信太郎。子供も授かった二人に救いの手を差し伸べたのは、
他ならぬ父、卯兵衛だった。日々の暮らしの中で培ってきた「きずな」が彼らの人生を大きく
変えていく。父が、おぬいを認めてくれた。


本4


第5巻 『火喰鳥』 おぬいの伯父を、火事現場の芝居小屋から助けようとして、信太郎は、
火に巻き込まれ落ちてきた梁で頭を打ち、目が見えなくなった。
美濃屋に帰ってきた勘当息子の悲劇を救うべく、おぬいは引手茶屋を捨て、女中となる。
江戸の空気感をまぶたの裏に浮かびあがらせる。信太郎の母親と、嫁に行った姉におぬいが
嫌がらせを受けるが、信太郎の為に、耐えて頑張り抜く。


本5


第6巻『その日』 目も回復しないまま、美濃屋では手代頭の助四郎が店を飛び出し、
別家・菱屋とも義絶するなど揉め事が続く。そんなある日、江戸を大きな揺れが襲う。崩れゆく町と
揺るがぬ家族を描く。


本6


第7巻『銀河祭りのふたり』 最終回です。
父、卯兵衛の昔の秘めた恋で出来た、腹違いの兄が出てきて商売敵になる。父の遺言状で
その兄の事が書いてあり、500両を遺贈するように指示された。
のれんわけの条文に違背し信太郎にのれんを返上させられた、別家・菱屋の主人が商売に
行き詰まり、首をくくって自殺した。それを逆恨みした、その息子ふたりに拉致されて、
殺害されようとした信太郎と腹違いの兄、玄太を、幼馴染の元吉が助け出す。
全7巻を読み終えて、江戸人情に触れ、爽やかな読書感と読み応えのある物語に満足しました。


本7

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Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。
大体は、時代小説を中心に読んでおりますが
気に入った作者の本があれば、集中的にその作者の違う本を
探して読む傾向があります。

なんせ、毎日が日曜日の年金暮らしの為、本を読む時間には
苦労しません。
また、面白いブログがあれば、コメントして下さい。
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