2016
10/12
11:25
趣味の読書 その217 地元愛が強そうな全国都道府県別の1位は、大阪だった!
Category : 読書
地元愛が強そうな全国都道府県別の1位は、大阪だった!
Jタウンネットが『地元愛』が強そうな都道府県は?というテーマで全国の1795人にアンケートを実施したところ、大阪が309票を獲得して1位に輝いた。昔から商売や産業の町として栄えていて、地方からの移住者も多いが、大阪の気取らない人懐っこい気質や風土が、大阪以外の出身者も魅せられて地元愛が育っていく様です。よく、イタリア人気質に似ていると例えられているが、良い面も悪い面もあり、全てを含めての評価だと思います。同じ様に地方からの移住者の多い東京は28位の11票で、移住者が東京を地元として観ていない様に感じます。2位は得票数196票の福岡。九州一の大都会ながら豊かな自然も残っている。3位が沖縄で174票、4位が広島で137票、5位が北海道で125票、6位が京都で120票、7位が愛知で103票と続く。昔から大阪は、東京に対して対抗意識を強く持っているが、東京から大阪を見ると地方都市の中の一部として見られている様です。経済での地盤沈下が叫ばれて何年にもなる大阪ですが、大阪生まれの大阪育ちの身としては大阪の発展を願いながら、地元愛は強くあります。

江戸末期の文政年間、小笠原の父島に漂着した娘とアメリカ人の元捕鯨船乗りの間に生まれた兄・丈二、弟・子温。米国の捕鯨船フランクリン号の副長だった弱冠二十歳の日本人・ジョン・マンとの運命的な出会いにより、大航海への夢を二人は募らせていく。当時、海の向こうのアメリカは西部のゴールド・ラッシュで沸いていた。一攫千金を夢見た人々が殺到し、一族の事業拡大を狙うチャンタオも、片腕のルーパンとサンフランシスコ(桑港)へ向かう。途中立ち寄った父島では、丈二と子温の素質を見抜き船に乗せた。無事にたどり着いた新天地でルーパンはパンダ作業着店を開業。店を手伝う丈二と子温たちが、妻を殺したサントス一味に復讐を誓うリバティー・ジョーと出遭ったことから思わぬ展開に―卑怯な手段も辞さず罪なき人々も簡単に命を奪うが、用心深い極悪集団を相手にはじまった大作戦。日・米・中の友情と勇気が仕掛けた死闘の行方はいかに!?
(「BOOK」データベースより)
1948年高知生まれの団塊の世代です。生家は高知市の大地主であったが没落、14歳の時に上京。通信機輸出会社、大手旅行会社(近畿日本ツーリスト)、コピーライターなど十数回の転職を経て、1997年に『蒼龍』でオール讀物新人賞を受賞してデビュー。2002年には『あかね空』で直木賞を受賞。他に『大川わたり』などの時代小説がある。バブル時代、借金を億単位で抱え込み、その返済のために小説を発表した。江戸・深川を中心とした下町の江戸っ子の時代小説を得意としており、愛読しています。出身地である土佐のクジラ漁師に関係する小説も多くあり、近年は郷土の偉人「ジョン・万次郎」の小説をライフワークとして、発表していて好評です。

こんなにおもしろい野球(ベースボール)小説が日本にもあった!!絶望と屈辱の日々に希望をもたらしたのは鉄条網を越えてきた白球だった。「野球の国」に住んだ男たちの、海も人種も時も超えた友情の物語。1946年、戦後間もない東京で野球の力を信じた男たちがいた。復興への期待を胸に、「日本リーグ」を立ち上げようと奔走する日系二世の元ピッチャー矢尾。戦時中、カリフォルニアの収容所で絶望の日々を送る彼を支えたのは、ニグロリーグのスター選手ギブソンとの友情だった。構想10年、渾身の感動作!
(amazon.co.jpより)
最近、よく読んでいる「堂場 瞬一」。得意の警察小説と共に面白い作品の多い、スポーツ小説です。ジャンルは、野球・陸上競技・ラグビーと多岐に渡り、それぞれの競技の経験者かなと、思わせる位の詳しく突っ込んだ内容で興味深く、楽しんで読んでいます。

韓世忠と李俊が海上で激突。梁山泊致死軍・侯真は胡土児に楊令の面影を見て、南宋軍の辛晃は再起をかけ、岳飛と秦容に挑む。国と人の関係が、新たな動きを見せ始めていた。『小説すばる』連載を単行本化。
(TRC MARCより)
「岳飛伝」は、2016年5月26日発売の第17巻で完結しています。岳飛( 字は鵬挙) は、1103年に河南省湯陰県に生まれた、実在する武将です。正史『宋史』には、岳飛が金国と戦って全戦全勝する様子が、華々しく書かれています。北方謙三の筆により、登場人物の描写が詳しく描かれており、外国小説を読むと名前と人物がゴッチャになって、話に没頭できない難点はなくて、12世紀の中国の様子がアリアリよみがえる様に、頭に入ってきて「岳飛伝」を愛読しています。

Jタウンネットが『地元愛』が強そうな都道府県は?というテーマで全国の1795人にアンケートを実施したところ、大阪が309票を獲得して1位に輝いた。昔から商売や産業の町として栄えていて、地方からの移住者も多いが、大阪の気取らない人懐っこい気質や風土が、大阪以外の出身者も魅せられて地元愛が育っていく様です。よく、イタリア人気質に似ていると例えられているが、良い面も悪い面もあり、全てを含めての評価だと思います。同じ様に地方からの移住者の多い東京は28位の11票で、移住者が東京を地元として観ていない様に感じます。2位は得票数196票の福岡。九州一の大都会ながら豊かな自然も残っている。3位が沖縄で174票、4位が広島で137票、5位が北海道で125票、6位が京都で120票、7位が愛知で103票と続く。昔から大阪は、東京に対して対抗意識を強く持っているが、東京から大阪を見ると地方都市の中の一部として見られている様です。経済での地盤沈下が叫ばれて何年にもなる大阪ですが、大阪生まれの大阪育ちの身としては大阪の発展を願いながら、地元愛は強くあります。

江戸末期の文政年間、小笠原の父島に漂着した娘とアメリカ人の元捕鯨船乗りの間に生まれた兄・丈二、弟・子温。米国の捕鯨船フランクリン号の副長だった弱冠二十歳の日本人・ジョン・マンとの運命的な出会いにより、大航海への夢を二人は募らせていく。当時、海の向こうのアメリカは西部のゴールド・ラッシュで沸いていた。一攫千金を夢見た人々が殺到し、一族の事業拡大を狙うチャンタオも、片腕のルーパンとサンフランシスコ(桑港)へ向かう。途中立ち寄った父島では、丈二と子温の素質を見抜き船に乗せた。無事にたどり着いた新天地でルーパンはパンダ作業着店を開業。店を手伝う丈二と子温たちが、妻を殺したサントス一味に復讐を誓うリバティー・ジョーと出遭ったことから思わぬ展開に―卑怯な手段も辞さず罪なき人々も簡単に命を奪うが、用心深い極悪集団を相手にはじまった大作戦。日・米・中の友情と勇気が仕掛けた死闘の行方はいかに!?
(「BOOK」データベースより)
1948年高知生まれの団塊の世代です。生家は高知市の大地主であったが没落、14歳の時に上京。通信機輸出会社、大手旅行会社(近畿日本ツーリスト)、コピーライターなど十数回の転職を経て、1997年に『蒼龍』でオール讀物新人賞を受賞してデビュー。2002年には『あかね空』で直木賞を受賞。他に『大川わたり』などの時代小説がある。バブル時代、借金を億単位で抱え込み、その返済のために小説を発表した。江戸・深川を中心とした下町の江戸っ子の時代小説を得意としており、愛読しています。出身地である土佐のクジラ漁師に関係する小説も多くあり、近年は郷土の偉人「ジョン・万次郎」の小説をライフワークとして、発表していて好評です。

こんなにおもしろい野球(ベースボール)小説が日本にもあった!!絶望と屈辱の日々に希望をもたらしたのは鉄条網を越えてきた白球だった。「野球の国」に住んだ男たちの、海も人種も時も超えた友情の物語。1946年、戦後間もない東京で野球の力を信じた男たちがいた。復興への期待を胸に、「日本リーグ」を立ち上げようと奔走する日系二世の元ピッチャー矢尾。戦時中、カリフォルニアの収容所で絶望の日々を送る彼を支えたのは、ニグロリーグのスター選手ギブソンとの友情だった。構想10年、渾身の感動作!
(amazon.co.jpより)
最近、よく読んでいる「堂場 瞬一」。得意の警察小説と共に面白い作品の多い、スポーツ小説です。ジャンルは、野球・陸上競技・ラグビーと多岐に渡り、それぞれの競技の経験者かなと、思わせる位の詳しく突っ込んだ内容で興味深く、楽しんで読んでいます。

韓世忠と李俊が海上で激突。梁山泊致死軍・侯真は胡土児に楊令の面影を見て、南宋軍の辛晃は再起をかけ、岳飛と秦容に挑む。国と人の関係が、新たな動きを見せ始めていた。『小説すばる』連載を単行本化。
(TRC MARCより)
「岳飛伝」は、2016年5月26日発売の第17巻で完結しています。岳飛( 字は鵬挙) は、1103年に河南省湯陰県に生まれた、実在する武将です。正史『宋史』には、岳飛が金国と戦って全戦全勝する様子が、華々しく書かれています。北方謙三の筆により、登場人物の描写が詳しく描かれており、外国小説を読むと名前と人物がゴッチャになって、話に没頭できない難点はなくて、12世紀の中国の様子がアリアリよみがえる様に、頭に入ってきて「岳飛伝」を愛読しています。
