2016
10/05
10:44
趣味の読書 その216 新神戸駅前では、ポケモンより出現率の高いイノシシ!
Category : 読書
新神戸駅前では、ポケモンより出現率の高いイノシシ!
神戸市街から、少し北側の山陽新幹線の新神戸駅周辺では、日常茶飯事でイノシシが見られる。神戸の阪急より北側では野生のピカチュウ(スマホの中)より野生のイノシシの方がはるかに出現率が高い。神戸市は長らく、イノシシに悩まされている。一部住民が餌付けを行うのもその原因の一つのようで、神戸市は東灘区・中央区で相次いで発生したイノシシによる人身事故を受けて、下のポスターを製作して、住民に注意を喚起している。神戸市の北側にある「六甲山」に生息しているイノシシが、都会に出現するのは、安易にエサに有りつけるからであり、特にスーパーの袋を下げて歩いている人が、狙われている様だ。極端な話が、野良犬に合うよりもイノシシに合う確率の方が高い。本来、臆病なはずのイノシシが人を恐れなくなっているのは、人間から危害を加えられない事と、苦労してエサを探すより、簡単に手に入る事を学習した為で、住民側にもエサやりなどの原因が存在する。けが人が出ている現状では、行政(神戸市)が、チラシで注意喚起するまでもなく、ノラネコにエサやる様な感覚を改めて、各人が自覚していかなければ、この問題は解決しないだろうなぁ・・・と思っています。

老人が遺した一冊のノート。たった一行だけ書かれた、「波の音が消えるまで」という言葉。1997年6月30日。香港返還の前日に偶然立ち寄ったマカオで、28歳の伊津航平は博打の熱に浮かされる。まるで「運命」に抗うかのように、偶然が支配するバカラに必然を見出そうともがく航平。謎の老人との出会いが、彼をさらなる深みへと誘っていき…。緑の海のようなバカラ台には、人生の極北があった。生きることの最も純粋な形を求めて、その海に男は溺れる。
(「BOOK」データベースより)
1947年生まれの、同じ団塊の世代ですので時代背景などの共通感覚がある。バックパッカーの先駆けとなった『深夜特急』全6巻を読んで以来のファンで、久しぶりに彼の作品を読みました。インドのデリーからイギリスのロンドンまで乗合いバスで行く、と言う構想で海外に足を踏み出すところから物語は始まります。彼の実体験をもとに書かれた『深夜特急』は、香港・マカオを皮切りに、最後はポルトガルの果ての岬・サグレスで、ようやく旅の終りを迎える物語は、読み応えがあり堪能しました。『波の音が消えるまで』上下2巻は、マカオの「バカラ」賭博に嵌った伊津航平は、最後に破滅的な大負けをして物語は終わります。

バカラは地獄です。あなたは破滅します。でも、私には、それが羨ましい。美しい中国人娼婦が抱えた哀しい秘密、老人が背負い続けてきた罪と罰、航平の父の死の意外な真相。明かされていく過去を振り切るように、航平は己自身を賭けて最後の大勝負に挑む。そして―。生と死の極限の歩みの果てに辿り着いた場所で、男はその意味を知る。遺された言葉の、ほんとうの意味を。
(「BOOK」データベースより)

激動の時代・幕末。武士の子でありながら篠目村で農作業を余儀なくされている平九郎はある日、白井小助という男と出会う。彼に連れられて平九郎は松下村塾に入り、学問をすることになる。それは、吉田松陰、高杉晋作、久坂玄瑞など、後世に名を残す傑物たちとの出会いを意味していた。彼らと共に学び、影響を受けることで平九郎は日本のあり方を見据えると同時に、自分の生き方とも直面せざるを得なくなる。波乱の時代に少年たちは何を思い、どう生きたのか。大ヒット「軍配者」シリーズの著者・富樫倫太郎による新たな青春小説。
(amazon.co.jpより)
富樫倫太郎(とがし・りんたろう)
1961年、北海道生まれ。1998年に第4回歴史群像大賞を受賞した『修羅の跫』でデビュー。「陰陽寮」「妖説 源氏物語」シリーズなどの伝奇小説、警察小説「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」シリーズ、『早雲の軍配者』『信玄の軍配者』『謙信の軍配者』の「軍配者」シリーズをはじめとする時代・歴史小説など、幅広いジャンルで活躍。最近、彼の警察小説が面白くハマっています。

神戸市街から、少し北側の山陽新幹線の新神戸駅周辺では、日常茶飯事でイノシシが見られる。神戸の阪急より北側では野生のピカチュウ(スマホの中)より野生のイノシシの方がはるかに出現率が高い。神戸市は長らく、イノシシに悩まされている。一部住民が餌付けを行うのもその原因の一つのようで、神戸市は東灘区・中央区で相次いで発生したイノシシによる人身事故を受けて、下のポスターを製作して、住民に注意を喚起している。神戸市の北側にある「六甲山」に生息しているイノシシが、都会に出現するのは、安易にエサに有りつけるからであり、特にスーパーの袋を下げて歩いている人が、狙われている様だ。極端な話が、野良犬に合うよりもイノシシに合う確率の方が高い。本来、臆病なはずのイノシシが人を恐れなくなっているのは、人間から危害を加えられない事と、苦労してエサを探すより、簡単に手に入る事を学習した為で、住民側にもエサやりなどの原因が存在する。けが人が出ている現状では、行政(神戸市)が、チラシで注意喚起するまでもなく、ノラネコにエサやる様な感覚を改めて、各人が自覚していかなければ、この問題は解決しないだろうなぁ・・・と思っています。

老人が遺した一冊のノート。たった一行だけ書かれた、「波の音が消えるまで」という言葉。1997年6月30日。香港返還の前日に偶然立ち寄ったマカオで、28歳の伊津航平は博打の熱に浮かされる。まるで「運命」に抗うかのように、偶然が支配するバカラに必然を見出そうともがく航平。謎の老人との出会いが、彼をさらなる深みへと誘っていき…。緑の海のようなバカラ台には、人生の極北があった。生きることの最も純粋な形を求めて、その海に男は溺れる。
(「BOOK」データベースより)
1947年生まれの、同じ団塊の世代ですので時代背景などの共通感覚がある。バックパッカーの先駆けとなった『深夜特急』全6巻を読んで以来のファンで、久しぶりに彼の作品を読みました。インドのデリーからイギリスのロンドンまで乗合いバスで行く、と言う構想で海外に足を踏み出すところから物語は始まります。彼の実体験をもとに書かれた『深夜特急』は、香港・マカオを皮切りに、最後はポルトガルの果ての岬・サグレスで、ようやく旅の終りを迎える物語は、読み応えがあり堪能しました。『波の音が消えるまで』上下2巻は、マカオの「バカラ」賭博に嵌った伊津航平は、最後に破滅的な大負けをして物語は終わります。

バカラは地獄です。あなたは破滅します。でも、私には、それが羨ましい。美しい中国人娼婦が抱えた哀しい秘密、老人が背負い続けてきた罪と罰、航平の父の死の意外な真相。明かされていく過去を振り切るように、航平は己自身を賭けて最後の大勝負に挑む。そして―。生と死の極限の歩みの果てに辿り着いた場所で、男はその意味を知る。遺された言葉の、ほんとうの意味を。
(「BOOK」データベースより)

激動の時代・幕末。武士の子でありながら篠目村で農作業を余儀なくされている平九郎はある日、白井小助という男と出会う。彼に連れられて平九郎は松下村塾に入り、学問をすることになる。それは、吉田松陰、高杉晋作、久坂玄瑞など、後世に名を残す傑物たちとの出会いを意味していた。彼らと共に学び、影響を受けることで平九郎は日本のあり方を見据えると同時に、自分の生き方とも直面せざるを得なくなる。波乱の時代に少年たちは何を思い、どう生きたのか。大ヒット「軍配者」シリーズの著者・富樫倫太郎による新たな青春小説。
(amazon.co.jpより)
富樫倫太郎(とがし・りんたろう)
1961年、北海道生まれ。1998年に第4回歴史群像大賞を受賞した『修羅の跫』でデビュー。「陰陽寮」「妖説 源氏物語」シリーズなどの伝奇小説、警察小説「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」シリーズ、『早雲の軍配者』『信玄の軍配者』『謙信の軍配者』の「軍配者」シリーズをはじめとする時代・歴史小説など、幅広いジャンルで活躍。最近、彼の警察小説が面白くハマっています。
