2016
04/27
10:50
趣味の読書 その195 熊本地震と南海トラフ巨大地震との関連
Category : 読書
熊本地震と南海トラフ巨大地震との関連
熊本大地震は、前震と本震で震度7が2回も起き、余震回数が912回(26日正午現在)を超えるという過去にない大震災になっている。政府は、25日に「激甚災害」に指定して国の補助率を引き上げた。南海トラフとの関連を心配する声があるが、気象学者は、今回の熊本地震の様な内陸型・直下型地震と海溝型・プレート地震(南海トラフ巨大地震)とは、発生のメカニズムが違うので、直接の関連性はないと言う。南海トラフとは静岡の駿河湾から九州の宮崎沖まで続く海底の溝(トラフ)で、フィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込む場所だ。過去には、M8〜9クラスの地震が100~200年周期で起きていることが分かっている。南海トラフ大地震は、30年以内に最大確率で70%起きると言われている。阪神大震災や東北大震災以降は、日本列島が地震の活動期に入ったのではないか?。今回の熊本地震は、中央構造線上で起た。小松左京のSF小説「日本沈没」は、中央構造線を境にして日本が割れていって、日本列島が沈没するストーリーだ。そんな事が、起きるとは到底考えられませんが、地震大国の日本列島に住んでいる国民なので、いざという時の「備え」だけはお互いに、しておきたい物だと考えています。
滝のような夕立に、江戸が白く煙る午後、木綿問屋の宗右衛門が軒先に飛び込んできた。飯炊き寮番の佐七は煎餅をふるまって、老いの孤独な境遇を語りあう。普段は慶次郎だけが示してくれる優しい気遣いに触れ、佐七はうれしさを抑えがたいが、それを聞いた蝮の吉次は胸騒ぎが収まらない……。老境の日々を照らす小さな陽だまりを描く表題作ほか、江戸の哀歓を見守る慶次郎の人情七景。
(新潮社より)
前回と同じ「慶次郎縁側日記シリーズ」 の紹介です。1997年から始まった『慶次郎縁側日記』は人気シリーズとなり、NHKで高橋英樹主演で断続的にドラマ化された。残念ながら、そのテレビは見ていません。

泥棒長屋に流れ着いた老婆の悲しみが、出世にとことん無欲だった若き慶次郎の思いと交わる表題作「あした」。無精な夫を捨てた、髪結い妻の思わぬ本音を描く「春惜しむ」。内緒の逢瀬を重ねてはらんだ娘が、未来ある思い人を必死に庇う「むこうみず」など、円熟の筆致が香り立つ江戸の哀歓十景。慶次郎への尽きぬ思いを語る、生前最後の著者談話も収録した、人気シリーズ第13弾!
(新潮社より)

北海道帯紐警察署地域課のパトカー乗務員である坊条力と平和男の両巡査長はその名前をとって“暴力と平和”と呼ばれる問題コンビだ。使命感に燃え、事件が起これば真っ先に現場に駆けつける。しかし時には張り切りすぎて危険極まりない暴走行為も…北の大地で難事件、珍事件に立ち向かう制服警官たちの奮闘を描く、著者入魂の警察小説の傑作。
(「BOOK」データベースより)
鳴海 章(なるみ しょう)
1958年北海道生まれ。日本大学法学部卒。PR会社を経て、’91年に『ナイト・ダンサー』で第37回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。ほとんど、初めて読む作家です。結構面白かったので、その他の本も読んでみたいと思いました。

熊本大地震は、前震と本震で震度7が2回も起き、余震回数が912回(26日正午現在)を超えるという過去にない大震災になっている。政府は、25日に「激甚災害」に指定して国の補助率を引き上げた。南海トラフとの関連を心配する声があるが、気象学者は、今回の熊本地震の様な内陸型・直下型地震と海溝型・プレート地震(南海トラフ巨大地震)とは、発生のメカニズムが違うので、直接の関連性はないと言う。南海トラフとは静岡の駿河湾から九州の宮崎沖まで続く海底の溝(トラフ)で、フィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込む場所だ。過去には、M8〜9クラスの地震が100~200年周期で起きていることが分かっている。南海トラフ大地震は、30年以内に最大確率で70%起きると言われている。阪神大震災や東北大震災以降は、日本列島が地震の活動期に入ったのではないか?。今回の熊本地震は、中央構造線上で起た。小松左京のSF小説「日本沈没」は、中央構造線を境にして日本が割れていって、日本列島が沈没するストーリーだ。そんな事が、起きるとは到底考えられませんが、地震大国の日本列島に住んでいる国民なので、いざという時の「備え」だけはお互いに、しておきたい物だと考えています。
滝のような夕立に、江戸が白く煙る午後、木綿問屋の宗右衛門が軒先に飛び込んできた。飯炊き寮番の佐七は煎餅をふるまって、老いの孤独な境遇を語りあう。普段は慶次郎だけが示してくれる優しい気遣いに触れ、佐七はうれしさを抑えがたいが、それを聞いた蝮の吉次は胸騒ぎが収まらない……。老境の日々を照らす小さな陽だまりを描く表題作ほか、江戸の哀歓を見守る慶次郎の人情七景。
(新潮社より)
前回と同じ「慶次郎縁側日記シリーズ」 の紹介です。1997年から始まった『慶次郎縁側日記』は人気シリーズとなり、NHKで高橋英樹主演で断続的にドラマ化された。残念ながら、そのテレビは見ていません。

泥棒長屋に流れ着いた老婆の悲しみが、出世にとことん無欲だった若き慶次郎の思いと交わる表題作「あした」。無精な夫を捨てた、髪結い妻の思わぬ本音を描く「春惜しむ」。内緒の逢瀬を重ねてはらんだ娘が、未来ある思い人を必死に庇う「むこうみず」など、円熟の筆致が香り立つ江戸の哀歓十景。慶次郎への尽きぬ思いを語る、生前最後の著者談話も収録した、人気シリーズ第13弾!
(新潮社より)

北海道帯紐警察署地域課のパトカー乗務員である坊条力と平和男の両巡査長はその名前をとって“暴力と平和”と呼ばれる問題コンビだ。使命感に燃え、事件が起これば真っ先に現場に駆けつける。しかし時には張り切りすぎて危険極まりない暴走行為も…北の大地で難事件、珍事件に立ち向かう制服警官たちの奮闘を描く、著者入魂の警察小説の傑作。
(「BOOK」データベースより)
鳴海 章(なるみ しょう)
1958年北海道生まれ。日本大学法学部卒。PR会社を経て、’91年に『ナイト・ダンサー』で第37回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。ほとんど、初めて読む作家です。結構面白かったので、その他の本も読んでみたいと思いました。
