2016
04/20
10:16
趣味の読書 その194 熊本大地震 本震より大きい余震とは?
Category : 読書
熊本大地震 本震より大きい余震とは?
従来は、最初に起きた大きな地震を「本震」、その場所でそれに続いて起きた小さい地震を「余震」と言う認識でいて、4月14日21時26分に起きた震度7(マグニチュード6.5)が本震だと思い込んでいたが、16日未明の1時25分に震度6強(M7.3)の地震が発生すると、気象庁はこちらを本震とみなし、震度7の方を前震とする見解を発表した。今回の地震の特徴は、震度1以上の有感地震が652回(20日午前0時現在)以上続くと言う今までにない地震だ。14日の震度7が本震で、それ以上の余震は来ないと思い、避難所や車の中での生活がつらい為に、高をくくって自宅に帰って寝ていたところに、16日未明の(M7.3)の地震に襲われ、さらに被害が拡大した。後の本震の規模は阪神大震災に匹敵する。14日の前震(M6.5)の16倍のエネルギーを持つ地震に襲われて、倒壊した家の下敷きになって数十名の人々が亡くなった。辛うじて助け出された人のテレビインタビューを見ていると、「車の中での避難生活がつらくて、大丈夫だろうと思って家へ帰って下敷きになった。何故もうちょっと我慢できなかったのかと、後悔しています」と話していた。気象庁の発表は、何だか「後だしジャンケン」の様な気もしますが、これからは、本震以上の余震はない物だと言う、従来の常識が通用しなくなったので、もし自分自身が同じ様な状況になって、どんなにつらい避難所生活であろうとも我慢をして、身の安全を図るしかない様に思いました。今後も日本全国で、いつどこで起きる分からない怖い地震にお互いに備えたいものです・・・。
西暦2015年-2028年、彼ら「団塊の世代」は想定外の人生に直面する。1976年に刊行され、予測小説の先駆けとともに流行語となった「団塊の世代」。その著者が「団塊」の総決算として放つ近未来シミュレーション。 現在60代中盤の男女7名が主要登場人物。彼らが80代に突入する西暦2028年までを、政治・経済・外交・生活・文化など多方面の情勢変化を背景に描く。日本の第一次ベビーブームに生まれ、高度成長とバブル崩壊を経験した彼らは、人生の晩節をいかに生きるのか。 近未来予測であるとともに、超高齢化社会に向けた人生指南の書。 東京五輪(2020年)、戦後80年(2025年)などを扱った「未来の新聞記事」を各章に掲載。
(amazon.co.jpより)
堺屋太一
1935年大阪市生まれ。東京大学経済学部卒業後、通商産業省入省。日本万国博覧会や沖縄海洋博を企画し実現。在職中の1975年『油断! 』でデビュー。翌年『団塊の世代』を発表、予測小説の開発者ともなった。1978年、退官。歴史小説、社会評論、政策提言など、多岐にわたる著作を上梓しつづけている。。元経済企画庁長官。 1947年~1949年生まれの我々を『団塊の世代』と名前を付けた作家です。我々「団塊の世代」の出生数は、800万人以上とも言われるが、日本の高度成長時代を経験し、日本の社会の文化や多方面に影響を与えた。2025年には、全員が後期高齢者となり、医療費や年金問題にも、さらに影響を及ぼす。学生時代は、前の世代に比べて多人数のクラス数になり、また新設の公立高校が全国に多数誕生した。人生の大半を競争意識にさらされた世代でした。

信長の70年前に、もう一人の信長がいた! 戦国の世を切り開いた男、細川政元。将軍の首をすげ替え、比叡山を焼き討ちにした「半将軍」を、新たな視点から描き切る、渾身の歴史長編。妖術を操り、空を飛び、女人を寄せつけず独身を通した“希代の変人”細川政元。応仁の乱後の混迷した時代に、知略を尽くして「半将軍」の座をつかみ取る。信長に先立つこと70年、よく似た人生を送り、戦国時代の幕を開けた武将の、真の姿とは? 政元の姉・洞勝院と、室町幕府を守ろうとする日野富子。女たちの戦国時代も華々しく幕を開ける。
(amazon.co.jpより)
真保 裕一
1961年生まれ。91年『連鎖』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。96年『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、97年『奪取』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞をW受賞。日頃余り読んでいない作家ですが、小説は」面白かった。信長・秀吉・家康の時代の事は、小説などに取り上げられているので良く認識しているが、「細川政元」の事はほとんど知りませんでした。

月明かりに淡く浮かんだのは蹲る(うずくまる)父と、鼻の脇に大きなほくろのある男。あのときは、幼子の見間違いと誰も相手にしなかったが……。建具職人の弥兵衛はなぜ刺し殺され、敵はなぜ逃げおおせたのか。月夜の晩から十一年後、敵は江戸に舞い戻る。惨劇の記憶が弥兵衛をめぐる人々の消せない過去をあぶり出し、娘を殺された慶次郎の古傷もうずく。文庫版大幅改稿で送るシリーズ初長篇。
(新潮社より)
北原亞以子(きたはら あいこ)
(1938-2013)東京生れ。石油会社、写真スタジオに勤務後、コピーライターとして広告制作会社に入社。その間に、創作活動を開始し、1969(昭和44)年「ママは知らなかったのよ」で新潮新人賞、同年「粉雪舞う」で小説現代新人賞佳作を受賞。1989(平成元)年『深川澪通り木戸番小屋』で泉鏡花文学賞、1993年『恋忘れ草』で直木賞、1997年『江戸風狂伝』で女流文学賞をそれぞれ受賞。他の作品に『まんがら茂平次』『東京駅物語』『妻恋坂』『父の戦地』『誘惑』『あんちゃん』、「慶次郎縁側日記」シリーズなど多数。2013年に、75歳で死去していた事は知りませんでした。「慶次郎縁側日記シリーズ」は、元同心の森口慶次郎が、江戸の町で起こる様々な事件を鮮やかに解決していく物語で、時々読んでいました。2004年(平成16年)にNHK金曜時代劇で、森口慶次郎=高橋英樹の主演でテレビドラマ化されていました。

従来は、最初に起きた大きな地震を「本震」、その場所でそれに続いて起きた小さい地震を「余震」と言う認識でいて、4月14日21時26分に起きた震度7(マグニチュード6.5)が本震だと思い込んでいたが、16日未明の1時25分に震度6強(M7.3)の地震が発生すると、気象庁はこちらを本震とみなし、震度7の方を前震とする見解を発表した。今回の地震の特徴は、震度1以上の有感地震が652回(20日午前0時現在)以上続くと言う今までにない地震だ。14日の震度7が本震で、それ以上の余震は来ないと思い、避難所や車の中での生活がつらい為に、高をくくって自宅に帰って寝ていたところに、16日未明の(M7.3)の地震に襲われ、さらに被害が拡大した。後の本震の規模は阪神大震災に匹敵する。14日の前震(M6.5)の16倍のエネルギーを持つ地震に襲われて、倒壊した家の下敷きになって数十名の人々が亡くなった。辛うじて助け出された人のテレビインタビューを見ていると、「車の中での避難生活がつらくて、大丈夫だろうと思って家へ帰って下敷きになった。何故もうちょっと我慢できなかったのかと、後悔しています」と話していた。気象庁の発表は、何だか「後だしジャンケン」の様な気もしますが、これからは、本震以上の余震はない物だと言う、従来の常識が通用しなくなったので、もし自分自身が同じ様な状況になって、どんなにつらい避難所生活であろうとも我慢をして、身の安全を図るしかない様に思いました。今後も日本全国で、いつどこで起きる分からない怖い地震にお互いに備えたいものです・・・。
西暦2015年-2028年、彼ら「団塊の世代」は想定外の人生に直面する。1976年に刊行され、予測小説の先駆けとともに流行語となった「団塊の世代」。その著者が「団塊」の総決算として放つ近未来シミュレーション。 現在60代中盤の男女7名が主要登場人物。彼らが80代に突入する西暦2028年までを、政治・経済・外交・生活・文化など多方面の情勢変化を背景に描く。日本の第一次ベビーブームに生まれ、高度成長とバブル崩壊を経験した彼らは、人生の晩節をいかに生きるのか。 近未来予測であるとともに、超高齢化社会に向けた人生指南の書。 東京五輪(2020年)、戦後80年(2025年)などを扱った「未来の新聞記事」を各章に掲載。
(amazon.co.jpより)
堺屋太一
1935年大阪市生まれ。東京大学経済学部卒業後、通商産業省入省。日本万国博覧会や沖縄海洋博を企画し実現。在職中の1975年『油断! 』でデビュー。翌年『団塊の世代』を発表、予測小説の開発者ともなった。1978年、退官。歴史小説、社会評論、政策提言など、多岐にわたる著作を上梓しつづけている。。元経済企画庁長官。 1947年~1949年生まれの我々を『団塊の世代』と名前を付けた作家です。我々「団塊の世代」の出生数は、800万人以上とも言われるが、日本の高度成長時代を経験し、日本の社会の文化や多方面に影響を与えた。2025年には、全員が後期高齢者となり、医療費や年金問題にも、さらに影響を及ぼす。学生時代は、前の世代に比べて多人数のクラス数になり、また新設の公立高校が全国に多数誕生した。人生の大半を競争意識にさらされた世代でした。

信長の70年前に、もう一人の信長がいた! 戦国の世を切り開いた男、細川政元。将軍の首をすげ替え、比叡山を焼き討ちにした「半将軍」を、新たな視点から描き切る、渾身の歴史長編。妖術を操り、空を飛び、女人を寄せつけず独身を通した“希代の変人”細川政元。応仁の乱後の混迷した時代に、知略を尽くして「半将軍」の座をつかみ取る。信長に先立つこと70年、よく似た人生を送り、戦国時代の幕を開けた武将の、真の姿とは? 政元の姉・洞勝院と、室町幕府を守ろうとする日野富子。女たちの戦国時代も華々しく幕を開ける。
(amazon.co.jpより)
真保 裕一
1961年生まれ。91年『連鎖』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。96年『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、97年『奪取』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞をW受賞。日頃余り読んでいない作家ですが、小説は」面白かった。信長・秀吉・家康の時代の事は、小説などに取り上げられているので良く認識しているが、「細川政元」の事はほとんど知りませんでした。

月明かりに淡く浮かんだのは蹲る(うずくまる)父と、鼻の脇に大きなほくろのある男。あのときは、幼子の見間違いと誰も相手にしなかったが……。建具職人の弥兵衛はなぜ刺し殺され、敵はなぜ逃げおおせたのか。月夜の晩から十一年後、敵は江戸に舞い戻る。惨劇の記憶が弥兵衛をめぐる人々の消せない過去をあぶり出し、娘を殺された慶次郎の古傷もうずく。文庫版大幅改稿で送るシリーズ初長篇。
(新潮社より)
北原亞以子(きたはら あいこ)
(1938-2013)東京生れ。石油会社、写真スタジオに勤務後、コピーライターとして広告制作会社に入社。その間に、創作活動を開始し、1969(昭和44)年「ママは知らなかったのよ」で新潮新人賞、同年「粉雪舞う」で小説現代新人賞佳作を受賞。1989(平成元)年『深川澪通り木戸番小屋』で泉鏡花文学賞、1993年『恋忘れ草』で直木賞、1997年『江戸風狂伝』で女流文学賞をそれぞれ受賞。他の作品に『まんがら茂平次』『東京駅物語』『妻恋坂』『父の戦地』『誘惑』『あんちゃん』、「慶次郎縁側日記」シリーズなど多数。2013年に、75歳で死去していた事は知りませんでした。「慶次郎縁側日記シリーズ」は、元同心の森口慶次郎が、江戸の町で起こる様々な事件を鮮やかに解決していく物語で、時々読んでいました。2004年(平成16年)にNHK金曜時代劇で、森口慶次郎=高橋英樹の主演でテレビドラマ化されていました。
