2016
04/13
10:47
趣味の読書 その193 ホセ・ムヒカ前大統領が来日!
Category : 読書
ホセ・ムヒカ前大統領が来日!
今世界中から、最も注目されているウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領がフジテレビと出版社の招きで、4/5~4/12の日程で来日した。親日家であるムヒカ前大統領と日本との関わりは、7歳で父親を亡くして貧乏で苦労していた時に、家の近所に10軒か15軒ぐらいの日本人家族いて、花の栽培を教えてくれ、それで母親を助けて家計を維持した。フジテレビの「Mr.サンデー」で紹介されてから日本でも一躍ムヒカ前大統領の言動が有名になった。その彼から日本人への提言は、かっての日本人は「足る事を知る」と言う美徳の文化があったが、「産業社会に振り回されて、西洋文化のマネをして日本の文化の良さを忘れてしまっている」と指摘した。4度の投獄、2度の脱獄、そして13年の牢獄生活という筋金入りのゲリラ活動家だった彼の言葉の重みは、口先だけではでない物があり、それが人々の心に訴えかけ感動を呼ぶ。現在の大量消費社会を昔の時代に戻す事は、不可能ですが彼の提言する「考え方を変える」事は出来ると、私も思うので「人間の幸せ」とは何か?について考え直す良い切っ掛けになったのではないでしょうか・・・。
信長でも秀吉でもなく、家康こそが天下人たりえた理由とは―。幼き頃、師より凡庸の烙印を押された男は、いかにして戦国の世を生き抜き、のちに天下を覆すことになったのか?本能寺の変、信長死す―。家康の人生最悪の危機は、最大の転機でもあった。大胆不敵の大仕掛け、当代無双の本格歴史長編。
(「BOOK」データベースより)
「伊東 潤」は、この『峠越え』で、第二十回中山義秀文学賞を受賞。信長暗殺の本能寺の変の時に、堺に居た徳川家康の伊賀越えを描いた長編小説です。作者の言葉を紹介します。(この物語は、徳川家康という一人の凡庸な男が、次々と立ちはだかる問題を、いかに乗り越えていったかを描いたものです。歴史を結果から見れば、家康が天下人となったのは、必然のように思えます。しかし実際は、苦難の連続でした。それでも天下が取れたのは、己を凡庸と知っているからこそ、一歩一歩、無理をせず慎重に坂を登っていったからです。そして最後に、「凡庸だからこそ、越えられる峠がある」ということに気づいたのです。この小説を通じて、「凡庸な天下人」家康から学んでいただければ幸いです。) 2003年(平成15年)北条氏照の生涯を描いた『戦国関東血風録』でデビューした比較的新しい歴史小説家です、最近読み始めました。

毎朝新聞政治部記者、弓成亮太。政治家・官僚に食い込む力は天下一品、自他共に認める特ダネ記者だ。昭和46年春、大詰めを迎えた沖縄返還交渉の取材中、弓成はある密約が結ばれようとしていることに気づいた。熾烈のスクープ合戦の中、確証を求める弓成に、蠱惑的な女性の影が…。戦後史を問いつづける著者・渾身の巨篇。
山崎豊子全集[第二期]第1巻 運命の人。
(「BOOK」データベースより)
山崎/豊子
大正13(1924)年、大阪市に生れる。京都女子大学国文科卒業、毎日新聞大阪本社に入社。昭和32年、生家の昆布商を題材にした処女長篇「暖簾」を書下し刊行。翌33年、「花のれん」で第39回直木賞受賞。同年退社、執筆に専念。大阪商人の典型を描いた作風は「船場狂い」「しぶちん」と続き「ぼんち」で大阪府芸術賞受賞。2009年『運命の人』を刊行。同書は毎日出版文化賞特別賞受賞。久しぶりに読んだ「山崎 豊子」流石に、社会派小説の第一人者で、テーマも内容もズッシリと読み応えがありました。

横浜関内で貧乏な探偵稼業を営む鯉沼と鷹羽。酔いつぶれて目が覚めた二人の首には爆弾が巻かれていた。銀行から一千万円強奪しなければ四十八時間で爆発すると脅迫する謎の男。しかたなく銀行を襲った二人は警察とヤクザに迫われるはめに。事務所の忠犬マーロウ&探偵コンビの痛快大活劇。
(「BOOK」データベースより)
樋口明雄
『頭弾』『狼叫』(講談社)『狼は瞑らない』『光の山脈』(角川春樹事務所)、『約束の地』、『ドッグテールズ』(光文社)『天空の犬』(徳間書店)など、作品は冒険小説、山岳小説、SFからライトノベルまで多岐にわたる。作風が好きで、良く読んでいる作家です。

今世界中から、最も注目されているウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領がフジテレビと出版社の招きで、4/5~4/12の日程で来日した。親日家であるムヒカ前大統領と日本との関わりは、7歳で父親を亡くして貧乏で苦労していた時に、家の近所に10軒か15軒ぐらいの日本人家族いて、花の栽培を教えてくれ、それで母親を助けて家計を維持した。フジテレビの「Mr.サンデー」で紹介されてから日本でも一躍ムヒカ前大統領の言動が有名になった。その彼から日本人への提言は、かっての日本人は「足る事を知る」と言う美徳の文化があったが、「産業社会に振り回されて、西洋文化のマネをして日本の文化の良さを忘れてしまっている」と指摘した。4度の投獄、2度の脱獄、そして13年の牢獄生活という筋金入りのゲリラ活動家だった彼の言葉の重みは、口先だけではでない物があり、それが人々の心に訴えかけ感動を呼ぶ。現在の大量消費社会を昔の時代に戻す事は、不可能ですが彼の提言する「考え方を変える」事は出来ると、私も思うので「人間の幸せ」とは何か?について考え直す良い切っ掛けになったのではないでしょうか・・・。
信長でも秀吉でもなく、家康こそが天下人たりえた理由とは―。幼き頃、師より凡庸の烙印を押された男は、いかにして戦国の世を生き抜き、のちに天下を覆すことになったのか?本能寺の変、信長死す―。家康の人生最悪の危機は、最大の転機でもあった。大胆不敵の大仕掛け、当代無双の本格歴史長編。
(「BOOK」データベースより)
「伊東 潤」は、この『峠越え』で、第二十回中山義秀文学賞を受賞。信長暗殺の本能寺の変の時に、堺に居た徳川家康の伊賀越えを描いた長編小説です。作者の言葉を紹介します。(この物語は、徳川家康という一人の凡庸な男が、次々と立ちはだかる問題を、いかに乗り越えていったかを描いたものです。歴史を結果から見れば、家康が天下人となったのは、必然のように思えます。しかし実際は、苦難の連続でした。それでも天下が取れたのは、己を凡庸と知っているからこそ、一歩一歩、無理をせず慎重に坂を登っていったからです。そして最後に、「凡庸だからこそ、越えられる峠がある」ということに気づいたのです。この小説を通じて、「凡庸な天下人」家康から学んでいただければ幸いです。) 2003年(平成15年)北条氏照の生涯を描いた『戦国関東血風録』でデビューした比較的新しい歴史小説家です、最近読み始めました。

毎朝新聞政治部記者、弓成亮太。政治家・官僚に食い込む力は天下一品、自他共に認める特ダネ記者だ。昭和46年春、大詰めを迎えた沖縄返還交渉の取材中、弓成はある密約が結ばれようとしていることに気づいた。熾烈のスクープ合戦の中、確証を求める弓成に、蠱惑的な女性の影が…。戦後史を問いつづける著者・渾身の巨篇。
山崎豊子全集[第二期]第1巻 運命の人。
(「BOOK」データベースより)
山崎/豊子
大正13(1924)年、大阪市に生れる。京都女子大学国文科卒業、毎日新聞大阪本社に入社。昭和32年、生家の昆布商を題材にした処女長篇「暖簾」を書下し刊行。翌33年、「花のれん」で第39回直木賞受賞。同年退社、執筆に専念。大阪商人の典型を描いた作風は「船場狂い」「しぶちん」と続き「ぼんち」で大阪府芸術賞受賞。2009年『運命の人』を刊行。同書は毎日出版文化賞特別賞受賞。久しぶりに読んだ「山崎 豊子」流石に、社会派小説の第一人者で、テーマも内容もズッシリと読み応えがありました。

横浜関内で貧乏な探偵稼業を営む鯉沼と鷹羽。酔いつぶれて目が覚めた二人の首には爆弾が巻かれていた。銀行から一千万円強奪しなければ四十八時間で爆発すると脅迫する謎の男。しかたなく銀行を襲った二人は警察とヤクザに迫われるはめに。事務所の忠犬マーロウ&探偵コンビの痛快大活劇。
(「BOOK」データベースより)
樋口明雄
『頭弾』『狼叫』(講談社)『狼は瞑らない』『光の山脈』(角川春樹事務所)、『約束の地』、『ドッグテールズ』(光文社)『天空の犬』(徳間書店)など、作品は冒険小説、山岳小説、SFからライトノベルまで多岐にわたる。作風が好きで、良く読んでいる作家です。
