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ホンブチョウ

Author:ホンブチョウ
1947年生まれ、趣味が読書の
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趣味の読書 その184

Category : 読書
2015年の経常黒字が16兆6413億円!
8日に財務省が発表した、国際収支は原油安で価格が4割下落した事が、大きな要因となり前年比約6.3倍の大幅な黒字になった。サービス収支は、中国人観光客の「爆買い」効果で、1996年以降で過去最大の1兆1217億円の黒字に転換した。海外からの配当・利子収入などを示す第1次所得収支の黒字額は20兆7767億円と大幅に増加した。今年も8日から、旧正月の「春節」が始まり多くの中国人観光客が押し寄せて来ているが、「爆買い人気商品ランキング」を調べてみると、中国版ツイッター微博(Weibo、ウェイボー)や同LINEの微信(WeChat、ウイーチャット)などに投稿された書き込みからのデーターでは下記の様になっていた。
1位:雪肌精(KOSE)
2位:魔法瓶(多ブランド)
3位:贅沢ジュレのシートマスク(ウテナ)
4位:夜おそいご飯でもDiet(新谷酵素)
5位:龍角散ダイレクト(龍角散)
6位:山本漢方製薬大麦若葉(山本漢方製薬)
7位:万田酵素(万田酵素)
8位:アイリスCL-Iネオ(大正製薬)
9位:炊飯器(多ブランド)
10位:イブクイック頭痛薬(エスエス製薬)
習主席が、日本での「爆買い」を批判していたが、自国商品を信用しない中国人が多く、日本での買い物ならニセモノも掴まされる怖れがが少ないし、「安心できる商品」だと言う事もある様に思われる。相変わらず中国人のマナーの悪さが指摘されているが、日本経済に対する、これだけの貢献度合いを見ると、有る程度のマイナス面も許容範囲内なのかなと思います。中国経済の先行きが悪くなってきている状況下で、いつまで続くのか分からない「爆買い」ですが、今しばらくは期待できると考えています。


ボクシングジムの会長とは「相反の生き物」である。片側の手でパンチを受け、もう片側ではソロバンをはじく。目の前に現れた純粋な若者への無償の愛、おのれの成功のための計略、そのどちらもが単身に棲みつく。津田博明もまたそうだった。近所の書店でボクシング雑誌を立ち読みする少年に目をつけ、タクシー運転手をしながら、大阪・西成の公園で鍛えた。実の子とは離れても選手の背中の汗ならせっせと拭う。他方でビジネスの成就のためボクサーを時に置き去りにする。「浪速のロッキー」こと赤井英和との確執も同じ構図だ。連続KOで売り出し、さあ世界を視野に、というところで師弟の心の絆は切れた。「王座挑戦=物語の終焉(しゅうえん)」。負ければ会長に次の持ち駒はなかった。いまは俳優の赤井は、自暴自棄のリングで重いダメージを受け死線をさまよう。そこに至るまでの故・津田会長の歩みを在阪の著者は真摯に描いた。それは西成の路地を生き抜く庶民のたくましき評伝でもある。冷徹なだけではない。タクシーの制帽でミットを掲げる姿にも偽りはない。興行にしてスポーツ、プロボクシングの宿命なのだ。
日経新聞(スポーツライター 藤島大)より

赤井英和や井岡弘樹らの人気ボクサーを育てた希代のプロモーター、故津田博明氏の人生を描いた本です。浪速高校の番長として近隣の高校に名前を売っていた「赤井英和」。82年に行われた試合で急性硬膜下血腫と脳挫傷の重症を負って一時危篤となり、それが原因でボクサーを引退することになる。今は俳優として活躍している。読み応えのある本で、充分に楽しませて貰いました。


本1


伊三次は、廻り髪結いを生業とする本作の主人公。職業柄、様々な場所で出入りの自由がきくことを活かし、町方同心・不破友之進の小者(手下)も務める。両親を早くに亡くし、姉のお園が嫁いだ髪結い床に弟子入り。しかし主人にいつまでも都合よく使われるのに辛抱ならず飛び出した。ご法度である忍び髪結いを働くうちに不破の手下にしょっ引かれ、それを機に小者となる。下戸で甘いものに目がない。今回の物語は、江戸の大火で別れて暮らすことになった髪結いの伊三次と芸者のお文。伊三次の色恋沙汰、お文の父親のこと、八丁堀純情派に屈した本所無頼派のその後…。長女・お吉が誕生する頃の、語られることのなかった10年を描く長編。
(文藝春秋より)

好きな作家で、愛読していた『髪結い伊三次捕物余話』が作者の昨年11月の死去で、読めなくなり非常に残念です。江戸の庶民の暮らしぶりなどが、生き生きと書かれていて面白い作品でした。


本2


黒幕の昭和史。「あの人(田中角栄)の政権は、野垂れ死にしますよ」 (児玉誉士夫)中曾根康弘が「先生」と呼んだ昭和の怪物の戦前・戦中・戦後からロッキード事件までの 昭和史の闇を追う巨艦ノンフィクション! 事件の陰に、児玉あり。昭和天皇への直訴! 上海「児玉機関」巨万の富、A級戦犯、CIAエージェント、自民党を創出した男、ヤクザの大同団結、「右翼の」大立者、力道山とラテンクォーター、日韓交渉の密使、田中角栄、小佐野賢治、中曾根康弘、渡邉恒雄との相関関係、ロッキード社秘密代理人、“賊"へのセスナ機特攻……。昭和史の陰には、常に児玉誉士夫がいる。
(Amazon.co.jpより)

「大下英治」は、政界、財界、芸能界などのルポルタージュや小説を得意としており、大宅マスコミ塾第7期生で、同郷(広島)の作家「梶山秀之」のスタッフライターをしていた。日頃は余り読みませんが、たまに読んでいる作家です。


本3

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