2015
04/29
12:24
趣味の読書 その146
Category : 読書
国連・2015年世界の国別幸福度ランキング
今年の幸福度ランキング上位10カ国は以下の通り。
1位 スイス(昨年は3位)
2位 アイスランド(同9位)
3位 デンマーク(同1位)
4位 ノルウェー
5位 カナダ
6位 フィンランド
7位 オランダ
8位 スウェーデン
9位 ニュージーランド
10位 オーストラリア
今年で、3回目となる「幸福度ランキング」の発表で、幸福度の高い国は、平均余命が長い、社会福祉が充実していて寛容度が高い、人生の選択肢の幅が広い、汚職や腐敗が少ない、1人当たりの国内総生産(GDP)が高いなどの特徴があった。ちなみに、日本は46位で昨年の43位から順位を下げた。その他の国は、ロシアは64位、香港は72位、中国は84位だった。ワースト10は、トーゴ、ブルンジ、シリア、ベナン、ルワンダ、アフガニスタン、ブルキナファソ、コートジボワール、ギニア、チャドと、中央アジア、中東とサハラ以南アフリカの8か国が揃った。世界一幸せな国と言えば、ブータンを想い出しますが、このランク順位では、79位になっている。ではなぜブータンは幸せな国と言われるようになったか、 それはGNHという考えがブータンにはあるからだ。GNHとはGross National Happiness(国民総幸福)。簡単に言うと、国民がどれだけ幸せを感じているか充実しているかという指標であり、ブータンはこのGNHを国の発展の指標にしている為だ。国連のランク付けよりも、国民が思っている幸福度合いの方が、ずっと大事だと小生は考えますが・・・。
これが運命だというのなら、神様に感謝すべきなのか。それとも――ハードボイルドの灯、ここに甦る!収監された過去を持つ無頼派の作家、榊。「父から何か、頼み事をされませんでしたか」突然現れた美しい女性は、二十年前に刑務所で知り合った米兵、フィルの娘だった。裏切りと噓。殺人の理由。禁じられた愛――この秘密を、暴くべきではなかったのか? 男の美学が物語のうねりをまとって、目の前に押し寄せる! 圧倒的大河ロマン!
(新潮社より)
白川 道(しらかわ とおる)
1945年北京生れの湘南育ち。一橋大学を卒業後、家電メーカーや広告代理店勤務、旅行代理店経営などを経て、1980年代のバブル期に株の世界に飛び込み、大いなる栄光と挫折を味わう。1994年、その体験を十二分に生かした『流星たちの宴』で作家としてデビュー。以降も話題作を次々と刊行。『海は涸いていた』『病葉流れて』『天国への階段』『終着駅』『世界で最初の音』『そして奔流へ 新病葉流れて』『冬の童話』『祈る時はいつもひとり』『竜の道』など多数の著書がある。惜しくも、4月16日に69歳で死去した。この『神様が降りてくる』が最後の作品になった。『病葉流れて』シリーズの主人公・梨田の破天荒な生き様が、「白川 道」の実体験をベースに書かれていた様に、感じていた。『病葉流れて』シリーズを毎回、新刊が出るたびに愛読していたので、彼の死は、非常に残念です。

中華の外の地域で変化が起きていた。西遼では耶律大石が死に、南方では秦容が街を拡大した。同じく南方に来て、基盤作りを始めた岳飛を南宋の軍が狙う。また梁山泊水軍を韓世忠軍が襲った。
(Amazon.co.jpより)
北方 謙三(「BOOK著者紹介情報」より)
1947年唐津市生れ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞、91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞、2004年『楊家将』で吉川英治文学賞、06年『水滸伝』全19巻で司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で舟橋聖一文学賞、11年『楊令伝』全15巻で毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年柴綬褒章受章。好きでよく読んでいる作家の一人です。同じ団塊の世代を代表する「北方 謙三」の物の考え方や、生き様に共感を覚える部分も多々あります。

本所の蕎麦屋に正月四日、毎年のように来る客。彼の腕にはある彫ものが―。(池波正太郎「正月四日の客」)新川の酒問屋で神棚から出火。火元の注連縄にはこよりに包んだ髪が隠されていた。そこに秘められた母子の悲しい思い出とは―。(宮部みゆき「鬼子母火」)他、松本清張「甲府在番」、南原幹雄「留場の五郎次」、宇江佐真理「出奔」、山本一力「永代橋帰帆」と人気作家がそろい踏み!冬を舞台にした、時代小説アンソロジー。
(紀伊国屋書店より)
日頃は、短編小説は嫌いで余り読みませんが、6人の筆達者な作家たちの短編物は、素直に読めました。

今年の幸福度ランキング上位10カ国は以下の通り。
1位 スイス(昨年は3位)
2位 アイスランド(同9位)
3位 デンマーク(同1位)
4位 ノルウェー
5位 カナダ
6位 フィンランド
7位 オランダ
8位 スウェーデン
9位 ニュージーランド
10位 オーストラリア
今年で、3回目となる「幸福度ランキング」の発表で、幸福度の高い国は、平均余命が長い、社会福祉が充実していて寛容度が高い、人生の選択肢の幅が広い、汚職や腐敗が少ない、1人当たりの国内総生産(GDP)が高いなどの特徴があった。ちなみに、日本は46位で昨年の43位から順位を下げた。その他の国は、ロシアは64位、香港は72位、中国は84位だった。ワースト10は、トーゴ、ブルンジ、シリア、ベナン、ルワンダ、アフガニスタン、ブルキナファソ、コートジボワール、ギニア、チャドと、中央アジア、中東とサハラ以南アフリカの8か国が揃った。世界一幸せな国と言えば、ブータンを想い出しますが、このランク順位では、79位になっている。ではなぜブータンは幸せな国と言われるようになったか、 それはGNHという考えがブータンにはあるからだ。GNHとはGross National Happiness(国民総幸福)。簡単に言うと、国民がどれだけ幸せを感じているか充実しているかという指標であり、ブータンはこのGNHを国の発展の指標にしている為だ。国連のランク付けよりも、国民が思っている幸福度合いの方が、ずっと大事だと小生は考えますが・・・。
これが運命だというのなら、神様に感謝すべきなのか。それとも――ハードボイルドの灯、ここに甦る!収監された過去を持つ無頼派の作家、榊。「父から何か、頼み事をされませんでしたか」突然現れた美しい女性は、二十年前に刑務所で知り合った米兵、フィルの娘だった。裏切りと噓。殺人の理由。禁じられた愛――この秘密を、暴くべきではなかったのか? 男の美学が物語のうねりをまとって、目の前に押し寄せる! 圧倒的大河ロマン!
(新潮社より)
白川 道(しらかわ とおる)
1945年北京生れの湘南育ち。一橋大学を卒業後、家電メーカーや広告代理店勤務、旅行代理店経営などを経て、1980年代のバブル期に株の世界に飛び込み、大いなる栄光と挫折を味わう。1994年、その体験を十二分に生かした『流星たちの宴』で作家としてデビュー。以降も話題作を次々と刊行。『海は涸いていた』『病葉流れて』『天国への階段』『終着駅』『世界で最初の音』『そして奔流へ 新病葉流れて』『冬の童話』『祈る時はいつもひとり』『竜の道』など多数の著書がある。惜しくも、4月16日に69歳で死去した。この『神様が降りてくる』が最後の作品になった。『病葉流れて』シリーズの主人公・梨田の破天荒な生き様が、「白川 道」の実体験をベースに書かれていた様に、感じていた。『病葉流れて』シリーズを毎回、新刊が出るたびに愛読していたので、彼の死は、非常に残念です。

中華の外の地域で変化が起きていた。西遼では耶律大石が死に、南方では秦容が街を拡大した。同じく南方に来て、基盤作りを始めた岳飛を南宋の軍が狙う。また梁山泊水軍を韓世忠軍が襲った。
(Amazon.co.jpより)
北方 謙三(「BOOK著者紹介情報」より)
1947年唐津市生れ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞、91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞、2004年『楊家将』で吉川英治文学賞、06年『水滸伝』全19巻で司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で舟橋聖一文学賞、11年『楊令伝』全15巻で毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年柴綬褒章受章。好きでよく読んでいる作家の一人です。同じ団塊の世代を代表する「北方 謙三」の物の考え方や、生き様に共感を覚える部分も多々あります。

本所の蕎麦屋に正月四日、毎年のように来る客。彼の腕にはある彫ものが―。(池波正太郎「正月四日の客」)新川の酒問屋で神棚から出火。火元の注連縄にはこよりに包んだ髪が隠されていた。そこに秘められた母子の悲しい思い出とは―。(宮部みゆき「鬼子母火」)他、松本清張「甲府在番」、南原幹雄「留場の五郎次」、宇江佐真理「出奔」、山本一力「永代橋帰帆」と人気作家がそろい踏み!冬を舞台にした、時代小説アンソロジー。
(紀伊国屋書店より)
日頃は、短編小説は嫌いで余り読みませんが、6人の筆達者な作家たちの短編物は、素直に読めました。
