2014
12/25
12:03
趣味の読書 その129
Category : 読書
2014年も、あと一週間を切った。今年も色々な出来事があったが、印象に残っているのが、ノーベル賞確実と言われた世紀の大発見の、STAP細胞関連のニュースで、ネイチャー掲載論文の「画像疑惑」から、STAP細胞は、存在するのか?と疑義が発生してからの、会見で小保方さんが、
『STAP細胞はありまぁ~す♪』
発言がまた、マスコミを賑わせた。理化学研究所CDBの笹井芳樹副センター長の自殺と言う、マイナスの波及事件もあった。今年の漢字は、「税」に決まったが、号泣会見で一躍有名になった、野々村元県議の領収書の疑惑から、その他の議員にまで、疑惑が広がった。又、全聾の作曲家として注目されていた佐村河内守のゴーストライター事件などがあり、友人曰く今年の漢字は「税」よりも、疑惑の「疑}とちゃうか、と言っていた。来年は、いい年になる様に、期待したと想います・・・。
織田信長はなぜ覇者になれたのか。若き日の信長に鉄炮を指南し、最強の鉄炮衆を創り上げた男の存在抜きには語れない。橋元一巴。初めは民を守るために鉄炮の改良と応用に打ち込んだ。塩硝のルートを求めて種子島に飛び、好敵手・雑賀孫市と出会う。主君が覇道を邁進する一方、悩みを深めた。疎まれつつも仕え続けた一巴の生涯を通じ、信長の天下布武への道を鮮やかに描いた斬新な長篇戦国絵巻。
(「BOOK」データベースより)
惜しくも、今年の2月13日に、57歳で死去した直木賞作家の山本兼一さんが、亡くなる前日まで病院で雑誌連載中の時代小説に取り組み、息を引き取ったのは次号の原稿を編集者に送った数時間後だったという。好きな作家の一人として、作品を探して、よく読んでいただけに、残念の一言です。

役小角(えんのおづぬ)が主人公の話。持統天皇と藤原不比等が都を藤原京に移そうとしたが、吉野、熊野で修業した小角が鬼神を呼び寄せて、ゲリラ戦法で抵抗する。役小角を筆頭とする山の民と大和政権(持統天皇・天武天皇)との対立のプロセスを軸にしながら、小角の信念、思想が深化し、その法力を培っていく姿を描き出していく。
実在の人物である、と言われている役小角であるが、現実離れした逸話が多く残されている。修行者や行者の創始者とも言われている。最後は、伊豆大島へ配流される。山本兼一にしては、ストーリーが硬くて、読みにくかった。

伊の凶悪組織から逃走中の旧友アルを長野山中に逃がした翌日、工藤兵悟は五人組のマフィアに襲われた。〈72時間以内にアルを連れ戻せ。さもなくば皆殺しだ〉友人を人質に取られた工藤は、男女二名の監視付きで八ヶ岳北麓の山林に分け入った。やがて姿を現わしたアルは、工藤を“裏切り者”と判断、攻撃を開始した。必死に追跡する工藤らを数々の罠で翻弄するアル。刻々と近づく期限。はたして工藤と人質の運命は。謎に満ちたアルの正体とは…。好評“ボディーガード”シリーズ待望の第二弾。
(「BOOK」データベースより)
気楽に読める、今野 敏の娯楽小説です。

『STAP細胞はありまぁ~す♪』
発言がまた、マスコミを賑わせた。理化学研究所CDBの笹井芳樹副センター長の自殺と言う、マイナスの波及事件もあった。今年の漢字は、「税」に決まったが、号泣会見で一躍有名になった、野々村元県議の領収書の疑惑から、その他の議員にまで、疑惑が広がった。又、全聾の作曲家として注目されていた佐村河内守のゴーストライター事件などがあり、友人曰く今年の漢字は「税」よりも、疑惑の「疑}とちゃうか、と言っていた。来年は、いい年になる様に、期待したと想います・・・。
織田信長はなぜ覇者になれたのか。若き日の信長に鉄炮を指南し、最強の鉄炮衆を創り上げた男の存在抜きには語れない。橋元一巴。初めは民を守るために鉄炮の改良と応用に打ち込んだ。塩硝のルートを求めて種子島に飛び、好敵手・雑賀孫市と出会う。主君が覇道を邁進する一方、悩みを深めた。疎まれつつも仕え続けた一巴の生涯を通じ、信長の天下布武への道を鮮やかに描いた斬新な長篇戦国絵巻。
(「BOOK」データベースより)
惜しくも、今年の2月13日に、57歳で死去した直木賞作家の山本兼一さんが、亡くなる前日まで病院で雑誌連載中の時代小説に取り組み、息を引き取ったのは次号の原稿を編集者に送った数時間後だったという。好きな作家の一人として、作品を探して、よく読んでいただけに、残念の一言です。

役小角(えんのおづぬ)が主人公の話。持統天皇と藤原不比等が都を藤原京に移そうとしたが、吉野、熊野で修業した小角が鬼神を呼び寄せて、ゲリラ戦法で抵抗する。役小角を筆頭とする山の民と大和政権(持統天皇・天武天皇)との対立のプロセスを軸にしながら、小角の信念、思想が深化し、その法力を培っていく姿を描き出していく。
実在の人物である、と言われている役小角であるが、現実離れした逸話が多く残されている。修行者や行者の創始者とも言われている。最後は、伊豆大島へ配流される。山本兼一にしては、ストーリーが硬くて、読みにくかった。

伊の凶悪組織から逃走中の旧友アルを長野山中に逃がした翌日、工藤兵悟は五人組のマフィアに襲われた。〈72時間以内にアルを連れ戻せ。さもなくば皆殺しだ〉友人を人質に取られた工藤は、男女二名の監視付きで八ヶ岳北麓の山林に分け入った。やがて姿を現わしたアルは、工藤を“裏切り者”と判断、攻撃を開始した。必死に追跡する工藤らを数々の罠で翻弄するアル。刻々と近づく期限。はたして工藤と人質の運命は。謎に満ちたアルの正体とは…。好評“ボディーガード”シリーズ待望の第二弾。
(「BOOK」データベースより)
気楽に読める、今野 敏の娯楽小説です。
