2014
04/10
13:30
趣味の読書 その93
Category : 読書
『STAP細胞はあります』『200回以上作成に、成功してます』と小保方研究ユニットリーダーが、
2時間半の記者会見で、主張したが、その具体的な根拠は、示されなかった。
科学界の研究者や関係者からは、もっと具体的な話が出るものと期待したが、失望したとの声が
あった。200回以上の成功とは、どの位の期間での事なのか全く分からず、この発言で、小生は
信憑性がなく『墓穴を掘った』と思いました。これが、複数回の成功事例があります。と言う発言ならば
皆に、信用されたと考えます。週刊文春の記事で、「山中教授も呆れる実験ノート2冊のうち1冊は落書
き帳」と出ていましたが、実験ノートもハーバード大学などの分を含めると、4~5冊になるらしいが
実験ノートとしての、体をなしていないと指摘される様では、何をかいわんやである。
ただ今回の問題での、理研の対応は、『トカゲのシッポ切り』の印象があり、小保方さん一人の問題
なのか?共同研究者達の責任はないのか?と言う疑問は大いにあると思われますが・・・。
信州の旅の途上、若僧の秀全は、賭場のいかさまを見破ったとばっちりで行商人・平助とともに補縛
されるが、賭場の親分の養女で山女のまつに助けられた。平助は自分が、将軍家献上品にまつわる
不正探索方であると明かし、仲間の嵐を探していると語った。嵐に惚れていたまつも同行を決意。
山中を行くうちに遭遇したのは、ご禁制の山茗荷の噂、逃散百姓衆の意味ありげな動き、山に眠る
謎のお宝の存在など。さらに入山禁止の御留山には、藩の密命を帯びた役人が守る、別の献上品も
存在するらしいのだが…。(「BOOK」データベースより)
出久根達郎
昭和19年3月31日生まれ。中学を卒業後,東京月島の古書店に住み込む。昭和48年芳雅堂書店を
開業。古書に関する話をかきはじめ,平成2年小説「無明の蝶」で注目される。4年「本のお口よご
しですが」で講談社エッセイ賞,5年「佃島ふたり書房」で直木賞。茨城県出身。作品はほかに
「古書彷徨」「猫の縁談」など。日頃あまり読まない作家ですが、この本は、面白かった。

「教えてくれ。おまえはいったい何者なんだ」怒濤の長編!警察小説。
汚名を背負い姿を消した同期。組織の壁と謎。迷宮の闇の中、宇田川は友のため、闘う。
警視庁捜査一課の宇田川は現場で発砲されるが、突然現れた公安所属の同期の蘇我に救われる。
数日後、蘇我は懲戒免職となり消息不明に。宇田川は真相を探るが、調べるにつれ謎は深まる。
"同期"は一体何者なのか? 組織の壁に抗い、友を救おうとする刑事の闘いの行方は!? 今野敏
警察小説の最高峰がここにある!
(Amazon.co.jpより)
今野敏は、いつ読んでも面白い。当たり外れの少ない、流行作家です。

江戸の暑い夏の日、金座裏では、十代目の政次の妻・しほの産月が近づいていた。そんななか、
本町の薬種問屋「いわし屋」では、高値の薬種ばかりが無くなる事件が起きていた。問屋の身内
の仕業なのか、巧妙に盗まれているだという。内密に探索を依頼された政次らは、手下の弥一ら
を奉公人として送りこみ、内情を探ることになるが・・・・・・。彦四郎の祝言、亮吉の恋路に
新たな展開が待ち受ける、大ベストセラーシリーズ、待望の第二十二弾。
(Amazon.co.jpより)
平成のベストセラー作家。同時進行で何本ものシリーズ物を書き分ける才能にビックリ!
しかも、どのシリーズ物もよく売れている。特に『居眠り磐音 江戸双紙』は、一番人気が
あり、2002年(平成14年)の刊行以来、すでに45巻、累計1700万部を突破。
名実ともに平成の大ベストセラーシリーズとなっており、小生も余りの人気ぶりに、図書館に
予約を入れても、1年待ちもザラにある状態なので、このシリーズだけは、買って読んでいます。
