2014
01/09
13:28
趣味の読書 その80
Category : 読書
2014年の穏やかな天気の正月三が日が過ぎたと思えば、早くも今日は、「宵えびす」で
毎年の事ながら、あっというまに月日が経っていく今日この頃です。現在住まいする西宮市
は「西宮えびす」の福男レースが有名で、午前六時の大太鼓を合図に表大門が開かれると、
待ち構えた参拝者が本殿への走り参りを行い、到着順に一番福から三番までが福男として
認証されます。その様子は、テレビ放送され話題になります。

同じ団塊の世代1949年生まれの、「浪速の高視聴率男」と呼ばれた「やしきたかじん」が
1月3日に死去した事が発表され、昨日も一日その追悼番組が、関西系のテレビ局から流さ
れ交流のあった芸能人の談話も数多く報道されました。読売テレビの「そこまで言って委員
会」は際どい発言も多くあり、小生もよく見た番組でしたが、番組名に「たかじん」の名前を
残すと新聞報道がありました。また彼は、民間団体「OSAKAあかるクラブ」の理事長とし
て大阪復権へ向けた草の根活動にも尽力。橋下徹大阪市長の相談相手としても知られ、
平成19年、橋下氏の大阪府知事選出馬に際しては「今しかない。行け」と背中を押した。
北新地での豪遊伝説や、一日タバコを60本以上吸うなど、ムチャな生活習慣も、若死の
要因かと思われます。我々団塊の世代の人間も、せめて平均寿命まで生きられる様に、生活
習慣を改め、お互いに長生きをしたいものです・・・。
2012年に惜しまれて亡くなった稀才の代表的傑作集。鬼気迫る落語家の魂を描いて直木
賞受賞の「鬼の詩」、師に“追随”する漫才師を描く「贋芸人抄」、三味線の天才娘の悲劇
「下座地獄」、運命の師、映画監督川島雄三との決定的な体験を描いた「生きいそぎの記」
と講演。その後の作家の姿がここにある。
(「BOOK」データベースより)
「やしきたかじん」と同じように関西を拠点に活躍した、「藤本義一」は、1933年、大阪府
生まれ、2012年逝去。作家。「鬼の詩」で直木賞受賞。TV「11PM」の東の「大橋巨泉」に対
して、西の「藤本義一」と言われ、司会者としても著名。「螢の宿 わが織田作」四部作で日本
文芸大賞受賞。他の作品に「ちんぴら・れもん」「はぐれ刑事」など多数。

TBNテレビの人気報道番組『ニュースイレブン』の遊軍記者・布施。警視庁捜査一課・継続
捜査担当のベテラン刑事・黒田。偶然にも二人が追い始めた未解決の女子学生猟奇殺人
事件、背後には都会にうごめく巨大な闇が…。最新長編ミステリー。
(「BOOK」データベースより)

男には闘わなくてはいけない時がある―人気作家・今野敏の原点がこの一冊に!ドライブ中、
暴走族に囲まれた一組の男女。恐怖で身動きがとれず、恋人を目の前で犯されかけた時、
情けなさが怒りに変わった。理不尽な暴力に対する激しい怒りだった。愛する者を守る
ため、男は立ち上がった。表題作をはじめ、単行本未収録作を含む六篇を収録したオリ
ジナル短篇集。
(「BOOK」データベースより)
最近良く読んでいる「今野 敏」著作数も多く、平均的に期待を裏切らずに面白い。
