2022
08/24
10:19
趣味の読書 その516 一緒に走らへんか「奈良マラソン2022」ポスターが面白い
Category : 読書
一緒に走らへんか「奈良マラソン2022」ポスターが面白い
奈良マラソン2022の参加者募集パンフレットは、あるツイッターユーザーが写真をツイートしたことで話題に。9000件を超えるいいねを集めるほか、こんな声も寄せられている。「『一緒に...』って言われても、おいていかれそう」「師走に 仏さんたちも走るの 忙しいねぇ」「最高! 走り大黒」「私の推しの伽藍神ではないですかっ!」。このポスターは「走り大黒」として知られる「伽藍神立像」(奈良国立博物館蔵)で、頭巾をかぶり袍(ほう)と袴(はかま)を着て、手を大きく振って疾駆する像である。頭体部を一材とする割矧造で玉眼を嵌入し、両手足を別材で矧ぐ。かつて、この姿が異形の大黒天と解釈され「走り大黒」の名で親しまれてきたが、「監かん斎さい使者」と呼ばれていたことが明らかになってきた。監斎使者は、禅寺で僧の食物を護まもる神さまで、修行を怠る坊さんを見つけて木づちで釘くぎを打ち付けてこらしめるという、怖い神さまらしい。猛暑続きの暑い夏に、12月の奈良マラソンの参加者を募集しているのは、いささか気が早いような話題ですが、古都「奈良」のイメージに合っているようで、面白いと思いました。



乱歩賞史上最強のダークヒーローが帰ってきた!驚異的な知能を持ちながら「心」のない男と、警察庁の華麗なるエリート警視が頭脳対決!警視庁で開発中の異常犯罪データベースによって遠く離れた場所で相次いだ三件の殺人事件にはすべて拷問の痕があると判明し、続いて愛宕市でも氷室財閥当主が犠牲者に。
(Google Booksより)
首藤 瓜於(しゅどう うりお)
1956年栃木県生まれ、上智大学法学部卒。会社勤務等を経て、2000年に『脳男』で第46回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。他著に『事故係 生稲昇太の多感』『刑事の墓場』『指し手の顔 脳男2』『刑事のはらわた』『大幽霊烏賊 名探偵面鏡真澄』がある。

維新前夜―、慶応三年。渋沢篤太夫(栄一)は、パリ万国博覧会日本代表・徳川照武(慶喜の弟)に随行、横浜を出帆した。パリの博覧会場には既に“幕府、日本を代表し得ず”という薩摩=英国の工作が、施されていた。隠密とスパイの凄まじい暗闘。若き貴公子・昭武と異国の乙女との淡い恋…。渋沢ら家臣団が、花のパリを舞台に必死の戦闘を繰り広げる維新秘録。
(「BOOK」データベースより)

愛することは「罪」なのか。それとも愛されることが「罪」なのか。
1973年、大阪の廃墟ビルで質屋を経営する男が一人殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りしてしまう。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂――暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んでいくことになるのだが、二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪の形跡。しかし、何も「証拠」はない。そして十九年の歳月が流れ……。伏線が幾重にも張り巡らされた緻密なストーリー。壮大なスケールで描かれた、ミステリー史に燦然と輝く大人気作家の記念碑的傑作。
(amazon.co.jpより)

奈良マラソン2022の参加者募集パンフレットは、あるツイッターユーザーが写真をツイートしたことで話題に。9000件を超えるいいねを集めるほか、こんな声も寄せられている。「『一緒に...』って言われても、おいていかれそう」「師走に 仏さんたちも走るの 忙しいねぇ」「最高! 走り大黒」「私の推しの伽藍神ではないですかっ!」。このポスターは「走り大黒」として知られる「伽藍神立像」(奈良国立博物館蔵)で、頭巾をかぶり袍(ほう)と袴(はかま)を着て、手を大きく振って疾駆する像である。頭体部を一材とする割矧造で玉眼を嵌入し、両手足を別材で矧ぐ。かつて、この姿が異形の大黒天と解釈され「走り大黒」の名で親しまれてきたが、「監かん斎さい使者」と呼ばれていたことが明らかになってきた。監斎使者は、禅寺で僧の食物を護まもる神さまで、修行を怠る坊さんを見つけて木づちで釘くぎを打ち付けてこらしめるという、怖い神さまらしい。猛暑続きの暑い夏に、12月の奈良マラソンの参加者を募集しているのは、いささか気が早いような話題ですが、古都「奈良」のイメージに合っているようで、面白いと思いました。



乱歩賞史上最強のダークヒーローが帰ってきた!驚異的な知能を持ちながら「心」のない男と、警察庁の華麗なるエリート警視が頭脳対決!警視庁で開発中の異常犯罪データベースによって遠く離れた場所で相次いだ三件の殺人事件にはすべて拷問の痕があると判明し、続いて愛宕市でも氷室財閥当主が犠牲者に。
(Google Booksより)
首藤 瓜於(しゅどう うりお)
1956年栃木県生まれ、上智大学法学部卒。会社勤務等を経て、2000年に『脳男』で第46回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。他著に『事故係 生稲昇太の多感』『刑事の墓場』『指し手の顔 脳男2』『刑事のはらわた』『大幽霊烏賊 名探偵面鏡真澄』がある。

維新前夜―、慶応三年。渋沢篤太夫(栄一)は、パリ万国博覧会日本代表・徳川照武(慶喜の弟)に随行、横浜を出帆した。パリの博覧会場には既に“幕府、日本を代表し得ず”という薩摩=英国の工作が、施されていた。隠密とスパイの凄まじい暗闘。若き貴公子・昭武と異国の乙女との淡い恋…。渋沢ら家臣団が、花のパリを舞台に必死の戦闘を繰り広げる維新秘録。
(「BOOK」データベースより)

愛することは「罪」なのか。それとも愛されることが「罪」なのか。
1973年、大阪の廃墟ビルで質屋を経営する男が一人殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りしてしまう。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂――暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んでいくことになるのだが、二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪の形跡。しかし、何も「証拠」はない。そして十九年の歳月が流れ……。伏線が幾重にも張り巡らされた緻密なストーリー。壮大なスケールで描かれた、ミステリー史に燦然と輝く大人気作家の記念碑的傑作。
(amazon.co.jpより)
