2019
01/16
12:03
趣味の読書 その331 「兼高かおる世界の旅」の想い出に寄せて
Category : 読書
「兼高かおる世界の旅」の想い出に寄せて
日本のテレビ史上に燦然と輝く、紀行番組の金字塔「兼高かおる世界の旅」。1959年、当時の日本人にあまり馴染みがなかった世界各地を駆けめぐり、その風俗・文化・歴史などを紹介する本格的海外取材番組としてスタート。日曜の午前中はこの番組を見なければ1日が始まらないとまで言われるほど、多くの視聴者に親しまれ、31年もの長寿番組となった。訪れた国の数は150カ国あまり、地球を180周した計算になる。兼高かおるは、ナレーター、ディレクター、プロデューサーを全て一人でこなし、当時の国家元首から秘境の地に住む村人まで様々な人々と接し、幾多の冒険にも果敢に挑戦した。その当時は、民間人の海外渡航が自由にできなかった時代でした。日曜日の午前中は、「兼高かおる世界の旅」を見るのが楽しみでした。番組が放送された時代は、海外旅行などは一般庶民にとって「夢のまた夢物語」で、筆者も中学生くらいで、聞き手の芥川隆行さんと兼高かおるさんのナレーションでの掛け合いが絶妙でした。昭和の40年代の高度成長の始まりの時期でもあって、この国民的テレビ番組は非常に人気が有りました。彼女の父親がインド人で、バタくさいほりの深い顔立ちの「べっぴんさん」でした。先日の1/5に90歳で亡くなったのは残念です。

「今の日本には失望している。ちょっと性根をたたき直さねばならない」マカオにいた鷲津に、突然語りかけた謎の中国人。シリーズ最大の買収合戦が始まる!莫大な外貨準備高を元手に、中国が国家ファンド(CIC)を立ち上げた。若き買収王・賀一華(ホーイーファ)は日本最大の自動車メーカー・アカマ自動車を標的にする。さらに鷲津政彦を誘い出す。「一緒に日本を買い叩きませんか」。日本に絶望した男はどう動くのか。産業界の中枢に狙いをつけた史上最大の買収劇が始まった。
(「BOOK」データベースより)
真山/仁(まやま じん)
1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治経済学科卒業。読売新聞記者を経て、フリーランスとして独立。2003年大手生命保険会社の破綻危機を描いた長編『連鎖破綻 ダブルギアリング』(共著・香住究名義、ダイヤモンド社)で小説家デビュー。以後、熾烈な企業買収の世界を赤裸々に描いた『ハゲタカ』(講談社文庫)が現在の筆名での第一作となる。作家デビューした当時のペンネームは、「香住 究」(かずみ きわむ)だった。翌年、ハゲタカファンドを扱った小説、『ハゲタカ』を、「真山 仁」として出版し、経済小説の新鋭として注目される。経済小説の第一人者で、最近よく読んでいます。

賀一華を先鋒に、次々と仕掛けられる買収策。繰り出される揺さぶりに翻弄され、追いつめられたアカマ自動車は、最後の手段として、ハゲタカ・鷲津が「白馬の騎士」になることを求めた。圧倒的な資金力を誇る中国に乗るか、旧態依然とした日本を守るのか、鷲津が繰り出した一手とは?大人気シリーズ第3作。
(「BOOK」データベースより)

宮部みゆき「星に願いを」―ありふれた日々を稲妻のように切り裂く、思いがけない出来事とは?飛浩隆「海の指」―SFの枠でしか描けないグロテスクで魅惑的なヴィジョン。木城ゆきと「霧界」―「海の指」が描くヴィジョンから、新たに魅惑的な光景を幻視する。宮内悠介「アニマとエーファ」―人間ならぬ存在はいったいどんな物語を紡ぐのか?円城塔「リアルタイムラジオ」―ワールドの外にはリアルタイムが存在し、そこからラジオが流れてくる…。神林長平「あなたがわからない」―“空気が読める”“他人の心がわかる”とはどういうことなのか。長谷敏司「震える犬」―類人猿を通して、人類自身の姿が浮き彫りになる。常識を震わせる、七つの風景。
(「BOOK」データベースより)

日本のテレビ史上に燦然と輝く、紀行番組の金字塔「兼高かおる世界の旅」。1959年、当時の日本人にあまり馴染みがなかった世界各地を駆けめぐり、その風俗・文化・歴史などを紹介する本格的海外取材番組としてスタート。日曜の午前中はこの番組を見なければ1日が始まらないとまで言われるほど、多くの視聴者に親しまれ、31年もの長寿番組となった。訪れた国の数は150カ国あまり、地球を180周した計算になる。兼高かおるは、ナレーター、ディレクター、プロデューサーを全て一人でこなし、当時の国家元首から秘境の地に住む村人まで様々な人々と接し、幾多の冒険にも果敢に挑戦した。その当時は、民間人の海外渡航が自由にできなかった時代でした。日曜日の午前中は、「兼高かおる世界の旅」を見るのが楽しみでした。番組が放送された時代は、海外旅行などは一般庶民にとって「夢のまた夢物語」で、筆者も中学生くらいで、聞き手の芥川隆行さんと兼高かおるさんのナレーションでの掛け合いが絶妙でした。昭和の40年代の高度成長の始まりの時期でもあって、この国民的テレビ番組は非常に人気が有りました。彼女の父親がインド人で、バタくさいほりの深い顔立ちの「べっぴんさん」でした。先日の1/5に90歳で亡くなったのは残念です。

「今の日本には失望している。ちょっと性根をたたき直さねばならない」マカオにいた鷲津に、突然語りかけた謎の中国人。シリーズ最大の買収合戦が始まる!莫大な外貨準備高を元手に、中国が国家ファンド(CIC)を立ち上げた。若き買収王・賀一華(ホーイーファ)は日本最大の自動車メーカー・アカマ自動車を標的にする。さらに鷲津政彦を誘い出す。「一緒に日本を買い叩きませんか」。日本に絶望した男はどう動くのか。産業界の中枢に狙いをつけた史上最大の買収劇が始まった。
(「BOOK」データベースより)
真山/仁(まやま じん)
1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治経済学科卒業。読売新聞記者を経て、フリーランスとして独立。2003年大手生命保険会社の破綻危機を描いた長編『連鎖破綻 ダブルギアリング』(共著・香住究名義、ダイヤモンド社)で小説家デビュー。以後、熾烈な企業買収の世界を赤裸々に描いた『ハゲタカ』(講談社文庫)が現在の筆名での第一作となる。作家デビューした当時のペンネームは、「香住 究」(かずみ きわむ)だった。翌年、ハゲタカファンドを扱った小説、『ハゲタカ』を、「真山 仁」として出版し、経済小説の新鋭として注目される。経済小説の第一人者で、最近よく読んでいます。

賀一華を先鋒に、次々と仕掛けられる買収策。繰り出される揺さぶりに翻弄され、追いつめられたアカマ自動車は、最後の手段として、ハゲタカ・鷲津が「白馬の騎士」になることを求めた。圧倒的な資金力を誇る中国に乗るか、旧態依然とした日本を守るのか、鷲津が繰り出した一手とは?大人気シリーズ第3作。
(「BOOK」データベースより)

宮部みゆき「星に願いを」―ありふれた日々を稲妻のように切り裂く、思いがけない出来事とは?飛浩隆「海の指」―SFの枠でしか描けないグロテスクで魅惑的なヴィジョン。木城ゆきと「霧界」―「海の指」が描くヴィジョンから、新たに魅惑的な光景を幻視する。宮内悠介「アニマとエーファ」―人間ならぬ存在はいったいどんな物語を紡ぐのか?円城塔「リアルタイムラジオ」―ワールドの外にはリアルタイムが存在し、そこからラジオが流れてくる…。神林長平「あなたがわからない」―“空気が読める”“他人の心がわかる”とはどういうことなのか。長谷敏司「震える犬」―類人猿を通して、人類自身の姿が浮き彫りになる。常識を震わせる、七つの風景。
(「BOOK」データベースより)
