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ホンブチョウ

Author:ホンブチョウ
1947年生まれ、趣味が読書の
団塊の世代です。
ネットの話題を、紹介します。
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趣味の読書 その296 ウーバーの自動運転実験車両、初の歩行者の死亡事故について

Category : 読書
ウーバーの自動運転実験車両、初の歩行者の死亡事故について
自動運転の実用化とその覇権をめぐって、従来の自動車メーカーだけでなくIT企業も巻き込んだ研究開発が激しさを増すなかで、ついに起こってしまった自動運転車による歩行者の死亡事故。事故は3月18日夜10時(日本時間19日午後)ごろ49歳の女性が歩道から外れた車道を渡っていたところ起きた。自動運転機能が作動中で、運転席には監督者も乗っていた。女性は病院に搬送されたが死亡が確認された。この事故の5日後には、同じくアメリカのカリフォルニア州で「オートパイロット」と呼ばれる部分的な自動運転(レベル2)を使用中だった市販車のテスラ・モデルXが、高速道路の中央分離帯に衝突して爆発炎上する事故が発生。ドライバーが死亡した。トヨタの米子会社トヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)では高級車ブランド「レクサス」の最上級セダン『LS』をベースにした車両を使い、中西部ミシガン州と西部カリフォルニア州で公道試験を実施していたが、この事故を受けて中断した。自動車業界やIT業界が、自動運転自動車の開発競争にしのぎを削っていますが、AIが人間のコントロール下に管理されているかと言うと、一慨にはそうと言えない。機械やAIが主体となるのではなく、人間が主体となるべきで、そのバランスが今後益々重要になってきそうです。


ウーバー


戦後70年の2015年、“滑り込みセーフ"でビートたけしが放つ、戦後ニッポン論!団塊の世代である著者は、半生がそのまま日本の戦後史に重なる。そこでひらめいたのが、大好きな野球を視点に戦後70年を振り返るSP企画。 焼け跡の足立区で遊んだ草野球から、実は大学の硬式野球部に勧誘されたほどの知られざる腕前、そして野球人気復活のための秘策など、野球ファンならずとも読みたくなるネタ満載。さらに、2年前に長嶋茂雄氏が松井秀喜氏とともに国民栄誉賞を受賞した際、著者が水面下で動いていた(のではないか?)という、とっておきの秘話まで披露。 笑いと鋭い洞察で、戦後日本の70年を鮮やかに描き出す!
(amazon.co.jpより)

1947年1月生まれで、同じ団塊の世代で、戦後の時代背景を共有しています。お笑いBIG3と言われ、たけし・タモリ・さんま、それぞれが一世を風靡した大物タレントとして、今や大御所的存在になっている。先般も、事務所独立騒動で、話題を提供してくれました。映画監督としては、日本よりも海外での評価が高く、彼の映画は日本ではヒットしない。しかし、ベネチア国際映画祭では、1997年に「HANA-BI」で最高賞の金獅子賞、2003年には「座頭市」で監督賞(銀獅子賞)などを獲得している。日本においても、春の叙勲で、旭日小綬章を受賞し、同世代の西田敏行も同時に受賞して、団塊の世代も叙勲の対象年齢になって来たようです。


本1


大韓申報の新米記者・高莉亜は、韓国・横城郡の高等学校で起きた、陸軍脱走兵による立てこもり事件の取材に向かった。脱走兵6人は少年を人質に取り、軍隊内の虐待を暴露、徴兵制の完全廃棄を要求する。国防軍は、極秘で計画を進めていた対日懲罰作戦統合本部―略称『罰日』から、軍人・孔恭七を出動させ、見事、犯人たちを撃退。なんと彼は、あの安重根のDNAから生まれた超人兵甲だったのだ!喝采を浴びる孔恭七の勇姿を、ひとり、怒りの目で見つめる高莉亜。実は高莉亜も、『罰日』で生み出された超人兵甲であった!弾丸のスピードで走り、壁を駆けのぼり、鋼の肉体で銃弾をも跳ね返す―伝奇小説の鬼才が描く、近未来スーパーヒーロー!
(「BOOK」データベースより)

荒山 徹(あらやま とおる)
1961(昭和36)年富山県生まれ。上智大学卒。新聞社、出版社に勤務の後、韓国へ留学して朝鮮半島の歴史・文化を学ぶ。帰国後の1999年に『高麗秘帖』で作家デビュー。伝奇的な作風の歴史小説でとくに注目される。主な作品に『白村江』『柳生大作戦』『魔風海峡』など。彼の作品をあまり読んでいませんので、批評は後日にします。


本2


四藩の御鑓を強奪し、主君の意趣返しを果たした赤目小藤次は、芝口新町の新兵衛長屋で浪々の身を送っていたが、ある日、見知らぬ男たちに襲われる。長屋の主・久慈屋昌右衛門の話では、先の騒動で威信を傷つけられた小城藩に不穏な動きがあるという。相次ぐ謎の投げ文、忍び寄る刺客の影―。小藤次は再び孤独な闘いを強いられる。
(amazon.co.jpより)


本3

趣味の読書 その297 中国人観光客の日本で、一番好きな都市は東京よりも大阪だった!

Category : 読書
中国人観光客の日本で、一番好きな都市は東京よりも大阪だった!
中国メディア・今日頭条は2日、「中国人が最もお気に入りの日本の都市は、東京ではなかった」とする記事を掲載した。記事が紹介したのは、天下の台所・大阪だ。記事は「大阪は日本の関西地区にあり、隣には古都の京都がある。それゆえに、もともと独特の魅力を持った都市にも関わらず、往々にして多くの観光客に無視されてしまっている。しかし、昨年国外旅行をした中国人観光客に関する統計によると、中国人に最も好かれている都市として上位にランクした日本の都市は、東京ではなく大阪だったのである」と紹介した。大阪は、上海に良く似ていると言われ中国人にも馴染みやすく、食べ物が美味しく、人情も人懐っこい。LCC(格安航空)利用者が関空に押し寄せていて、アジア圏からの観光客が激増して、昨年度の大阪のインバウンドは1000万人を突破した。その影響か、大阪ミナミの道頓堀を歩くと、ここは、中国かと錯覚するほどの中国語が周りから聞こえてきて、その数の多さには圧倒される思いです。ただ、マナーの悪さは相変わらずで、関空には中国人観光客が買い替えて置き捨てて行った旅行用のスーツケースが山のようになり、保管場所が溢れ返って問題視されているのが、現状です。インバウンドが増えるのは良いが、マナー問題などの悪影響が増えるのには、頭の痛い困った問題です。


ミナミ


1971年春、函館にある憧れの私立高校に入った僕は、親元を離れ寮生活を始める。街の景色、同級生、音楽、出会うもの全てが刺激的で、期待に胸を膨らませていたが、入学早々、「寮の恒例行事“入魂会”に関わったものは死ぬ」という噂を耳にした。するとそのわずか二日後、寮の二年生が謎の転落死を遂げる。事件と噂の真相を探るため、僕たち一年生は探偵団を結成して―。青春学園ミステリー。
(「BOOK」データベースより)

今野敏の半自叙伝である「寮生」。名門男子高、函館ラ・サール高校出身。入学から1年間、寮生活を送った。その当時のことが小説のベースになっている。1955年生れ北海道三笠市出身。上智大学文学部在学中の78年に「怪物が街にやってくる」で第4回問題小説新人賞を受賞し、デビュー。2006年『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞、08年『果断 隠蔽捜査2』で第21回山本周五郎賞と第61回日本推理作家協会賞を受賞。空手道「今野塾」を主宰する武道家でもある。


本1


大地震や富士の大噴火が続くなか、佐渡島の鉱山開発、貨幣改鋳の断行など財政の舵取りを担った荻原重秀。辣腕勘定奉行は解任され、その翌年、落命した。二十年の時を経て、その死の実態を記した文書が出回る。荻原の近くにあった父に不信感を拭えず、娘のせつは佐渡を目指す。歴史の暗部と父子の葛藤を見事に描き切った超大作。
(新潮社より)

諸田 玲子(もろた れいこ)
1954年、静岡県生まれ。外資系企業勤務を経て、向田邦子ドラマ15作品のノベライズや翻訳を手がけ、1996年、『眩惑』で小説家デビュー。2003年、『其の一日』で吉川英治文学新人賞、2007年、『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、2012年、『四十八人目の忠臣』で歴史時代小説作品賞を受賞。著書に『お鳥見女房』『あくじゃれ瓢六』『狸穴あいあい坂』シリーズのほか、『誰そ彼れ心中』『遊女のあと』『美女いくさ』『波止場浪漫』など多数。彼女の作品は、よく読んでいますが特に面白いのが、『あくじゃれ瓢六』シリーズで秀逸です。今回の主人公は、五代将軍・綱吉時代に幕府財政を一手に握っていた荻原重秀であり、1912年に失脚し、翌年、変死を遂げた。『風聞き草墓標』は、荻原重秀・源八郎父子の死の真相を、せつが謎解きしていく推理小説で、いつもの彼女の作品と違って、面白く読みました。


本2


九州豊前、小竹藩の勘定奉行・澤井家の志桜里は近習の船曳栄之進に嫁いで三年、子供が出来ず、実家に戻されていた。現藩主の小竹頼近と家老三家の間に、藩政の主導権争いの暗闘が火を噴きつつある近頃、藩士の不審死が続いていた。ある日、隣家に大刀の鍔と栗形を浅黄の紐で結んで“抜かずの半五郎”と呼ばれている藩士が越してきた。庭の辛夷の花に託した歌の意味とは…。爽快、痛快、迫真の長篇時代小説!
(「BOOK」データベースより)

この作品に付いて、葉室麟は「これまで描いた男の主人公は自己犠牲的で偉いんですが、一生懸命すべてを背負ってひとりで生きていく。または死んでいく。志桜里の隣に住む半五郎も、ある意味そういう男です。志桜里にも自分のことは後回しにする責任感があります。そういう二人が出会って簡単に結び合えるわけはないけど、それぞれ信じる生き方をして結果的に幸せをつかんでもらえたらいいなと」と語っています。


本3

趣味の読書 その298 「志国高知 幕末維新博」第2幕が開幕

Category : 読書
「志国高知 幕末維新博」第2幕が開幕
大政奉還と明治維新から150年になるのを記念して、高知県で昨年から「志国高知 幕末維新博」が開催されている。第1幕が、H29年3月4日~H30年4月20日、第2幕がH30年4月21日~H31年1月31日まで開催予定。高知県のPRでは、次の様に書いている。「今から150年前、土佐藩だった高知県からは坂本龍馬をはじめ、中岡慎太郎、ジョン万次郎、岩崎彌太郎など、今も語り継がれる多くの偉人が世に出ました。志国高知 幕末維新博では、土佐が生んだ偉人ゆかりの地など、県内25の歴史文化施設などで貴重な歴史資料の展示を行います。」高知県全域が会場になっており、開会式には、「平成の薩長土肥連合」として、鹿児島県、山口県、佐賀県の各県知事も登場した。司馬遼太郎の「竜馬がゆく」以来の坂本龍馬ファンとしては、関心のあるイベントです。桂浜に立つ龍馬像は、懐手の姿、足元にブーツ、遠く世界へ思いを馳せているかのような瞳はあまりにも有名。1928年に龍馬ファンからの寄付金により造られたもので、建設から70年を超えた1999年、全国の有志により大がかりな修復が行われた。高校生の時に同級生とその当時格安旅行できたユースホステルを利用した四国一周旅行で訪れた事が、甦ってきて感慨深いものがあります。


高知


江戸の人材派遣業、口入屋・冬屋の女主人となったお藤。「商いは人で決まる」が口癖の祖母に口入稼業を仕込まれ育ったが、実家の不幸が重なり天涯孤独の身に。義母から女衒に売られるも必死に逃げ、江戸で生きてきた。お藤は、払いが悪く悶着の多い武家が相手の商いで傾いた店を救うため、ある勝負に打って出る。取り扱う客を商家に絞り、男の奉公人志願者に徹底した家事指南を行い、大店へ送り込む。前代未聞の大転換は周囲の猛反発を呼んでしまう。そんな折、お藤は女衒から逃げていた時に助けてくれたお武家によく似た男と出会う。男は黒羽の百蔵と呼ばれ、江戸中の武家奉公人の上に立つ恐ろしい人物だった。冬屋の挑戦がようやく成果をあげはじめた頃、その好調ぶりを忌々しく思う人宿組合の顔役たちは百蔵を相談役に据え、冬屋潰しを目論む。お藤たちは真っ向勝負を挑むが――。人は何のために働くのか、仕事の喜びとは何かを問い直す渾身の長編時代小説。
(amazon.co.jpより)

西條奈加(さいじょうなか)
1964年北海道生まれ。2005年『金春屋ゴメス』で日本ファンタジーノベル大賞。『涅槃の雪』で中山義秀文学賞。『まるまるの毬』で吉川英治文学新人賞など。作者は、この小説を書くにあたり「女性が主人公の長編を書きはじめようと思ったとき、以前に『恋細工』という作品では職人を書いたので、今回は商売をやっている女性にしようと考えました。でも料理屋では、あまりに一般的ですし、少し毛色を変えた〈口入屋〉にしてみました。要は現代でいう人材派遣業ですね」と語っている。西條奈加の小説は、日頃からよく読んでいますが、秀逸な作品も多い。


本1


平成27年度後期 連続テレビ小説「あさが来た」。ドラマの鍵を握る日本の近代化、大阪経済の礎を築いた男! 著者渾身の書き下ろし小説! ! 嵐に煙る桜島。薩英戦争で英国艦隊の捕虜となった五代は「薩摩の若者を留学させたい」と申し出る。攘夷主流の中、裏切り者の汚名を晴らし、藩論を覆して英国へ。そこで怪しげなフランス貴族と運命の出会いが――。帰国後、次の焦点は大阪と確信し、民間の立場で造幣局、商法会議所を設立。現在の大阪を「創った」男の奮闘を描く。
(amazon.co.jpより)

高橋/直樹(たかはし なおき)
1960年東京生まれ。’92年「尼子悲話」でオール読物新人賞を受賞、また同作を収録した「闇の松明」で’95年山本周五郎賞候補となる。’96年「異形の寵児」で直木賞候補、’97年「鎌倉擾乱」で中山義秀文学賞を受賞。連続テレビ小説「あさが来た」で、五代友厚をイケメンで、香港や台湾などではすでに有名な国際派スターである、ディーン・フジオカが、演じて人気が出たのを思い出しました。


本2


舞台は昭和40年頃、東京・新宿に近い花柳界、弁天池。芸者のてまりこと千佳子には、なぜだか次々と、厄介なもめごとが降りかかる。浮気や嫁姑問題、後輩芸者の恋愛騒動…。料理の腕も活かしながら、千佳子はそれらを解決していく。一方で、自慢の味噌汁を売る夢も抱く。気丈に生きていく彼女だが、幸せな結婚にも憧れて…。現代にも通じる、女の生き様を颯爽と描いた平岩文学の傑作。
(「BOOK」データベースより)


本3

趣味の読書 その299 関学VS日大アメフト試合の悪意あるタックルについて

Category : 読書
関学VS日大アメフト試合の悪意あるタックルについて
連日、新聞やテレビで報道されている、日大の選手による、悪質極まる油断している関学のQBに対する後ろからの、悪意あるタックルについて。まるで、油断している相手に後ろから斬りかかる辻斬りか、ボクシングのラウンド後のカネが鳴って、コーナーへ帰る選手を、後ろから殴りかかる様な、卑怯なスポーツ選手にあるまじき行為で、一発レッドカードでの退場ものだった。誰が見ても、選手個人が引き起こしたプレーとは、思えず監督やコーチの指示によるものと思われる。21日に、けがをした選手側が大阪府警に傷害容疑で被害届を出したことが捜査関係者への取材でわかった。試合は東京都内で行われているため、警視庁が捜査する見通し。22日に、日大の宮川泰介選手が謝罪会見を開き、監督やコーチからの指示があった事を明言した。彼は、加害者であるが、ある意味では被害者かも知れず、20歳の青年が真摯に反省して謝罪していたので、その面では良かった。日大の内田監督は、アメリカンフットボール部の監督を辞任する事を表明したが、内田監督は学内では常務理事を務め、日大で実質“ナンバー2”とも言われる立場の人物の為、アメフト部の影響力は今後も残り、改善されるかどうかは、疑問が残る。先代の名監督と言われた篠竹監督の名前を汚す事になった。関学は、私の母校関大とは永年ライバル関係にあり、関西大学体育会と関西学院大学体育会が、良きライバルとして各競技36クラブの試合を対戦し、それぞれの競技の対戦成績の勝ち負けを合計してその年の勝敗を決める。親睦を深める「総合関関戦」(東京の早慶戦に匹敵する)が1978年に始まり、2018年で41回目の開催となる。第30回2007年麻疹流行のため中止を除き、関大の16勝23敗となっている。スタート当初は、関大がリードしていたが、関大側のスポーツ推薦選手入学の枠が減少された事もあり、ここ10年は、関大の1勝9敗と圧倒されている。今回の騒動は、好敵手関学の問題でもあり、世間の関心上の気持ちで連日の報道に注目しています。


アメフト


北町奉行同心の霜降三太夫を卒中で亡くしたうめは、それまでの堅苦しい武家の生活から抜け出して一人暮らしを始める。醤油問屋「伏見屋」の長女として生まれたうめは、“合点、承知”が口癖のきっぷのいい性格。気ままな独身生活を楽しもうと考えていたのだが、甥っ子の鉄平に隠し子がいることが露見、大騒動となりうめは鉄平のためにひと肌脱ぐことを決意するが……。昨年急逝した著者の遺作となる最後の長編時代小説。朝日新聞夕刊に短期集中連載の後、緊急出版。
(朝日新聞出版より)

2015年11月7日(66歳没)の好きな作家だった「宇江佐 真理」。その最後の遺作となる作品です。物語は、連載中の死去の為未完のまま終わっています。彼女の作品の中でも特に愛読していたのが『髪結い伊三次捕物余話』シリーズで、代表作でもあり、テレビドラマ化された。第1作の幻の声(1997年4月)から第15作の竈河岸(2015年10月31日)まで、長い間楽しく読みました。女性で66歳で亡くなるのは、どちらかと言うと若死に、の部類に入ると思いますが非常に残念です。


本1


チンピラが路上で睨みあっているとの通報を受けて、現場に駆けつけた北綾瀬署のマル暴刑事・甘糟。人垣に近こうと思ったそのとき「待て、待て、待て」と大きな声がかかり、白いスーツを来た恰幅のいい男が割って現れた。翌日の夜、チンピラのひとりが刺殺体で発見される。捜査本部が立ち上がり甘糟とコワモテの先輩刑事・郡原も参加するが、捜査線上に浮かんだ意外すぎる人物に翻弄されることに――。“史上最弱の刑事”甘糟の奮闘ぶりに笑って泣ける〈マル暴〉シリーズ、待望の第2弾。〈任侠〉シリーズの阿岐本組の面々も登場!
(実業之日本社より)

甘糟達夫は、35歳の巡査部長。北綾瀬署刑事組織犯罪対策課に所属しているマル暴刑事。“史上最弱の刑事”甘糟の奮闘ぶりに笑って泣ける〈マル暴〉シリーズで、待望の第2弾。〈任侠〉シリーズの阿岐本組の面々も登場する。今野敏の警察小説の、どちらかと言うとコミック版的な、軽くて面白いシリーズものです。彼の作品の中では、一番好きな警察小説は「隠蔽捜査」シリーズです。竜崎伸也警視長を主人公にした物語で、独特の信念とキャリアとしての矜持を持つ警察庁の官僚が、現実の世界ではありえない程の自分の信念を貫き通す生き方が面白く、秀逸なオススメ作品です。


本2


ホテルの清掃員として働きながら夜間高校に通う涼子、16歳。家には、怪我で働けなくなった父、鬱病になった母がいて、生活保護を受けている。ある日、クラスメイトからセレブばかりが集う「クラブ」に行かないかと誘われる。守らねばならないものなど何もなく、家にも帰りたくない。ちょっとだけ人生を変えてみようと足を踏み入れた「クラブ」には、小説家だという初老の男がいた。「ヘンな人」でしかなかったその存在が、涼子の人生を静かに、そして大きく動かしていく――。33万部のヒットとなった『ピース』の著者が、原点に戻って描きあげた傑作長篇!
(中央公論社より)


本3

趣味の読書 その300 関西学院・QB奥野選手が、3週間ぶりに元気で復帰し、タッチダウンパス成功!

Category : 読書
関西学院・QB奥野選手が、3週間ぶりに元気で復帰し、タッチダウンパス成功!
5月に入ってから、連日ワイドショーの話題を独占している、関学VS日大のアメリカンフットlボールの悪質なタックル問題の被害者である、関学のQB奥野耕世選手(2年)が27日、春の公式戦の関大戦で復帰を果たした。第4クオーターには38ヤードのTDパスを通すなど活躍し、27―16の勝利に貢献。試合後には騒動後初めて報道陣の取材に応じ、タックルをした当事者で競技引退を示唆した日大のDL宮川泰介選手(3年)との再戦を熱望した。 奥野選手は、高校時代のチームメイト武内彰吾さん=当時(18)が、2年前の全国選手権関西地区大会準決勝で、仲間の走路を開くため相手とぶつかり、意識を失い、頭に強い衝撃を受け、4日後に搬送先の病院で亡くなった経験をしている。その時の中心選手として、活躍して将来を期待されている奥野選手に対する悪質なタックルだけに、関学側としては今回の問題を、非常に重要視していた。加害者の宮川選手が、正直に記者会見で謝罪しているのにも関わらず、日大の監督・コーチが責任逃れの言い訳ばかりしている事に、腹立たしく感じます。幸いなことに、奥野選手が順調に後遺症もなく回復して、またQBとして活躍している報道を見ると一安心しました。


関学・奥野


男の人生は十字路の連続である――感動と爆笑の連打に中毒必至の人生論! とにかく私は書く。君は読んでくれ。つまらなかったら、私のことなど忘れればいい――肺結核を抱えて過ごした学生時代、誰にも読まれない原稿を書き続けた二十代、行き詰まりを感じて新たな可能性に挑んだ三十代。苦しいとき、いつもそばにあった音楽、映画、そして酒……幾度となく十字路を超えてきた著者が、人生の豊穣と黄昏を綴る自伝的エッセイ。
(amazon.co.jpより)

北方 謙三(きたかた けんぞう
1947(昭和22)年、佐賀県生れ。中央大学卒業後、1970年に『明るい街へ』でデビュー。1981年の『弔鐘はるかなり』で脚光を浴び、1983年『眠りなき夜』で日本冒険小説協会大賞、吉川英治文学新人賞受賞。1984年に『檻』で日本冒険小説協会大賞、1985年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。1988年から歴史小説にも挑み、1991(平成3)年『破軍の星』で柴田錬三郎賞受賞。2006年、『水滸伝』全19巻で司馬遼太郎賞を受賞。2007年、『独り群せず』で舟橋聖一文学賞を受賞。2010年、日本ミステリー文学大賞受賞。2011年、『楊令伝』全15巻で毎日出版文化賞を受賞。2016年、『水滸伝』『楊令伝』に続く『岳飛伝』全17巻を完結し「大水滸伝シリーズ」全51巻が完成。2017年、断たな大河小説『チンギス紀』の連載を開始した。同じ団塊の世代として、戦後生まれで育ってきた時代背景を共有しています。好きな作家の一人ですので、彼の作品は、ほぼ全て読んでいますが、ライフワーク作品の「大水滸伝」の後に「チンギス紀」を発刊していて、早速図書館に予約しました。


本1


梁山泊軍と金軍の果てしなく続く消耗戦。その最中、戦場に切り込んできた史進は兀〓(うじゅ)にとどめを刺すも、深手を負い戦線を離脱。岳飛は南宋・程雲の首を獲り、臨安府に入る。一足先に呼延凌と合流した秦容は、金の沙歇との最終決戦に挑むー。激動の中華の地で、国とは何かを問い、民を救うために崇高な志を掲げ、命を賭した漢たちの生き様を余すところなく描き切った中国歴史巨編、遂に完結!
(「BOOK」データベースより)


本2


御蔵前片町にある料亭の一人娘・お鶴。普段はひかえめだが、いざとなると男勝りになることから、おきゃんな蔵前小町と呼ばれている。ある時、向島の花見から帰ってくると、家に珍客があった。病を患う伯母を見舞にきた旗本の章二郎である。初対面からお転婆をたしなめる章二郎に反発を覚えるお鶴だったが、やがてその想いは恋に変わり…(「江戸の娘」)。厳しい冬を越え待っている別れと出会い。名手たちが紡ぐ傑作短編集。
(「BOOK」データベースより)


本3

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