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ホンブチョウ

Author:ホンブチョウ
1947年生まれ、趣味が読書の
団塊の世代です。
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趣味の読書 その292 珍しい、猪像(吽形)・猪像(阿形)のイノシシ像のある西宮・岡太神社

Category : 読書
全国でも珍しい、猪像(吽形)・猪像(阿形)のイノシシ像のある西宮・岡太神社
岡太神社(おかたじんじゃ)は兵庫県西宮市小松南町に鎮座する神社。武庫郡の式内社の論社となっている。鳴尾地域では最古の神社である。通常の神社で見られる一対の狛犬像がイノシシ像で出来ている。昔、水害を防ぎ豊作を願う「静止打ち神事」が行われた岡太神社。境内のイノシシはこの静止にちなむとか。狛犬ではなく、災害を静止(しし)する猪像が下の写真で非常に珍しい。境内に掲げる“恵美須大神と静止(シシ)像”との案内によれば「西宮神社の恵美須大神は、最初、鳴尾で祀っていたとの口碑がある。小松では、その大神が毎年正月9日の夕刻に当社を訪れ、災害防止・五穀豊穣をもたらす“猪(静止・シシ)打神事”をされると伝え、この時、神事の妨げにならないよう斎籠(イゴモリ)する風習があった。全国の神社では、狛犬が当たり前の風景になっていますが、岡太神社の様なイノシシ像は初めて見ました。探せば、その土地独特の珍しいものが色々とあるものだと、改めて思いました。


岡太神社


杉並中央署生活安全課「何でも相談室」、通称0係に娘の死の真相を調べて欲しいという相談が持ち込まれる。今年だけで名門高校の女子生徒が二人、飛び降り自殺をしているのだ。0係の変人キャリア警部・小早川冬彦は相棒の万年巡査長・寺田高虎と高校を訪れるが、そのとき三人目の犠牲者が…。KY(空気が読めない)刑事が鋭い観察眼で人を見抜くシリーズ第二弾!
(「BOOK」データベースより)

突如誕生した「何でも相談室」。通称0(ゼロ)係。署内の役立たずが集まる島流し部署だ。そこへ科警研から異動してきた キャリアの小早川冬彦警部。マイペースで、無礼千万な男だが知識と観察眼で人の心を次々と読みとっていく。寺田高虎は、タバコをふかし、麻雀や競馬など賭け事が大好き。40代だが出世には無縁の万年巡査長。すぐカッとなるタイプ。真反対の冬彦とペアを組むことに。テレビ東京で、昨年までシリーズ・ドラマ化され、主演の小早川冬彦を小泉孝太郎が演じ、第8話まで放送された。空気は読めないが、でも、事件は読めるがキャッチフレーズの小早川冬彦のキャラが面白いシリーズ物です。


本1


将軍が墓参する増上寺めがけて撃ちこまれた砲弾は、一瞬にして本堂を炎で包み込んだ。将軍の安否を確かめるため駆けつける直之進と佐之助。すでに、老中首座松平武蔵守の屋敷を狙った玉がそれて、罪もない七人が犠牲になっている。執念の探索に身を削る富士太郎と珠吉。大事件の首謀者の真の狙いはなにか?幕府の威信を賭けた戦いが、ついに大詰めを迎える!大好評シリーズ第十七弾。
(「BOOK」データベースより)

鈴木英治
1960年、静岡県沼津市生まれ。明治大学経営学部卒業。1999年、『駿府に吹く風』(刊行に際して『義元謀殺』に改題)で第一回角川春樹小説賞特別賞を受賞。このシリーズの始まりを紹介。わけも告げず姿を消した妻を探し求めて、駿州沼里から江戸にやってきた湯瀬直之進は、小日向東古川町で店を構える口入屋・米田屋に住み込みの用心棒として雇われる。仔細あって木刀しか遣わない直之進の設定。お気軽に読める時代小説です。


本2


楓の葉が色付く季節を迎え、米田屋一家と下谷の正燈寺に紅葉狩に出かけた湯瀬直之進。その頃、米田屋の娘おあきに想いを寄せる平川琢ノ介は、破格の報酬につられ口入屋山形屋康之助の用心棒に雇われていた。警護について間もなく、刺客の凶刃をからくも凌いだ琢ノ介は、執拗な襲撃にさらされる康之助の命を守るため、直之進に助太刀を依頼するが…。大好評シリーズ第十八弾。
(「BOOK」データベースより)


本3

趣味の読書 その293 1300年の古都・奈良は何故に京都に比べて、観光地として見劣りするのか?

Category : 読書
1300年の古都・奈良は何故に京都に比べて、観光地として見劣りするのか?
「青丹よし 奈良の都は 咲く花の にほふがごとく 今盛りなり」と、小野老(おののおゆ)が、赴任先の大宰府(現在の福岡県太宰府市)から奈良の都を想って詠んだ歌。都の様子を最大級の褒め言葉で詠んでいます。京都と並ぶ、日本最古の古都でありながら、観光地として比べてみれば、雲泥たる差がついている。奈良観光で一番に思い浮かぶのは、なんと言っても「大仏」と奈良公園の「鹿」であり、その他が直ぐに出てこない様な気がする。数年前からみると、インバウンドの外国人が増えているのは感じるが、京都市の年間観光入込客数が5522万人に対して、奈良市は1554万人で横ばいになっている。外国人観光客の宿泊日数をみると、奈良市内で1泊以上宿泊する外国人観光客は約3割にとどまり、多くが日帰りで訪れていることがわかる。一方、京都市では約7割、大阪市では約8割の外国人観光客が宿泊しており、5泊以上滞在する観光客も約1割いる。 昔から言われているのは、奈良の大仏商法でその意味は、努力をせずとも人が来ることで、座ったまま待つようになった。その結果、奈良の夜は暗くなり、人びとの姿が消えた。海外のガイドブックには、「奈良は3時間で充分」とまで、書かれるようになった。来てはくれるものの、昼間だけで充分な場所だと言われているのである。京都は市長が自ら和服を着て、観光行政に力を入れている事をアピールしているが、奈良にはそう言った観光行政が見られない。宿泊施設数も少なく、官民一体となった観光客の誘致対策を真剣に取り組まないと、益々京都との差が開く一方である様に感じます。先日も所要で奈良に行きましたが、中国人を中心としたインバウンド客が非常に増えているにも関わらず、官民一体の誘致対策が感じられず残念な気がしました。


奈良公園


男は笑いに生き、笑いに死んだ! 男の名は〝米沢彦八″――上方落語の始祖にして、日本初のお笑い芸人。笑いを商売に変えるために生きた、ぼんくら男の一代記!!何故人を笑わすのか? 人は何故笑うのか?笑いを商売に変えるため、男は血を吐く思いで立ち向かった。そして、栄光と挫折を味わった男の芸は文化となった。時は江戸時代中期。大坂の生国魂神社の境内には、芝居小屋や見世物小屋が軒を連ね、多種多様な芸能が行われていた。笑話の道を志した米沢彦八は、役者の身振りや声色を真似る「仕方物真似」、滑稽話の「軽口噺」などが評判を呼び、天下一の笑話の名人と呼ばれ、笑いを大衆のものとした。彦八は何故、笑いを志し、極めようとしたのか? そこには幼き頃から心に秘めた、ある少女への思いがあった――。デビュー作『宇喜多の捨て嫁』でいきなり直木賞候補となった著者が、ぼんくら男の一代記に挑んだ!!
(幻冬舎より)

「彦八まつり」を、上方落語協会が年に一度、9月の第1土曜日と日曜日に、大阪市天王寺区の生國魂神社で開催する。上方落語の祖と言われている「米沢彦八」を称える事もあり、1990年の生国魂神社での「彦八の碑」建立を機に、1991年より開催されている。江戸弁で語られる「江戸落語」と上方弁で語られる「上方落語」は、ともに江戸中期より始まった。京都の初代露の五郎兵衛や大阪の初代米沢彦八が道端に舞台を設け、自作の噺を披露して銭を稼いだ「辻咄」(つじばなし)や「軽口」(かるくち)が落語の起源といわれている。その彦八をテーマして書かれた作品で、面白く読みました。


本1


真田の嫡子でありながら家康の養女(本多忠勝の娘)を妻とし、眉目秀麗・六尺一寸の長身と十代からの卓抜な戦略により「信濃の獅子」「天下を飾る者」と徳川の歴代家中で尊敬を集めた好漢の異聞。
(「BOOK」データベースより)

岳/真也(おか しんや)
1947年、東京生まれ。慶応義塾大学経済学部卒、同大学院社会学研究科修了。66年、学生作家としてデビュー。現在、法政大学講師。日本文藝家協会理事、歴史時代作家クラブ代表幹事。初めて読んだ作家です。真田信幸は、弟の真田幸村の方が有名になってしまったが、関ヶ原で徳川方につき幕末まで信州松代藩を残した、名君でもあった。


本2


その日、深川の芭蕉庵は大騒ぎだった。芭蕉布(琉球の布)に包まれた物騒な投げ文が見つかり、芭蕉の掛け軸が蛇の這った跡で汚されていたのだ。文の内容は、恋しい相手を奪われた恨みの歌。そこに絵師の暁雲(後の英一蝶)が訪れ、庭に琉球の装束を纏った謎の女がいたと告げる。事件は女による脅迫か、ただの悪戯なのか。暁雲は芭蕉の一番弟子・其角と共に謎を追うが―。吉原で太鼓持ちを務める豪放磊落な暁雲と、生真面目だが不思議な話が大好物の其角。二人が出逢い、唯一無二の友になるまでを描く、『酔ひもせず其角と一蝶』の前日譚!
(「BOOK」データベースより)


本3

趣味の読書 その294 トランプ大統領の輸入制限政策は、ブッシュ(子)元大統領の失敗の二番煎じか?

Category : 読書
トランプ大統領の輸入制限政策は、ブッシュ(子)元大統領の失敗の二番煎じか?
トランプ政権は、鉄鋼とアルミニウムの大量流入が安全保障上の脅威になっているとして、鉄鋼に25%、アルミに10%の高関税を課す輸入制限を発動した。シンクタンク「ヘリテージ財団」の試算では、輸入制限によって鉄鋼産業を中心に約3万3千人の雇用が創出される一方、逆に鉄鋼を消費する業界で約17万9千人の雇用が失われ、差し引き約14万6千人が職を奪われると警鐘を鳴らす。これは、2002年3月にブッシュ(子)大統領が鉄鋼製品に8~30%の関税を上乗せするセーフガード(緊急輸入制限)を発動し、値上がりした鋼材を購入する自動車関連業界などの競争力が失われ、20万人の雇用が減少した。同じ失敗をトランプ大統領が、繰り返そうとしているとアメリカ国内から批判が出ている。アメリカファーストで、自国だけ良ければいい、という政策が意図していることに反して、全く逆の裏目に出る可能性が大きいと思われる。TPP脱退に関しても、アメリカ国内から見直しの声が上がり、風向きが変わってきている。昨今のグローバル化もアメリカが世界中に広めたとも考えられる。自国が不利になるとルールを変えるのは、政治だけに限らず、オリンピックなどのスポーツにおいても、良く見られる現象ですが、グローバルな時代において保護主義で、自国の繁栄だけをガムシャラに推し進められる政策が、世界に通用するとはとても思えません。


輸入制限


杉並中央署生活安全課に突如誕生した「何でも相談室」。通称0(ゼロ)係。署内の役立たずが集まる島流し部署だ。そこへ科警研から異動してきた キャリアの小早川冬彦警部。マイペースで、無礼千万な男だが知識と観察眼で人の心を次々と読みとっていく。そんな彼がボヤ事件で興味を示した手掛 かり、ファイヤーボールとは? KY(空気読めない)刑事の非常識捜査が真相を暴くシリーズ第一弾!
(祥伝社より)

富樫倫太郎(とがし りんたろう)
一九六一年北海道生まれ。九八年『修羅の跫』で第四回歴史群像大賞を受賞しデビュー。「陰陽寮」シリーズ、「妖説 源氏物語」シリーズなどの伝奇 小説で活躍。その後、『早雲の軍配者』をはじめとする「軍配者」シリーズ、「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」などの警察小説で人気を博している。趣味の読書 その292で紹介した「ヘッドゲーム(生活安全0課)」が第二作で、この作品がシリーズ第一作になる。面白いシリーズものです。


本1


古代から受け継がれる鬼道衆の末裔として、「亡者祓い」を請け負っている鬼龍浩一。「亡者」とは、嫉妬や憎しみ、恐れ、あらゆる欲望といった陰の気が凝り固まったもの。今回依頼されたテレビ局のお祓いも、単純な仕事だった。さらに日本橋の食品会社で起きた異変の解決を頼まれた鬼龍は、出向社員になり、会社に潜入した。だが、会社には女子社員を中心に想像を絶する陰の気が渦巻いていた…。傑作エンターテインメント。
(「BOOK」データベースより)

武道の有段者で、空手道場を主宰する「今野 敏」は、1955年北海道生まれ。78年、上智大学在学中に「怪物が街にやってくる」で第4回問題小説新人賞を受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て執筆活動に専念。2006年『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞、08年『果断隠蔽捜査2』で第21回山本周五郎賞、第61回日本推理作家協会賞をダブル受賞。空手道を中心に、古武道などに関する小説も多く発表している。彼の作品は、好きでほぼすべての作品を読んでいますが、特に気に入っているのが「隠蔽捜査」シリーズで全編愛読しています。


本2


朝のラッシュで混雑する地下鉄駅構内で爆弾テロが発生、死傷者三百名を超える大惨事となった。その威信にかけ、捜査を開始する警視庁。そんな中、政府上層部から一人の男が捜査本部に送り込まれてきた。岸辺和也陸上自衛隊三等陸曹―自衛隊随一の爆弾処理のスペシャリストだ。特殊な過去を持つ彼の前に、第二の犯行予告が届く!はたして犯人の目的は、一体何なのか。
(「BOOK」データベースより)


本3

趣味の読書 その295 日本が大好きな、台湾の若者達=哈日族(ハーリージュー)について

Category : 読書
日本が大好きな、台湾の若者達=哈日族(ハーリージュー)について
1990年代末、台湾に「哈日族」と呼ばれる、日本が好きでたまらない若者たちが出現。台湾の大人と日本人を驚かせた。台湾人の女性漫画家でエッセイストの哈日杏子が、北京語にない言葉「哈日族」を造語した。反日の中国と違い、日本のアニメや若者文化に憧れを持つ、台湾の若者たちがどんどん増えて来た。日本統治時代に、日本語教育を受けた人々、つまり現在の70代以上の世代を祖父や祖母に持つ若者世代が、日本語に馴染みを持って居る事もある。日本の魅力としては、アニメ漫画の他に、奥深い日本語、和食グルメ、美しき日本の風景、和服、伝統芸能、古い建築物などがあるようです。日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2017年の訪日外国人数は2869万人となり過去最高を記録した。このうち、中国と韓国からそれぞれ700万人以上訪日し、上位2カ国となり、3位は台湾で456万1000人だった。台湾の人口はおよそ2300万人からみると、その比率は高い。東北大震災時には、台湾から200億円もの募金援助が集まり、日本人を感動させました。反日の中国・韓国よりも、親日の台湾をもっと大事にしないといけないのでは、ないでしょうか。


ハーリー族


九州、肥後の細川藩54万石、御花畑表御掃除坊主の彦斎は嘉永三(1850)年12月、師・宮部鼎蔵を訪ねるため、ひとり池部屋敷へおもむいた。そこで彦斎は、尊敬する吉田松陰と、生涯にわたって魅かれ合う女性・由衣と出会う。その後彦斎は日本を守るため剣の厳しい修行をし、尊攘派の志士として次々と佐幕派の者たちを喪っていく。しかし彦斎の願いむなしく、明治新政府は、薩摩と長州の者たちを出世させ、この国を西洋に屈服させてしまうように思えた……新政府に抵抗した彦斎は、岩倉使節団が海外に出発して間もない明治5年12月に処刑された。享年38歳だった。尊攘派の志士として激烈な活動を行い、「人斬り彦斎」として恐れられた漢・河上彦斎の苛烈な人生と志を、直木賞作家が描き切る、待望の長篇歴史小説。
(角川春樹事務所より)

幕末の四大人斬りと言われた、薩摩の中村半次郎、土佐の岡田以蔵、薩摩の田中新兵衛、肥後の河上彦斎。彦斎は、佐久間象山を暗殺した犯人であり、殺害に及んだ背景には、池田屋事件で死亡した同じ熊本藩出身の攘夷派、宮部鼎蔵(ていぞう)と松田重助の存在があり、攘夷派に多くの犠牲を出した池田屋事件のことを恨んでいた。今は亡き「葉室 麟」は(2017年12月23日・66歳没)司馬遼太郎の後を継ぐ、歴史小説作家と期待されていただけに、若すぎる死去は残念でした。


本1


明治8年、築地の旅篭に宿泊した女一人、男二人の死体が発見された。元士族、板前、飲み屋の女将という奇妙な三人づれ。元旗本の指物師は事件に遭遇したのが義弟だったことから、新聞社の探訪員と共にその死の謎を追って、江戸から明治に変わった東京を奔走する。時代の波に翻弄される人々の哀歓を描く。
(「BOOK」データベースより)

杉本章子の「信太郎人情始末帖」全7巻が好きで、度々このブログでも紹介していますが、彼女も、2015年12月4日(62歳没)で亡くなり好きな作家の一人であっただけに残念です。


本2


幻太夫が心中事件でなくなった花魁の源氏名の二代目を名のったのはあまねく知れ渡った名を継いで大きなツキを呼びたかったからである。財閥の総帥と恋仲になる幸運も束の間、男を別の女に奪われた幻太夫は切り落とした小指を香水箱に入れて、男に送り届ける。吉原・根津の遊廓でしたたかに生きた女性を描く。
(「BOOK」データベースより)


本3

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