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ホンブチョウ

Author:ホンブチョウ
1947年生まれ、趣味が読書の
団塊の世代です。
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趣味の読書 その263 おもしゃい(面白い)和歌山弁のあれこれを、紹介!

Category : 読書
おもしゃい(面白い)和歌山弁のあれこれを、紹介!
敬語のない方言と言われている「和歌山弁」。司馬遼太郎は「紀州方言には敬語がない」と著書の中で述べ、紀州では敬語のない上下関係が平等の思想が古くから根付いていた。特に面白いのが、ざ行とだ行の取り違えで、「ざじずぜぞ」が発音できず、「だぢづでど」としか言えない。和歌山県人が投稿した写真を引用すると、「ギョーザ」が発音どおり「ギョーダ」になっているのが下の写真です。会社の先輩が書いた出張予定表を見て、思わず笑った事があります。それは、宿泊ホテル名を発音どおりに「○○プラダホテル」と書いてあり、「プラザホテル」が正解ですよ、と指摘しても「プラダホテル」と言い張り、本人にしたらどこが間違っているのか暫く理解できなかった現象を想い出しました。敬語を使えない例としては、和歌山出身の桂文福が、5代目桂文枝師匠に 「おいやん、弟子にしてけ~よ(おじさん、弟子にしてくれよ)」と和歌山弁丸出しで頼んだら、激怒され一言「いね(帰れ)!」と追い払われた。と言う話もある様です。ただ、慣れてくると結構愛嬌のある言葉に聞こえてきた憶えがあり、和歌山県を営業担当して「東奔西走」したサラリーマン現役時代を想い出しました。


和歌山弁


犯人逮捕の為なら一切手段を選ばない、酒と暴力に溺れた女刑事、登場!「あいつと組んだら、負傷する」。相棒漬しのレッテルを貼られ、仲間から忌み嫌われている淵神律子。そんな彼女が追うのは、殺害した人間の身体にアルファベットの文字を刻む、残虐な連続殺人犯。そして、彼女自身もまた、その被害者の一人だった―。遺体に残されたメッセージの意味は?犯人の目的は何なのか?孤高の女刑事と殺人鬼の壮絶な闘いが始まる。ベストセラー「SRO」シリーズの著者が描く、新たな警察小説。
(「BOOK」データベースより)

スカーフェイス(scarface)とは、傷のある顔を指す言葉。主人公は、29歳独身の淵神律子巡査部長で、ベガと呼ばれる連続殺人犯を捕まえる時に、同僚と一緒に犯人の刃物により負傷する。その際に、顔を切られ、左頬に7cmほどの大きな傷痕が残った。あえて、整形手術を受けずに、犯人を自分の手で捕まえる為の自分自身に対しての戒めにした。この作品は三部構成になっていて、第一部「スカーフェイス」第二部「特別捜査第三係」第三部「ベガ」で、面白く楽しめました。


本1


女房のお寿ずと娘のお咲を亡くし、しばらくは魂が抜けたようだった麻之助。それでも町名主・高橋家の跡取りとして、もめごとの裁定の仕事はしなければなりません――。そして幼馴染で親友の八木清十郎と相馬吉五郎の絶妙な(?)助けもあって、少しずつ麻之助は回復してゆくのでした……。「人が人を、大事だって思う気持ちにつけ込んで、下司なことをするんじゃねえよ」前作で悲劇に見舞われた麻之助が捨て身で啖呵を切る『朝を覚えず』、色男の清十郎がすべてを投げ出し、謎の失踪をとげる『たからづくし』、突然三人の娘から好意を寄せられて困惑する吉五郎を描く『きんこんかん』など、「まんまこと」シリーズ第四弾の本作には、傑作連作小説六編を収録。お寿ずの又従姉妹の子で、最近不思議なほどお寿ずと面差しがそっくりになってきた「おこ乃」の存在感が増しているのも本作の大きな魅力です!
(amazon.co.jpより)

畠中 恵
高知生まれ、名古屋育ち。名古屋造形芸術短期大学ビジュアルデザインコース・イラスト科卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。ほかに『ぬしさまへ』『ねこのばば』『おまけのこ』『うそうそ』『ちんぷんかん』『いっちばん』『ころころろ』『ゆんでめて』『やなりいなり』『ひなこまち』『たぶんねこ』『すえずえ』『なりたい』、ビジュアルストーリーブック『みぃつけた』(以上『しゃばけ』シリーズ、新潮社)、『ちょちょら』『けさくしゃ』(新潮社)、『うずら大名』(集英社)、『明治・金色キタン』(朝日新聞出版)、『若様とロマン』(講談社)、『ひとめぼれ』(文藝春秋)、『まことの華姫』(KADOKAWA)、エッセイ集『つくも神さん、お茶ください』(新潮社)などの著作がある。軽いテンポの時代小説を得意とする、女流作家です。平仮名のタイトル名の小説が多く、お気軽に読む本としては最適です。


本2


時は流れて江戸から明治へ。夜の銀座で、とんびを羽織った男が人捜しをしていた。男の名は、仁吉。今は京橋と名乗っている。そして捜しているのは、若だんな!?手がかりを求めて訪ねた新聞社で突如鳴り響く銃声!事件に巻き込まれた仁吉の運命は―表題作「えどさがし」のほか、お馴染みの登場人物が大活躍する全五編。「しゃばけ」シリーズ初の外伝、文庫オリジナルで登場。
(「BOOK」データベースより)


本3

趣味の読書 その264 全日空が、「IS JAPAN COOL?」で達人の技を世界に紹介!

Category : 読書
全日空が、「IS JAPAN COOL?」で達人の技を世界に紹介!
全日空は、訪日外国人向けのプロモーションメディア「IS JAPAN COOL?」において、「道」をテーマとした「IS JAPAN COOL? DOU」の公開を開始した。長い時間をかけて伝承され磨かれてきた、日本の伝統文化である武道や芸術の精神性、そしてそこに息づく技や所作、型(形)といった「無形文化」を、最新のテクノロジーを駆使してデータビジュアル化した「有形文化」へと昇華させて後世に残すとともに、ウェブサイトを通して国外へ発信することによって、海外旅行者の訪日への関心度を高めるきっかけとなることを目指す新コンテンツ。「柔道」「剣道」「弓道」「空手道」「居合道」「茶道」「書道」「日本舞踊」「能」の9つの伝統文化を紹介している。この動画の累計再生回数は320万回以上、世界152か国(地域)からアクセスがあり、累計PVは1200万を超える。特に、中国のネットで話題になっていて、微博を通じて動画の存在が広まった。体育会の「空手道部」OBとしては、日本の誇る武道を世界中に紹介して貰うのは嬉しいニュースです。3年後に東京五輪を控えているので中国だけではなく、地球規模の話題になって、伝統の「技や道」を理解して欲しいと願っています。


DOU.jpg


黒潮共和国誕生!? 出色の近未来シミュレーション小説。地方切捨ての日本政府にNOを突きつけ、独立を宣言した高知県。女性知事を中心に自給自足の国家を目指すが、やがて政府の反撃が。高知県が日本から独立!? 運命の住民投票は独立を支持し、ここに黒潮共和国が誕生した。高知県知事・浜口理絵子を中心に政治、経済そして軍事的にも日本に依存しない、自給自足の独立国家を目指して始動する。だが、やがて日本政府の反撃が始まり、共和国に危機が迫る……。「地方の時代」の呼び声もむなしく、地方切り捨てに走る日本政府にNOを! 現在の政治状況を巧みにすくい上げた、出色の近未来シミュレーション小説です。
(文藝春秋より)

坂東/眞砂子
昭和33(1958)年、高知県生まれ。奈良女子大学住居学科卒業後、イタリアに留学し、インテリアデザインを学ぶ。帰国後フリーライターとして働きつつ童話を発表。57年、第七回毎日童話新人賞優秀賞を受賞。平成8(1996)年、『桜雨』で第三回島清恋愛文学賞を、9年には『山妣』で第百十六回直木賞を、14年には『曼荼羅道』で第十五回柴田錬三郎賞を受賞。2014年1月27日(満55歳没)。貧乏県と言われている、高知県の独立物語を書いた、ハチキン作家の坂東真砂子。ハチキンとは、「男勝りの女性」を指す土佐弁。ならびに高知県女性の県民性を表した言葉で、作者も勝気で男勝りな気性だった様です。時々読んでいましたが、55歳で亡くなったのは惜しい気がします。


本2


飛鳥時代。人々の夢を解くことを生業とする白妙は、見知らぬ少女讃良の心を覗き込む。それは最高権力者である持統天皇の過去だった。やがて白妙は、恐るべき女帝の秘密へと近づいていく。古代日本最強の女帝、持統天皇の呪術的世界に迫る、歴史長編小説。
(「BOOK」データベースより)


本1


真田幸村旗下、猿飛佐助・霧隠才蔵たちが暗躍する!池波正太郎、山田風太郎ら名手による傑作を集成した。ときは戦国、主君真田幸村のために暗躍するは猿飛佐助・霧隠才蔵・三好清海入道ら古今無双の忍びたち!上田攻めから大坂の陣まで、乱世のなかで繰り広げられる空前絶後の深謀妖闘を名手六人が描く。決定版真田忍者小説アンソロジー。
(「BOOK」データベースより)

時代小説の名手が揃った短編集です。真田幸村と共に、有名な猿飛佐助や霧隠才蔵が出てきて楽しく読めました。


本3

趣味の読書 その265 日本で生れた絵文字が、世界標準になっていた!

Category : 読書
日本で生れた絵文字“emoji”が、世界標準になっていた!
老若男女を問わず、今やメールに欠かせない絵文字が、日本で生れていた。この初期絵文字、生みの親は現ドワンゴ執行役員/企画開発本部長の栗田穣崇さんという方です。開発から約20年を経てのMoMA収蔵には、ご本人もかなり驚かれたとか。ちなみに、栗田さんが最初に書いたのは傘のマークなのだそうです。12×12ドットという小さなサイズで、どうやって表現するのか苦労したと言います。次いで、ハートや顔のマークをデザインされた。2008年のApple社のiPhoneには、当初絵文字がなかった。アメリカ文化に絵文字の習慣がなく、ソフトバンクの孫正義社長がApple社に要請して導入された。Googleとも連携して絵文字は(ユニコード)という文字コード規格に統一されていった。その様な歴史があった事は、初めて知りました。現在では、LINEなどで益々進化した絵文字が有料で売られていて、すっかり世界中に絵文字(emoji)が定着しているように感じられます。日本発祥の「カラオケ」や「自撮り棒」など世界を驚かせて、普及している発明?が色々ある様です。


絵文字


2011年6月20日、モヒカン頭で収監されてから発信しつづけた、前代未聞の「リアルタイム刑務所日記」。獄中メシで何キロやせた? オリンパス事件どうなの? シャバを見つめた「時事ネタ時評」と、刑務所での読書記録150本も掲載。《娑婆にいるスタッフや協力者に助けられ、私自身がずっと関わってきたインターネットによる情報発信が普及したおかげでボールペンで便箋に書いた原稿が、メールマガジンやTwitterのつぶやきにトランスフォームされて世界に拡散することになった。その結果が本書である。
(amazon.co.jpより)

堀江貴文(ホリエモン)
1972年、福岡県生まれ。ライブドア元代表取締役社長。東京大学文学部在学中、ライブドアの前身「オン・ザ・エッヂ」を設立。04年に社名を「ライブドア」に変更、旧近鉄バファローズの買収を表明して脚光を浴びる。05年、ニッポン放送の筆頭株主となり、グループ会社のフジテレビと騒動に。06年、証券取引法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕され、07年に懲役2年6月の実刑判決。11年、最高裁が上告を棄却。6月20日に収監された。ポッチャリ体形から、刑務所収監中の健康的な食事?の為か別人の様にヤセた体形になってマスコミに登場した事が、思い出されます。最近も、Jアラートに関する、SNSなどで物議を醸し出しだしているようです。8月29日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことでJアラートが発令された際、ツイッターで「マジでこんなんで起こすなクソ。こんなんで一々出すシステムを入れるクソ政府」と非難していた。ネット上では、賛否両論があって世情を賑わしていますが、ホリエモンは相変わらず話題を提供してくれる人物です。


本1


男の人間性を一目で見抜く特殊能力を活かし、裏のコンサルタントとして生きる女性、水原。国家安全保障局(NSS)の湯浅より依頼され、堂上保という男について調査したところ、その正体は、1億人に1人しかいない新種の頂点捕食者(頂捕)であることが判明する。頂捕は容易に人間の命を奪うことも可能で、中国ではすでに、頂捕を利用した要人暗殺事件が起きていた。やがて、この暗殺事件に関与した頂捕グループが、日本に潜伏していることが判明する。彼らは政府に身の安全を保証するよう求めた。それを断れば、日本の安全保障が脅威にさらされることになる。水原は頂捕との捨身の戦いに挑んだ――。『魔女の笑窪』『魔女の盟約』に続く、『魔女』シリーズ第3弾!
(文芸春秋BOOKSより)

「新宿鮫」を読んで以来のファンになった、大沢 在昌。この本が、デビュー36年で、100冊目の作品となる。期待して読んだが、「新宿鮫」ほどの面白さはなかった。彼の作品は、ほとんど全て読んでいますが、ハードボイルドに女性の主人公は、少し無理があり読んでいてシンドイ部分があるように感じました。


本2


ゴールデンウィーク明けのある朝、出勤した警視庁捜査一課・碓氷警部補の元に都内で起こった二件の自殺と二件の殺人の報が入る。発生時刻はすべて同じ日の午後十一時だった。関連性を疑う第五係は、田端捜査一課長の特命を受けて捜査を開始する。その後、さらに同日同時刻に都内で盗撮・強姦未遂等あわせて三件の事件が起こっていたことが判明。一見関連性がないように見える各事件は、実は意外な共通点で繋がっていた―。知力を駆使して、同時多発事件の謎を解け。藤森紗英心理調査官、再び!
(「BOOK」データベースより)

今野 敏の警察小説が好きで、日頃からよく読んでいます。特に「隠蔽捜査」シリーズが面白く、キャリア警察官の竜崎 伸也の筋を通す生き様と、明敏な頭脳による難事件を解決してゆく過程が楽しませてくれます。警察庁長官・官房総務課長というキャリアポストから、息子の不祥事により大森署署長に左遷に近い処遇で、異動になったが腐ることなく署長業務を勤める設定。幼馴染の警察庁同期入庁で警視庁刑事部長である伊丹 俊太郎が絡む秀逸のシリーズ小説で、お奨め作品です。


本3

趣味の読書 その266 兵庫県の、県民性について紹介!

Category : 読書
兵庫県の、県民性について紹介!
趣味の読書 その259「大阪府民の、県民性についての紹介!」に続き、今回は兵庫県の、県民性について紹介します。兵庫県は、瀬戸内海から日本海、近畿地方から中国地方まで大きな面積を有していて、旧国名でいえば、播磨(はりま)、摂津(せっつ)、但馬(たじま)、丹波(たんば)、淡路(あわじ)の5ヶ国になる。この5ヶ国は風土や気候もそれぞれ違っており、県民性がなくて、地域性だけがある。PRESIDENT Onlineから引用すると、各地方がバラバラの個性で、県民意識も希薄。出身地を聞かれても「兵庫」とは言わず、「神戸」「尼崎」と答えるほど。全国的には、甲子園は大阪にあると思われているが、実は兵庫県の西宮市にある。尼崎は市外局番の電話番号が、兵庫県にも拘らず大阪市内と同じ06からはじまる。横浜と同じ様に、摂津の中心の神戸はオシャレでハイカラといったイメージが強い。播磨は姫路市を中心として、保守的な農村,豪毅で自己主張が強く見栄っ張りな面がある。それぞれの気質が大きく異なる県民性とも言える。50年以上住んでいた大阪府民意識が未だに強くあり、16年目になる兵庫県西宮市民としては、まだまだ馴染んでいない様に思っています。


兵庫県


お前がいて俺がいる!警察小説の最前線が、ここに集結!エンターテインメント界のベテランから新人まで、豪華執筆陣の警察小説アンソロジー。ひらめき型の刑事、全く話が噛み合わない奴、骨董に詳しい祖父、小学校からの幼馴染など――それぞれの相棒物語。 逢坂剛「御茶ノ水署」シリーズ、 柴田よしき「RIKO」シリーズ、 今野敏「東京湾臨海署安積班」シリーズ、 押井守「機動警察パトレイバー」のスピンオフ作品、 西村健、柴田哲孝、池田久輝のオリジナル短篇を収載。
(amazon.co.jpより)

警察小説の、アンソロジー(英語:anthology「選集」という意味の言葉)。日頃、余り読まない短編集ですが、今野敏と逢坂剛が好きな作家だったので読みました。今野敏「東京湾臨海署安積班」シリーズは、台場をはじめとする湾岸地域を管轄する警視庁東京湾臨海警察署を舞台に、安積警部補率いる刑事課強行犯係安積班の活躍を描く物語で、愛読しています。逢坂剛「御茶ノ水署」シリーズは、元小学校の同級生、現在御茶ノ水署生活安全課の上司と部下である斉木斉と梢田威。迷コンビが、神田・御茶ノ水界隈で起きる難事件に挑む物語で、これ又面白しろくてシリーズ全編読んでいます。


本1


南宋の城郭を攻める岳飛に対し、程雲は忍耐強く準備を整え、見えない兵一万を潜伏させた。三十もの城郭を確保した岳飛だが、完全に包囲されてしまう。ついに程雲は岳飛を死地に追い込むのだが・・・・・・。
(amazon.co.jpより)

全17巻で完結する「岳飛伝」。南宋の実在の武将「岳飛」を書いた北方謙三の第64回菊池寛賞受賞作品です。北方謙三がライフワーク作品として書いた「大水滸伝」シリーズ(水滸伝19巻・楊令伝15巻・岳飛伝17巻)が総合計51巻で、1000万部突破した。外国の小説は、人名がゴチャゴチャになって頭の中へすんなり入って来ずに、物語に集中し難い面があり、今まで余り読んでいませんでしたが北方謙三は、登場人物を深く掘り下げて描いている為非常に分かり易く、すんなり物語に没頭できました。


本2


岡野藩領内で隣国との境にある峠の茶店。小柄で寡黙な半平という亭主と、「峠の弁天様」と旅人に親しまれる志乃という女房が十年ほど前から老夫婦より引き継ぎ、慎ましく暮らしていた。ところが、ある年の夏、半平と志乃を討つために隣国の結城藩から屈強な七人組の侍が訪ねてきた。ふたりの過去に何があったのか。なぜ斬られなければならないのか。話は十五年前の夏に遡る―。『蜩ノ記』『川あかり』の著者による傑作時代小説。
(「BOOK」データベースより)

藤沢周平とよく似た作風の葉室麟。読書後の寂寥感が、好きではない為積極的には読んでいません。だが、現在の時代小説作家の第一人者である事は間違いなく、時代小説ファンとしては無視できない存在です。その為に、時々彼の作品を読んでいるのが実情です。


本3

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