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ホンブチョウ

Author:ホンブチョウ
1947年生まれ、趣味が読書の
団塊の世代です。
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趣味の読書 その254 中国企業が、日本の工業用ロボットを「爆買い」!

Category : 読書
中国企業が、日本の工業用ロボットを「爆買い」!
中国人の旅行客が、日本観光に来て電化製品だけではなく化粧品や薬までを「爆買い」した。今度は中国企業が、工業用ロボットを「爆買い」しだした。その理由は、中国では内陸地域の経済発展に伴う出稼ぎ労働者の減少や、一人っ子政策のもとで成長した若者が製造業への従事を敬遠する傾向により、製造業で人手不足が発生しており、工業用ロボットのニーズがますます高まっている事が背景にある。工業用ロボットを製造している川崎重工やファナックなどが、増産のための新工場を計画したり、生産拠点を拡大したりして対応している。中国がとってきた「一人っ子」政策の悪影響で、両親と祖父母の愛情を一身にうけた子どもは「小皇帝」と呼ばれて、我儘一杯に育ち単純肉体労働を敬遠しだし、製造現場での人手不足になっている。日本の労働環境も経緯や原因は違えども、同じ状況下にあり、少子高齢化が加速していて深刻な人手不足の問題に直面している。中国の労働環境が、他人ごとでは無くなってきています。世界中で、日本が産業用ロボット技術でリードしているので、工業用ロボットの関連業界にとってはこれから、チャンス到来になると推測されます。


元治2年(1865)如月、清太郎の師匠で、義父でもある三代豊国の七七日法要が営まれる。 三代は当代きっての花形絵師。歌川広重、歌川国芳と並んで「歌川の三羽烏」と呼ばれた。すでに広重、国芳を亡くし、歌川の大看板・豊国が亡くなったいま、誰が歌川を率いるのか。版元や絵師、公演者たちなど集まった弔問客たちの関心はそのことに集中した。 清太郎には義弟の久太郎と、弟弟子の八十八がいた。久太郎は清太郎と同じく、門人から婿養子なった弟弟子。そして八十八は、清太郎より歳が一回りも下の弟弟子。粗野で童のような男だが、才能にあふれている。八十八が弟子入りしてすぐに三代はその才能を認め、挿絵を大抜擢で任せたりしたものだ。かたや清太郎が三代に褒められたのは、生真面目さしか覚えがない。その上、版元たちからは、三代の通り名「大坊主」を文字って、「小坊主」と呼ばれる始末。いったい、誰が「豊国」を継げようものか。清太郎は、苦い振る舞い酒を口へ運んだ──。 黒船騒ぎから12年が経ち、京の都には尊王攘夷の嵐。将軍さまは京に行ったきりと、徳川の世は翳りはじめていた。時代のうねりの中で、絵師たちは何を見、何を描き、何を残そうとしたのか!
(講談社BOOK倶楽部より)

三代目豊国の長女・鈴の婿となって「国政」の名を継ぎ二代目歌川国政を称した。師の没後,4代豊国をつぐ。明治13年7月20日死去。58歳。江戸出身。通称は政吉,清太郎。別号に梅堂,一寿斎,梅蝶楼,香蝶楼,一陽斎,宝来舎。ただ、腕前は3代目には到底及ばなかった。師匠は歌川三羽ガラス「名所の広重、武者の国芳、似顔の豊国」と呼ばれる名人であった。梶よう子の作品は、ほんわかとした時代小説が好きで、良く読んでいますが今回の作品は、趣の変わった小説で良かった。


本1


「国産の自動車を作りたい」という夢を抱き、終戦間もない横浜に小さな自動車会社を興した多門大作。友情、裏切り、陰謀などの波乱に見舞われながらも、あくまで夢を追い続ける多門を描く挫折と再生のドラマ。 昭和20年「国産の自動車を作る」ことを夢に、横浜に多門自動車を設立した多門大作。彼は米軍関係の車両の修理をしながら原動機付自転車やオリジナルのオート三輪を完成させ資金を稼ぐ。その後、念願の乗用車生産を実現した多門自動車は、ルマン24時間耐久レースへの挑戦、イタリア人デザイナーの設計によるスポーツ・クーペのヒット、独自技術の新エンジン開発や対米進出などを通じて国際的なメーカーに成長してゆく。順風満帆に見えた多門自動車だったが、会社が大きくなりバブルの時代を迎えるにつれて創業時の“モノ作り”の精神は遠のいてゆく。88年、自らが招いた役員たちによるクーデターにより、遂に多門は社を追われるが…。
(amazon.co.jpより)

佐々木/譲
1950年、北海道生まれ。札幌の広告代理店、東京の自動車メーカー販売促進部などの勤務を経て79年に『鉄騎兵、跳んだ』で第55回オール読物新人賞受賞。89年に『エトロフ発緊急電』で第43回日本推理作家協会賞、第3回山本周五郎賞、第8回日本冒険小説協会大賞受賞。02年に『武揚伝』で第21回新田次郎文学賞を受賞。戦後、浜松で創業したホンダ(本田技術研究所)の本田宗一郎を、連想させる様な小説で、面白く読みました。


本2


友近克也は父・善次郎が築いた馬牧場を出た。兄嫁となる女性に想いを残して…。行くあても帰る場所もない、ただ生きるための流浪の旅だった。町々にはびこる悪徒に、容赦なくとどめを刺す克也。暴力と策謀が渦巻く荒野の果てに、安住の地はあるのか?北海道開拓期。過酷な運命に立ち向かう家族、そして男女を描く連作短編集。
(「BOOK」データベースより)


本3

趣味の読書 その255 中国人観光客の、マナーが向上した?

Category : 読書
中国人観光客の、マナーが向上した?
2017年7月10日、人民網は「中国人観光客の海外での評価が向上した」とする中国社会科学院新聞伝播研究所などのレポートを取り上げ、訪日ツアーを担当するガイドの声を紹介した。中国人旅行客のマナーなどに関して日本を含む10カ国・地域の市民を対象にした調査で、「中国人観光客のマナーが向上した」と答えた人は全体で46・2%に上り、インドネシア、フランス、シンガポール、英国、米国の5カ国で高く評価する傾向が目立ったと紹介。 マナーの悪い例として「街中や電車の中等で大声でしゃべる」、「公共の場で唾を吐く」、「トイレでトイレットペーパーを流さずゴミ箱に捨てる」、「落書きをする」等々です。日本だけではなく世界各地でも同様に問題となっており、中国政府としてもこの事を問題視するようになり、「遊客不文明行為記録暫行弁法」が施行された。 その内容は、「航空機や電車、バスなどの公共交通機関で秩序を乱す。衛生環境を損ねる」、「訪問先の社会の風習や習慣に反する行為をする」、「訪問先の文化財を破壊する」、「訪問先の社会に大きな悪影響を与える」などがあった場合、中国当局はその当事者を記録(いわゆるブラックリストに掲載)し、罰則を与える法律。一部で、マナーが良くなったと言う声がある様ですが、実感としてはまだまだ良くなっておらず、大阪の道頓堀の街中では、相変わらずに大声の中国語が飛び交い、まるで「四面楚歌」状態になっており、少しも公共道徳が守られているとは感じられません。一部の業種だけが潤った「爆買い」も、減少して『郷に入ったら郷に従え』のコトワザどおりに、公衆道徳を守って、一段とマナーの向上を心がけて欲しいと願っています。


決して陥ちぬ天下城、それは築城家の見果てぬ夢。戸波次郎左は信長の夢を叶えるため、欧州に向かった。安土城を造った鬼才の血を引く男はイタリアで名を上げる。やがて大国イスパーニャの圧政に抗うネーデルラント人たちに請われ、彼らを守る鉄壁を手がけることに。愛しい妻子。異国で得た信頼。だが故郷日の本はあまりに遠く―。佐々木譲が全ての力を注ぎ込んだ、大河冒険小説。
(「BOOK」データベースより)

前回に引き続き、「佐々木 譲」の作品紹介です。北海道夕張市出身で、今年67歳になります。北海道を舞台にした作品を多く出していて、最近よく読んでいます。佐々木譲の備忘録 を見ると、幕末の韮山代官・江川太郎左衛門英龍についての歴史小説『英龍伝』を単行本として、加筆する為に5月末に、伊豆・韮山に取材に行った。これは、幕末幕臣三部作(榎本武揚を描いた『武揚伝』、中島三郎助が主人公『くろふね』と、江川太郎左衛門英龍の『英龍伝』)を完結させる為だと書いてありました。本が発売されれば、早速図書館に予約を入れて、読んでみたいと楽しみにしています。


本1


旅行代理業を営む卓也は、モスクワから来たターニャと名乗る女性をアテンドする。日本語を巧みに操るターニャは、乃木坂で卓也の車を降りるなり、拳銃を発砲し舞い戻ってきた。彼女は家族の復讐のために来日した暗殺者だったのだ―。暴力団、ロシアン・マフィア、警視庁、三つの組織に追われ、二人は東京、新潟、稚内と逃避行を重ねることに。五日間の脱出行の果て二人が見た風景は―。緊迫のクライム・サスペンス。
(「BOOK」データベースより)


本2


猫を愛し、内臓について考える。ショージ君の日常。 猫や犬といつも暮らしているショージ君が考える猫の生き方研究から、内臓が偉いのか私が偉いのかを考えた大作まで、痛快エッセイ集。
(文藝春秋BOOKSより)

「東海林さだお」のマンガは、昔から新聞や週刊誌などでよく読んでいました。1974年6月16日から2014年12月31日にかけて毎日新聞朝刊に13,749回連載した4コマ漫画『アサッテ君』で、一般全国紙の連載漫画の最多掲載記録を作った。他の漫画・エッセイの連載においても、ほとんどが40年超のロングランとなっている。団塊の世代の我々より、一回り近く年上の1937年生まれとは、思いませんでした。戦中派で、児童疎開も経験している様で東京生まれだったが、終戦後も東京に帰らず中学2年まで、母方の実家の栃木県で過ごした。今年80歳になるが、まだまだ現役で、「アサッテ君」などのサラリーマン漫画は、未だに愛読者も多い様です。


本3

趣味の読書 その256 全国47都道府県別の方言による、告白がツイッターで話題に!

Category : 読書
全国47都道府県別の方言による、告白がツイッターで話題になっている。
Jタウンネットの記事によると、「全国告白方言」と題したイラストが、ツイッターで反響を呼んでいる。漫画家の「お文具」さんが自身のツイッターに投稿したもので、好きな異性に「告白」する際の言い方が、47都道府県別に描かれている。半世紀も大阪に在住した自分自身から見ても、大阪を中心とした近畿地区の言葉は、確かにその様な言い回しをする気がする。漫画家の「お文具」さんは京都人らしいが、多少の言い回しの差異はあっても、これだけ全国の方言に詳しいのには感心します。吉本興業のおかげで、今でこそ大阪弁が全国区になった様に思いますが、昔、営業で甲信地区(山梨県・長野県)を担当した、40年以上前では大阪弁で商談をしていても、馴染が薄くて難儀した思いがあります。現在では、かなり方言が少なくなってきている様には感じていますが、まだまだ方言の良さは、これからも大事にして行くべきだと思います。


告白方言
提供:「お文具」(@imoko_iimo)さんのツイッター


泣く子も黙る悪相の山藤組のボス山虎。飼い主よりも凶暴で、いったん噛みついたら決して離さない、山虎の愛犬ベルちゃん。なぜか、山虎以外で唯一ベルちゃんが懐いている探偵事務所の電話番由子。組の解散騒ぎ、失踪、そしてまさかの殺人事件!?悪徳刑事や生臭坊主も巻き込んで、探偵が突き止めた意外な真相とは―。軽快軽妙な筆致が心地よい、軽ハードボイルドの傑作!
(「BOOK」データベースより)

笹本稜平は、犬猿の仲と言われている警視庁と神奈川県警の刑事が、おたがいの利害関係から協力しあって「越境捜査」するシリーズ物が面白くて、以降よく読むようになった作家です。このシリーズは迷宮入り事件を担当する警視庁捜査一課の鷺沼友哉が主人公で、神奈川県県警のはみ出し刑事の宮野裕之が絡む物語です。テレビドラマにもなり、鷺沼友哉(警部補) 柴田恭兵が演じ、相棒の宮野裕之(横浜署刑事課・巡査部長) 寺島進のコンビで好評でした。


本1


おなつは、皆川藩米倉家に仕えていた武士、大下彦十郎の娘。彦十郎が花見の宴席で刃傷沙汰を起こし、家が取りつぶされてしまう。凡庸な兄の彦之助は、母とおなつを連れて江戸に出るも、仕官のあてなどあるはずもない。とうとう、借金のかたに吉原に売られて、はや五年が過ぎた。蓮っ葉な物言いと廓言葉ばかりが身につき、口説きと手管に欠けるおなつは、すっかり売れない女郎である。そんなおなつが張見世に出ているのを、じっと見続ける浪人がいた。登楼するでもなく、眺めるだけで、もう半年。いったい、何の目的なのか……。  第2回小説宝石新人賞受賞作の表題作をはじめ、吉原の妓たちの人生の襞を、清新な筆致で活写した連作時代小説集。
(amazon.co.jpより)

中島要(なかじま・かなめ)
早稲田大学教育学部卒業。2008年、「素見(ひやかし)」で第2回小説宝石新人賞を受賞。2010年、若き町医者を描いた『刀圭』(光文社文庫)で単行本デビュー。受賞作を収録した連作時代小説集『ひやかし』(光文社文庫)で好評を博す。ほかに「六尺文治捕物控」シリーズ(光文社文庫)、『江戸の茶碗 まっくら長屋騒動記』(祥伝社文庫)、『かりんとう侍』(双葉社)、『ないたカラス』(光文社)がある。愛読していた女流時代小説作家の「宇江佐 真理」が亡くなって、最近はこの「中島 要」の本をよく読んでいます。その中でも、「着物始末暦」シリーズが一番面白い。この物語は着物の染み抜き、洗い染めなどなんでもこなす、無愛想だが職人としての腕はピカイチな、着物始末屋の余一が、着物の染みや汚れとともに、市井の人々の悩みを華麗に始末する!!という時代小説です。一膳飯屋の看板娘・お糸が紆余曲折の末に夫婦になる最新刊第8巻「異国の花」を先日読みました。


本2


悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか? 3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが……。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?
(角川書店より)

流石は、流行作家の「東野 圭吾」の作品は期待に違わず面白い。最新刊は、図書館に予約が殺到して500番待ちなどザラにある為に、数年前の古い作品を探して読んでいます。


本3


趣味の読書 その257 AI(人工知能)の進化で、今後なくなる職業は

Category : 読書
AI(人工知能)の進化で、今後なくなる職業は
年々目覚ましい進化をとげているAI(人工知能)、最近は名人クラスのプロ将棋士や囲碁名人にも、勝てるまでになってきた。週間ダイヤモンドの特集による、機械が奪う職業ランキング(米国)の上位15位を抜粋。
1位:小売店販売員
2位:会計士
3位:一番事務員
4位:セールスマン
5位:一般秘書
6位:飲食カウンター接客係
7位:商店レジ打ち係や切符販売員
8位:箱詰め積み降ろしなどの作業員
9位:帳簿係などの金融取引記録保全員
10位:大型トラック・ローリー車の運転手
11位:コールセンター案内係
12位:乗用車・タクシー・バンの運転手
13位:中央官庁職員など上級公務員
14位:調理人(料理人の下で働く人)
15位:ビル管理人
機械的な作業する分野が、AIに置き換わったりする事や、トラックやタクシーの運転手は自動運転自動車の進化で、無くなる事は理解できるが、対人関係のウエイトが高いセールマンや公務員が無くなるのはそうかな?と疑問に思います。ただ現在のAIの進化スピードは、想像をはるかに超えるものがありますので、予想されている様な社会が来るのかも知れません。


ひとはひとりでは 生きていけませぬ――。秘太刀「磯之波」は人の濁った心を一刀両断する! 愛する者の望みを叶えるため剣を抜いた男の運命は!?デビュー10年。練達の著者が放つ時代エンターテインメント!!最高の感動がここに!りり、りり、りり。草雲雀は一晩中、恋の歌を唄う――媛野藩の若き藩士、栗屋清吾は風采の上がらぬ三男坊だが、剣はめっぽう腕が立つ。女中のみつと深い仲になり妻とするが、家長の長兄には認められていない。そんなとき、道場仲間の山倉伊八郎から自分の用心棒になるよう頼まれる。伊八郎は実父の後を継ぎ、藩の筆頭家老になるには清吾の剣の技が必要だという。「子どもを持ちたい」というみつの願いに応えるために申し出を引き受けたものの、伊八郎の出世を阻もうとする敵からの刺客が次々と襲い掛かり……。
(実業之日本社より)

葉室 麟
1951年北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年『乾山晩愁』で歴史文学賞を受賞し、作家デビュー。07年『銀漢の賦』で松本清張賞を受賞。2012年『蜩ノ記』で第146回直木賞を受賞。 葉室 麟は、司馬遼太郎や藤沢周平を尊敬していてどちらかと言うと藤沢周平の作品に作風が、近い様な気がします。現在の時代小説作家の第一人者の一人である事は、間違いのない地位にいると思っています。


本1


着物の染み抜き、洗いや染めとなんでもこなす着物の始末屋・余一は、職人としての腕もよく、若くて男前なのだが、人と深く関わろうとしない。一方、余一の古馴染みで、柳原土手の古着屋・六助は、難ありの客ばかりを連れてくる。余一の腕を認めながら、敵対心を燃やす呉服太物問屋の若旦那・綾太郎。朴念仁の余一に片思いをしている一膳飯屋の看板娘・お糸など…。市井の人々が抱える悩みを着物にまつわる思いと共に、余一が綺麗に始末する!!人情味溢れる筆致で描く、連作短篇時代小説。
(「BOOK」データベースより)

前回の「趣味の読書 その256」で紹介した、中島 要の作品の中で一番面白いと、お勧めできる「着物始末暦」シリーズです。今回と次回で、1巻から5巻まで紹介したと思います。女性時代小説家らしい細やかな、女性心理を描きながら物語を紡いでゆく作品でこのシリーズを読んでから、彼女の作品を多く読むようになりました。


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呉服太物問屋の若旦那・綾太郎は、着物の染み抜きなどをなんでもこなす着物始末屋・余一のもとへ打掛の始末を頼んだ。毛嫌いする余一を困らせようと、生地が弱りすり切れた打掛を渡したのだが、その仕上がりは非の打ちどころのない出来栄えだった。余一に対して、何としても一泡吹かせたいと願う綾太郎。そんなある日、彼は古着屋の六助を伴い、余一に想いを寄せるお糸の飯屋を訪れた。血の気が多い職人や人足などの男達を前に、てきぱきと働くお糸を見て、綾太郎は彼女に惹かれはじめるが―(「藍の糸」より)。大好評、連作短篇時代小説。待望の第二弾!!
(「BOOK」データベースより)


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