2016
11/02
10:37
趣味の読書 その220 訪日観光客が、初の年間2000万人越えを達成!
Category : 読書
訪日観光客が、初の年間2000万人越えを達成!
石井啓一国土交通相は31日、2016年の訪日外国人数が10月30日に年初からの累計で2000万人を超えたと発表した。暦年(1~12月)での訪日客2000万人突破は初めて。昨年は1973万人だった。LCC便数の増加や、訪日客誘致に向けた取り組みが奏功して増加が続いている。政府は2020年には、4000万人を目標に掲げている。電通では、世界20カ国・地域で、海外消費者の意識と実態の調査をした。その中で、日本でやりたい事の1位は、日本食を食べる(79.9%)で、2位は、自然・景勝地観光(70.3%)で3位は、ショッピング(60.3%)となった。中国人の爆買いも沈静化してきて、これからは体験型のリピーターが増えてくる傾向が出ている。体験したい事の1位・温泉に入りたい 2位・自然を楽しみたい 3位・桜を見たい 4位・日本式庭園の観賞 5位・庶民的なローカルフードを食べたい と言う結果が出た。いずれも、日本文化をより体験したいという表れだと、感じました。中国人団体客のマナーの悪さも、まだまだ改善されていませんが、訪日観光客が年々増加して、日本の文化が世界中に広まって行って、日本の良さが外国人に理解を深めていく事は、多いに喜ばしい事だと思っています。
なぜ、維新の英傑の顔は消されたのか?歴史作家・望月真司は、一枚の古写真に瞠目した。 「島津(しまづ)公(こう)」とされる人物を中心に、総勢13人の侍がレンズを見据えている。 そして、その中でひときわ目立つ大男……かつて望月が 「フルベッキ写真」で西郷隆盛に比定した侍に酷似していたからだ。 この男は、若き日の西郷なのか? 写真はないとされている西郷だが、この大男が彼だとしたら、この写真はいつ、何のために撮影 されたのか?誰が、何のために合成の肖像画、似ても似つかぬ銅像を造ってまで偽のイメージを植えつけようとしたのか? 謎を解明するために望月は鹿児島へ飛んだ。
(amazon.co.jpより)

上野の「西郷さん」の犬を連れた銅像を見た、西郷夫人が「宿んしはこげんなお人じゃなかったこてえ(うちの主人はこんなお人じゃなかったですよ)」と言う逸話が残されているが、また、人間の前に正装ではなく普段着で出るような礼儀をわきまえない人間ではないと言う事も語っていた。実際には、西郷隆盛の写真は残されていないと言われている。加治将一は、幕末の歴史を追う人誰もが耳にしたことのある1枚の写真。 通称、フルベッキ群像写真、もしくはフルベッキ写真から、右端の大柄な人物が、若き日の「西郷隆盛」ではないかと推測している。どこまで、信憑性があるか分かりませんが、歴史ミステリーとして面白い作品でした。

期限は初冬、楠の実が熟すまで。21歳の利津は、御徒目付を務める伯父に命じられ、潜入捜査のため京の下級公家・高屋家に嫁いだ。安永年間、禁裏での出費増大に頭を悩ませた幕府は、公家たちの不正を疑うが、探索のため送り込んだ者たちは次々に謎の死を遂げていた。最後の切り札として単身乗り込んだ女隠密・利津は、高屋家に夫の弟・右近が幽閉されているのを知る。証拠はどこに…?著者の新境地を拓く、長編時代ミステリー。
(「BOOK」データベースより)
諸田玲子は、女流時代小説家らしい細やかな心理描写が楽しめる作品が多くあり、いつも愛読しています。

「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくる—。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。涙を流さずにはいられない、男の絆、家族の絆。
(「BOOK」データベースより)
大ヒットした映画は、凄腕の零戦パイロットだが、生きて帰って娘の松乃に逢うまでは死なないと、周りから「卑怯者」と誹られながらも、敵を墜落させる事よりも、撃墜されないことを貫いた宮部久蔵を岡田准一が演じて好評でした。話題性があったので、映画を見に行きましたが、中高年ばかりだと思った観客に混じって、案外若い層が多くいたのは意外でした。

石井啓一国土交通相は31日、2016年の訪日外国人数が10月30日に年初からの累計で2000万人を超えたと発表した。暦年(1~12月)での訪日客2000万人突破は初めて。昨年は1973万人だった。LCC便数の増加や、訪日客誘致に向けた取り組みが奏功して増加が続いている。政府は2020年には、4000万人を目標に掲げている。電通では、世界20カ国・地域で、海外消費者の意識と実態の調査をした。その中で、日本でやりたい事の1位は、日本食を食べる(79.9%)で、2位は、自然・景勝地観光(70.3%)で3位は、ショッピング(60.3%)となった。中国人の爆買いも沈静化してきて、これからは体験型のリピーターが増えてくる傾向が出ている。体験したい事の1位・温泉に入りたい 2位・自然を楽しみたい 3位・桜を見たい 4位・日本式庭園の観賞 5位・庶民的なローカルフードを食べたい と言う結果が出た。いずれも、日本文化をより体験したいという表れだと、感じました。中国人団体客のマナーの悪さも、まだまだ改善されていませんが、訪日観光客が年々増加して、日本の文化が世界中に広まって行って、日本の良さが外国人に理解を深めていく事は、多いに喜ばしい事だと思っています。
なぜ、維新の英傑の顔は消されたのか?歴史作家・望月真司は、一枚の古写真に瞠目した。 「島津(しまづ)公(こう)」とされる人物を中心に、総勢13人の侍がレンズを見据えている。 そして、その中でひときわ目立つ大男……かつて望月が 「フルベッキ写真」で西郷隆盛に比定した侍に酷似していたからだ。 この男は、若き日の西郷なのか? 写真はないとされている西郷だが、この大男が彼だとしたら、この写真はいつ、何のために撮影 されたのか?誰が、何のために合成の肖像画、似ても似つかぬ銅像を造ってまで偽のイメージを植えつけようとしたのか? 謎を解明するために望月は鹿児島へ飛んだ。
(amazon.co.jpより)

上野の「西郷さん」の犬を連れた銅像を見た、西郷夫人が「宿んしはこげんなお人じゃなかったこてえ(うちの主人はこんなお人じゃなかったですよ)」と言う逸話が残されているが、また、人間の前に正装ではなく普段着で出るような礼儀をわきまえない人間ではないと言う事も語っていた。実際には、西郷隆盛の写真は残されていないと言われている。加治将一は、幕末の歴史を追う人誰もが耳にしたことのある1枚の写真。 通称、フルベッキ群像写真、もしくはフルベッキ写真から、右端の大柄な人物が、若き日の「西郷隆盛」ではないかと推測している。どこまで、信憑性があるか分かりませんが、歴史ミステリーとして面白い作品でした。

期限は初冬、楠の実が熟すまで。21歳の利津は、御徒目付を務める伯父に命じられ、潜入捜査のため京の下級公家・高屋家に嫁いだ。安永年間、禁裏での出費増大に頭を悩ませた幕府は、公家たちの不正を疑うが、探索のため送り込んだ者たちは次々に謎の死を遂げていた。最後の切り札として単身乗り込んだ女隠密・利津は、高屋家に夫の弟・右近が幽閉されているのを知る。証拠はどこに…?著者の新境地を拓く、長編時代ミステリー。
(「BOOK」データベースより)
諸田玲子は、女流時代小説家らしい細やかな心理描写が楽しめる作品が多くあり、いつも愛読しています。

「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくる—。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。涙を流さずにはいられない、男の絆、家族の絆。
(「BOOK」データベースより)
大ヒットした映画は、凄腕の零戦パイロットだが、生きて帰って娘の松乃に逢うまでは死なないと、周りから「卑怯者」と誹られながらも、敵を墜落させる事よりも、撃墜されないことを貫いた宮部久蔵を岡田准一が演じて好評でした。話題性があったので、映画を見に行きましたが、中高年ばかりだと思った観客に混じって、案外若い層が多くいたのは意外でした。
