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ホンブチョウ

Author:ホンブチョウ
1947年生まれ、趣味が読書の
団塊の世代です。
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趣味の読書 その216 新神戸駅前では、ポケモンより出現率の高いイノシシ!

Category : 読書
新神戸駅前では、ポケモンより出現率の高いイノシシ!
神戸市街から、少し北側の山陽新幹線の新神戸駅周辺では、日常茶飯事でイノシシが見られる。神戸の阪急より北側では野生のピカチュウ(スマホの中)より野生のイノシシの方がはるかに出現率が高い。神戸市は長らく、イノシシに悩まされている。一部住民が餌付けを行うのもその原因の一つのようで、神戸市は東灘区・中央区で相次いで発生したイノシシによる人身事故を受けて、下のポスターを製作して、住民に注意を喚起している。神戸市の北側にある「六甲山」に生息しているイノシシが、都会に出現するのは、安易にエサに有りつけるからであり、特にスーパーの袋を下げて歩いている人が、狙われている様だ。極端な話が、野良犬に合うよりもイノシシに合う確率の方が高い。本来、臆病なはずのイノシシが人を恐れなくなっているのは、人間から危害を加えられない事と、苦労してエサを探すより、簡単に手に入る事を学習した為で、住民側にもエサやりなどの原因が存在する。けが人が出ている現状では、行政(神戸市)が、チラシで注意喚起するまでもなく、ノラネコにエサやる様な感覚を改めて、各人が自覚していかなければ、この問題は解決しないだろうなぁ・・・と思っています。


イノシシ


老人が遺した一冊のノート。たった一行だけ書かれた、「波の音が消えるまで」という言葉。1997年6月30日。香港返還の前日に偶然立ち寄ったマカオで、28歳の伊津航平は博打の熱に浮かされる。まるで「運命」に抗うかのように、偶然が支配するバカラに必然を見出そうともがく航平。謎の老人との出会いが、彼をさらなる深みへと誘っていき…。緑の海のようなバカラ台には、人生の極北があった。生きることの最も純粋な形を求めて、その海に男は溺れる。
(「BOOK」データベースより)

1947年生まれの、同じ団塊の世代ですので時代背景などの共通感覚がある。バックパッカーの先駆けとなった『深夜特急』全6巻を読んで以来のファンで、久しぶりに彼の作品を読みました。インドのデリーからイギリスのロンドンまで乗合いバスで行く、と言う構想で海外に足を踏み出すところから物語は始まります。彼の実体験をもとに書かれた『深夜特急』は、香港・マカオを皮切りに、最後はポルトガルの果ての岬・サグレスで、ようやく旅の終りを迎える物語は、読み応えがあり堪能しました。『波の音が消えるまで』上下2巻は、マカオの「バカラ」賭博に嵌った伊津航平は、最後に破滅的な大負けをして物語は終わります。


本1


バカラは地獄です。あなたは破滅します。でも、私には、それが羨ましい。美しい中国人娼婦が抱えた哀しい秘密、老人が背負い続けてきた罪と罰、航平の父の死の意外な真相。明かされていく過去を振り切るように、航平は己自身を賭けて最後の大勝負に挑む。そして―。生と死の極限の歩みの果てに辿り着いた場所で、男はその意味を知る。遺された言葉の、ほんとうの意味を。
(「BOOK」データベースより)


本2


激動の時代・幕末。武士の子でありながら篠目村で農作業を余儀なくされている平九郎はある日、白井小助という男と出会う。彼に連れられて平九郎は松下村塾に入り、学問をすることになる。それは、吉田松陰、高杉晋作、久坂玄瑞など、後世に名を残す傑物たちとの出会いを意味していた。彼らと共に学び、影響を受けることで平九郎は日本のあり方を見据えると同時に、自分の生き方とも直面せざるを得なくなる。波乱の時代に少年たちは何を思い、どう生きたのか。大ヒット「軍配者」シリーズの著者・富樫倫太郎による新たな青春小説。
(amazon.co.jpより)

富樫倫太郎(とがし・りんたろう)
1961年、北海道生まれ。1998年に第4回歴史群像大賞を受賞した『修羅の跫』でデビュー。「陰陽寮」「妖説 源氏物語」シリーズなどの伝奇小説、警察小説「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」シリーズ、『早雲の軍配者』『信玄の軍配者』『謙信の軍配者』の「軍配者」シリーズをはじめとする時代・歴史小説など、幅広いジャンルで活躍。最近、彼の警察小説が面白くハマっています。


本3

趣味の読書 その217 地元愛が強そうな全国都道府県別の1位は、大阪だった!

Category : 読書
地元愛が強そうな全国都道府県別の1位は、大阪だった!
Jタウンネットが『地元愛』が強そうな都道府県は?というテーマで全国の1795人にアンケートを実施したところ、大阪が309票を獲得して1位に輝いた。昔から商売や産業の町として栄えていて、地方からの移住者も多いが、大阪の気取らない人懐っこい気質や風土が、大阪以外の出身者も魅せられて地元愛が育っていく様です。よく、イタリア人気質に似ていると例えられているが、良い面も悪い面もあり、全てを含めての評価だと思います。同じ様に地方からの移住者の多い東京は28位の11票で、移住者が東京を地元として観ていない様に感じます。2位は得票数196票の福岡。九州一の大都会ながら豊かな自然も残っている。3位が沖縄で174票、4位が広島で137票、5位が北海道で125票、6位が京都で120票、7位が愛知で103票と続く。昔から大阪は、東京に対して対抗意識を強く持っているが、東京から大阪を見ると地方都市の中の一部として見られている様です。経済での地盤沈下が叫ばれて何年にもなる大阪ですが、大阪生まれの大阪育ちの身としては大阪の発展を願いながら、地元愛は強くあります。


地元愛


江戸末期の文政年間、小笠原の父島に漂着した娘とアメリカ人の元捕鯨船乗りの間に生まれた兄・丈二、弟・子温。米国の捕鯨船フランクリン号の副長だった弱冠二十歳の日本人・ジョン・マンとの運命的な出会いにより、大航海への夢を二人は募らせていく。当時、海の向こうのアメリカは西部のゴールド・ラッシュで沸いていた。一攫千金を夢見た人々が殺到し、一族の事業拡大を狙うチャンタオも、片腕のルーパンとサンフランシスコ(桑港)へ向かう。途中立ち寄った父島では、丈二と子温の素質を見抜き船に乗せた。無事にたどり着いた新天地でルーパンはパンダ作業着店を開業。店を手伝う丈二と子温たちが、妻を殺したサントス一味に復讐を誓うリバティー・ジョーと出遭ったことから思わぬ展開に―卑怯な手段も辞さず罪なき人々も簡単に命を奪うが、用心深い極悪集団を相手にはじまった大作戦。日・米・中の友情と勇気が仕掛けた死闘の行方はいかに!?
(「BOOK」データベースより)

1948年高知生まれの団塊の世代です。生家は高知市の大地主であったが没落、14歳の時に上京。通信機輸出会社、大手旅行会社(近畿日本ツーリスト)、コピーライターなど十数回の転職を経て、1997年に『蒼龍』でオール讀物新人賞を受賞してデビュー。2002年には『あかね空』で直木賞を受賞。他に『大川わたり』などの時代小説がある。バブル時代、借金を億単位で抱え込み、その返済のために小説を発表した。江戸・深川を中心とした下町の江戸っ子の時代小説を得意としており、愛読しています。出身地である土佐のクジラ漁師に関係する小説も多くあり、近年は郷土の偉人「ジョン・万次郎」の小説をライフワークとして、発表していて好評です。


本1


こんなにおもしろい野球(ベースボール)小説が日本にもあった!!絶望と屈辱の日々に希望をもたらしたのは鉄条網を越えてきた白球だった。「野球の国」に住んだ男たちの、海も人種も時も超えた友情の物語。1946年、戦後間もない東京で野球の力を信じた男たちがいた。復興への期待を胸に、「日本リーグ」を立ち上げようと奔走する日系二世の元ピッチャー矢尾。戦時中、カリフォルニアの収容所で絶望の日々を送る彼を支えたのは、ニグロリーグのスター選手ギブソンとの友情だった。構想10年、渾身の感動作!
(amazon.co.jpより)

最近、よく読んでいる「堂場 瞬一」。得意の警察小説と共に面白い作品の多い、スポーツ小説です。ジャンルは、野球・陸上競技・ラグビーと多岐に渡り、それぞれの競技の経験者かなと、思わせる位の詳しく突っ込んだ内容で興味深く、楽しんで読んでいます。


本2


韓世忠と李俊が海上で激突。梁山泊致死軍・侯真は胡土児に楊令の面影を見て、南宋軍の辛晃は再起をかけ、岳飛と秦容に挑む。国と人の関係が、新たな動きを見せ始めていた。『小説すばる』連載を単行本化。
(TRC MARCより)

「岳飛伝」は、2016年5月26日発売の第17巻で完結しています。岳飛( 字は鵬挙) は、1103年に河南省湯陰県に生まれた、実在する武将です。正史『宋史』には、岳飛が金国と戦って全戦全勝する様子が、華々しく書かれています。北方謙三の筆により、登場人物の描写が詳しく描かれており、外国小説を読むと名前と人物がゴッチャになって、話に没頭できない難点はなくて、12世紀の中国の様子がアリアリよみがえる様に、頭に入ってきて「岳飛伝」を愛読しています。


本3

趣味の読書 その218 日本一行きたくない街は、名古屋なのか?

Category : 読書
日本一行きたくない街は、名古屋なのか?
名古屋市観光文化交流局が、今年の6月に東京23区と札幌、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡の7市に住む20~64歳を対象にインターネット調査を実施し、各都市から418人ずつ回答を得た。その結果、訪問意向(買い物や遊びで、その都市を訪問したいか)をポイント換算で順位を表わすと、下記の様な結果が出た。
1位:京都市  37.6ポイント
2位:札幌市  36.6ポイント
3位:横浜市  28.9ポイント
4位:東京都  28.6ポイント
5位:神戸市  27.7ポイント
6位:福岡市  25.7ポイント
7位:大阪市  16.8ポイント
8位:名古屋市   1.4ポイント
ダントツのワースト1位で、河村たかし名古屋市長が、嘆くほどの惨憺たる数字になった。名古屋を連想するコンテンツとして、「名古屋城」、「中日ドラゴンズ」、「なごやめし」が上位3項目となっている。最近モーニングサービスなどで、話題になっている「コメダ」珈琲チェーンは、名古屋地区以外での認知度が低く、同じ様に名古屋のソウルフードとまで言われるラーメンのチェーン店の「スガキヤ」も全国的には知られていない。私自身も、3年間の名古屋単身赴任を経験しましたが、関西風の味付けになれた舌には、名物の八丁味噌の「赤だし」も3日連続ではシンドイ部分がありました。有名な味噌煮込みうどん「山本屋」も、うどんに硬い芯が残っている様で余り好きにはなれませんでした。その昔は、「タモリ」に名古屋弁を散々馬鹿にされましたが、東京と大阪に挟まれた『偉大なる田舎』のままのイメージが、未だに残っているのかも知れませんが、魅力ある部分が多くあるのでアピールの仕方を工夫して名古屋の認知度をさらに高めて欲しいと、応援しています。


江戸屋敷で生まれ育った小野寺一路(19)は、「道中御供頭(おともがしら)」の父が、国元の屋敷の失火で焼死し、急遽、呼び戻される。国は西美濃の蒔坂家。七千五百石の旗本だが、大名格の名家。「御供頭」とは、参勤行列の準備から道中の一切を取り仕切きる役目である。 本来、失火は家禄召し上げの大罪だが、参勤交代の出発が迫っているため、一路は御供頭を命じられる。しかし、一路は父からお役目について全く引き継いでいない。もし何か失敗すれば、お家取り潰しもありうる。一路は、誰一人頼れぬ四面楚歌の中、父が命がけで守った参勤交代を記した先祖伝来の“行軍録”を頼りに、江戸を目指すことを決意する。「参勤行列とは行軍、私にとってこれは戦なのです!」しかし、実は今回の参勤交代には、殿を失脚させ、お家を乗っ取ろうとする謀が仕組まれていた―。
(NHKドラマトピックスより)

小野寺一路は、江戸で生まれ育ち、故郷というべき田名部にも一度も帰ったことがなく、父・弥九郎から仕事について何の引き継ぎもしていなかった。北辰一刀流の免許皆伝、東条学塾の塾頭まで務めた英才。12泊13日間の道中を、悪戦苦闘しながら最後には、無事江戸に辿り着く物語で、面白くて楽しませて貰いました。浅田次郎の作品は、「天切り松 闇がたり」シリーズが好きで愛読していました。この物語は、大正ロマンの漂う時代から始まり、村田松蔵と言う夜盗が「闇がたり」という独特の発声法で語られる老人の話を、犯罪者も警官もみんな聞きたがる昔話の設定で、大正、昭和、平成と激動の時代を生き抜いてきた伝説の大泥棒「天切り松」物語です。彼の作品は、高倉健主演で映画化された「鉄道員(ぽっぽや)」やなど、時代小説から現代小説まで多岐にわたり発表しているので、今後はゆっくりと他の作品も読んでみたいと、考えています。


本1


江戸参勤は実に行軍である。雪の和田峠越え、御殿様の急な病、行列のなかで進む御家乗っ取りの企み。着到遅れの危機せまるなか、一行は江戸まで歩みきることができるのか。江戸までの中山道で繰り広げられる悲喜こもごも。
(「BOOK」データベースより)


本2


非情な手段でヤクザを叩きのめす、マル暴刑事・佐伯涼は突如、警視庁から異動を告げられる。拳銃も手帳も取り上げられた佐伯の行先は「環境犯罪研究所」。所長の内村は、産廃不法投棄に暴力団が関わる事例を説明、佐伯の力を必要とする。佐伯家の祖先に始まり、佐伯自身も身につけている武術「佐伯流活法」を生かし、暴力団が支配する運送会社への潜入が命じられた―。
(「BOOK」データベースより)

今野敏、得意の警察小説+武道家の物語。作品に当たり外れが少なく、期待を裏切らない話で堪能しました。


本3

趣味の読書 その219 関西の大学生は、「○回生」と呼ぶのが当たり前である!

Category : 読書
関西の大学生は、「○回生」と呼ぶのが当たり前である!
Jタウン研究所の調査では、全国的に「○年生」と呼ぶのが60.7%あり、36.5%が「○回生」と呼んでいる。そのほとんどが、近畿地区と四国地区であり、京都府(88.6%)、大阪府(78.4%)、兵庫県(85.1%)、奈良県(80%)と、近畿地方では「○回生」が当たり前になっている。関西で一番古い大学である「京都大学」が「○回生」と言う呼び方を始め、京大出身者が教官として関西の他の大学へ移り、「○回生」の呼称も広がった。日本一の大学生の街である「京都」発祥の呼び方が、近畿地区に広がって行った。京大は留年せずに学年進行できるため、入学してからの在籍年数を示す意味で「回生」という用語を使用していた為である。体育会の同期生の『M君』は、7回生まで学校に通っていた記憶があります。数々のエピソードを作った『M君』ならではで、彼のエピソードだけで、本が一冊書けるくらいの伝説の愛すべき人物です。その彼も、来年は「古希」を迎える年になって、お互いに年を取り大学時代の懐かしい「青春の一ページ」の良き想い出となりました。


マレーシアで日本企業が開発する鉱山に、放射能汚染問題が発生した。損害賠償と操業停止を求める住民運動を妨害するために送り込まれた泊屋組の若衆頭・新市章吾。手段を選ばぬ彼のやり口に、老人や子供までが犠牲者となっている。ヤクザ狩りを続ける元マル暴刑事・佐伯涼と、宿敵新市との死闘が始まる…。好評シリーズ第2弾。
(「BOOK」データベースより)

前回の「趣味の読書 その218」に引き続き、今野 敏の「潜入捜査」シリーズ2巻・3巻・4巻の紹介です。このシリーズは、5巻「臨界」・6巻「終極」で完結しています。「環境犯罪」と戦う、主人公の佐伯 涼は、古武術である「佐伯流活法」を使う拳法の達人で、暴力団と対峙して倒してゆく。環境を破壊するような犯罪行為、たとえば産業廃棄物の不法投棄だとか違法な森林伐採、野生動植物の不法取引など、そういう犯罪が全国で起こり、その裏では暴力団のビジネスとなり、資金源となっていた。元マル暴刑事・佐伯 涼のヤクザ狩りが、全編通じてのテーマとなっていて、面白いシリーズ物でした。


本1


千葉で若い漁師が惨殺され、岐阜では環境保護団体のメンバーが野鳥密猟者に刺された。暴力団艮組の代貸・乾吾郎による凶行である。艮組は暴対法に先んじて代紋を降ろし、株式会社の体裁を整えてはいたが…大がかりな密猟・密輸の裏には、さらに深いたくらみが。元マル暴刑事・佐伯涼のヤクザ狩りの死闘が始まる…。好評シリーズ第3弾。
(「BOOK」データベースより)


本2


元マル暴刑事・佐伯涼が環境犯罪に立ち向かう、『潜入捜査』シリーズ第4弾。小学校に不法投棄された使い捨て注射器で、子供がB型肝炎に感染した。廃棄物回収業者の責任を追及する教師の家族に、ヤクザの暴力が襲いかかる。教師は命を奪われ、長男は自動車事故、高校生の長女は監禁、強姦―激しい怒りに駆られた佐伯は、古代拳法を武器にヤクザに闘いを挑む。
(「BOOK」データベースより)


本3

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