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ホンブチョウ

Author:ホンブチョウ
1947年生まれ、趣味が読書の
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趣味の読書 その207 全国の方言。「済みません」の都道府県別・言葉 紹介!

Category : 読書
全国の方言。「済みません」の都道府県別・言葉 紹介!
Jタウン研究所の調べによる「方言が魅力的な都道府県」ランキングは、トップ福岡県(17.3%)と京都府(16.9%)。なかでも「博多弁」など、女性だと可愛く、男性だと力強く聞こえる方言を持つ福岡県には、地元からも数多く投票(66.7%)された。同様に京都府も、地元票をガッチリまとめている(40%)。やはり、お国言葉を愛する県が強いのだろう。ネットで面白い記事を見付けたので紹介する。標準語の「済みません」の言葉が、全国の都道府県別で見ると、これだけ言い回しが違うのでビックリする。京都と大阪の「スンマヘン」は、同じ言葉ですが、イントネーションが違う。よく東京の芸能人が大阪弁を使うが、イントネーションが違うので、大阪人にしたら「馬鹿にされている」様に感じる。その点NHK「あさが来た」は、連続テレビ小説としては今世紀最高の視聴率を記録(23.5%)した、主人公の波瑠の関西弁、特に京都弁と大阪弁の使い分けは、東京都足立区出身者としては、見事で何の違和感もなく聞けた。全国の方言集などを調べてみると、興味深い点が多くあり、今後も機会を見て色々と紹介してゆきたいと思っています。

全国方言


五年前、渋谷で殺人を犯し、国際手配されていた船田透が突如帰国するとの情報が、追跡捜査係の西川大和の許に入った。逮捕されるとわかりながら、なぜ船田は帰国するのか? 無事逮捕できたものの、黙秘を続ける船田の態度に西川は不審を抱くのだった――。一方、五年前のビル放火事件の洗い直しを続ける沖田大輝は、犯行の動機に疑問を感じていた。細い手掛かりを求め奔走する沖田。やがて、それぞれの事件は、時を経て再び動き始める――。書き下ろし長篇警察小説。
(amazon.co.jpより)

警視庁追跡捜査係とは、警視庁捜査一課に設置された、未解決事件を専門に捜査する本シリーズにおける架空の部署。捜査に行き詰まった事件を、別の視点から見直し、事件解決の糸口を見つける。警察小説が得意な「堂場瞬一」の創作である。交錯(2010年1月 ハルキ文庫)策謀(2011年1月 ハルキ文庫)謀略(2012年1月 ハルキ文庫)標的の男(2013年1月 ハルキ文庫)刑事の絆(2013年12月 ハルキ文庫)暗い穴(2015年9月 ハルキ文庫)と今までに6巻発行されている。時代小説と共に、好きなジャンルの警察小説ですので、積極的に楽しんで読んでいます。


本1


総兵衛は大目付本庄義親邸で喜多川歌麿なる稀代の浮世絵師と出会い、その絵と人物に不思議な魅力を感じさせられた。一方、私財を投じて掛け替えることとなった橋普請が進む中、強大な野分によって江戸の町は大打撃を受ける。折しも復旧に奔走する総兵衛の元に、歌麿が極秘裏に徳川政権の禁令に触れる絵を描いているという報がもたらされた。総兵衛は手を尽くして歌麿を追うのだが。
(新潮社より)

『新・古着屋総兵衛』シリーズは、前作が11巻で終わり7年後に、新構想で再開された。大黒屋6代目・鳶沢総兵衛勝頼の活躍した元禄・宝永年間の約100年後から新シリーズの物語は始まる。9代目・総兵衛勝典の子供が、一族を率いる器でない為に後継者問題を抱えていた幹部一同は6代目勝頼が、かって訪れた交趾(こうち、こうし)現在のベトナムで現地の娘に産ませた「今坂勝臣」を鳶沢一族の新頭領として迎え入れることを決めた。10代目となった鳶沢総兵衛勝臣が誕生し、新しいシリーズが始まり前作に比べて遜色のない面白さを堪能しています。


本2


吉川英治が若き信玄を(「武田菱誉れの初陣」)、大佛次郎が新選組と闘う「鞍馬天狗」の活躍を、金子光晴は刀鍛冶の兄弟を描き(「名剣旭丸」)、児童文学者からは椋鳩十の名作「大造爺さんと雁」と吉田甲子太郎(朝日壮吉)の「秋空晴れて」を収録。戦国武将物から海洋冒険小説、人情話に奇譚、偉人伝まで。有名無名を問わず22篇を精選物語の魅力を伝える短篇集。
(「BOOK」データベースより)

日頃から、長編物が好きで短編物は余り読みませんが、有名作家や人気作家の作品も多くあり、楽しく読めました。


本3

趣味の読書 その208 リオ五輪・男子体操3大会ぶりの団体金メダルおめでとう!

Category : 読書
リオ五輪・男子体操3大会ぶりの団体金メダルおめでとう!
ミスが連鎖して、予選4位と厳しいスタートとなった日本。1種目目のあん馬で山室が落下する最悪の出だし、だったが5種目目の鉄棒で逆転して、6種目合計274.094点で2位のロシア、3位の中国を制し、アテネ五輪以来12年ぶりの金メダルを獲得した。8チームで争う決勝は、メンバー5人のうち各種目3人が演技。全員の合計得点で争う。出場したメンバーは、1種目:あん馬=内村、山室、加藤 2種目:つり輪=田中、内村、山室 3種目:跳馬=加藤、内村、白井 4種目:平行棒=田中、加藤、内村 5種目:鉄棒=加藤、内村、田中 6種目:床運動=白井、加藤、内村 エースの内村が、全種目演技して日本の金メダルに大きく貢献した。予選から11種目をノーミスで演技した加藤の貢献度合いも大きく、東京五輪の次期エースと見なされている白井も、得意の床と跳馬でポイントゲッターになって今後の活躍が益々楽しみになった。内村が、こだわり続けた団体での金メダルが取れて、種目別であと何個の金メダルを取れるのか期待できる。1960年のローマから1976年のモントリオールまで、5連覇を達成し7度目の体操団体・金メダルを獲得して日本のお家芸が復活した事が、何よりも嬉しく感じます。まだ、始まったばかりのリオ五輪ですが、得意の柔道や女子レスリングの吉田沙保里選手、伊調馨選手など金メダル候補が多く揃っていますので、トータルで何個の金メダルが取れるのか楽しみながら、テレビでリオ五輪の「日本選手」を応援していきたいと考えています・・・。


捜査一課から失踪課に来た協力要請。情報提供して消えた目撃者捜しだという。筋違いと主張する高城を制し、阿比留は法月と明神に捜査を命じる。時を同じくして、少女が失踪。友人が訴え出るものの、親族以外からの捜索願は受理できない。だが、少女の家族の態度に違和感を感じた高城は、醍醐と共に非公式に調べ始めるが…。
(「BOOK」データベースより)

堂場/瞬一
1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年秋『8年』にて第13回小説すばる新人賞を受賞。今回は、前回に引き続き「堂場瞬一」の小説を3部紹介します。主人公の警視庁失踪課・高城賢吾警部の物語は、2010年4月より、「警視庁失踪人捜査課」のタイトルで沢村一樹主演でテレビ朝日系列においてテレビドラマ化された。第1巻の「贖罪」から第2巻目がこの「相剋」で第10巻「献心」まで10作が出版されている。


本1


警察を辞め私立探偵となった小野寺冴。閑古鳥が鳴く事務所に元相棒で警視庁に勤める鳴沢了から、俳優の息子・勇樹のボディガードをしてほしいという依頼がくる。破格の報酬につられ引き受けるが…(「不変」より)。鳴沢にかかわる七人の目を通して「刑事として生まれた男」の真実を描き出す。人気シリーズ外伝登場。
(「BOOK」データベースより)

主人公の鳴沢 了(なるさわ りょう)は、祖父と父も刑事で、自身も幼い頃に祖父から捕り物話を聴かされて育ち、なるべくして刑事になった。「刑事になるために生まれてきた」のではなく、「刑事として生まれてきた」と言うほど刑事としての仕事に誇りを持っており、正当な理由と権力を持って人が人を狩ることに快感を覚えている。渡瀬恒彦主演で、『警部補・鳴沢了〜破弾〜』テレビ東京系列・BSジャパン共同制作の2時間ドラマ「女と愛とミステリー」のタイトルで2005年3月16日に放送された。


本2


「燃える氷」メタンハイドレートの研究施設で起きた密室殺人事件。殺された研究員が開発していたある技術とは?中国人窃盗団による宝石店爆破事件に関わった刑事総務課の大友鉄は、夢のエネルギー資源をめぐる最悪の謀略に巻き込まれていく。「警視庁追跡捜査係」シリーズと相互クロスするシリーズ最大の難事件が幕を明ける!
(「BOOK」データベースより)

警視庁刑事総務課に勤める大友鉄・巡査部長は、妻の菜緒が交通事故で亡くなり、息子・優斗の育児との両立のために捜査の現場を離れ、総務課への異動を希望した。不思議と他人に警戒心を与えないタイプで、質問すると相手がつい話してしまう能力を買われて、上司の命令で特捜本部に加えられる。2012年に仲村トオル主演でテレビ朝日系にてテレビドラマ化された。


本ん3

趣味の読書 その209 リオ五輪・男子柔道、井上康生監督の手腕で完全復活!

Category : 読書
リオ五輪・男子柔道、井上康生監督の手腕で完全復活!
全日本柔道連盟の山下泰裕副会長は「日本柔道は完全に復活した。世界がそう見ている」と誇らしげに語った。前回のロンドンドン五輪では、金メダルが0で、銀2・銅2で惨敗した日本男子柔道が、リオ五輪では、金2・銀1・銅4と7階級全てで、メダルを取り前回の屈辱を払拭して完全に復活した。井上監督は、「世界の柔道に対応するためには、対戦相手のルーツを知ること」と、ブラジリアン柔術(グレイシー柔術)、サンボ、モンゴル相撲、沖縄角力といわれる沖縄相撲まで選手に体験させた。ジョージアの躍進が民族格闘技の「チダバオ」にあるとも言われていて、まるで武士道の基本、敵を知ることから始めた。選手達との年齢も近い監督は、どちらかと言うと「兄貴」的存在で、コーチや選手ともチームワークの良さが今回の好成績に繋がった。愛弟子で大学の後輩でもある、60キロ級の高藤直寿(21=東海大)が規律違反を犯した時に、指導力不足を理由に丸刈りにして責任を取った。スポーツは、結果が全てだとよく言われるがその過程も大事で、今回の好成績は井上監督の手腕が非常に大きかったと思います。若い選手も多く4年後の東京五輪が、益々楽しみになってきました。


籠城か、玉砕か――否、三成との知恵比べに勝利し、あとはただ冬を待つのだ! 天下統一の総仕上げに、奥州最北端の九戸城を囲んだ秀吉軍、兵力なんと十五万。わずか三千の城兵を相手に何故かほどの大軍を要するのか――奥州仕置きの陰のプランナー石田三成の真意を逸早く察知した城主・政実は、九戸家四兄弟を纏めあげ、地の利を生かして次々と策略を凝らした。あとは包囲軍が雪に閉ざされるのを待つのみ!
(新潮社より)

安部龍太郎
1955年、福岡県生まれ。1990年、『血の日本史』でデビュー。『彷徨える帝』『関ヶ原連判状』『信長燃ゆ』『恋七夜』『下天を謀る』等、歴史時代小説の大作を続々と発表。2005年、『天馬、翔ける』で中山義秀文学賞を、2013年、『等伯』で直木賞を受賞。「隆慶一郎が最後に会いたがった男」との伝説を持つ歴史文学の第一人者である。豊臣秀吉の天下統一の最後の戦いとなった九戸政実の乱(くのへ まさざね)。以前、東北出身の作家・高橋克彦の「天を衝く」で、九戸政実の乱を読みましたが、この本も読みごたえがあり面白かった。


本1


新宿から南アルプスへ。希望と欲望が、男たちを疾らせる。現金20億円をめぐる男たちの苛烈なる争奪戦。鮮やかな自然描写と、迫真の人間ドラマに、心が昂ぶる。書き下ろしダークノワール長篇小説。
(「MARC」データベースより)

山中に墜落した20億を追って新宿署組織犯罪対策課のはみだし刑事・尾方充や中国人マフィアなどが雪山で争奪戦を繰り広げる。樋口明雄は、満州の馬賊を書いた「頭弾」や「狼叫(ランチャオ)」を読んで以来、山岳小説やアクション物が好きでよく読んでいる作家の一人です。山口県岩国市出身ですが、山好きが高じて現在は、南アルプスの麓の山梨県北杜市に住んでいる。


本2


近家の娘・巻枝ふさと恋仲になった小暮京四郎。ところが、巻枝家が没落し、ふさは吉原へ売られる身に。京四郎もふさとの関係を長兄から疎まれ、小暮家を出奔。やがて吉原へ通う金欲しさに残忍な辻斬りを重ねるようになる。生き地獄に身を沈めた二人が最後に辿りついた安息の地とは? 斬新な作風が評判を呼んだ意欲作、待望の文庫化!
(幻冬舎より)

前は、よく読んでいた「鳥羽 亮」ですが、最近発行作品数が多く、話の内容が似たものが多数あり、私自身は筆が荒れて来ている様に感じて余り読んでいません。この作品を、久しぶりに読みましたが、内容が暗くて良くなかった。


本3

趣味の読書 その210 リオ五輪・史上最高のメダル数41個・若手選手の活躍で、東京五輪への期待が膨らむ!

Category : 読書
リオ五輪・史上最高のメダル数41個・若手選手の活躍で、東京五輪への期待が膨らむ!
第31回オリンピック競技大会(リオデジャネイロ)で、金12・銀8・銅21と日本人選手が大活躍して、ロンドン五輪を上回る過去最高数のメダルを獲得した。特にお家芸の柔道では、男子が7階級全種目でメダルを取り、後に続く競技に好影響を与えた。水泳も萩野・瀬戸選手が頑張ったし、体操は内村選手を中心に念願の団体での金を取り、レスリングは吉田沙保里の4連覇は成らなかったが、伊調馨が史上初の4連覇を達成して国民栄誉賞の授与と言う話まで出て来ている。登坂絵莉・土性沙羅 ・川井梨紗子らの20歳代前半の若手女子選手が頑張って金メダルを量産した。東京五輪は、日本の待望だった野球・ソフトボールが復活するし、長い間テコンドーの陰になっていたお家芸の空手が入り、リオ五輪の28種目競技が33種目に増える。金メダルを狙える競技が追加される事と、日本にとっては若手選手が育ってきているので4年後の東京五輪は、日本国民が大いに盛り上がるのは約束された事の様に期待できる。閉会式の2020年東京五輪プレゼンテーションがユニークな演出で、安倍首相がマリオになって登場したのは驚かされた。'98年冬季長野五輪・開会式「劇団四季」浅利慶太氏の、雪ん子やフィギアスケート「伊藤みどり」が能の衣装を着たダサイ演出から見ると、格段に進歩した。日本の次期開催国アピールの演出でリオの観客を沸かした。4年後を楽しみに今からワクワクしながら、若手選手の活躍を期待して待ちたいと思います・・・。


間口二間の小さな雑貨屋「みとや」。しっかり者の看板娘お瑛は、頼りない兄が仕入れてくる品々に、てんてこまい。山ほどの算盤、不気味な守り刀、恋歌が書かれた五枚の絵皿……。品物をめぐる謎が思わぬ人間模様を浮かびあがらせ、いつしか亡き父の秘密まで明らかに。兄妹の凸凹コンビが活躍する、晴れ晴れとしたよろず屋繁盛記。
(新潮社より)


梶よう子
東京都生まれ。フリーライターとして活動するかたわら小説を執筆。2005年「い草の花」で九州さが大衆文学賞を受賞。2008年、「一朝の夢」で松本清張賞を受賞。著書に『一朝の夢』『立身いたしたく候』『宝の山 商い同心お調べ帖』『ことり屋おけい探鳥双紙』、御薬園同心水上草介シリーズ『柿のへた』『桃のひこばえ』等多数。ほのぼのとした時代小説を多く書いており、作風が好きで新刊が出ると積極的に図書館に予約を入れて、読んでいます。面白い作品が多い。


本1


最上家の義姫に婚礼の話が持ち上がる。相手は近年勢力拡大がめざましい伊達輝宗。後年、義姫は両家の間で引き裂かれる。「鬼母」とされた義姫の真の姿を描く、書き下ろし歴史長篇。
(中央公論新社より)

高橋義夫
昭和20年10月26日生まれ。現代評論社につとめ,昭和46年から執筆生活にはいる。62年の「闇の葬列」以来「秘宝月山丸」「北緯50度に消ゆ」「風吹峠」と4回直木賞候補となり,平成4年「狼奉行」で受賞。山形県西川町の民家をかりてすみ,「田舎暮らしの探求」などの著作もある。千葉県出身。早大卒。 多数ある作品の中で、特に「御隠居忍法シリーズ」が面白くストーリーは、伊賀者の子孫・鹿間狸斎は四十で家督を子に譲り、草深い奥州に住みつくことに。そこでは奇怪な事件が次々と飛び込んでくる。と言う設定で物語は繋がって行く。愛読しています。


本2


私は今、刑事ではない。被害者の心に寄り添い、傷が癒えるのを助ける。正解も終わりもない仕事。だが、私だからこそしなければならない仕事―。月曜日の朝、通学児童の列に暴走車が突っこんだ。死傷者多数、残された家族たち。犯人確保もつかのま、事件は思いもかけない様相を見せ始める。
(「BOOK」データベースより)

最近よく読んでいる「堂場 瞬一」の警察小説。「被害者支援」という前人未踏の新テーマに斬り込んだ、著者会心、絶好調の警察小説!。同じ警察物でも、次々に色々と設定を変えて、物語を生みだしてゆく才能には、脱帽します。これからも、期待して新作を読破してゆきたいと思っています。


本3

趣味の読書 その211 中国人観光客の「爆買い終了」か?

Category : 読書
中国人観光客の「爆買い終了」か?
爆買い終了の主な要因としてメディアでよく語られるのは円高と中国当局による関税引き上げだが、実はそれだけではない。最近の状況は「1年前は数百万円するスイス製高級時計が一日に1本は売れていたのに、今は週1本売れればいいほう。爆買いバブルは終わりました」(東京・新宿の時計店の店員)。中国人(羅怡文・ラ イブン上海出身)が経営する家電の「ラオックス」が、旅行代理店とキックバック契約を結んで集客して、競合家電量販店より、2~3割高い価格設定をしていた。その事がバレて、今まで1番売り上げのあった「ラオックス」の売上が激減して、その他の家電量販店に観光客が流れた。何故バレたのかと言うと、噂が中国のネットやSNSで広がり、キックバックシステムを嫌う中国人観光客が増えた為だ。6月の中間連結決算も、何と「売上高」で対前年同期比22・4%減少した。売上高が1年前の8割未満になった以上、当然ながら「ラオックス」は赤字に転落した。まあ結論は、家電商品などは欲しい商品を既に買ってしまったと、言う事だと思われる。今後は、日本観光での体験型消費が増加していくと見られている。爆買いブームは終了した。ブームと言うのは、あくまで一過性のものなので爆買いが続くものとして、投資した業界(百貨店業界など)はしっぺ返しで悪戦苦闘している様です。


兄、都築孝蔵は六百五十石取りだが、親重代の借金があってゆとりはない。弟の弥三郎には、婿養子の口がかかったことはなく、永遠に兄や、兄が死ねば甥の世話になって生きるしかない。幕府役人は公用語に無頓着でかつ無神経だった。俗語をそのまま公用語に使用した。役所の書類に肩書が付されるとき、弥三郎ならたとえば「都築孝蔵厄介」とされた。それに、むっとした。弥三郎は、自らの意志で人生を拓きはじめる。自由を求めた壮絶なる人生新作長編。
(「BOOK」データベースより)

佐藤雅美(さとう・まさよし)
昭和十六年、兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒。処女作『大君の通貨』で第四回新田次郎文学賞を受賞。平成六年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で第百十回直木賞を受賞する。近著に『知の巨人 荻生徂徠伝』『わけあり師匠事の顛末 物書同心居眠り紋蔵』『関所破り定次郎目籠のお練り 八州廻り桑山十兵衛』がある。作風が好きで、良く読んでいる作家です。特に「八州廻り桑山十兵衛」シリーズが面白い。八州廻りとは、関八州(上野・下野・常陸・上総・下総・安房・武蔵・相模一円)を広域に廻り悪人を取り締まる、勘定奉行配下の下級役人であるが地方に行くとその権勢を振り回して、俗に「泣く子も黙る」と言われるほど、恐れられた存在であった。剣の達人である「桑山十兵衛」の活躍が面白く、毎回楽しみにシリーズを読んでいます。


本1


尽忠報国の名の下に軍資金を強要し、拒めば見せしめに首を刎ねるという凶賊が江戸市中を震撼させていた。直心影流の遣い手である雲井十四郎は、呉服問屋・豊島屋から用心棒として雇われるが、一味は武士の集団でさらにその数は増える気配、ひとりでは心許ない。十四郎は、剣の腕は大したことないが、熊のような巨漢で強力の主である坂上半平と、尾羽打ち枯らした痩せ牢人だが、軍学を修めた須賀孫十郎を仲間に引き入れ、策を練る。果たして十四郎は、江戸でも名の知れた大店を盗賊一味から守りきれるのか。
(「BOOK」データベースより)

最近、乱作気味で話の内容が、偏っていて余り読まなくなった作家です。剣の達人を主人公にした小説が多い。


本2


祇園の料亭に育ち、歌舞伎の世界に飛び込んだ著者は、稀代の演出家にして昭和の怪人、武智鉄二に出会った。この反骨の師が全身全霊で教えてくれた、人生の闘い方とは―。直木賞作家が波乱万丈の半生を綴る自伝文学の傑作!
(「BOOK」データベースより)

松井今朝子の実家は、坂田藤十郎の親戚筋の老舗料亭で、歌舞伎界とは昔から顔馴染である。その関係から松竹に入社して、破天荒な師、武智鉄二に出会う。退社後、歌舞伎の脚色・演出・評論などを手がけるようになる。1997年、『東洲しゃらくさし』で小説家としてデビューし、2007年、『吉原手引草』で第137回直木三十五賞受賞した。好きな時代小説が多く、良く読んでいる作家です。


本3

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