2016
04/06
10:55
趣味の読書 その192 グローバル化は、はたして正しいのだろうか?
Category : 読書
グローバル化は、はたして正しいのだろうか?
グローバリゼーションとは、市場経済の持つ競争機能・資源配分の効率化機能を一国の経済を超えたグローバル経済という広い舞台で発揮させようとする。それを分かり易くする為に極論を言うと、グローバル化=アメリカ化である。世界中のどこに行っても「マクドナルド」があり、各国のハンバーガーの値段の対比でその国の通貨の価値や物価を見る事自体が、アメリカを物事の中心に考える経済指標になっている。ウルグアイのムヒカ前大統領が 2012年の地球サミットで語った 衝撃のスピーチが話題になり、「私たちがグローバリゼーションをコントロールしていますか?あるいはグローバリゼーションが私たちをコントロールしているのではないでしょうか?」と現在の消費社会に対する問題提起をした。グローバル化=弱肉強食推進になっているのではないか。アメリカ式の競争社会の論理がまかり通る、現在社会の人類が『幸せ』になれるのか?と言う提唱は、大いに考えさせられる重要な問題だと共感しました。ムヒカ前大統領は在任中に、世界一貧しい大統領とも言われ、退任の時には大勢の国民が取り囲んだという。世界で最も慕われていた大統領と言っても過言でない人物でした。言っている事と、行動が一致する「陽明学」で言う『知行合一』になっていて人間性も非常にリスペクトできると思いました。世界中がアメリカナイズされグローバル化する事が、はたして正しいのでしょうか・・・?。
お君ちゃん、今日の菓子はなんだい?江戸は麹町の菓子舗「南星屋」。繁盛の理由は、ここでしか買えない日本全国、名菓の数々。若い時分に全国修業に出、主の治兵衛が自ら歩いて覚えた賜物である。娘のお永、孫のお君と親子三代、千客万来。でもこの一家、実はある秘密を抱えていて……。思わず頬がおちる、読み味絶品の時代小説!「たかが菓子だ。そんな大げさなものじゃねえさ」武士から転身した変わり種諸国の菓子に通ずる店の主・治兵衛。「お団子みたく、気持ちのまあるい女の子になりなさい」菓子のことなら何でもござれ、驚異の記憶力を持つ出戻り娘・お永。「お菓子って、面白いわね、おじいちゃん」ただいま花嫁修行中!ご存じ、南星屋の”看板娘”・お君。
(amazonn.co.jpより)
西條 奈加
1964年、北海道中川郡池田町に生まれる。音更町立音更小学校・中学校、北海道帯広三条高等学校を経て、東京英語専門学校を卒業。貿易会社勤務を経る。2005年、『金春屋ゴメス』が第17回日本ファンタジーノベル大賞大賞を受賞しデビューする。2012年、『涅槃の雪』で第18回中山義秀文学賞を受賞。2015年、『まるまるの毬』で第36回吉川英治文学新人賞を受賞。時代小説を中心に現代小説も書いているが、好きな作品が多くあって、日頃から良く読んでいる作家です。

雪の桜田門外。大老井伊直弼の駕篭が浪士団に急襲された。一部始終を目撃した藤之助の一の家臣光忠は、現場に気になる男を見つける。幕政を独裁した大老の死は、東方交易の行く手にどう関わるのか。藤之助と玲奈はインド洋で決戦に臨む。相手は英国も手を焼く海賊団!時代が動く第二十一巻。文庫書下ろし。
(「BOOK」データベースより)
佐伯 泰英
1942年福岡県生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、国際冒険小説執筆を経て、99年から時代小説に転向。迫力ある剣戟描写や人情味ゆたかな庶民性を生かした作品を次々に発表し、平成の時代小説人気を牽引する作家となる。文庫書下ろし作品のみで累計5,000万部を突破する快挙を成し遂げる。 「密命」「居眠り磐音江戸双紙」「吉原裏同心」「夏目影二郎始末旅」「鎌倉河岸捕 物控」「新・古着屋総兵衛影始末」「新・酔いどれ小籐次」など各シリーズがある。 講談社文庫での「交代寄合伊那衆異聞」は、佐伯作品のなかでも最も新しい時代を描く大冒険活劇。黒船来襲以降の動乱の幕末期を、若き剣豪旗本座光寺藤之助が駆け抜けていく注目のシリーズである。 佐伯は、岩波文庫の創業者・岩波茂雄が静養を目的とし熱海に建てた近代数寄屋建築の最高峰の「惜櫟荘」(せきれいそう)を譲り受け、3年にわたる修復・復元を後世に残す為にした。平成のベストセラー作家として、数々のヒット作品を生み出していて、その殆んどの作品を愛読しています。

木綿問屋のひとり娘おまゆは背たけは6尺体重23貫の大女。そんなおまゆが契りを交わしたのは掏摸上がりの年下の男又吉だった。皆に反対されながらも幸せな所帯を持った2人だが、又吉は再び掏摸に手を染めるようになり…(池波正太郎「市松小僧始末」)。ほか、古今の人気作家が勢揃い!江戸の「秋」をテーマにした大人気時代小説アンソロジー。文庫オリジナル!
(「BOOK」データベースより)
人気作家の時代小説の、短編集ですが、面白く読めました。

グローバリゼーションとは、市場経済の持つ競争機能・資源配分の効率化機能を一国の経済を超えたグローバル経済という広い舞台で発揮させようとする。それを分かり易くする為に極論を言うと、グローバル化=アメリカ化である。世界中のどこに行っても「マクドナルド」があり、各国のハンバーガーの値段の対比でその国の通貨の価値や物価を見る事自体が、アメリカを物事の中心に考える経済指標になっている。ウルグアイのムヒカ前大統領が 2012年の地球サミットで語った 衝撃のスピーチが話題になり、「私たちがグローバリゼーションをコントロールしていますか?あるいはグローバリゼーションが私たちをコントロールしているのではないでしょうか?」と現在の消費社会に対する問題提起をした。グローバル化=弱肉強食推進になっているのではないか。アメリカ式の競争社会の論理がまかり通る、現在社会の人類が『幸せ』になれるのか?と言う提唱は、大いに考えさせられる重要な問題だと共感しました。ムヒカ前大統領は在任中に、世界一貧しい大統領とも言われ、退任の時には大勢の国民が取り囲んだという。世界で最も慕われていた大統領と言っても過言でない人物でした。言っている事と、行動が一致する「陽明学」で言う『知行合一』になっていて人間性も非常にリスペクトできると思いました。世界中がアメリカナイズされグローバル化する事が、はたして正しいのでしょうか・・・?。
お君ちゃん、今日の菓子はなんだい?江戸は麹町の菓子舗「南星屋」。繁盛の理由は、ここでしか買えない日本全国、名菓の数々。若い時分に全国修業に出、主の治兵衛が自ら歩いて覚えた賜物である。娘のお永、孫のお君と親子三代、千客万来。でもこの一家、実はある秘密を抱えていて……。思わず頬がおちる、読み味絶品の時代小説!「たかが菓子だ。そんな大げさなものじゃねえさ」武士から転身した変わり種諸国の菓子に通ずる店の主・治兵衛。「お団子みたく、気持ちのまあるい女の子になりなさい」菓子のことなら何でもござれ、驚異の記憶力を持つ出戻り娘・お永。「お菓子って、面白いわね、おじいちゃん」ただいま花嫁修行中!ご存じ、南星屋の”看板娘”・お君。
(amazonn.co.jpより)
西條 奈加
1964年、北海道中川郡池田町に生まれる。音更町立音更小学校・中学校、北海道帯広三条高等学校を経て、東京英語専門学校を卒業。貿易会社勤務を経る。2005年、『金春屋ゴメス』が第17回日本ファンタジーノベル大賞大賞を受賞しデビューする。2012年、『涅槃の雪』で第18回中山義秀文学賞を受賞。2015年、『まるまるの毬』で第36回吉川英治文学新人賞を受賞。時代小説を中心に現代小説も書いているが、好きな作品が多くあって、日頃から良く読んでいる作家です。

雪の桜田門外。大老井伊直弼の駕篭が浪士団に急襲された。一部始終を目撃した藤之助の一の家臣光忠は、現場に気になる男を見つける。幕政を独裁した大老の死は、東方交易の行く手にどう関わるのか。藤之助と玲奈はインド洋で決戦に臨む。相手は英国も手を焼く海賊団!時代が動く第二十一巻。文庫書下ろし。
(「BOOK」データベースより)
佐伯 泰英
1942年福岡県生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、国際冒険小説執筆を経て、99年から時代小説に転向。迫力ある剣戟描写や人情味ゆたかな庶民性を生かした作品を次々に発表し、平成の時代小説人気を牽引する作家となる。文庫書下ろし作品のみで累計5,000万部を突破する快挙を成し遂げる。 「密命」「居眠り磐音江戸双紙」「吉原裏同心」「夏目影二郎始末旅」「鎌倉河岸捕 物控」「新・古着屋総兵衛影始末」「新・酔いどれ小籐次」など各シリーズがある。 講談社文庫での「交代寄合伊那衆異聞」は、佐伯作品のなかでも最も新しい時代を描く大冒険活劇。黒船来襲以降の動乱の幕末期を、若き剣豪旗本座光寺藤之助が駆け抜けていく注目のシリーズである。 佐伯は、岩波文庫の創業者・岩波茂雄が静養を目的とし熱海に建てた近代数寄屋建築の最高峰の「惜櫟荘」(せきれいそう)を譲り受け、3年にわたる修復・復元を後世に残す為にした。平成のベストセラー作家として、数々のヒット作品を生み出していて、その殆んどの作品を愛読しています。

木綿問屋のひとり娘おまゆは背たけは6尺体重23貫の大女。そんなおまゆが契りを交わしたのは掏摸上がりの年下の男又吉だった。皆に反対されながらも幸せな所帯を持った2人だが、又吉は再び掏摸に手を染めるようになり…(池波正太郎「市松小僧始末」)。ほか、古今の人気作家が勢揃い!江戸の「秋」をテーマにした大人気時代小説アンソロジー。文庫オリジナル!
(「BOOK」データベースより)
人気作家の時代小説の、短編集ですが、面白く読めました。
