2015
10/07
10:42
趣味の読書 その168
Category : 読書
ラグビーW杯予選で歴史を塗り替える2勝目
南アフリカに勝って、大番狂わせと言われた日本代表チームが、サモアにも勝って目標のベスト8に厳しい条件ながら可能性を残した。日本がアメリカに勝ち、サモアがスコットランドに勝つと言う半分他力本願の状況だ。日本戦の時に、サモアが見せたシヴァ・タウと言うウォー クライ(War Cry:戦闘の雄叫び)と呼ばれる士気高揚の為のダンスが印象に残った。 試合前にオールブラックスが踊るハカが有名だが、その他の南太平洋の国毎にもある。ニュージーランド(オールブラックス)=ハカ Haka サモア=シヴァ・タウ Siva Tau フィジー=シビ Ci bi トンガ=シピ・タウ Sipi Tau など。ハカはニュージーランドの先住民族であるマオリ族が戦いの前に踊る儀式で、日本でもコマーシャルで使われたので有名であり、ラグビーファン以外でも知っている人が大勢居る。一昔前はラグビー人気が凄くあった、お正月の全国大学選手権決勝戦は、着物で着飾った若い女性ファンで満員の国立競技場の試合をNHKのテレビ中継を食い入る様に観戦した。東大阪市の花園ラグビー場にも全国高校ラグビー選手権を観に、足を運んだのが懐かしい思い出になった。1995年の第3回W杯で、ニュージーランド(オールブラックス)に145対17で大敗して、日本のラグビー熱は一挙に冷めた。20年間の低迷期を経て、今回の日本代表の活躍で、日本で開催される第9回W杯に弾みがつき、俄かファンも含め日本国中の国民に応援して貰える事が、約束された様で、昔からのラグビーファンとしては、4年後が待ち遠しい限りです。
弁財天を祈った翌日、祝言間近の娘が消えた。賊は三百両の身代金を―。火事で不運に命を落とした嘉村屋惣兵衛。一人娘のりつは火付けが原因と訴える…。茶屋の看板娘が殺された。仁八郎は下手人を大店の息子と睨んで調べを進めたが…。お堀に浮かんだ娘の死体と、赤坂田町の男女の相対死に隠された共通項が?北町奉行所定町廻り、新米同心・間宮仁八郎の江戸麹町事件帖。
(「BOOK」データベースより)
松井 今朝子(まつい けさこ)
1953年京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科演劇学修士課程修了。松竹株式会社に入社し、歌舞伎の企画・制作に携わる。退社後、武智鉄二氏に師事して歌舞伎の脚色・演出を手がける。その後作家に転身し、近世・近代の時代小説を相次いで発表している。『仲蔵狂乱』(講談社)で第8回時代小説大賞受賞。2007年『吉原手引草』(幻冬舎)で第137回直木賞受賞。歌舞伎の坂田藤十郎一族(中村扇雀、鴈治郎)や中村玉緒と近い親戚関係にあり、歌舞伎に対する造詣が深い。比較的良く読んでいる作家の一人です。

新撰組や憂国の志士が闊歩する幕末の京都。若夫婦の真之介とゆずは、その地で道具屋「とびきり屋」を営んでいる。ある日真之介は道具の競り市で「茶杓箪笥」を買って店に持ち帰った。「茶杓箪笥」はその名のとおり茶杓を収める箱で、仕切りに一つずつ茶杓が収められていたが、一つだけ中が空いているものがあった。そこにあるべき茶杓をめぐり、新撰組の芹沢鴨、茶の湯家元の若宗匠、もとの「茶杓箪笥」の持ち主、そしてゆずの間で騒動が持ち上がる。 そこにあるべき茶杓はあの利休居士のものというが、真相は? 物を見立てる不思議と喜びを描く「とびきり屋見立て帖」、惜しくも急逝した著者が遺したシリーズ第四弾。表題作を含めた傑作連作短篇6本を収録。
(文藝春秋BOOKSより)
『千両花嫁』に始まる山本兼一の「とびきり屋見立て帖」シリーズ。2014年2月に57歳での急死により、この作品がシリーズ最終作となった。山岡鉄舟を書いた『命もいらず名もいらず』などの作品が好きで、良く読んでいましたが、若死にして非常に残念です。

愛する者のため、誰もが命懸けで嘘をつく――至高のアクション・ハードボイルド! 優しい夫と可愛い息子。幸せな生活を送る妻の本当の顔は、対象人物の「処理」を専門とする工作員。彼女にとって、家庭とは偽りだった。夫が謎の死を遂げるまでは……感情を持たない故に無敵だった彼女が、愛を知るための戦いの幕を開ける。壮絶な騙し合いと殺し合い、その果てに待つ慟哭の真実――大沢アクションの最高傑作。
(新潮社より)
大沢 在昌(おおさわ ありまさ)
1956年愛知県生れ。慶応義塾大学中退。1979年、『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞し、作家デビュー。1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞を受賞。1994年『無間人形 新宿鮫4』で直木賞を受賞する。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年、これまでの業績に対し、日本ミステリー文学大賞が授与される。2012年『絆回廊 新宿鮫10』にて、4度目の日本冒険小説協会大賞を受賞する。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞受賞。『LIAR ライアー』『雨の狩人』など多数の著書がある。『新宿鮫シリーズ』以来の大ファンで、彼の作品は殆んど読み漁っています。

南アフリカに勝って、大番狂わせと言われた日本代表チームが、サモアにも勝って目標のベスト8に厳しい条件ながら可能性を残した。日本がアメリカに勝ち、サモアがスコットランドに勝つと言う半分他力本願の状況だ。日本戦の時に、サモアが見せたシヴァ・タウと言うウォー クライ(War Cry:戦闘の雄叫び)と呼ばれる士気高揚の為のダンスが印象に残った。 試合前にオールブラックスが踊るハカが有名だが、その他の南太平洋の国毎にもある。ニュージーランド(オールブラックス)=ハカ Haka サモア=シヴァ・タウ Siva Tau フィジー=シビ Ci bi トンガ=シピ・タウ Sipi Tau など。ハカはニュージーランドの先住民族であるマオリ族が戦いの前に踊る儀式で、日本でもコマーシャルで使われたので有名であり、ラグビーファン以外でも知っている人が大勢居る。一昔前はラグビー人気が凄くあった、お正月の全国大学選手権決勝戦は、着物で着飾った若い女性ファンで満員の国立競技場の試合をNHKのテレビ中継を食い入る様に観戦した。東大阪市の花園ラグビー場にも全国高校ラグビー選手権を観に、足を運んだのが懐かしい思い出になった。1995年の第3回W杯で、ニュージーランド(オールブラックス)に145対17で大敗して、日本のラグビー熱は一挙に冷めた。20年間の低迷期を経て、今回の日本代表の活躍で、日本で開催される第9回W杯に弾みがつき、俄かファンも含め日本国中の国民に応援して貰える事が、約束された様で、昔からのラグビーファンとしては、4年後が待ち遠しい限りです。
弁財天を祈った翌日、祝言間近の娘が消えた。賊は三百両の身代金を―。火事で不運に命を落とした嘉村屋惣兵衛。一人娘のりつは火付けが原因と訴える…。茶屋の看板娘が殺された。仁八郎は下手人を大店の息子と睨んで調べを進めたが…。お堀に浮かんだ娘の死体と、赤坂田町の男女の相対死に隠された共通項が?北町奉行所定町廻り、新米同心・間宮仁八郎の江戸麹町事件帖。
(「BOOK」データベースより)
松井 今朝子(まつい けさこ)
1953年京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科演劇学修士課程修了。松竹株式会社に入社し、歌舞伎の企画・制作に携わる。退社後、武智鉄二氏に師事して歌舞伎の脚色・演出を手がける。その後作家に転身し、近世・近代の時代小説を相次いで発表している。『仲蔵狂乱』(講談社)で第8回時代小説大賞受賞。2007年『吉原手引草』(幻冬舎)で第137回直木賞受賞。歌舞伎の坂田藤十郎一族(中村扇雀、鴈治郎)や中村玉緒と近い親戚関係にあり、歌舞伎に対する造詣が深い。比較的良く読んでいる作家の一人です。

新撰組や憂国の志士が闊歩する幕末の京都。若夫婦の真之介とゆずは、その地で道具屋「とびきり屋」を営んでいる。ある日真之介は道具の競り市で「茶杓箪笥」を買って店に持ち帰った。「茶杓箪笥」はその名のとおり茶杓を収める箱で、仕切りに一つずつ茶杓が収められていたが、一つだけ中が空いているものがあった。そこにあるべき茶杓をめぐり、新撰組の芹沢鴨、茶の湯家元の若宗匠、もとの「茶杓箪笥」の持ち主、そしてゆずの間で騒動が持ち上がる。 そこにあるべき茶杓はあの利休居士のものというが、真相は? 物を見立てる不思議と喜びを描く「とびきり屋見立て帖」、惜しくも急逝した著者が遺したシリーズ第四弾。表題作を含めた傑作連作短篇6本を収録。
(文藝春秋BOOKSより)
『千両花嫁』に始まる山本兼一の「とびきり屋見立て帖」シリーズ。2014年2月に57歳での急死により、この作品がシリーズ最終作となった。山岡鉄舟を書いた『命もいらず名もいらず』などの作品が好きで、良く読んでいましたが、若死にして非常に残念です。

愛する者のため、誰もが命懸けで嘘をつく――至高のアクション・ハードボイルド! 優しい夫と可愛い息子。幸せな生活を送る妻の本当の顔は、対象人物の「処理」を専門とする工作員。彼女にとって、家庭とは偽りだった。夫が謎の死を遂げるまでは……感情を持たない故に無敵だった彼女が、愛を知るための戦いの幕を開ける。壮絶な騙し合いと殺し合い、その果てに待つ慟哭の真実――大沢アクションの最高傑作。
(新潮社より)
大沢 在昌(おおさわ ありまさ)
1956年愛知県生れ。慶応義塾大学中退。1979年、『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞し、作家デビュー。1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞を受賞。1994年『無間人形 新宿鮫4』で直木賞を受賞する。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年、これまでの業績に対し、日本ミステリー文学大賞が授与される。2012年『絆回廊 新宿鮫10』にて、4度目の日本冒険小説協会大賞を受賞する。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞受賞。『LIAR ライアー』『雨の狩人』など多数の著書がある。『新宿鮫シリーズ』以来の大ファンで、彼の作品は殆んど読み漁っています。
