2015
05/27
13:05
趣味の読書 その150
Category : 読書
世界で、最も住みやすい25都市ランキング
英国の情報誌「モノクル(MONOCLE)」の調査で、2014年度ベスト10に日本の3都市が入った。都市の経済面や社会面、そして機能面のみならず、毎日の暮らしやすさや人々に幸せをもたらす都市であるかどうかを、指標にしており、犯罪率、医療制度、公立学校、景気、公共交通網といったもののほか、緑地スペースの広さ、文化への取り組み、日照時間、電気自動車の充電スポットの数、新規ビジネスの立ち上げやすさといった項目も指標となる。
1位・コペンハーゲン(デンマーク )2位・東京 3位・ メルボルン(オーストラリア ) 4位・ストックホルム(スウェーデン) 5位・ ヘルシンキ(フィンランド) 6位・ウィーン(オーストリア ) 7位・チューリッヒ(スイス) 8位・ ミュンヘン(ドイツ) 9位・京都 10位・福岡 選考理由は、東京は「巨大都市として経済面や文化面の恩恵がありつつ、街の荒廃がない。フード、ショッピング、アートは今まで以上に魅力的で、大都市であるにもかかわらず、人々の親切心がある。厳しい規制により空気はきれいで、公共交通網が充実しており、車は必需品ではなくオプション品としてとどまっている」。京都は、「学問からハイテク企業まで、昔の首都としての役割にとどまらない都市。毎年5000万人の観光客が訪れるが、150万人が働く主要都市でもあり、人々は歴史と現代の生活のバランスを保とうとしている。街は安全で四季ははっきりしている。街の中心に緑地を増やすとなお良い」。福岡は、「日本国内の小都市で独自路線を歩んでいる良い例。犯罪率は低く、スモールビジネスが活性化しており、自転車通勤が人気。一方で増加する空き家の対策や、中国などから流れ込む大気汚染の対策を講じるべき」となっている。日本人の感覚から言うと、東京は、決して住みやすい街とは言い難く、大阪や名古屋や仙台あるいは、札幌など他にも上位になっても良いと思われる都市がある様に、小生は思いますがどうでしょうか・・・。
大名や幕臣に賄賂として持ち込まれた進物などを買い取って転売する――そんな仕事を請け負っているのが献残屋。江戸は本郷にある寺田屋は、そんな献残屋のひとつである。寺田屋の稼ぎ頭で一本筋が通った手代の佐吉は、ある日、得意先である浦賀奉行所の役人が抜け荷の片棒を担いでいることを知り、愕然とする。それに加えて取引先の回漕問屋にも裏の顔が……。時は嘉永6年(1853)。ペリーが浦賀に来航するなど、平和な日本を揺るがす事件が各地で起きるなか、物語の舞台は、江戸深川から浦賀、三浦三崎、焼津へ。悪事に手を染める役人や巨利をむさぼる商人たちに敢然と立ち向かい、不正のからくりを暴いていく佐吉の姿は、なんとも清々しい。肝の太い男たちが仕掛ける命がけの大勝負は迫力満点。情の深い女も登場し、物語に彩りを添える。「損料屋喜八郎始末控え」シリーズ同様、江戸時代ならではの職業に着目し、人情味もたっぷりきかせた痛快!時代小説。
(PHPより)
1948年2月生まれの、同じ学年の団塊の世代である「山本 一力」。高知県出身で、14歳で上京して東京都立世田谷工業高校を卒業後は、十数回の転職を経て、1997年に『蒼龍』でオール讀物新人賞を受賞してデビュー。2002年には『あかね空』で直木賞を受賞。他に『大川わたり』など、多くの時代小説がある。深川を舞台にした時代小説が得意で、下町の江戸っ子気質をベースにした話が多い。これからも、色んな作品を発表して愛読者たちを楽しませて欲しいものです。

警視庁捜査三課のベテラン刑事・萩尾秀一はなぜ真犯人は別にいると思ったのか?浅草署留置係の小西逸男が最後の最後に見た光景とは?警視庁通訳捜査官の城正臣と保安課の上月が切り込む犯罪の全貌とは?そして、残酷な犯人への怒りを自制する所轄刑事課の吉川圭一。個人の尊厳と社会の秩序のために、世間は何を求めたのか?警察小説の第一線を走る著者による、新鮮な驚きに満ちた珠玉の短編集。待望の文庫化。
(「BOOK」データベースより)
4人の作家による短編集。日頃は短編物が嫌いで余り読みませんが、サラリと読めました。

鰹、白魚、鮭、柿、桜…。江戸の四季を彩る「初もの」がからんだ謎また謎。本所深川一帯をあずかる「回向院の旦那」こと岡っ引きの茂七が、子分の糸吉や権三らと難事件の数々に挑む。夜っぴて屋台を開いている正体不明の稲荷寿司屋の親父、霊力をもつという「拝み屋」の少年など、一癖二癖ある脇役たちも縦横無尽に神出鬼没。人情と季節感にあふれた時代ミステリー・ワールドへご招待!
(「BOOK」データベースより)
筆達者な「宮部 みゆき」。今回も期待を裏切らず面白く読めました。

英国の情報誌「モノクル(MONOCLE)」の調査で、2014年度ベスト10に日本の3都市が入った。都市の経済面や社会面、そして機能面のみならず、毎日の暮らしやすさや人々に幸せをもたらす都市であるかどうかを、指標にしており、犯罪率、医療制度、公立学校、景気、公共交通網といったもののほか、緑地スペースの広さ、文化への取り組み、日照時間、電気自動車の充電スポットの数、新規ビジネスの立ち上げやすさといった項目も指標となる。
1位・コペンハーゲン(デンマーク )2位・東京 3位・ メルボルン(オーストラリア ) 4位・ストックホルム(スウェーデン) 5位・ ヘルシンキ(フィンランド) 6位・ウィーン(オーストリア ) 7位・チューリッヒ(スイス) 8位・ ミュンヘン(ドイツ) 9位・京都 10位・福岡 選考理由は、東京は「巨大都市として経済面や文化面の恩恵がありつつ、街の荒廃がない。フード、ショッピング、アートは今まで以上に魅力的で、大都市であるにもかかわらず、人々の親切心がある。厳しい規制により空気はきれいで、公共交通網が充実しており、車は必需品ではなくオプション品としてとどまっている」。京都は、「学問からハイテク企業まで、昔の首都としての役割にとどまらない都市。毎年5000万人の観光客が訪れるが、150万人が働く主要都市でもあり、人々は歴史と現代の生活のバランスを保とうとしている。街は安全で四季ははっきりしている。街の中心に緑地を増やすとなお良い」。福岡は、「日本国内の小都市で独自路線を歩んでいる良い例。犯罪率は低く、スモールビジネスが活性化しており、自転車通勤が人気。一方で増加する空き家の対策や、中国などから流れ込む大気汚染の対策を講じるべき」となっている。日本人の感覚から言うと、東京は、決して住みやすい街とは言い難く、大阪や名古屋や仙台あるいは、札幌など他にも上位になっても良いと思われる都市がある様に、小生は思いますがどうでしょうか・・・。
大名や幕臣に賄賂として持ち込まれた進物などを買い取って転売する――そんな仕事を請け負っているのが献残屋。江戸は本郷にある寺田屋は、そんな献残屋のひとつである。寺田屋の稼ぎ頭で一本筋が通った手代の佐吉は、ある日、得意先である浦賀奉行所の役人が抜け荷の片棒を担いでいることを知り、愕然とする。それに加えて取引先の回漕問屋にも裏の顔が……。時は嘉永6年(1853)。ペリーが浦賀に来航するなど、平和な日本を揺るがす事件が各地で起きるなか、物語の舞台は、江戸深川から浦賀、三浦三崎、焼津へ。悪事に手を染める役人や巨利をむさぼる商人たちに敢然と立ち向かい、不正のからくりを暴いていく佐吉の姿は、なんとも清々しい。肝の太い男たちが仕掛ける命がけの大勝負は迫力満点。情の深い女も登場し、物語に彩りを添える。「損料屋喜八郎始末控え」シリーズ同様、江戸時代ならではの職業に着目し、人情味もたっぷりきかせた痛快!時代小説。
(PHPより)
1948年2月生まれの、同じ学年の団塊の世代である「山本 一力」。高知県出身で、14歳で上京して東京都立世田谷工業高校を卒業後は、十数回の転職を経て、1997年に『蒼龍』でオール讀物新人賞を受賞してデビュー。2002年には『あかね空』で直木賞を受賞。他に『大川わたり』など、多くの時代小説がある。深川を舞台にした時代小説が得意で、下町の江戸っ子気質をベースにした話が多い。これからも、色んな作品を発表して愛読者たちを楽しませて欲しいものです。

警視庁捜査三課のベテラン刑事・萩尾秀一はなぜ真犯人は別にいると思ったのか?浅草署留置係の小西逸男が最後の最後に見た光景とは?警視庁通訳捜査官の城正臣と保安課の上月が切り込む犯罪の全貌とは?そして、残酷な犯人への怒りを自制する所轄刑事課の吉川圭一。個人の尊厳と社会の秩序のために、世間は何を求めたのか?警察小説の第一線を走る著者による、新鮮な驚きに満ちた珠玉の短編集。待望の文庫化。
(「BOOK」データベースより)
4人の作家による短編集。日頃は短編物が嫌いで余り読みませんが、サラリと読めました。

鰹、白魚、鮭、柿、桜…。江戸の四季を彩る「初もの」がからんだ謎また謎。本所深川一帯をあずかる「回向院の旦那」こと岡っ引きの茂七が、子分の糸吉や権三らと難事件の数々に挑む。夜っぴて屋台を開いている正体不明の稲荷寿司屋の親父、霊力をもつという「拝み屋」の少年など、一癖二癖ある脇役たちも縦横無尽に神出鬼没。人情と季節感にあふれた時代ミステリー・ワールドへご招待!
(「BOOK」データベースより)
筆達者な「宮部 みゆき」。今回も期待を裏切らず面白く読めました。
