2015
02/11
15:20
趣味の読書 その135
Category : 読書
中国で2013年10月に、国民が国内外を観光する際のモラル・規則違反の行為をなくし、観光業の秩序を正そうとの趣旨の法律「旅游法(観光法)」が施行されている。その中の一部を抜粋すると、第13条 旅行者は旅行活動において社会公共秩序と社会道徳を尊重しなければならない。現地の風俗習慣、文化伝統、宗教信仰を尊重し、旅行資源を守り、生態環境を保護し、旅行マナーと行動規範を遵守しなければならない。これは、中国人観光客が外国で、マナーの悪さを指摘され批判を受けている事が原因だと思われる。アメリカの大学教授の徐賁氏は、「マナーが悪い」と報じられるのは、ルールを知らないからではなく、自尊心を持たず、自分をコントロールできないためだ。「自分は金持ちで勢いがある」と考え、自分を大事にせず、ひとたび他人から批判されれば敵対意識を持ち、「バカにされている」、「差別されている」と感じる。とブログに書いている。所得が増えて、中流以上の層が外国旅行を積極的にする様になって、各地でトラブルを起こしている現状が度々指摘されており、法律が施行されて1年以上になるが、余り改善されている様には思われないので、少しでも早くマナーが改善する事を期待しています。
その日、僕は韓国に初めて降り立った。ソウルの街を歩き、史跡を訪ね、過ぎ去りし植民地時代や朝鮮戦争を振り返る。しばしば、二十四年間囚われていた彼の国での光景がオーバーラップする。ここは、同じ民族が作った「北」と地続きの国なのだ。旅の最後に去来した想いとは―。第二部として、翻訳家という新たな人生を切り拓いた著者の奮闘記を収める。新潮ドキュメント賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)
蓮池/薫
1957(昭和32)年、新潟県生れ。中央大学在学中に拉致され、北朝鮮での二十四年間に及ぶ生活を余儀なくされる。帰国後、同大学に復学し卒業。2005(平成17)年、初の翻訳書『孤将』(金薫著)を刊行。現在は、新潟産業大学専任講師を務めるかたわら、執筆・翻訳に携わっている。’09年、『半島へ、ふたたび』で新潮ドキュメント賞を受賞。2002年10月に帰国して早12年以上になりますが、大変な苦労をされたものだと思います。

小仏峠の滝で気を失った二十五歳の青年サラリーマン・大森連は、介抱してくれた時次郎とさなの兄妹から、ここは武蔵国中郡青畑村で、今は天明六年だと告げられる。驚きつつも江戸時代を懸命に生き抜こうとする連に、さなは想いを寄せていく。いっぽう連の歴史知識から幕閣の政変を知った時次郎は、村の領主である旗本・松平伝八郎の立場を守ることに成功。時次郎はいったい何者なのか?天明の大飢饉が迫る中、村の庄屋が殺害される事件が起こる。現代の知識だけで人々を幸せにすることはできない…。江戸へ向かった連は、思いがけない再会を果たすが。連の運命は、そして元の世界には戻れるのか?時間を超えた、感動の長編時代小説。
(「BOOK」データベースより)
好きでよく読んでいる「宇江佐 真理」。いつもとは違った展開を見せる、タイムスリップの話で、面白くて没頭して一気に読みました。

ある日、北海道警察大通署管内のマンションで爆発事故が発生した。被害者は道警本部の女性巡査。現場に急行した大通署刑事課の佐伯(鈴木一真)と渡辺(松田悟志)は道警本部の刑事部長・杉田(川﨑麻世)から捜査は本部だけでするから所轄は手を引けと恫喝される。 翌日杉田は大通署の署員を集め、容疑者は道警本部の津久井(池田政典)だと発表した。生活安全課の百合(財前直見)は津久井を擁護するが課長の長沼(高田純次)に止められる。誠実な津久井が殺人などするはずがない。思いをめぐらせる百合に後輩のサキ(松本莉緒)が声を掛けた。児童養護施設に不審者が出没したと通報が入ったという。施設を訪れた百合の携帯に公衆電話から着信が。その電話は津久井からだった。津久井は無実を主張するものの詳細は話せないという。百合は同級生の早苗(北原佐和子)が女将をしているホテルで落ち合うことに。その頃、道警本部に呼び出された長沼は、道警本部の統括部長・石岡(新井康弘)から百合の動向を監視しろと命令されていた。ホテルに現れた津久井から百合は衝撃的な事実を知らされる。津久井は明後日の午前10時から開かれる百条委員会に証人として出席するというのだ。さらに交通事故で他界した津久井の兄は道警の裏金の実態をジャーナリストの村沢(松尾貴史)と共に告発する準備を進めていたという。津久井は兄の事故と自分への濡れ衣は道警幹部が裏で糸を引いているに違いないと主張する。真犯人を捕まえなければ津久井は委員会に出席できない。百合は佐伯を半ば強制的に協力させ、道警本部と戦うことを決める。百条委員会の開会まであと48時間・・・。
(TBSより)
2013年7月に、TBSテレビで、ドラマ化された。「佐々木 譲」は、北海道を舞台にした警察小説が多くあり、時々読んでいます。

その日、僕は韓国に初めて降り立った。ソウルの街を歩き、史跡を訪ね、過ぎ去りし植民地時代や朝鮮戦争を振り返る。しばしば、二十四年間囚われていた彼の国での光景がオーバーラップする。ここは、同じ民族が作った「北」と地続きの国なのだ。旅の最後に去来した想いとは―。第二部として、翻訳家という新たな人生を切り拓いた著者の奮闘記を収める。新潮ドキュメント賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)
蓮池/薫
1957(昭和32)年、新潟県生れ。中央大学在学中に拉致され、北朝鮮での二十四年間に及ぶ生活を余儀なくされる。帰国後、同大学に復学し卒業。2005(平成17)年、初の翻訳書『孤将』(金薫著)を刊行。現在は、新潟産業大学専任講師を務めるかたわら、執筆・翻訳に携わっている。’09年、『半島へ、ふたたび』で新潮ドキュメント賞を受賞。2002年10月に帰国して早12年以上になりますが、大変な苦労をされたものだと思います。

小仏峠の滝で気を失った二十五歳の青年サラリーマン・大森連は、介抱してくれた時次郎とさなの兄妹から、ここは武蔵国中郡青畑村で、今は天明六年だと告げられる。驚きつつも江戸時代を懸命に生き抜こうとする連に、さなは想いを寄せていく。いっぽう連の歴史知識から幕閣の政変を知った時次郎は、村の領主である旗本・松平伝八郎の立場を守ることに成功。時次郎はいったい何者なのか?天明の大飢饉が迫る中、村の庄屋が殺害される事件が起こる。現代の知識だけで人々を幸せにすることはできない…。江戸へ向かった連は、思いがけない再会を果たすが。連の運命は、そして元の世界には戻れるのか?時間を超えた、感動の長編時代小説。
(「BOOK」データベースより)
好きでよく読んでいる「宇江佐 真理」。いつもとは違った展開を見せる、タイムスリップの話で、面白くて没頭して一気に読みました。

ある日、北海道警察大通署管内のマンションで爆発事故が発生した。被害者は道警本部の女性巡査。現場に急行した大通署刑事課の佐伯(鈴木一真)と渡辺(松田悟志)は道警本部の刑事部長・杉田(川﨑麻世)から捜査は本部だけでするから所轄は手を引けと恫喝される。 翌日杉田は大通署の署員を集め、容疑者は道警本部の津久井(池田政典)だと発表した。生活安全課の百合(財前直見)は津久井を擁護するが課長の長沼(高田純次)に止められる。誠実な津久井が殺人などするはずがない。思いをめぐらせる百合に後輩のサキ(松本莉緒)が声を掛けた。児童養護施設に不審者が出没したと通報が入ったという。施設を訪れた百合の携帯に公衆電話から着信が。その電話は津久井からだった。津久井は無実を主張するものの詳細は話せないという。百合は同級生の早苗(北原佐和子)が女将をしているホテルで落ち合うことに。その頃、道警本部に呼び出された長沼は、道警本部の統括部長・石岡(新井康弘)から百合の動向を監視しろと命令されていた。ホテルに現れた津久井から百合は衝撃的な事実を知らされる。津久井は明後日の午前10時から開かれる百条委員会に証人として出席するというのだ。さらに交通事故で他界した津久井の兄は道警の裏金の実態をジャーナリストの村沢(松尾貴史)と共に告発する準備を進めていたという。津久井は兄の事故と自分への濡れ衣は道警幹部が裏で糸を引いているに違いないと主張する。真犯人を捕まえなければ津久井は委員会に出席できない。百合は佐伯を半ば強制的に協力させ、道警本部と戦うことを決める。百条委員会の開会まであと48時間・・・。
(TBSより)
2013年7月に、TBSテレビで、ドラマ化された。「佐々木 譲」は、北海道を舞台にした警察小説が多くあり、時々読んでいます。
