2014
05/01
15:16
趣味の読書 その96
Category : 読書
安倍首相の「戦後レジームからの脱却」(米国追随外交からの独立を目指す)に危機感を抱く
オバマ大統領とは、水と油だと言われている。安倍首相は、政権発足直後から再三にわたりオバマ
大統領との首脳会談を打診するも、ことごとく無視される。実現したのが2ケ月後だった。
それも、大統領主催の晩餐会も開かず、共同記者会見も拒否。日本の首相が、これだけ冷遇された
例は過去になく、その伏線もあってかシリア問題で、オバマ大統領から協力要請をされた時に、
安倍首相は「国連安保理で議決されれば協力する」と、返事をしている。アメリカは以前から強い
態度に出ると、日本が何でも言う事を聞くと思い込んでいるフシがあり、安倍首相の反発に危機感を
持って、ある一説によると「田中角栄」のロッキード事件の様な、盗聴で集めた情報で安倍首相を
潰しに掛かっているという話も出ている。外交の裏側は、我々一般市民では分からない事が多々あるが
オバマも、同盟国の日本よりも中国に気を遣いすぎて『ドウスルネン!』という気持ちです。
下北沢の一戸建の別々の部屋で血まみれの男女が倒れている、との一報を受けた警視庁捜査1課
殺人犯捜査第15係の釜本巡査部長が現場に到着すると、65歳の父と19歳の娘が刺殺されていた。
凶器は刃の長い刺身包丁で被害者宅のものではない。犯人の動機は、怨恨か、窃盗か?釜本は
さっそく地取りを開始する…。マスコミ各紙誌で絶賛された『警視庁捜査一課刑事』の著者の
小説デビュー作。(「BOOK」データベースより)
飯田裕久
高校卒業後、1982年に警視庁へ入庁。拝命3年で所轄の捜査員となったが、トリカブト殺人事件
で本庁の支援に携わったことがきっかけで1992年に刑事部捜査第一課へ異動。音羽お受験殺人や
地下鉄サリン事件他、100件以上の捜査に関わる。2007年、勤続25年を機会に警部補(係長)
で退職。以後は映画・ドラマ制作の世界に入る。2010年7月2日、脳出血で死去。享年46歳。
あまり読まない作家の本ですが、面白く読みました。

赤坂で発生した殺人事件の特捜本部に、警視庁公安部でロシア事案を担当する倉島が呼ばれた。
被害者は右翼団体に所属する男だ。二日後、今度は暴力団構成員が殺された。2つの事件に共通
する鮮やかな手口から、倉島はプロの殺人者の存在を感じる。鍵はロシア、倉島は見えない敵に
挑む。公安捜査官の活躍を描くシリーズ第3弾。
(「BOOK」データベースより)
好きな作家の、「今野敏」いつ読んでも面白い。

警察庁警備局警備企画課の情報分析室「ゼロ」の研修から戻った倉島警部補に下った新たなミッ
ション。それは、同僚で公安外事課のエース、葉山の動向を探ることだった。同じ日、新聞社の
編集局次長が、マンションから転落して死亡した。自殺の線で事件を幕引きしようとする所轄の
方針に、本庁と倉島は疑念を抱く。マスコミ界の大物の死、そしてエース公安警察官に降りかか
る疑惑。二つを結ぶのは、謎の女性。マスコミ、ロシア、そして公安部と刑事部。さまざまな思惑
が入り乱れる状況を、倉島警部補はどう読み解いていくのか。知的興奮がとまらない、国を守る
公安警察官を描く警察小説。
(「BOOK」データベースより)
