2013
12/05
12:21
趣味の読書 その75
Category : 読書
今年も、早くも1ケ月を切るだけになったが、2013年流行語大賞が異例の4つ
「じぇじぇじぇ」「倍返し」「今でしょ!」「お・も・て・な・し」 の史上最多になった。
そんな中で、交渉が難航していた新ポスティングシステムが、日米間でほぼ合意に達
した事が4日、分かった。この日、日本野球機構(NPB)と米大リーグ機構(MLB)の
担当者が電話会議を開き、入札金に2000万ドル(約20億円)の上限を設ける案がまと
まったとみられる。また、複数が上限額で入札した場合、そのすべての球団と交渉できる
制度となる見込み。今日5日の日米協議で細部を詰めた上で正式発表される。
これで、やっとマー君が大リーグに行けるようになり、ファンも来年の活躍が今から
楽しみになてきて、ワクワクします。
手練の忍術を遣い、乱世の影に生きた伊賀者・遠山太兵衛―。遙か遠方を見直す「天眼
通」、人の心を読む「他心通」など、人間離れした技を持ちながら、主君を求めず、
野心を持たない。他の認者集団との死闘、戦国武将を陥れる危機一髪の作戦など、
緊迫の展開から眼を離せない、戦国忍者エンターテインメント
(「BOOK」データベースより)
津本陽は、主に剣豪や戦国大名、幕末英傑を主題にした歴史小説が多く、昔から好きで
良く読んでいる作家です。撃剣興行を描いた『明治撃剣会』を始めとする剣豪小説で人
気を得る。剣道三段、抜刀道五段の腕前を持つ言わば、剣豪作家のはしりとも言えます。

大都会で居場所を見失った者を導く一筋の光。
妻を、父を理不尽にも殺され、犯人に復讐を企てる男たち。都市の深層に生き再起を窺
う人間たちを棟居刑事が優しく見守る社会派短編。
本作は7本からなる著者久しぶりの短編集です。舞台となるのは東京。登場する人々は
定年を迎え、することが何一つ無いことに戸惑う男や、リストラされて路上生活者となった
若者であったり、妻子を殺された孫の復讐を止めようとする老人と、概ね社会的弱者で
す。(文藝春秋BOOKSより)
森村 誠一は、ホテル勤め(ホテルニューオータニなど)の経験があるため、ホテルを
舞台にしたミステリが多い。また、若い時代に登山に熱中したことから、山岳を舞台と
した作品も多い。たまに読む作家です。

76歳で二度目の殺人を犯した緒方一義は刑務所で自らの過去を振り返る―。九州の
伊万里湾に浮かぶ島で生まれ、炭坑夫をしていた緒方は、昭和22年隣家に募集坑夫と
して越してきた浦川の妻、久子に憧れ、ほのかな想いをいだく。だが浦川が緒方の母と
無理やり関係を持ったことから、緒方は浦川を殺してしまう。そして刑務所から久子に
お詫びの手紙を出した緒方の元に届いた「あたしは緒方さんをうらんではいません」と
いう返事。出所して52年後、久子への変わらぬ想いが、緒方を再び罪へと導く…。
(「BOOK」データベースより)
勝目 梓は、、1978年、五冊目の単行本『獣たちの熱い眠り』がベストセラーになり、
以後、主としてバイオレンス官能作家として、今日まで300冊近い著作を出している。
1981年、日本文芸大賞受賞。
