2013
05/23
12:54
趣味の読書 その47
Category : 読書
競馬愛好家の会社員男性(39)が馬券配当で得た所得を申告しなかったとして所得税法違反
に問われた裁判が、競馬ファンらの間で大論争を巻き起こしている。焦点は外れ馬券を経費と
認めるか否か。大阪地裁(西田真基裁判長)は23日、「必要経費に含まれる」との判断を示した。
その上で、2009年までの3年間に5億7千万円を脱税したとして所得税法違反(単純無申告)
に問われた男性に懲役2月、執行猶予2年(求刑懲役1年)の判決を言い渡した。
28億7千万円分の馬券を購入し、払戻金30億1千万円を得た男性は、過去10年のレース
データを基に独自の予想ソフトを開発。オッズに対して掛け金の配分を変える多点張りの方式
で、レースごとに黒字になるシステムをつくりあげて、苦労して利益を得た。
そもそも払戻金は、配当の25%を天引きされいる。(競馬の売上げの25%は、JRAの収入となり、
実際にはその半分近い10%が国庫に入り、つまり、最初から税金を引かれているようなもの)
競馬ファンとしては、負けても払戻した分に課税されるなら、誰も怖くて競馬なんかできないと
言うのが正直な、心情だと思いますが・・・。
本名はもちろん素性も不明な孤高のボディガード・キリ。今回の対象は十七歳の少女・森野さやか。
期限は一週間さやかには「神眼」と呼ばれる特殊能力が備わっており、一週間後に開眼するという。
彼女の能力が開眼する前にその存在を抹殺しようと暗躍する暗殺集団「ツブシ」。魔の手からキリは
彼女を守れるか。
(「BOOK」データベースより)
好きな作家の大沢在昌の新刊です。至福感を味わいながら、ゆっくりと読んで、満足しました。

遠藤慶太は29歳。大航ツーリスト本社から成田空港所に「飛ばされて」きた。返り咲きを誓う
遠藤だったが―パスポートの不所持、予約消滅といった旅客のトラブル解決に奮闘するうちに空港
勤務のエキスパート「あぽやん」へと成長してゆく、個性豊かな同僚たちと仕事への情熱を爽やかに
描いた空港物語。
(「BOOK」データベースより)
TBS連続ドラマ「あぽやん~走る国際空港」が、伊藤淳史主演で、今年の1月からスタートした。
タイトルの「あぽやん」とは、旅行業界用語で、発券ミスや予約重複など、空港のカウンター裏で
起こるさまざまなトラブルを解決し、お客様を笑顔で無事に送り出す旅行代理店のプロフェッショナル、
エキスパートを指す。「あぽ」は空港=エアポート(Airport)の略(APO)で、海外旅行に行くお客様
にトラブルがあっても最後の砦として活躍している。作者の新野剛志・自身が立教大学社会学部卒
業後、旅行会社に就職。空港係員(あぽやん)として成田空港に4年半、その後本社に戻って会社
には計6年半勤務した経験があり、それをベースに小説を書いた。
まあ、お気軽に読める、娯楽小説です。

朝の通勤ラッシュ時に、満員の乗客を乗せた電車が脱線した。偶然そこに乗り合わせた雑誌編集者
の辰巳は、自分の下敷きになった女性の死を目の当たりにする。彼はペンを握るが、凄惨な現場を
思い出すたびに身体が震えてくるのだった…。自分自身、そして被害者すべての日常を取り戻す
ための戦いが、今始まる。
(「BOOK」データベースより)
最近よく読んでいる、作家の「堂場瞬一」の本です。
