2013
03/21
15:09
趣味の読書 その38
Category : 読書
『泣くな!内川』WBCで侍ジャパンは、惜しくも3連覇を逃しベスト4どまりだったが、プエルトリコ
との準決勝で8回に起きた不可解な重盗失敗が、果たして内川一人の責任だったのか?
ベンチの中途半端な「行けたら行け」と言う、サインは適切だったのか、など色んな面での?がある。
台湾戦での、劇的な9回に井端の同点打で追いついて、延長戦でやっと勝ち越した試合を見ている
と優勝出来なかったのは、今回の侍ジャパンの実力が、そこまで無かったと言うのが、正直な感想
です。その台湾戦で、多くの日本人が東日本大震災の支援に対する感謝の気持ちを、台湾に伝えま
した。その様子は台湾のテレビ局や台湾人が取り上げTVや、インターネットを通じて、瞬く間に台湾
の多くの方に伝わり台湾に感動を与えました。試合終了後、台湾の全選手が、マウンド付近に集まり
360度スタンドの観客に向かって深々と、お辞儀をしてくれたのが非常に印象に残りました。
春風が江戸に桜の季節を告げる頃、坂崎家では豊後関前から父正睦、母照埜を小梅村に迎えて
親子三代、賑やかな日々を送っていた。関前藩の物産事業に絡む内紛の始末がつかぬまま、富士
見坂の江戸藩邸を訪れた磐音は、藩主福坂実高の正室お代の方の変わり果てた姿を目の当たりに
して…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、超人気書き下ろし長編時代小説第四十一弾。
(「BOOK」データベースより)
この「居眠り磐音 江戸双紙」シリーズ41巻で、1500万部の売り上げがある、人気小説。
以前から紹介しておりますように、図書館に予約をしても、手元に来るまでに半年以上かかる為に
このシリーズのみは、買って読んでいます。非常に面白い。

「昭和大衆文壇の父」と呼ばれる長谷川伸が主宰した小説勉強会“新鷹会”は村上元三、山岡荘八
など数多くの人気作家を輩出し、今に続く。平岩弓枝の監修による本編では、新鷹会作家による11
篇を収録。武士であれ、庶民であれ、移ろいゆく四季―春夏秋冬の彩りのなかでひたむきに生きる
江戸の人々。人生の岐路に立つ彼らの哀切な心情が胸に沁みる傑作時代小説集。
(「BOOK」データベースより)
平岩弓枝の「御宿かわせみ」シリーズが、好きで愛読してますが、同じように江戸情緒に触れられる
時代小説集。長編物が好きで、普段はあまり短編物を読みませんが、これは気持ちよく読めました。

「池波さんのことを語れるのは生涯の誉れ」と言い切り、青年時代から愛読していたほど池波ファン
の山本一力氏。その氏が、なによりも愛する「鬼平犯科帳」の中から悩みぬいて選んだ傑作六篇と、
鬼平作品の素晴しさを綴ったオリジナルエッセイ、池波正太郎記念文庫での講演を収録した、
山本一力版「ベスト・オブ・鬼平」。
(「BOOK」データベースより)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山本/一力 1948年、高知県生まれ。
都立世田谷工業高等学校電子科卒業。旅行代理店、広告制作会社、コピーライター、航空会社関連
の商社勤務などを経て、97年「蒼龍」で第77回オール讀物新人賞を受賞。
彼もまた、小生と同じ時代を生きた、団塊の世代です。物の考え方なり、時代体験が我々と同じよう
な感覚がします。作家としても油が乗ってきて、益々活躍を期待する作家です。
