2013
03/08
14:55
趣味の読書 その36
Category : 読書
2020年夏季五輪招致の立候補都市に対し、国際オリンピック委員会(IOC)が実施する支持率
調査で、東京での支持が70%、全国(東京以外)で67%に上った。昨年5月に公表された地元支
持率では東京は立候補3都市で最低の47%だったが、23ポイント巻き返した。(IOC)調査団は
東京の後、マドリードとイスタンブールの開催計画を、調査する予定ですが、日本国民の支持率も
上がってきたので、戦後復興のシンボルだった「東京五輪」の感激を、なんとか再現してほしいと
願っている、戦後生まれの「団塊の世代」の一人です。
門弟の死、愛娘失踪、秘剣「横飛燕」との対決……。若き道場主を次々と襲う危難の裏で、蠢動する
陰謀とはいったい何か?義父・藤兵衛から道場を譲り受けた千坂彦四郎。だが、妻の里美、愛娘花の
ためにも、立派な道場主たらんとする責任感が、知らぬ間に精神的重圧となって彼にのしかかる。
ある日、兄の敵討ちのため、陸奥国松浦藩からやってきた女剣士・小暮ちさと出逢ったことが、
彦四郎の人生に影を落とす……。時代小説に、また新たな剣客(ヒーロー)が誕生した! !
(「BOOK」データベースより)
【剣客春秋シリーズ】町道場主・千坂藤兵衛と娘・里美を中心とした時代小説11巻の続編で
【剣客春秋親子草シリーズ】里美の婿養子の千坂彦四郎・里美・花の親子を中心に変えた、
新シリーズの第1巻。今後も大いに期待できる、時代小説です。

上杉謙信の忍び、軒猿に下されたある密命とは―「飛び加藤」こと加藤段三と軒猿の凄絶な戦いを
描いた表題作を始め、上杉家家臣・神余小次郎親綱の心の底に迫る『人魚の海』。信長暗殺を
たくらむ忍びの悲劇『夜光木』。秀吉の国家統治政策に従事する男が出合う恐怖『家紋狩り』。
剣豪・塚原卜伝と謎の刀術使いの戦い『卜伝花斬り』など、歴史小説の旗手が描く、著者の魅力が
濃縮された八篇。
(「BOOK」データベースより)
前回の趣味の読書 その35で、紹介した「火坂雅志」の読んで面白い時代小説です。
これ以外にも、いい本がありそうなので、捜してみたいと思います。

藩の運命を左右する領主の落し胤。その存在を察知した輩が、権力を求めて蠢き出すー。出雲国
千歳藩の西の端に位置する鳥越村。その村にある郷蔵の差配役・大月慎兵衛と配下・矢島重三郎
には、それぞれに愛息がいた。慎兵衛には、厚い胸板に太い腕、大柄で腕力が自慢の寅之助。
重三郎には、小柄で痩身、病がちだが、利発な小太郎。二人はまるで兄弟のように育てられたが、
そこには慎兵衛と重三郎の人知れぬ願いが隠されていた…。
(「BOOK」データベースより)
余り今まで、読んでいない作家の本です。評価は、「まあまあ」かな?

大月慎兵衛が語った衝撃的出来事。落し胤ははたして誰なのか?誰が味方で、誰が敵なのか?
小袖に袴、総髪の男姿が凛々しい藩校のマドンナ・夏巻京。呉服商の娘で、しゃれた振袖姿が
愛くるしい鳴海屋鈴。亡き双葉姫から、まだ見ぬ弟君への想いを聞かされていた二人は、真の落胤
を探し当てるべく一計を案じる。だが、行き着いた答えは意外なもの。双葉姫とは似ても似つかぬ
風貌の男子であった。
(「BOOK」データベースより)
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
米村圭伍(ヨネムラケイゴ)
1956年神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。97年「安政の遠足異聞」で菊池寛ドラマ賞佳作入選。99年「風流冷飯伝」で小説新潮長篇新人賞受賞。
