2012
10/02
13:27
趣味の読書 その13
Category : 読書
10月の声を聞くと同時に、庭木の金木犀が一斉に芳香を放ち始めました。
暦どおりに、秋の訪れを知らすかのような花木には、感心しました。
それでも今年の残暑の厳しさは、異常な暑さで、お昼のNHKのニュースで9月の全国51地点
での平均気温が、観測史上過去最高の暑さを、記録したと伝えていました。
吉田沙保里がカナダで行われた世界選手権で優勝して、13連覇を達成し「カレリン」を超えました。
然しながら恋愛に関しては、“霊長類最強の女”も「連戦連敗」らしく、今年3月出演のテレビ朝日系
『徹子の部屋』で高校時代の失恋体験を振り袖姿で告白。同級生の野球部員に「付き合って下さい」
と6度告白し、「雲の上の人なんで友達以上になれません」と6度断られたというエピソード
を話してました。沙保里のお母さん曰く「カレリンよりも、カレシ(彼氏)」早く結婚して、子供を
生んで、母親になるのが女の幸せです。親の気持ちとしては、共感できます。
今の調子で行けば、リオ五輪の金メダルも間違いなさそうです。
趣味の読書 その3(7/29)で紹介した「並木拍子郎 種取帳」第三巻【三世相】に続く
最新刊【四文屋】です。図書館に、予約してから3ケ月して手元に届きました。
四文屋とは、四文均一の食べ物や商品を売る屋台や、露天商の事で主人公の拍子郎が、屋台で
四文の天ぷらを食べていたシーンから始まる物語。
屋台の主人の甚八が殺され、以前その天ぷらで食中毒で子供を失った男が犯人にされてしまうが
拍子郎の活躍で、真犯人が捕まる。他の話もあり、短編全5篇収録されている。
いつもホノボノとして、面白いシリーズ小説です。

森で暮らす小鬼は弟を探して迷い込んだ少女・民と出会う。過去見の術を使って過去世を見せるが、
その為に民は錯乱し身内に『鬼の芽』を生じさせた。鬼の芽が破裂し、非道を働けば、
地獄に落とされ、二度と戻れない。だから小鬼は生まれ変わる度に生じる鬼の芽を、摘みとる業を
自ら望んで背負う。千年の時を経て、小鬼がその役目を終えた時、民がなぜ鬼の芽をもつことに
なったのか、その理由が明かされる。人の心の機微を、気鋭の著者が描く伝奇小説。
(徳間書店の本紹介のコピー)西條奈加の本としては、あまり面白くなかった。

美貌の大学院生桜川東子とバーのアルバイトに入った歌舞伎好きの坂東いるか。
世間を騒がせている殺人事件の話題になると、いつの間にか東子は謎を解いてしまう、というのが
基本スタイルでそこに、マスターの島・私立探偵の工藤・ライターの山内の厄年オジサントリオが絡む
物語。ユーモア小説としての色合いが強く、小生としては、もう一つの本でした。

暦どおりに、秋の訪れを知らすかのような花木には、感心しました。
それでも今年の残暑の厳しさは、異常な暑さで、お昼のNHKのニュースで9月の全国51地点
での平均気温が、観測史上過去最高の暑さを、記録したと伝えていました。
吉田沙保里がカナダで行われた世界選手権で優勝して、13連覇を達成し「カレリン」を超えました。
然しながら恋愛に関しては、“霊長類最強の女”も「連戦連敗」らしく、今年3月出演のテレビ朝日系
『徹子の部屋』で高校時代の失恋体験を振り袖姿で告白。同級生の野球部員に「付き合って下さい」
と6度告白し、「雲の上の人なんで友達以上になれません」と6度断られたというエピソード
を話してました。沙保里のお母さん曰く「カレリンよりも、カレシ(彼氏)」早く結婚して、子供を
生んで、母親になるのが女の幸せです。親の気持ちとしては、共感できます。
今の調子で行けば、リオ五輪の金メダルも間違いなさそうです。
趣味の読書 その3(7/29)で紹介した「並木拍子郎 種取帳」第三巻【三世相】に続く
最新刊【四文屋】です。図書館に、予約してから3ケ月して手元に届きました。
四文屋とは、四文均一の食べ物や商品を売る屋台や、露天商の事で主人公の拍子郎が、屋台で
四文の天ぷらを食べていたシーンから始まる物語。
屋台の主人の甚八が殺され、以前その天ぷらで食中毒で子供を失った男が犯人にされてしまうが
拍子郎の活躍で、真犯人が捕まる。他の話もあり、短編全5篇収録されている。
いつもホノボノとして、面白いシリーズ小説です。

森で暮らす小鬼は弟を探して迷い込んだ少女・民と出会う。過去見の術を使って過去世を見せるが、
その為に民は錯乱し身内に『鬼の芽』を生じさせた。鬼の芽が破裂し、非道を働けば、
地獄に落とされ、二度と戻れない。だから小鬼は生まれ変わる度に生じる鬼の芽を、摘みとる業を
自ら望んで背負う。千年の時を経て、小鬼がその役目を終えた時、民がなぜ鬼の芽をもつことに
なったのか、その理由が明かされる。人の心の機微を、気鋭の著者が描く伝奇小説。
(徳間書店の本紹介のコピー)西條奈加の本としては、あまり面白くなかった。

美貌の大学院生桜川東子とバーのアルバイトに入った歌舞伎好きの坂東いるか。
世間を騒がせている殺人事件の話題になると、いつの間にか東子は謎を解いてしまう、というのが
基本スタイルでそこに、マスターの島・私立探偵の工藤・ライターの山内の厄年オジサントリオが絡む
物語。ユーモア小説としての色合いが強く、小生としては、もう一つの本でした。
