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ホンブチョウ

Author:ホンブチョウ
1947年生まれ、趣味が読書の
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神戸市立博物館の歌川国芳・国貞展を鑑賞

Category : 展示会
神戸市立博物館の歌川国芳・国貞展を鑑賞
3年前に、大阪市立美術館へ曽我蕭白(しょうはく)の『雲龍図』を、観に行って以来のボストン美術館所蔵の展示会『俺たちの国芳・わたしたちの国貞』展が開催されている、神戸市立博物館へ行って来ました。最寄りの三ノ宮駅へ降りるのは10年ぶりで、昔と少しも変わっていませんでした。梅雨の晴れ間の暑い日中に、初めて行く神戸市立博物館を探しながら汗だくになりながらたどり着きました。江戸時代末期に活躍した歌川豊国の兄弟弟子「武者絵」の国芳と「美人画」の国貞の大人気を博した天才浮世絵師の対照的な作風が観ていて非常に面白かった。個人的には、国芳の作風が好きで観飽きる事がなく堪能しました。11歳年上の兄弟子の国貞の「柔和で温順」な性格に対して、国芳の「職人肌で仕事師」のチャキチャキの江戸っ子気質が作風に実によく出ていました。猫好きの国芳は、いろんな作品に猫が描かれていて、常に5~6匹の猫を飼っていたと言う話です。7月末までは、博物館内で写真撮影が出来るので150枚余りの写真を撮ってきましたが、帰ってからパソコンで見るとピンボケ写真も多くありました。主な作品を紹介します。

国芳展1

国芳展2

会場を入ったホールにある、大型ディスプレイでお出迎えです。

国芳展3

歌川国芳 「相馬の古内裏」。の一部分を切り取ってディスプレイにした。

国芳展4

歌川国芳の出世作、通俗水滸伝豪傑百八人之壱人シリーズ。

国芳展5

歌川国芳 「国芳もやう正札附現金男 野晒悟助」。侠客や伊達男を描くシリーズ。着物の絵柄が、猫で描かれた髑髏(どくろ)。

国芳展6

国芳展7

歌川国芳 「相馬の古内裏」。山東京伝による読本『忠義伝』に取材した作品で、源頼信の家老大宅光国と平将門の遺児で妖術を操る滝夜叉姫との対決の場面。

国芳展8

歌川国芳 「鬼若丸の鯉退治」。竜巻のごとき勢いで巨大な赤鯉が出現!鬼若丸がこれを捕らえんとする緊張の瞬間!大判三枚続の画面が繰り広げる、動と静のスペクタクル!

国芳展9

歌川国芳。「見立東海道五拾三次岡部 猫石 由来」

国芳展10

歌川国芳「讃岐院眷属をして為朝をすくう図」。曲亭馬琴の「椿説弓張月」の一場面を描いた。

国芳展11

江戸歌舞伎役者の人相帖。

国芳展12

歌川国貞 「大当狂言ノ内 八百屋お七」 五代目岩井半四郎。

国芳展13

歌川国貞「当世三十弐相 あづまのお客もうき相」

国芳展14

歌川国貞「当世三十弐相よくうれ相」。女性が一心に手紙を読んでいる。包み紙をくわえており、早く内容を読みたくて仕方がないと言う様子。

国芳展15

歌川国貞「浮世人精天眼鏡」。国貞を代表する美人大首絵揃物。国貞が絵を描き、山東京山が戯作風の題記を加える。

国芳展16

歌川国貞「藍摺遊女」の一部を切り取ったディスプレイ。「藍摺」とは、当時西洋から輸入された化学顔料「ベロ藍(プルシャンブルー)」の濃淡とほんの少しの紅などで表現された作品です。今までになかった鮮やかな青の世界に、江戸の人々は魅了されました。

国芳展17

歌川国芳「初雪の戯遊」。現在より寒冷で降雪が多かった当時の江戸では、達磨・みみずく・犬などさまざまな形の「雪だるま」が作られた。本図は国芳らしく猫の雪だるまとなっている。

国芳展18

歌川国貞「見立邯鄲(みたてかんたん)」。洗いざらしの長い髪が細やかな線によって揺れて見える。櫛の微細な装飾も見事で、透けた団扇からのぞく口元、金物細工の蝶を見つめる目元も妖艶。能の「邯鄲」をもとにした美人絵で、藍摺の背景に物語の情景が描かれる。細かい描写には、驚かされる。元絵の浮世絵師もさることながら、細かい部分を彫る彫り師や仕上げの摺り師の職人技があってこその作品だと、感心しました。

国芳展19

国芳が、未来の「スカイツリー」を予測した浮世絵として、都市伝説にまでなっている絵。隅田川周辺のしじみ漁や町並みを描いているが、左側にそびえ立つ塔がそれで、国芳が200年前に予知していたとマニア間では言われている。

国芳展20

2時間余りの、浮世絵鑑賞でしたが平日にも関わらず、シルバーエイジ層で一杯の神戸博物館でした。ゆっくりと鑑賞するよりも、デジカメ撮影に忙しく、帰宅してからパソコンで画像を楽しみました。誰でも知っている有名な絵も多々ありましたが、初めて見る絵もありました。また、機会があれば次の浮世絵展を鑑賞してみたいと思っています。しかし、これだけ膨大な数の浮世絵が何故「ボストン美術館」の所蔵になっているのか、戦後のドサクサにアメリカが引っさらって行ったのかも?と思うと経緯は、詳しく分かりませんが、複雑な気持ちになりながら、帰宅しました。

ボストン美術館展・大阪市立美術館

Category : 展示会
ボストン爆弾テロ事件で、ボストン市警は19日、逃走していた実行犯の1人で、米国籍の
チェチェン人、ジョハル・ツァルナエフ容疑者(19)を拘束したと発表した。
捜査当局が事件発生から5日目で容疑者の兄弟2人を追いつめることができたのは、当局が
18日に容疑者2人の防犯カメラ映像などを公開したことが決め手の一つになったとみられる。
早期に逮捕できて、ボストンの住民も一安心したと思います。後は事件の背景と、動機の解明
が待たれますが、情報によると「兄弟は7、8年前に米国に来たことを感謝していた」のが
何故『爆弾テロ』を引き起こしたのか、疑問が残ります。


去年の11月16日に『葛飾北斎展』を見に行った時に、2013年4月2日からの『ボストン美術館展』
の案内を見て前売り券を買って、今日(4/19・金曜日)行ってきました。
平日の午後と言う時間帯のためか、「シルバーエイジ」で超満員の観客でした。印象に残ったのは、
曽我蕭白『雲龍図』。1911年ボストン美術館に収められたときから、襖から剥[は]がされた状態で
保管されてきた巨大な龍。今回の修復作業により公開が可能となった。伝来は明らかでないが、
寺院の襖かと考えられる。34歳の作。 同じく曽我蕭白(しょうはく)の『風仙図屏風 [ふうせんず
びょうぶ]』一陣の風の中で剣を持つ中国の仙人陳楠[ちんなん]が、池に潜む龍を追い出して天の
水門を開かせ、旱魃[かんばつ]を救う場面とされる。龍は黒雲となって画面の上に勢いよく昇る。
水は激しく渦巻き、風に吹き飛ばされた従者や兎の表情も面白い。特に『雲龍図』の龍の表情は、
物凄く迫力があり、今回の「ボストン美術館展」の一番の売り物だと、感じました。


ボストン1


曽我蕭白(しょうはく)『雲龍図』。


龍1-s


曽我蕭白(しょうはく)『風仙図屏風 [ふうせんずびょうぶ]』。


ボス1-s


天王寺公園内にある、大阪市立美術館。


ボストン2


ボストン3


ボストン4


展示会場を出た所にある、記念写真コーナー


ボストン5


昔友人の家が近くにありよく遊びに来た、茶臼山の「ひょうたん池」。高校生の時に、当時あった
貸しボートに乗って、オールの運転を代わろうとして、友人が池に落ちて、付き合いで小生も池に
入って泳いでいたら、貸しボート屋のオヤジに、マイクでコラ~そんなとこで泳ぐな~」と怒られた
思い出のある、「ひょうたん池」です。


茶臼山1


大阪市立美術館の隣りにある、「ひょうたん池」の前で、ハナミズキが満開でした。


茶臼山2


帰りに、久しぶりに「新世界」に寄り道をして、串カツを食べてきました。美味しかった。


新世界1


新世界と言えば、「づぼらや」のテッチリ(ふぐ鍋)をイメージしたお馴染みのフグチョウチンです。


新世界2


新世界のイメージキャラクターの『ビリケンさん』にお別れを告げて、帰路に着きました。


新世界3

葛飾北斎展 大阪市立美術館

Category : 展示会
野田首相が、ついに「伝家の宝刀」を抜いて衆議院の解散をしました。
首相は18~20日の日程で東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議のためカンボジア
を訪問する予定があり、留守中に「輿石氏に寝首をかかれる恐れがあった」(周辺)。
今日のTBS系「ひるおび!」で、何故衆議院解散の時に、「万歳」と言うのかと言うテーマで
面白い話題が出ておりましたので、紹介します。
諸説がありますが....。
(1)旧憲法下では、天皇陛下を議場にお迎えして「天皇陛下、万歳」と言って解散し
   その名残のため
(2)議員の間では、「大声でバンザイと云うほど、再選される可能性が高い」という説。
   まあ、はっきり言って ヤケクソ で言っている様に、思えます。


11/15(木)に、「葛飾北斎展」を観に、大阪市立美術館へ行ってきました。
葛飾北斎は、宝暦10年(1760年)生まれ、19歳で 勝川春章に入門。
『富嶽三十六景』の大成功によって、浮世絵に「名所絵(風景画)」を定着させたのは、70歳を
過ぎてからである。あくなき探究心で、和・漢・洋 の技法を学びながら、90歳 寛永2年(1849)
に亡くなった。
会場は、風景画・美人画・奇想画の3つのコーナーに分けられており、印象に残ったのは
風景の部で、パンフレットの表紙にもなっている、『富嶽三十六景』の通称「赤富士」(凱風快晴)や
「千絵の海 総州銚子」・「諸国名橋奇覧 摂州天満橋」


パンフ2


美人の部で、重要文化財「二美人図」や「美人夏姿図」・「酔余美人図」など


パンフ1


奇想の部で、「百物語 さらやしき」や「群鶏」などがありました。


パンフ3


会場の出口付近で、浮世絵関連グッズの販売コーナーがあり、「浮世絵を知りたい」という本を
買って来ました。その本からの抜粋ですが、浮世絵の「うきよ」とは、もともと「憂き世」である。
仏教でいう浄土に対して、厭うべき現世をこの言葉で表した。
江戸時代の町人たちが、力をつけてくると現世は、もはや「憂き世」ではなく、享楽的なニュアンスを
含む「浮世」になった。はかない世に生きるのなら、浮かれて暮らそうとなった。
「浮世絵」は、そんな時代の中で生まれた、庶民のエンターティンメントであり、吉原の遊女が描かれ
歌舞伎役者や力士・火消しあるいは、風光明媚な景色があるなど、あらゆるジャンルの楽しみが
詰まっていた。
入場料の1300円が、惜しくないほど一見する価値があると、満足して帰ってきました。


大阪市立美術館を出た所にある、天王寺公園は紅葉が綺麗でした。


天王寺1


知る人ぞ知る、ご存知茶臼山付近にある「ラブホ」街をパチリ。


天王寺2


近畿日本鉄道(株)は、2014年、大阪・阿倍野に、展望台、ホテル、オフィス、美術館、百貨店を備えた地上300m日本一の超高層ビル「あべのハルカス」をオープンします。
再来年の春、グランドオープンに向けて、建物は出来おり、後は内装工事の「あべのハルカス」です。


天王寺3

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