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ホンブチョウ

Author:ホンブチョウ
1947年生まれ、趣味が読書の
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趣味の読書 その582 ハチ公生誕100周年、秋田犬40頭が渋谷を大行進

Category : 読書
ハチ公生誕100周年、秋田犬40頭が渋谷を大行進

趣味の読書 その579 渋谷の「忠犬ハチ公」生誕100周年、盛り上がるで、紹介した続報。秋田犬「ハチ」の生誕100年を記念して12/2日、ゆかりの地の東京・渋谷で秋田犬の大行進が行われた。全国から集まった40頭が参加し、渋谷区役所近くの公共スペース「シビルガーデン」から、公園通りなど、約2キロを練り歩いた。渋谷の土曜のにぎわいの中、愛きょうある表情の大型犬が行列を作って歩く様子に、遭遇した人々は「可愛い!」「大きい!」の大歓声。外国人観光客も足を止めて「キュート!!」と笑顔を見せた。このイベントに参加した、秋田県出身の自民党の菅前首相は、開会式で「秋田犬の人気は世界中に広がっている」と述べた。18歳で上京した際、最初に訪れたのが渋谷駅前のハチ公像だったとの思い出に触れ、「今やインバウンド(訪日外国人客)の最高の名所になっている」と語った。1938年に、JR渋谷駅の改札口前に完成したハチ公像の立派な銅像が有名ですが、実は2015年にもうひとつ東大農学部のキャンパス内によりリアルな銅像が建てられた。飼い主の東京帝国大学農学部教授の上野英三郎博士に因んで、東京大学農学部の正門を入ってすぐ左手のところにある。ハチ公が有名になったのは、日本犬保存会の創設者、斎藤弘吉氏が1932年、東京朝日新聞に「いとしや老犬物語」と題して寄稿。「今は亡き主人の帰りを待ちかねる7年間」と紹介するや、一躍国内外で知られることになった。洋犬と違い、日本犬の良さは誰にでも懐かずに、主人は生涯一人とするほど、一途に慕ってくれるところが好きで、筆者も紀州犬を15年飼っていたことがありました。

ハチ公1

ハチ公2

ハチ公3

12年前の富豪一家殺人事件で消えた20億円をめぐり魑魅魍魎が蠢き出す!亡き著者の代表作にして警察小説の金字塔「越境捜査シリーズ」ついに完結。
( Google Booksより)

笹本 稜平(ささもと りょうへい)
1951年千葉県生まれ。立教大学社会学部卒業。出版社勤務後、フリーライターとして活躍。2001年『時の渚』で第18回サントリーミステリー大賞と読者賞を同時受賞。04年『太平洋の薔薇』で第6回大藪春彦賞を受賞。冒険・謀略小説や警察小説、山岳小説など幅広い分野で数多くの作品を発表した。21年11月、逝去。

本1

七歳の女の子が遺体で発見された――。その痛ましい事件から、30年間隠されてきたおぞましい連続殺人の疑惑が浮かび上がった。定年間近の松島と若手のホープ古山、二人の記者が権力の汚穢を暴くため、奔走する。堂場瞬一作家デビュー20周年を飾る記念碑的上下巻書き下ろし!
(角川春樹事務所より)

本2

堂場瞬一の最高傑作だ――角川春樹20周年を飾る、記念碑的作品、誕生。自ら命を絶った警察署長。圧力をかけられ辞めた、元警察官僚の女性覆面作家。そして現れた、巨大なる黒幕。新鋭とベテラン、ふたりの新聞記者の矜持は最悪の殺人事件の真相を暴けるのか。
( Google Booksより)

本3

趣味の読書 その581 100万人が集まった、阪神・オリックスの優勝パレード

Category : 読書
100万人が集まった、阪神・オリックスの優勝パレード

プロ野球の阪神タイガースとオリックス・バファローズのリーグ優勝を記念したパレードの実行委員会は23日、沿道などへの来場者は延べ100万人だったと発表した。実行委によると、パレードの来場者数は、午前の大阪(オリックス)が20万人、神戸(阪神)が30万人。午後の大阪(阪神)は35万人、神戸(オリックス)は15万人に上った。両方足すと、阪神が65万人、オリックスが35万人とやはり阪神が倍近く多かった。午前11時からのオープニングセレモニーで岡田彰布(あきのぶ)監督が「タイガースとしては日本一の栄冠を勝ち取って初めてのパレード。熱い声援のお礼をしたい」こう挨拶すると、大きな拍手と歓声がわき起こった。選手らは、赤い2階建てオープンバス3台に分乗。神戸市中央区の東遊園地前からメリケンパークまでの約2キロを1時間ほどかけてゆっくりと進んだ。午後2時からの御堂筋パレードでは、岡田監督が6年間通った愛日小学校前からスタートし、監督の小学校の同級生たちが、横断幕を持って集まった。その昔、立教大学で長嶋と同期の杉浦忠投手が4連投して、南海が巨人を4勝0敗で日本一になった。【1959年10月31日=涙の御堂筋パレード】(優勝パレードでは、鶴岡監督が2年前に亡くなった妻の位牌を抱きながら、集まった20万人のファンに涙ながらに手を振った)日本一から2日後に行われた御堂筋パレード。コースは、なんばの高島屋から梅田の阪急百貨店まで。沿道に20万人が駆けつけ、オフィス街に花吹雪が舞った。小学校6年生の時の出来事が、今回の優勝パレードと共に、一生涯の思い出として残りそうな気がします。

パレード1

パレード2

パレード3

大手総合商社テイゲンに、同社と旧ソ連の不適切な関係を指摘する文書が届いた。現会長の糸山が、30年前に旧ソ連のスパイ活動を行ったというものだった。警察に届けるわけにいかないテイゲンは、秘密裏に危機管理会社「TCR」に解決を依頼。元刑事の長須恭介が真相究明に動き出す。そして犯人から現金10億円を要求する第二の脅迫状が届けられた。長須は、正義とクライアントの利益に葛藤しながら、巨大企業の“闇”に挑む。
(KADOKAWAより)

堂場 瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年『8年』で小説すばる新人賞を受賞。「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「アナザーフェイス」「捜査一課・澤村慶司」などのシリーズのほか、『誤断』『ルール』『複合捜査』など著書多数。

本1

皇居周辺でジョギングを楽しむ女性が立て続けに襲われる。被害者にランナーである以外の共通点はなく、通り魔的な犯行と考えられた。皇居周辺は千代田署と半蔵門署で管轄を分割しており、一之瀬は同期の半蔵門署刑事課・若杉と共に警戒にあたるが、第三の事件が発生。女性タレントが襲撃された。二人は彼女の警護を担当する。
(「BOOK」データベースより)

本2

先代藩主正森の頃から三十年にわたって仇を追っているという高岡藩の下士と出会った正紀。その侍に本懐を遂げさせるべく助力することになった。一方、北町奉行所高積見廻り与力の山野辺は、女衒のもとから恋仲の娘を奪い返そうとする、貧乏御家人の三男坊に力を貸す。関わりのなさそうなこの二つの事件は、意外なところで交わり――。シリーズ第20弾!
(双葉社より)

本3

趣味の読書 その580 京都の紅葉、名所ランキング紹介

Category : 読書
京都の紅葉、名所ランキング紹介

今年は、猛暑の為か紅葉の色付きが例年より遅くなっているが、春夏秋冬オールシーズン景色を楽しめる京都の街は、11月中旬から紅葉で絵画の様な光景が街全体に広がる。WalkerPlusによる人気ランキングは、1位は、瑠璃光院で京都八瀬の人気スポットとなっていて、鏡映しの紅葉は並んででも見る価値あり!とまで言われている。2時間待ちは当たり前、タイミングによっては4時間待ちという驚くべき紅葉スポットの瑠璃光院。紅葉を見る為にはそれだけ待つ価値があると断言する人がいる。2位は、永観堂禅林寺。平安時代の和歌にも詠まれ、古くから「秋は紅葉の永観堂」と言われるほどの紅葉名所。元々は真言密教の道場として始まった寺院で、正式名称は禅林寺。貞観5(863)年に清和天皇から寺院設立の許可とともにその名を賜わったことに由来する。3位は、圓光寺1601年(慶長6)徳川家康公は文治政策として閑室元佶(かんしつげんきつ)師を招いて伏見に学問所を開いたのが始まり。本堂前に広がる庭園「十牛之庭」から見渡す風景は一枚の絵画のよう。何れが菖蒲か杜若(いずれがあやめか、かきつばた)のことわざ、通り甲乙つけ難い。春の桜満開の京都も好きですが、秋の紅葉シーズンの京都も趣があり、何度も訪れて楽しんでいます。

瑠璃光院
瑠璃光院
永観堂
永観堂
圓光寺
圓光寺

美人画は「色気がない」、役者絵は「似ていない」と酷評されてばかりの歌川広重。鳴かず飛ばずの貧乏暮らしのなか、舶来の高価な顔料「ベロ藍」の、深く澄み切った色味を目にした広重は、この青でしか描けない画があると一念発起する。葛飾北斎、歌川国貞が人気を博した時代に、日本の美を発見した名所絵で一世を風靡し、遠くゴッホをも魅了した絵師の、比類なき半生を描く傑作長編。
(新潮社より)

梶よう子(かじ ようこ)
東京都生れ。フリーライターとして活動するかたわら小説を執筆。2005(平成17)年「い草の花」で九州さが大衆文学賞を受賞。2008年「一朝の夢」で松本清張賞を受賞。2016年『ヨイ豊』で直木賞候補、同年、同作で歴史時代作家クラブ賞作品賞受賞。2023(令和5)年『広重ぶるう』で新田次郎文学賞受賞。著書に、「みとや・お瑛仕入帖」「朝顔同心」「御薬園同心 水上草介」「ことり屋おけい探鳥双紙」「とむらい屋颯太」などのシリーズ諸作、『立身いたしたく候』『葵の月』『北斎まんだら』『赤い風』『我、鉄路を拓かん』ほか多数。

本1

思ったよりもめんどうな旅になりそうだ。素性も分からぬ美少女の道連れ(付き添い)で中山道を行く彦輔たち。珍道中を襲う数々の難関! 敵の真の狙いとは!?江戸の旅情あふれる傑作時代小説。主人公・鹿角彦輔(かづのひこすけ)は遠出をする人の依頼を受けて同行する「道連れ」稼業。江戸の役人・神宮より、目的正体不明の美少年に扮した口のきけない菊野を長崎まで連れて行く依頼を受け、相棒の藤八、扇師のかなめといった個性的な仲間を伴い、中山道を旅する。なぜかかなめに敵意を向ける菊野の付き添い・りくや、道中からんできた怪しい渡世人(やくざ)・鬼吉と蛇の目もついてくることに・・・。次第に明らかになる驚くべき旅の目的とは。
(紀伊国屋書店より)

本2

「私は嘘つきだ。そして人殺しだ。」ベストセラー作家・岩佐友が死去した。彼は生前、周囲に「すごい原稿がある」と漏らしていた。ほとんど業界づき合いをしなかった岩佐が、唯一交友を持っていた作家の古谷悠と担当編集者の仲本美知は、それを「未発表原稿」と推測し、原稿捜索に乗り出す。しかしその先に待ち構えていたものは、出版業界を揺るがしかねない「パンドラの箱」だった…。出版業界を舞台に、「創作者」最大の倫理を問う問題作。
(紀伊国屋書店より)

本3

趣味の読書 その579 渋谷の「忠犬ハチ公」生誕100周年、盛り上がる

Category : 読書
渋谷の「忠犬ハチ公」生誕100周年、盛り上がる

渋谷のシンボル 忠犬ハチ公が11月10日、生誕100周年を迎えた。銅像のある渋谷区では各所で記念イベントが開催されるなど、街をあげて記念日を盛り上げていた。国内だけでなく、今や海外にも知られる渋谷のハチ公。記念日を祝って、その渋谷では様々な行事が行われている。渋谷ヒカリエでは、ハチ公の生涯や歴史を振り返るパネルを展示。そして、渋谷スクランブルスクエアのハチ公グッズ販売店では、100周年を記念した文具やお菓子などが販売されていて、多くの人が訪れた。さらに、現在JR山手線のヘッドマークはハチ公バージョンになっている。秋田犬のハチは1923(大正12)年11月に秋田・大舘で生まれ、生後約2カ月で渋谷町大向地区(現在の松濤エリア)に住んでいた東京帝国大学教授上野英三郎博士に譲り渡された。上野の出勤時に渋谷駅までの送り迎えをすることが日課で、上野が急逝した後も駅の改札前で待っていたことが広く知られたことから銅像が造られ、銅像は現在も待ち合わせスポットになっている。秋田犬ハチの物語を、リチャード・ギア主演、「ギルバート・グレイプ」「サイダーハウス・ルール」のラッセ・ハルストレム監督で映画化された。大阪人の筆者も半世紀前の昔、初めて上京した時、知人と待ち合わせに一番わかりやすい場所として、渋谷駅前の「忠犬ハチ公」前を指定したことがありました。

ハチ1

ハチ2

ハチ3

資金も経験もゼロ。夢だけを抱いてロンドンから帰国した早川徳次は、誰もが不可能だと嘲笑した地下鉄計画をスタートアップし、財界大物と技術者たちの協力を取り付けていく。だがそこに東急王国の五島慶太が立ちはだかる! 『家康、江戸を建てる』の著者がモダン都市東京の揺籃期を描く、昭和二年のプロジェクトX物語。
(Google Booksより)

門井慶喜(かどい・よしのぶ)
1971年群馬県生まれ。同志社大学文学部卒。2003年にオール読物推理小説新人賞を受賞しデビュー。18年に『銀河鉄道の父』で直木賞を受賞。『家康、江戸を建てる』『屋根をかける人』など著書多数。

本1

黒滝誠治警部補、非合法な手段を辞さず、数々の事件を解決してきた元凄腕刑事。現在は人事一課に所属している。ひと月前、赤坂署の悪徳刑事を内偵中の同僚が何者かに殺害された。黒滝は、希代の“寝業師”白幡警務部長、美しくも苛烈なキャリア相馬美貴の命を受け、捜査を開始する。その行く手は修羅道へと繋がっていた。
(Google Booksより)

本2

自殺とされた夫の死の真相に迫る警視庁上野署の八神。警察による証拠改ざんの疑いが増す中、執念で掴んだ手がかりは、新宿署の五條の存在だった。権威と暴力で闇社会を支配する五條に、八神は命を賭した闘いを仕掛ける。硝煙の彼方に追い求めた真実は見えるのか?美しくも危険すぎる女刑事が疾走する警察小説シリーズ、壮絶なクライマックスへ。
(「BOOK」データベースより)

本3

趣味の読書 その578 岡田阪神38年ぶりの日本一、アレのアレ(ARE)達成

Category : 読書
岡田阪神38年ぶりの日本一、アレのアレ(ARE)達成

プロ野球阪神がSMBC日本シリーズ2023の第7戦でオリックスを7―1で破り、1985(昭和60)年以来2度目の日本一に輝いてから一夜が明けた6日、大阪の街は祝福ムード一色となった。ミナミ・道頓堀では阪神のユニホームを着たファンらが記念撮影する姿も。1300人の厳戒態勢をとった大阪府警によると、6日未明まで37人が道頓堀川に飛び込んだ。あとアウト一つになった頃から「六甲おろし」の大合唱が始まり、厳重警戒にもかかわらず、試合終了直後から道頓堀へのダイブがスタート。10分間で5人が飛び込み、その後も午後11時過ぎまでに14人がダイブ。「カーネルの呪い」で知られるカーネル・サンダースの仮装をした人や、スクール水着姿、半ケツ姿の人や、1人で2回飛び込む人もいた。戎橋近くの「串かつだるま 道頓堀店」の店頭に立つシンボル像「だるま大臣」が“厳戒態勢”に入った。同店の中島隆晴店長(40)は前回の日本一になった1985年に興奮したファンに道頓堀川に投げ込まれた「カーネル・サンダース人形」の例もあるので、人形に救命胴衣をつけた。大阪人らしいユーモアで思わず、笑われされました。

阪神1

阪神2

阪神3

宝石商の壬生真理子が夫の陽介と共に描いた綿密な殺人計画が今宵実行に移される。ターゲットは自分たちに偽造ダイヤを売りつけたイタリア人のフェルナンド。アリバイ工作も整い、残るは殺害のみという状況下、予想外の人物が凶弾に倒れる。だが、それすらも「計画」を逆手に取った加害者の計算通りだった。
(Google Booksより)

香納諒一(カノウリョウイチ)
1963年神奈川県生まれ。’91年、「ハミングで二番まで」で第13回小説推理新人賞を受賞しデビュー。’99年、『幻の女』で第52回日本推理作家協会賞を受賞。

本1

保健センターに勤める保健婦の工藤公恵は、渡井敦子という若い母親からの異常な電話を受けた。ただならぬ様子を察して駆けつけた公恵が目にしたのは、敦子の三歳になる長女・弥音が血まみれとなった姿だった。幼児虐待―そう直感し、渡井母子を注意深く見守り続けるが、事態は意外な方向へ…。平凡な家庭に潜む地獄図を描いた問題作。第1回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。
(「BOOK」データベースより)

本2

十一代将軍家斉は、御用の間の書棚で奇妙な書物を発見する。「土芥寇讎記(どかいこうしゅうき)」――諸大名二百数十名の辛辣な評価が記された人事考課表だ。編纂を命じた五代綱吉公は、これをもとに腹心を抜擢したのでは。そう推察した家斉は盤石の政治体制を築くため、綱吉に倣うことを決意する。調査役として白羽の矢を立てられたのは諸国探索経験のある小人目付、射貫大伍。命を懸けた隠密調査が始まった!
(徳間書店より)

本3

趣味の読書 その577 2023ラグビーW杯フランス大会、南アフリカ2連覇

Category : 読書
2023ラグビーW杯フランス大会、南アフリカ2連覇

ラグビーワールドカップフランス大会は28日、決勝が行われ、南アフリカがニュージーランドに12対11で競り勝って2大会連続4回目の優勝を果たした。4回目の優勝は単独最多。前半27分ニュージーランドの主将でフランカーのサム・ケーンが危険なタックルでイエローカードを受け、映像での分析の結果、レッドカードへ引き上げられた。前半を6-12で折り返すと、後半18分にFBボーデン・バレットのトライで1点差。同33分にはCTBジョーディー・バレットが約49メートルのPGを狙ったが、逆転できなかった。南アフリカは、自国開催の95年、フランス開催だった07年、そして前回19年の日本大会に続く4度目の決勝だった。両チーム合わせて4枚のカードが乱れ飛んだ頂上決戦を制し、見事世界一に輝いた。我が日本は前回大会のベスト8には届かず、3位になったイングランドと4位になったアルゼンチンに予選リーグで惜敗したが、それでも昔と比べれば、世界の強豪チームと互角に戦えるようになった。「オールブラックス」が国際試合前に行なう儀式、ハカ(HAKA)は、ニュージーランドのマオリ族が躍る民族舞踊で、オールブラックスが1905年のイギリス遠征で初めて披露して以来、現在でもその伝統が受け継がれている。対戦相手チームが、それを腕を組んで見守っている様を見ている様子も面白い。世界ランク1位の南アフリカと2位のニュージランドの順当な決勝戦でしたが、いい試合で今大会が終了しました。

ラグビー1

ラグビー2

ラグビー3

やばい「客」を追手の手が届かない闇の先に逃がす―それが「逃がし屋」葛原の仕事だ。「極秘入国した隣国の最重要人物を捕えて逃がせ」。依頼はよりによって警察庁幹部からだった。断れば殺人犯として追われる。大阪に向かった葛原を待ち受けるのは、暗殺を狙う隣国の工作員たち。壮絶なチェイスが始まった。
(「BOOK」データベースより)

大沢/在昌(おおさわ ありまさ)
1956年3月、名古屋市生まれ。慶応義塾大学法学部中退。79年『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞しデビュー。新しいハードボイルドの書き手として注目を集める。その後、『新宿鮫』(90年。吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞)、『新宿鮫 無間人形』(93年。直木賞)、『心では重すぎる』(2000年。日本冒険小説協会大賞)、『パンドラ・アイランド』(04年。柴田錬三郎賞)など、ベストセラーを次々と書き続けている。

本1

忽然と消えた「客」の背後にはもう一人の「逃がし屋」の影が…。跡を追って東京に戻った葛原を迎えたのは、工作員、在団特務、ヤクザ、公安が入り乱れる「戦争」だった。誰が裏切り者で、誰が囮なのか?殺し合いに大義はあるのか?権力をめぐる謀略と死闘が渦巻く中で、はたして「客」は逃げ切れるのか―。
(紀伊國屋書店より)

本2

安政7(1860)年、咸臨丸が浦賀港からサンフランシスコを目指して出航した。太平洋の長い航海では船室から一向に出てこようとしない艦長・勝海舟を尻目に、アメリカ人相手に互角の算術・測量術を披露。さらに、着港後、逗留中のアメリカでは、放埒な福沢諭吉を窘めながら、日本の行く末を静かに見据える男の名は、小野友五郎。男は帰国後の動乱の中で公儀、そして日本の取るべき正しい針路を測り、奔走することになる―。知られざる幕末の英雄の物語!
(「BOOK」データベースより)

本3

趣味の読書 その576 灘のけんか祭りで有名な、姫路の豪快な神輿のぶつけ合い

Category : 読書
灘のけんか祭りで有名な、姫路の豪快な神輿のぶつけ合い

「灘のけんか祭り」として知られる兵庫県姫路市白浜町の松原八幡神社秋季例大祭が15日、本宮を迎えた。新型コロナウイルス感染症の影響で、通常開催は3年ぶり。3基の神輿(みこし)を豪快にぶつけ合う「神輿合わせ」が披露されると、待ちわびた約15万人の観衆のどよめきが起きた。みこし同士を激しくぶつけ合う、その荒々しさからついた呼び名は、「灘のけんか祭り」また「灘まつり」とか「妻鹿のけんか祭り」とも呼ばれ、古めかしい神輿をぶつけ合う特殊な神事によって、天下の奇祭のひとつ。神輿のぶつかり合いは、ふんどし姿の氏子たちが300キログラムを超える3基の神輿を激しくぶつけ、擬宝珠(ぎぼし)が取れようが屋根が潰れようがおかまいなし。全国の数ある「けんか祭り」の中でも最大規模の祭り。なぜ、激しく神輿をぶつけ合うのかというと、壊せば壊すほど神様が喜ぶと言われているから。ちなみに、みこしは海の戦いで使われた軍船がモデル。ぶつけ合うのは、船についたカキをこすり落とす様子だといわれている。岸和田の「だんじり祭り」と共に、関西では有名な「灘のけんか祭り」ですが、豪快さは双璧で見ていて面白いお祭りです。

灘1

灘2

灘3

終戦後の混乱と貧困が続く日本。凄腕のスパイハンターだった永倉一馬は、池袋のヤクザの用心棒をしていたが、陸軍中野学校出身の藤江忠吾にスカウトされ、戦後の混乱と謀略が渦巻く闘いへ再び、身を投じる―。吉田茂の右腕だった緒方竹虎が、日本の再独立と復興のため、国際謀略戦に対抗するべく設立した秘密機関「CAT」とその男たちの知られざる戦後の暗闘を、俊英・深町秋生が描く、傑作スパイアクション!
(「BOOK」データベースより)

深町 秋生(ふかまち あきお)
1975年、山形県生まれ。2005年『果てしなき渇き』で第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞してデビュー。他の著書に『ヒステリック・サバイバー』『ダブル』『ダウン・バイ・ロー』『ジャックナイフ・ガール 桐崎マヤの疾走』「組織犯罪対策課 八神瑛子」シリーズなどがある。またデビュー作は中島哲也監督によって『渇き。』のタイトルで2014年に映画化された。

本1

タクシー運転手の久我は、血の匂いのする男性客を乗せた。かつてアフリカの小国で傭兵として戦っていた久我の同僚らしい。客は車内に携帯電話を残して姿を消した。その携帯を奪おうとする極道の手が迫り、久我は縁を切ったはずの激しい戦いの中に再び呑まれていく。疾走感みなぎる傑作ハードボイルド!
(「BOOK」データベースより)

本2

おまえは俺を殺した。俺の魂を殺した――1995年、阪神淡路大震災。その混乱のまっただ中で、衝動的に殺人を犯してしまった男。それを目撃していた女。二人は手を組み、東京に出ていく。女は、野心を実現するためには手段を選ばない。男は、女を深く愛するがゆえに、彼女の指示のまま、悪事に手を染めていく。やがて成功を極めた女の、思いもかけない真の姿が浮かびあがってくる。彼女はいったい何者なのか――謎が謎を呼び、伏線に伏線が絡む。驚愕のラストシーンまで一気呵成の読みごたえ。ミステリーの醍醐味にあふれた傑作大長編。あの名作『白夜行』の興奮がよみがえるミリオンセラー。
(集英社文庫より)

本3

趣味の読書 その575 都道府県魅力度ランキング2023、北海道15年連続1位

Category : 読書
都道府県魅力度ランキング2023、北海道15年連続1位

「都道府県魅力度ランキング2023」が10月14日に発表された。調査を行ったのは、ブランド総合研究所。このランキングは、47都道府県と国内1000の市区町村を対象に、全国の消費者3万4117人の有効回答を得て集計したもの。魅力度は各地域に対して魅力度など全89項目の設問を設け、地域のブランド力を、消費者が各地域に抱く「魅力」として数値化した。インターネット調査であり、期間は2023年6月20日~7月3日。北海道が15年連続の1位 トップとなり、2位京都・3位沖縄・4位東京・5位大阪となり、1位から5位までは前年と変わらない結果であった。ワースト5は、42位徳島と山口・44位群馬・45位埼玉・46位佐賀・47位茨城。最下位となってしまったのは前年46位の茨城県で、佐賀県と入れ替わるかたちとなった。1位の北海道には一度訪れました、札幌を象徴する観光スポットが札幌市時計台ですが、写真で見る印象と違いました。札幌のラーメンを堪能した事がいい思い出になっています。

都道府県1

都道府県2

都道府県3

株のインサイダー取引事件を捜査していたベテラン刑事・戸田が、突然の解任辞令を受け退職に追い込まれた。疑惑をかけられたまま病に倒れた戸田。彼を慕う元部下の沢井は、事件の背後に暗躍する警察上層部の黒い人脈に気づく。「警察の中の警察」監察チームの三人は、孤立無援の沢井を助け、私腹を肥やし続ける巨悪へと斬り込んでゆく。大ヒットシリーズ第三弾!
(「BOOK」データベースより)

笹本/稜平(ささもと りょうへい)
1951年千葉県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業。2000年、『ビッグブラザーを撃て!』(『暗号―Back‐Door』改題)にて作家デビュー。’01年には『時の渚』で第18回サントリーミステリー大賞・読者賞をダブル受賞した。’03年の『太平洋の薔薇』で第6回大藪春彦賞を受賞。

本1

神奈川県警刑事部長に着任した異色の警察官僚・竜崎伸也。着任早々、県境で死体遺棄事件が発生、馴染みの警視庁の面々と再会するが、どこかやりにくさを感じる。さらに被害者は中国人と判明、公安と中国という巨大な壁が立ちはだかることに。一方、妻の冴子が交通事故を起こしたという一報が…。益々スケールアップの第八弾!
(「BOOK」データベースより)

本2

北海道の西に位置する積丹半島。「積丹ブルー」と呼ばれるその海景を前に崖から転落死した男がいた。自殺か他殺かは定かではない。ちょうどその直後、男の取引先の女性社員・皆川が乳頭温泉で忽然と姿を消していたことが判明。果たして事件との関連性は……? 温泉で失踪発覚の瞬間に立ち会ったリスクコンサルタントの円堂は、皆川の女友達の協力も得て、独自に捜査に乗り出す。旅情×ミステリーの新境地。
(集英社より)

本3

趣味の読書 その574 2023年長崎くんち始まる、4年ぶりに奉納踊

Category : 読書
2023年長崎くんち始まる、4年ぶりに奉納踊

長崎くんちは、長崎の氏神「諏訪神社」の秋季大祭で、毎年10月7日から3日間、町を挙げて催される。寛永11年(1634年)に、二人の遊女が諏訪神社神前に謡曲「小舞」を奉納したことが長崎くんちの始まりと言われていて、390年の歴史がある。奉納踊には異国趣味のものが多く取り入れられ、昭和54年には、国指定重要無形民俗文化財に指定。4年ぶりに奉納踊(ほうのうおどり)があり、六つの踊町(おどりちょう)が趣向を凝らした演(だ)し物を奉納。観客からはアンコールを意味する「モッテコーイ」の掛け声が盛んに送られた。長崎くんちの、「くんち」とは九州北部における秋祭りの呼び名で、収穫を感謝する奉納祭。漢字では「供日」や「宮日」、「九日」とも書かれる。長崎くんち・博多おくんち・唐津くんちを合わせて「九州三大秋祭り」と呼ばれているようです。歴史のある有名なお祭りを一度は見たいと思っています。

長崎1

長崎2

長崎3

作家の黒田は、雑誌編集者の知人からソウルへ博打をしに行かないかとの誘いを受ける。財布の紐を握る妻の雅子に軍資金の提供を願い出ると、監視役として自分もついていくと言い出して(「ぶらっくじゃっく」)。直木賞作家・黒川博行の真骨頂、ギャンブル小説の金字塔。
(「BOOK」データベースより)

黒川/博行(くろかわ ひろゆき)
1949年、愛媛県生まれ。大阪府立高校の美術教師を経て、83年に『二度のお別れ』が第1回サントリーミステリー大賞佳作を受賞し、同作でデビュー。86年に『キャッツアイころがった』で第4回サントリーミステリー大賞、96年に『カウント・プラン』で第49回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。2014年、『破門』で第151回直木賞を受賞。

本1

四月一日午前十一時半、三協銀行新大阪支店に強盗が侵入。四百万円を奪い、客の一人をピストルで撃った後、彼を人質にして逃走した。大阪府警捜査一課は即刻捜査を開始するが、強奪金額に不服な犯人は人質の身代金として一億円を要求、かくして犯人と捜査陣の知恵比べが始まる。トリッキーかつ軽妙な会話が魅力の“大阪府警捜査一課”連作第一弾、著者の記念すべきデビュー作。
(「BOOK」データベースより)

本2

大阪府警捜査一課の黒木と亀田、通称“黒マメ”コンビのもとに事件の報せが舞い込んだ。現金輸送車襲撃事件について事情聴取した銀行員が、飛び降り自殺したという。銀行員2名が射殺され約1億1千万円が奪われた襲撃事件と、死亡した銀行員の関係は?ふたりはやがて真相に近づいていくが、新たな犠牲者が出てしまい―。大阪弁での軽妙なやりとりと、重厚なハードボイルドの融合。直木賞作家が紡ぐ、傑作警察ミステリ。
(「BOOK」データベースより)

本3

趣味の読書 その573 鳥取・大山でドリームカーフェスタ 2023開催

Category : 読書
鳥取・大山でドリームカーフェスタ 2023開催

高級スポーツカーが一堂に集まる「牛馬の聖地 大山ドリームカーフェスタ2023」が30日、鳥取県大山町大山の博労座で開催された。ランボルギーニやフェラーリといった世界の名車がシンボルマークに牛馬を使用していることに着目し、大山町と大山観光局などでつくる実行委員会が企画した。国内最大の牛馬市があった大山は「地蔵信仰が育んだ日本最大の大山牛馬市」として2016年、日本遺産に認定された。ランボルギーニが雄牛、フェラーリが跳ね馬をエンブレムのデザインに使っていることから、イベントを通して大山を「現代の牛馬の聖地」として、魅力発信。大山は古くから神の山として信仰され、やがて地蔵菩薩が信仰の中心となり、およそ1300年前にはその中腹に大山寺が開かれた。そして、大山寺には中国地方の各地から人々が訪れ、農作業に不可欠な牛馬の安全を祈ったとされている。我々一般庶民には手が届かない高級スポーツカーが33台集結するイベントですが、見ているだけでもワクワクします。小学生以下の30人が参加できる同乗会もあり、子供たちも、夢のような一日だったと思います。

大山1

大山2

大山3

清掃、点検、管理、補修に、爆弾処理!?このマンションなら、何でもアリ。規約さえ守れば、ヤクザでも刑事でも戦車でも、不測の訪問者は、すべてシャットアウト。だが、そこは悪人たちのオリンピック会場だった。俺はそんな最凶最悪マンションの管理人助手。ゴリラに似た管理人白旗との一年間の不思議な共同生活が始まった。危険すぎる、ご近所系ノワールコメディ。
(「BOOK」データベースより)

大沢/在昌(おおさわ ありまさ)
1956年3月、名古屋生まれ。慶應義塾大学法学部中退。79年『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞しデビュー。新しいハードボイルドの書き手として注目を集める。その後、『新宿鮫』(90年/吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞)、『新宿鮫 無間人形』(93年/直木賞)、『心では重すぎる』(2000年/日本冒険小説協会大賞)、『パンドラ・アイランド』(04年/柴田錬三郎賞)、『海と月の迷路』(13年/吉川英治文学賞)など、ベストセラーを次々と書き続けている。

本1

自らの特殊能力―男をひと目で見抜く―を生かし、東京で女ひとり闇のコンサルタントとして、裏社会を生き抜く女性・水原。その能力は、「地獄島」での彼女の壮絶な経験から得たものだった。だが、清算したはずの悪夢「地獄島」の過去が、再び、水原に襲い掛る。水原の「生きる」ための戦いが始まった。
(「BOOK」データベースより)

本2

芝浦の人気のない運河沿いに佇むBAR『POT』。毎夜、ここに集う様々な人間たち。ハイテク機械の改造マニア。元傭兵、ニューハーフの元ムエタイ選手。そして私は、犯罪現場を専門に撮り続けるカメラマンだ。私が犯罪、それも殺人現場にこだわるのは、ある目的で“フクロウ”と呼ばれる殺し屋に会う為だ。この殺し屋は、自分が手掛けた仕事の後、必ず現場に現れるらしい…。そして、『POT』のメンバーと私は、ある事件からこの静謐なる殺人者に狙われるようになったのだが―。
(「BOOK」データベースより)

本3

趣味の読書 その572 岐阜・飛騨市で、「キツネの嫁入り」たいまつ掲げ練り歩く

Category : 読書
岐阜・飛騨市で、「キツネの嫁入り」たいまつ掲げ練り歩く

キツネに扮(ふん)した一団が仲間の婚礼行事を演じる「きつね火まつり」が23日夜、岐阜県飛騨市古川町の市街地であり、仮装した人たちの行列が、たいまつの炎が照らす町筋を練り歩いた。1990年に地元の商工会青年部が始め、コロナ禍や雨による中止を経て4年ぶりの開催。日が暮れた後、一般公募で花婿役と花嫁役に選ばれた、東京都目黒区の建築家甲斐貴大さん(30)と会社員の芽生さん(33)夫妻が人力車に乗って町中心部を出発。見物客にキツネの脚を前に出すポーズを取って笑みを振りまいた。甲斐さん夫妻は「集まった皆さんが笑顔で1日を過ごせるよう、務めさせてもらった。とてもいい思い出になった」と話した。花嫁行列をみた人には、五穀豊穣・家内安全・商売繁盛などの願いが叶えられると言われている。寡聞にして、筆者はこのお祭りの事は、全く知りませんでした。全国各地には、まだまだこの様な地元だけに知られているお祭りが、たくさんあるようです。

きつね火1

きつね火2

きつね火3

箱の蓋をはね上げ、バネ仕掛けの人形のように男が飛び出した。だが瞬間、まえのめりに倒れこむと激しく痙攣し始めた。男の胸には、箱の中に強いスプリングでとめられた鋭い短剣が突きささって……。スリラーふう軽演劇『パンドーラの匣』の舞台で起った、恐怖の殺人事件! 名推理で犯人を追いつめる等々力警部の活躍は? 本格推理小説の異色傑作。ほか「蜃気楼島の情熱」を収録。
(amazon.co.jpより)

横溝正史(よこみぞ せいし)
1902年、神戸市に生まれる。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し、32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説誌「宝石」に、『本陣殺人事件』(第1回探偵作家クラブ賞長編賞)、『獄門島』『悪魔の手毬唄』など、名作を次々に発表。76年、映画「犬神家の一族』で爆発的横溝ブームが到来。いまもなお多くの読者の支持を得ている。82年、永眠。

本2

台湾・鐵軍部隊の猛攻を躱した人民解放軍は、台北市に迫ろうとしていた。一方日本では、さらに二発のミサイルが東京に着弾、急速に広まりつつある掲示板アプリが、不穏なアジを拡散していた。
(中央公論社より)

本1

凶賊女狐の雷造一味の残忍非道な押し込み強盗に震えあがる京の町。与力同心たちを嘲笑うかの如く、昼夜に亘り激突する刃の音。剣客・松平政宗の眼前に立ち塞がる居合い剣法の手練れの正体は?同時に肉迫する問答無用の奇襲戦闘集団は果たして?蝶のように舞い、蜂のように貫き、雷の如く断ち斬る政宗の位高き剣法。「門田泰明時代劇場」華麗なる第二弾、開幕。
(「BOOK」データベースより)

本3

趣味の読書 その571 阪神18年ぶりの優勝、歓喜に沸く大阪の街

Category : 読書
阪神18年ぶりの優勝、歓喜に沸く大阪の街

優勝マジック「1」の阪神が9月負けなしの11連勝を飾り、宿敵巨人に勝ち、18年ぶり6度目のリーグ優勝を達成した。9月14日でのリーグ制覇は球団史上最速で、チーム11連勝は82年以来41年ぶりの快挙となった。岡田監督はマウンド上の胴上げで6度、宙を舞った。阪神タイガースがリーグ優勝したことを受けて、試合終了から2時間が過ぎても18年ぶりの美酒に酔いしれる阪神ファン。一方通行の規制が掛かっている「グリコのマーク」で有名な戎橋周辺で六甲おろしや応援歌、チャンステーマを際限なく歌い続けた。大阪府警察本部は大阪・ミナミの道頓堀を中心に14日夜からおよそ1300人の態勢で警戒にあたった。2003年星野監督の優勝時は、5300人が「道頓堀ダイブ」し死者1名を出したが、今年はあわせて26人が飛び込んだ。祝勝会場での恒例のビール掛けで、ヨハン・ミエセス外野手が「本日の主役」のタスキを着け、奈良の大仏をほうふつとさせるかぶり物を着けて大興奮しているのを見た、岡田監督がすぐにイジった。「ミエちゃん今日は主役ちゃうよ。成績にちなんだ暴れ方をしてくださいね」と注意。ナイン大爆笑で笑いを誘った。阪神は、リーグ優勝6回、日本一には吉田監督で、バース・掛布・岡田のバックスリーン3連発の年に達成して以来の宿願になっている。吉村大阪府知事は、阪神が2005年に優勝時の、選手ら約70人が3台の車に分乗して大阪市役所前から長堀通までの御堂筋2・2キロをパレードし、約18万人が集まったのを再現したいと、大阪市内で11月にもパレードを実施する考えを表明した。大阪の地盤沈下が言われて久しいですが、阪神とオリックス優勝の明るいニュースで、関西大学の宮本勝浩名誉教授は、全国で969億円の経済効果が見込まれると試算。その波及効果で、関西に活気が戻ってきて欲しいと願っています。

阪神

阪神2

阪神3

伊予ヶ岳の山頂付近で発見された若い女性の死体。事故死あるいは自殺と思われたが、彼女が最近までストーカー被害に遭っていたことがわかる。千葉県警生活安全捜査隊の山下正司は、彼女の死への関与を疑うが、ストーカー加害者は名家の御曹司で、事情聴取にも妨害が入る始末。さらに、その家族が銃撃されたという通報が入り、混迷は極まる。次に狙われるのは、そして、事件の中心にいるのは、誰なのか?単行本作業中に急逝した著者が遺した、長編捜査小説の白眉。
(紀伊國屋書店より)

笹本稜平[ササモト リョウヘイ]
1951年、千葉県生まれ。立教大学卒。2001年、『時の渚』で第18回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。2004年、『太平洋の薔薇』で第6回大藪春彦賞を受賞。警察小説、山岳冒険小説を中心に多数の著作がある。2021年11月22日死去。

本1

警視庁捜査一課の刑事・日向直幸は多摩川河川敷発砲事件の捜査を命じられる。使用された拳銃の線条痕が、22年前の「スーパーいちまつ強盗殺人事件」で使用された拳銃と一致。迷宮入り事件の捜査が一気に動き出す。その事件は鬼刑事の父・繁が担当した事件だった。繁は捜査にのめり込むあまり、妻子にDVを働き家庭を崩壊させた。警官親子が骨肉の争いの果てに辿り着いた凶悪事件の真実とは―。
(紀伊國屋書店より)

本2

グラビアアイドル・立原彩花の死体が江東マリーナで発見され、近くのプレジャーボートで被害者のものと思われるサンダルが見つかった。船の持ち主は、立原が愛人との噂がある芸能界の実力者、プロダクションサミットの柳井武春だという…。芸能界の闇に、安積班が立ち向かう!
(「BOOK」データベースより)

本3

趣味の読書 その570 岐阜県「郡上おどり」閉幕30万人超が来場、過ぎゆく夏惜しむ

Category : 読書
岐阜県「郡上おどり」閉幕30万人超が来場、過ぎゆく夏惜しむ

岐阜県郡上市八幡町を舞台にした奥美濃の夏の風物詩「郡上おどり」(国重要無形民俗文化財)が9日夜、閉幕した。今年は4年ぶりの通常開催で、昨年11月の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産登録から初のシーズンとなった。最終夜の「おどり納め」は、約3万5千人の踊り手が、過ぎゆく夏を惜しんで踊りの輪を広げた。郡上おどりは、徳島の阿波踊り、秋田の西馬音内盆踊りと合わせて日本三大盆踊りとされている。また、1996年には全10曲が国重要無形民俗文化財の指定を受け、2022年には、郡上踊を含む「風流踊」がユネスコ無形文化遺産無形文化遺産に登録。8月13日~16日までの4日間、徹夜で踊り明かす「徹夜おどり」。現在は20時~翌朝5時までノンストップで踊り続ける。4日目のクライマックスとなる夜明けには、賑やかなはずのおどり場の空気がピンと張り、神聖な雰囲気をも感じることができる。筆者の「盆踊り」が大好きな知人も、大阪から岐阜まで踊りに行ったことがありました。猛暑日連続の今年の夏も、朝晩の気配が変わってきて、秋の訪れを感じさせる様になってきましたが、毎年最高気温が更新され、国連総長が「地球灼熱化」時代到来と警告されるくらいの暑さが、来年は一体どうなるのか心配です。

郡上祭1

郡上祭2

郡上祭3

ともに大阪府警を追われた、かつてのマル暴担コンビ、堀内と伊達。競売専門の不動産会社に調査員として働く伊達は、ある日、出張で訪れた東京で、かつての相棒でいまは無職の堀内を同業に誘い、二人は大阪に戻る。調査物件は敷地900坪の巨大パチンコ店「ニューパルテノン」。だが調べるほどに、裏で極道や半堅気、警察OBらが寄ってたかって食いものにしている実態が浮かぶ。「パルテノンは金の生る木や」、気づいた二人は…。策略と暴力がからみあい、腐れのスパイラルはノンストップで奈落に向かう。名コンビ復活。ふたたび、大阪を縦横無尽に疾駆する。黒川警察小説の真骨頂。
(「BOOK」データベースより)

黒川/博行(くろかわ ひろゆき)
1949年3月4日、愛媛県生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻学科卒業。大阪府立高校の美術教師を経て、83年、『二度のお別れ』が第一回サントリーミステリー大賞佳作。86年、『キャッツアイころがった』で第四回サントリーミステリー大賞を受賞。96年、『カウント・プラン』で第四十九回日本推理作家協会賞を受賞。

本1

「わしのケジメは金や。あの爺には金で始末をつけさせる」映画製作への出資金を持ち逃げされた、ヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮。失踪したプロデューサーを追い、桑原は邪魔なゴロツキを病院送りにするが、なんと相手は本家筋の構成員だった。禁忌を犯した桑原は、組同士の込みあいとなった修羅場で、生き残りを賭けた大勝負に出るが―。直木賞受賞作にして、エンターテインメント小説の最高峰「疫病神」シリーズ!
(「BOOK」データベースより)

本2

騙し騙され、一攫千金を狙っては燻り続ける男たち。関西アンダーグラウンド世界に蠢く悪党どもが、シノギを削って繰り広げる暗躍死闘を活き活きと描く。悪事の手際、会話の一言、仕種の細部にまで行き渡った、痺れるほどの緊張感とリアリティ。極上のピカレスク・ハードボイルド、9編を収録した傑作集。
(「BOOK」データベースより)

本3

趣味の読書 その569 バスケ男子日本代表 48年ぶり、自力で五輪出場決定

Category : 読書
バスケ男子日本代表 48年ぶり、自力で五輪出場決定

バスケットボール男子のワールドカップで日本は順位決定戦の最終戦で、カボベルデに80対71で競り勝った。この結果、日本はこの大会で3勝2敗となりアジア勢1位になることが確定し、1976年のモントリオール大会以来、48年ぶりに自力でのオリンピック出場を決めた。日本は劣勢の序盤にホーキンソンの連続得点で逆転し、前半は13点をリード。後半は一時3点差まで追い上げられたが、終盤の猛攻をしのいだ。48年ぶりに自力でのオリンピック出場を決めた日本代表のトム・ホーバス・ヘッドコーチは「うれしい、本当に最高だ。第4クオーターは大変だったが、選手たちがよく我慢して、最後まで頑張った」と接戦となった試合を振り返った。6本のスリーポイントシュートを成功させ22点をマークした富永啓生選手は、ピン芸人で、即応予備自衛官のやす子(25)とお笑いコンビかまいたちの山内健司(42)にそっくりで、似ているとのツイートが大量に投稿されていた。バスケットボール発祥の国、アメリカの4大スポーツは、アメリカンフットボールを筆頭に、次いでバスケットボールがきて、3番手に野球、4番手にアイスホッケーになっている。昔は、3ポイントシュートがなく、ABAの1967年-68年シーズンに初めてコートにスリーポイントラインが引かれ、1点・2点しかなかったバスケの世界に、3点という得点が誕生。国際ルールでのスリーポイントの登場は1985年。外国人選手に比べて体格差で劣る日本選手は、ゴール下での競り合いでの不利から、フリーで打てるこの3ポイントのお陰で互角に戦えるようになったと、感じています。

バスケ

バスケ4

バスケ3

しがない小役人の山本庄蔵は葵の御紋が付いた提灯や長持を使って、ひと儲けを画策する。お上に知られた庄蔵に下されるのは「江戸払い」か「御扶持召放」か?差し戻された裁決は、紋蔵のもとに。当の庄蔵はちょこまか江戸を動きまわり、開きしに勝る図太さで、へこたれない。表題作含む8編収録の人気捕物帖第12弾。
(「BOOK」データベースより)

佐藤/雅美(さとう まさよし)
1941年1月兵庫県生まれ。早大法学部卒。会社勤務を経て、’68年からフリー。’85年『大君の通貨』で第4回新田次郎賞、’94年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で第110回直木賞をそれぞれ受賞。 惜しくも、2019年7月29日(78歳没)。

本1

剣術道場を開く、江戸のお騒がせ男・蟋蟀小三郎が、南町奉行所の同心・藤木紋蔵を訪ねてきた。借用証文を偽造した嫌疑で牢に繋がれている弟子の父親を助けてほしいという。紋蔵は小三郎に知恵を授けるが、おかげで公事裁定を下した御奉行の面目は丸潰れ。御奉行は烈火の如く怒り、紋蔵は失職の窮地に陥る。
(「BOOK」データベースより)

本2

江戸市中あちこちで起きる厄介事は、なぜかこの男の許に持ち込まれる。南町奉行所の窓ぎわ同心の藤木紋蔵。今日もまた難事件に奔走する。紋蔵の養子の文吉は、御家人になり、ある縁から大名家に日参、そこで六百五十石取りの娘に見初められる。しかし婿入り前に、京都で修行しているはずの文吉に江戸で出会した紋蔵は、大名家への対応に頭を悩ます。一方、紋蔵に邪魔されたと逆恨みする火盗改役が、紋蔵の鼻を明かそうと思案に暮れていた。表題作「敵討ちか主殺しか」含む8編収録人気シリーズ、最終巻。
(「BOOK」データベースより)

本3

趣味の読書 その568 越中(富山)八尾の、初秋を告げるおわら風の盆

Category : 読書
越中(富山)八尾の、初秋を告げるおわら風の盆

富山の八尾(やつお)で開催される「おわら風の盆」は300年の歴史があり,三味線・太鼓・鼓・胡弓などの楽器と歌と踊りで昼夜3日3晩踊りあかす。目深な編笠で顔をかくした踊り手の踊りと哀愁を帯びたおわら節の歌と演奏の魅力に惹かれて毎年約30万人の人が訪れている。一度、おわら風の盆を見に来た人が再び訪れるリピーターが多いという事がおわら風の盆の魅力を表している。毎年9月1日〜3日に本祭りが実施され、夏の終り、秋の訪れを告げる行事。編み笠を目深に被った男女が、哀調ある音色を奏でる胡弓など、おわら節の唄に合わせて、情緒豊かに町を流す。物静かで日本の風情や哀愁を感じる伝統的なお祭り。石川さゆり、がおわら風の盆を歌った「風の盆恋歌」が平成元年にヒットし、日本作詩大賞、日本レコード大賞最優秀歌唱賞など多くの賞に輝いた。筆者は越中八尾は訪れた事があり、このお祭りも知っていますが、若い時はもの悲しい寂しいお祭りだと思っていました。しかし年を取ると哀愁を帯びた、日本の独特のいい祭りだと感じています。

おわら風の盆1

おわら風の盆2

おわら風の盆3

江戸の町に、世の理不尽と戦う「情報屋」がいた! その名は、藤岡屋由蔵――。神田旅籠町の一角で、素麺箱に古本を並べ、商売をするこの男が、古本販売を隠れ蓑に売っていたのは、裏が取れた噂や風聞の類。それを買いに来るのは、喉から手が出るほど“情報”がほしい各藩の留守居役や奉行所の役人だった。由蔵が己の仕事として心に刻み込んでいたのは、真実を見極め、記すこと。筆一本で戦う由蔵のもとに、ある日、幕府天文方の役人が逃げ込んで来る。その役人は、日の本を震撼させたシーボルト事件に絡んでいた。しかしその騒動のとばっちりで、由蔵の手下が命を落としてしまう。手下の理不尽な死を許すことができない由蔵は、真実を暴くため、動き始めるのだが……。天下を揺るがす陰謀に情報で挑んだ男を活き活きと描く傑作歴史小説。
(amazon.co.jpより)

梶よう子
東京都生まれ。2005年、「い草の花」で九州さが大衆文学賞、08年、『一朝の夢』で松本清張賞を受賞。15年、『ヨイ豊』で直木賞候補。その他の著書に、「御薬園同心 水上草介」「みとや・お瑛仕入帖」シリーズや、『北斎まんだら』『連鶴』『立身いたしたく候』『お茶壺道中』『商い同心 先客万来事件帖』『赤い風』『本日も晴天なり 鉄砲同心つつじ暦』などがある。

本1

唇に塗ると艶が出る「みつ飴」が流行っている。日本橋の狐堂などで売っているらしい。そんな飴屋を専門に狙う泥棒が現れたことを、月也は奉行から聞いた。一方、牡丹といっしょに狐堂に偶然向かっていた沙耶は、途中で月也から泥棒の情報を仕入れ、日本橋で聞き込みをすることになった。しかしなぜ泥棒は飴屋を狙うのだろう。沙耶は不思議に思った。飴屋自体があまり儲かっていないから、十両にも満たない盗みにしかならないはずだ。わざわざ飴屋を狙う犯人たちのこだわりが、事件解決の糸口になるのかもしれない。狐堂の主人から話を聞き、さらにそのあと紅を商う桔梗屋の店主からも「みつ飴」に関する話を聞き出す。桔梗屋は飴屋と組んで新しい商売をしようと考えているらしい。事件と何か関連があるのだろうか……。
(講談社BOOK俱楽部より)

本2

『東海道中膝栗毛』の作者・十返舎一九の娘、舞。酒びたりで奇行ばかりの父、押しかけ弟子の浪人や葛飾北斎の娘であるお栄たち居候に翻弄される日々だった。十八歳だというのに縁談はみんな父が壊してしまう。そんな舞を武家の若者、野上市之助が見初めた。今度こそ恋が実るか!?奇人変人に囲まれた娘が懸命に生きる姿を、ユーモアと人情味たっぷりに描く時代連作集。
(「BOOK」データベースより)

本3

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