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ホンブチョウ

Author:ホンブチョウ
1947年生まれ、趣味が読書の
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趣味の読書 その241 2020年の東京五輪の街を、ロボットタクシーが走り回る?

Category : 読書
2020年の東京五輪の街を、ロボットタクシーが走り回る?
安倍首相が「2020年には、東京で自動運転車が走り回っている」と宣言した。現在試験中である自動運転タクシーをオリンピックまでに公道で広く利用したい考えのようで、そのために車メーカーへの後押しの他にも法整備など、政府だからこそできる推進を始めている。人間が一切運転に関知しない、自動運転レベル4まで技術開発が進み、「ドラえもん」に描かれている様な未来社会が実現するのか?オリンピックで東京を訪れる外国人に、日本の最先端技術を目の当たりに見せて、貿易やその他の面で世界各国に比べてより有利になるのか?想像するとワクワクしますが、実際には、東京オリンピック関係者のために、オリンピック施設を移動するタクシーやバスに関しては、自動運転で走行することは可能にはなると思います。現状では、1949年に作成されたジュネーブ条約に基づく自動運転は運転者が乗っていなければ認められないと言う項目があり、日・米・欧に共通した条件となっている。無人運転車を走らせるにはこの国際条約の改正が必要になる為、それらの全ての条件をクリアして、なんとか夢の実現に期待したいものです・・・。


西郷隆盛が下野したとの報に接した村田新八は、フランスから帰国。大久保と西郷の“喧嘩”を仲裁するため、故郷である鹿児島へ向かった。だが大久保の挑発に桐野利秋らが暴発して挙兵、新八もそれに否応なく巻き込まれていく。ここに、わが国最後の内戦・西南戦争が始まった―。西郷・大久保の後継者と目された村田新八を主人公に西南戦争を真正面から描いた渾身の長編小説。怒涛の展開、衝撃の結末!著者が初めて近代史に挑んだ新境地。
(「BOOK」データベースより)

西郷隆盛とも、大久保利通とも関係の深い「村田新八」を書いた小説。新八は、大久保利通らと共に岩倉使節団の一員として欧米視察に出向いた。大久保が、将来自分の片腕になる人物と思う程評価していた。幼い頃から、8つ年上の西郷隆盛を兄貴分と思って慕っていたらしい。西南の役には、西郷隆盛と最後まで行動を共にして、城山の決戦で負傷した西郷の最後を見届けた新八は政府軍に突撃し戦死した。勝海舟が、惜しい人物を亡くし、日本の損失だと嘆いた。村田新八の名前は知っていますが、西郷隆盛や大久保利通の陰に隠れていた為、歴史上有名人扱いはされていませんが、良く出来た人物だったみたいです。


本1


「謝ってほしいんです。あのときの県警本部長に。ぼくが要求するのはそれだけです」5月下旬のある日。生活安全課所属の小島百合巡査部長は、以前ストーカー犯罪から守った村瀬香里との約束で、ピアノのミニ・コンサートへ行くことになっていた。香里よりひと足先に、会場である札幌市街地にあるワイン・バーに着いた小島は、そこで人質立てこもり事件に遭遇する。犯人は強姦殺人の冤罪で4年間服役していた男。そのコンサートの主役は、来見田牧子、冤罪が起きた当時の県警本部長の娘だったのだ―。一方、同日の朝に起きた自動車窃盗事件を追っていた佐伯宏一警部補は、香里から連絡を受け、事件現場へ向かったのだが…。
(「BOOK」データベースより)

佐々木 譲
1950年札幌生まれ。『鉄騎兵、跳んだ』でオール讀物新人賞、『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会賞大賞、『廃墟に乞う』で直木賞を受賞。そのほか『ベルリン飛行指令』『屈折率』『天下城』『笑う警官』『制服捜査』『警官の血』『北帰行』『警官の条件』『地層捜査』『回廊封鎖』など著作多数。 生まれ故郷の北海道をテーマにした作品が多くあり、北海道警察関係の小説が面白い。


本2


高校の物理研究会で湯川の後輩にあたる古芝伸吾は、育ての親だった姉が亡くなって帝都大を中退し町工場で働いていた。ある日、フリーライターが殺された。彼は代議士の大賀を追っており、また大賀の担当の新聞記者が伸吾の姉だったことが判明する。伸吾が失踪し、湯川は伸吾のある“企み”に気づくが…。シリーズ最高傑作!
(「BOOK」データベースより)

流石に、人気流行作家の作品だけあって、面白い小説で堪能しました。


本3

趣味の読書 その240 世界一の長者は、4年連続でビル・ゲイツ、日本一の長者は孫正義

Category : 読書
世界一の長者は、4年連続でビル・ゲイツ、日本一の長者は孫正義
米誌フォーブスが20日発表した2017年版の世界の長者番付によると、「ビリオネア」と呼ばれる資産10億ドル(約1120億円)以上の富豪は世界的な株高が寄与し2043人と過去最多だった。日本からは33人が入っていた。世界長者番付TOP10と日本人TOP10は以下の通り。
2017年フォーブス世界長者番付
1位:ビル・ゲイツ/860億ドル(米国/マイクロソフト)
2位:ウォーレン・バフェット/756億ドル(米国/バークシャー・ハサウェイ)
3位:ジェフ・ベゾス/728億ドル(米国/アマゾン・ドットコム)
4位:アマンシオ・オルテガ/713億ドル(スペイン/ザラ)
5位:マーク・ザッカーバーグ/560億ドル(米国/フェイスブック)
6位:カルロス・スリム・ヘル/545億ドル(メキシコ/通信事業)
7位:ラリー・エリソン/522億ドル(米国/ソフトウエア事業)
8位:チャールズ・コック/483億ドル(米国/複合事業)
8位:デービッド・コック/483億ドル(米国/複合事業)
10位:マイケル・ブルームバーグ/475億ドル(米国/ブルームバーグ)

日本の上位10人
34位:孫 正義/212億ドル(ソフトバンク)
60位:柳井 正/159億ドル(ファーストリテイリング)
102位:滝崎武光/123億ドル(キーエンス)
250位:三木谷浩史/58億ドル(楽天)
385位:森 章/44億ドル(森トラスト)
414位:高原慶一朗/42億ドル(ユニ・チャーム)
522位:伊藤雅俊/36億ドル(セブン&アイ・ホールディングス)
522位:三木正浩/36億ドル(ABCマート)
522位:永守重信/36億ドル(日本電産)
564位:韓昌祐/34億ドル(マルハン)
ビル・ゲイツが、860億ドル(約9兆7000億円)で4年連続かつ過去23年間で18回目となる首位になった。日本一の孫正義は、212億ドル(約2兆4000億円)で、一般庶民からすると、天文学的な数字で想像もつかない金持ちである。だけれど、我々平均的な日本人からすると「昔から上を見てもきりがない、下を見てもきりがない、分相応が一番良い」と言う言葉通りだと思います・・・。


文化人を弾圧し悪名高い「天保の改革」。瓢六は弥左衛門やお奈緒らと陰に陽に立ち向かうが、やがて圧政者たちも決して一枚岩ではないことに気付く。「妖怪」こと鳥居耀蔵の裏切り、それによる水野越前守の失脚と復活。一方瓢六は勝家の若き当主・麟太郎と親交を深める。時代はうねり、活劇シリーズいよいよ佳境へ。
(「BOOK」データベースより)

諸田/玲子
静岡県生れ。上智大学文学部英文科卒業。外資系企業勤務を経て、翻訳、作家活動に入る。1996年『眩惑』でデビュー。2003年『其の一日』で第24回吉川英治文学新人賞、07年『奸婦にあらず』で第26回新田次郎文学賞、12年『四十八人目の忠臣』で第1回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。この「あくじゃれ瓢六捕物帖」シリーズは、世之介の生まれ変わりかといわれるほどに色男しかも口八丁手八丁で頭もきれる目利きの瓢六が、堅物の北町奉行所同心弥左衛門が協力して、難事件を解決してゆく物語で、大変面白いシリーズで愛読しています。


本1


瀬戸内海に浮かぶ小さな島に生まれ育った、高取大介・次介兄弟。父親が遺した借金のために傾きはじめた家の経済を立て直そうと、兄・大介は茶屋船(朱印船)に乗り込む決意をするが、出港地・堺湊への船中、激しい船酔いに襲われ、替わりに弟・次介が広南国(ベトナム)へ向かうことになった。異国への旅に心踊らせる次介。面目を失い長崎に出奔した大介はある時、日本人の渡航・帰国を禁じる鎖国令が発せられることを知り、波濤の先の弟の許へ旅立つ。離ればなれになる程に強くなる兄弟の絆。兄弟に想いをよせる美しい姉妹。さまざまな過去を負う海の男たち......煌めく海洋を舞台にくりひろげられる人間ドラマ!
(毎日新聞出版より)

累計1700万部をこえる国民的ベストセラー「御宿かわせみ」全34巻と、「新・御宿かわせみ」全6巻を全て読破している『平岩 弓枝』ファンを自称しています。1932年3月15日生まれの御年85歳の高齢者ですので、行方不明になったままの「御宿かわせみ」の主人公「神林東吾」を早く、物語に復活させてくれないと、作者が主人公より先に亡くなってしまう可能性が高く、愛読者としてヤキモキしています。


本2


新栄橋完成に沸く大黒屋に、深浦の船隠しを監視する眼を報告してきたのはおこも姿の忠吉だった。監視小屋には、オロシャと思われる文字が記された絵図面、貨幣等が残されていた。多くの証拠を残したことに総兵衛は疑念を募らせる。一方、幕府鉄砲玉薬奉行配下が大黒屋周辺を嗅ぎ回る。正介の秘密に感づいたのか。折から信一郎率いる交易船団が一年弱の航海を終え戻ってきたが……。
(新潮社より)

新・古着屋総兵衛 第十巻になる「異国の陰」。同時進行で、5~6の何れも超人気シリーズを書き分けている「佐伯 泰英」には、よく話が混乱しないものだと常日頃から感心しています。どのシリーズ物も、ヒット作になっています。


本3

趣味の読書 その239 全国47都道府県で、美男・美女多いのはどこか?

Category : 読書
全国47都道府県で、美男・美女多いのはどこか?
ソニー生命保険が「47都道府県別 生活意識調査2016」から、美男美女の多い都道府県はどこか?と言うアンケート調査をインターネットで、各都道府県に暮らす100人ずつの回答者、合計4,700人に対して行った。その結果は、下記の様になった。
第1位・・・秋田県(22.0%)
第2位・・・熊本県(20.0%)
第3位・・・福岡県(16.0%)
第4位・・・沖縄県(14.0%)
第5位・・・新潟県、兵庫県、島根県(各9.0%)
秋田美人や博多美人は日本三大美人(もう一つは、京美人)として挙げられることが多くあり、秋田県や福岡県はイケメンも多いのかも知れない。沖縄県は、プロゴルファー「宮里藍」に代表される様な、色黒の眉毛の濃い従来のイメージから、最近は「仲間由紀恵」や「新垣結衣」などの美人女優が出て来ている。昔から日本海側の日照時間の少ない県は、色白の美人が多いと言われてきた。男性にとっては、美人は眺めているだけでも良いもんです。東京や大阪も人口が多いので、目を引く様な「べっぴんさん」も度々お目にかかります。私自身、古希を迎える年齢になっても、美人を眺める事は目の保養になり、これからも精々楽しませて貰いたいと思います・・・。


当代一の誉れ高い絵師・円山応挙の弟子・吉村胡雪(よしむら こせつ)こと彦太郎。その応挙の絵を絵図とこき下ろし、我こそ京随一の絵師と豪語する深山箏白(みやま そうはく)こと豊蔵。彦太郎が豊蔵を殴りつけるという最悪の出会いから、会えば喧嘩の二人だが、絵師としては認め合い、それぞれ名声を高めながら数奇な人生を歩んでいく―。京画壇華やかなりし頃を舞台に、天才絵師の矜持と苦悩、数奇な生き様を描いた、読みごたえたっぷりの傑作時代小説!
(「BOOK」データベースより)

この小説のモデルになったのは、長沢芦雪(ながさわろせつ)と曾我蕭白(そがしょうはく)である。特に曾我蕭白の絵は、最高傑作といわれる『雲龍図』が大好きで、縦165cm、横は10.8mにも及ぶ巨大な水墨画です。その迫力のある龍の絵は、見る人を圧倒し非常に魅力的に感じて、自分自身のFacebookの背景写真に載せています。


本1


鉄の数珠玉を武器とする駒形の岡っ引・念仏の弥八。隠居した元同心の稲生外記、千里眼を使う盲目の美少女・涙。三人が挑むは、天草四郎の末裔を名乗る妖術師・天草小天治が江戸の町で巻き起こす怪事件の数々! 怪奇小説と時代ミステリを融合させたオカルト小説『幽鬼伝』に加え、著者二十代の力作『変幻黄金鬼』以下の初期四短編、さらに『幽鬼伝』の原型となった文庫未収録作品『暗闇坂心中』を加えて1冊にまとめました。
(amazon.co.jpより)

都筑 道夫(つづき みちお)
1929年7月6日 - 2003年11月27日。日本の推理作家、SF作家。東京市出身。本名松岡 巖(まつおか いわお)。別名に小林 菖夫、淡路 瑛一、柴田 梅玉、伊藤 照夫など。実兄(松岡勤治)は、夭折した落語家の鶯春亭梅橋。関口台町小学校の同学年に越智通雄がいる。名前を知っている程度で、今までその作品を余り読んでいませんでしたが、面白かった。


本2


花を愛でながら余生を送っていた老人・秋山周治が殺された。第一発見者の孫娘・梨乃は、祖父の庭から消えた黄色い花の鉢植えが気になり、ブログにアップするとともに、この花が縁で知り合った大学院生・蒼太と真相解明に乗り出す。一方、西荻窪署の刑事・早瀬も、別の思いを胸に事件を追っていた…。宿命を背負った者たちの人間ドラマが展開していく“東野ミステリの真骨頂”。第二十六回柴田錬三郎賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)

東野 圭吾
1958年、大阪生まれ。大阪府立大学工学部卒。85年、『放課後』で江戸川乱歩賞、99年、『秘密』で日本推理作家協会賞、2006年、『容疑者Xの献身』で直木賞、本格ミステリ大賞、12年、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で中央公論文芸賞、13年、『夢幻花』で柴田錬三郎賞、14年、『祈りの幕が下りる時』で吉川英治文学賞を受賞。その他の著書に、『宿命』『白夜行』『手紙』『流星の絆』『プラチナデータ』『マスカレード・ホテル』『ラプラスの魔女』『人魚の眠る家』、ガリレオ・シリーズ、加賀恭一郎シリーズなどがある。 人気作家で、新作は図書館に予約を入れても、300~400番待ちは、当たり前で半年以上経たないと手元に本が来ません。従って新作はなるべく避けて、予約待ちの少ない発行年度の古い本を探して読んでいます。


本3

趣味の読書 その238 「ペンス大統領」の誕生まであと199日?

Category : 読書
「ペンス大統領」の誕生まであと199日?
「オバマが盗聴」というツイッターで、トランプ大統領が騒いでいる。何の根拠も示さずに、オバマ前大統領が情報機関に命じてトランプの電話を盗聴させたと言う事で、野党の民主党はもとより、身内である共和党からも批判が出ている。ニューズウィーク誌の2/21の記事に「ペンス大統領」の誕生まであと199日?の衝撃的表題があった。199日(半年余り)で、トランプに変わりペンス大統領が誕生する。アメリカ国内だけではなく、諸外国とも摩擦を引き起こしているトランプ大統領に、議会がノーを突き付け、大統領に職務遂行能力がない場合の手続きを定めた合衆国憲法修正第25条第4項に則り閣僚の過半数が賛成すれば、ペンスは「大統領代理」になれる。1年以内に失脚する予想より、半年も早くトランプ大統領が消えるという記事は非常に大胆な予想ですが、果たししてどこまで、信憑性があるのかは、全く分かりませんが無きにしも非ずかな?という気もします。


侍を捨て商人となった男が、南海でふたたび刀を抜く!関ヶ原の合戦から十年余。豊臣秀吉はすでに亡く、しかし大坂の陣を前にして、世は徳川と豊臣との最後の決戦の時を迎えようとしていた。かつて豊臣方の小西家に仕えていた彦九郎は、朱印船による南洋貿易を営む商人となっていたが、派遣先で行方知れずとなった盟友を捜すため、自ら海を渡る。当時の南洋には海賊船が出没し、大筒を積んだオランダやポルトガルの船が跋扈していた。彦九郎がそこで見たものとは―。
(「BOOK」データベースより)

岩井三四二(いわい・みよじ)
1958年岐阜県生まれ。一橋大学卒業。'96年「一所懸命」で小説現代新人賞を受賞しデビュー。'98年『簒奪者』で歴史群像大賞、'03年『月ノ浦惣庄公事置書』で松本清張賞、'04年『村を助くは誰ぞ』で歴史文学賞、'08年『清佑、ただいま在庄』で中山義秀文学賞、'14年『異国合戦 蒙古襲来異聞』で本屋が選ぶ時代小説大賞2014をそれぞれ受賞。『鬼弾 鹿王丸、翔ぶ』『とまどい本能寺の変』『三成の不思議なる条々』など著書多数。「岩井三四二」は、毛色の変わった時代小説作家であり、誰もが知っている歴史上の有名な人物を主人公にするよりも、その近くに居る脇役的な人物を取り上げる事が多い。発行作品数も沢山ある様なので、以前からチョクチョク読んでいましたが、これからは、積極的に読んでみたいと思える作家です。


本1


山口組4部作(週刊大衆特別編集)の番外編。島田紳助の引退を契機に、全国で“暴力団排除"の気運が高まり、現在、ヤクザ界はかつてない危機に直面。最大組織・山口組を通し、暴排の本質と危険性を緊急検証した本作。大幅に加筆した関連記事に加え、新たに山口組系組長、元山口組顧問弁護士、有識者等に独占取材。その一部始終を収録!
(amazon.co.jpより)

「暴力団御用達雑誌」といわれる「アサヒ芸能」(徳間書店)、「週刊大衆」(双葉社)「週刊実話」(日本ジャーナル出版)のいわゆる実話3誌の一つ「週刊大衆」の本で、面白く読みました。


本2


暴行、傷害、殺しで犯歴36犯。山口組三代目・田岡一雄をして「原子爆弾」といわしめる無茶者がいた。人呼んで「殺しの次郎」。神戸最強の喧嘩請負人は、カネに汚れたヤクザの実態を見抜き、最愛のオカンに報いるため途方もない発想と無尽蔵の馬力で堅気への道を疾走する……。戦後神戸の闇市で「第三国人」の防波堤となった愚連隊時代、田岡三代目に見込まれ盃を受けた山口組直系山次組(やまじぐみ)組長時代、そして三代目に盃を返し、堅気として大阪を舞台に金融業で汗水をかき……。福田赳夫元首相とも現役時代から親交があった、異色の侠客が、自身の半生と山口組の裏面史を回想する珠玉の自叙伝! こんな日本人がいた!!
(amazon.co.jpより)

ネットで調べてみると、山次組解散後は、山本洗心塾を主宰。兵庫県宝塚市の山中に自費で宝塚地蔵園を作り、「現代の日本人が忘れてしまった、親子、家族の絆、義理人情、意地、助け合いの精神など本来の日本人のあり方」を説いている。


本3

趣味の読書 その237 中国で成立した「トランプ」商標登録について

Category : 読書
中国で成立した「トランプ」商標登録について
ニューズウイーク誌によると、中国政府は先頃、個人としてのドナルド・トランプに、建設業における「トランプ」名義の商標登録を認めた(有効期限は10年)。もしも名義料がトランプ個人の懐に入れば、合衆国憲法の報酬条項の規定に触れる可能性がある。趣味の読書 その233 「トランプ大統領の辞任シナリオ説が米・英で囁かれる!」 (02/01) に書いた様に、トランプが、複数の商標登録を中国に申請したが、それが彼の在任中に認可されれば、連邦政府の当局者が外国政府から贈与や報酬を受け取るのを禁じた憲法第1条9項8節に違反する可能性がある。憲法はすべての公務員に、他国から「いかなる贈与品、報酬、官職、称号」を受け取ることを禁じているが、登録商標の利用からは報酬が発生する。なんだか、中国がこの商標登録を認める事を、政治的な駆け引き材料として、使えると踏んでいる様に感じます。台湾の蔡総統との電話会談時には、「一つの中国」を疑問視していたトランプ大統領が、最近そのニュアンスが変わって来ている様になった。わきの甘い様に見えるトランプ大統領が、こう言った問題から足元が不安定になって、失脚に繋がって行く可能性がある様に感じています。


晴れて、航海術の専門学校である名門バートレット・アカデミーの入学試験に合格した万次郎。ホイットフィールド船長に、最優秀の成績を収めることを誓う。実習船などのトレーニングを通じて、次第に学友たちとの交流が深まっていく――。大好評シリーズ第5弾は、たったひとり異国の地で勉学に励む、万次郎の蛍雪時代、青春時代を描く。郷土の先達、中浜万次郎ことジョン・マンの奇跡の生涯。鎖国日本から漂流し、初めてアメリカの地で生活を送り、初めて地球を一周し、自力で帰国した誇るべき日本人の物語!
(講談社BOOK倶楽部より)

高知県出身の「山本 一力」のライフワーク小説。中浜万次郎を描く小説で、持って生まれた頭の良さと、努力で異国のアメリカで生きてゆく逞しさには、感心させられます。1850年(嘉永3年)5月、日本に帰る事を決意して、サンフランシスコの金鉱で、$600の資金を得る。幕末の鎖国中の日本に辿り着いたが、琉球に上陸後薩摩藩に送られる。西洋の事情に詳しい万次郎は、藩主の島津斉彬に可愛がられ、後には幕府に召聘され江戸へ行き、直参の旗本の身分を与えられた。波乱万丈の万次郎の生涯をこの小説で、楽しみたいと思います。


本1


三年前に新宿で起きた傷害致死事件の容疑で内偵を進めていた男がマンションの一室で死体となって発見された。男は、大手金属加工機メーカーの跡取りと目されていた木崎乙彦。容疑者を失ったかたちとなった警視庁特命捜査対策室の鷺沼と井上に、神奈川県警のはぐれ刑事、宮野から電話が入る。神奈川に自宅を持つ木崎は、以前からよくない噂のある人物だったのだ。――狡猾な企業経営者の壁を打ち破れるか。鷺沼と宮野の絶妙コンビが悪を挫く好評シリーズ第五弾!
(双葉社より)

仲の悪いと言われている、警視庁と神奈川県警の刑事が、越境捜査をするというストーリー。警視庁捜査一課殺人犯捜査六係から、特別捜査係に異動した鷺沼が主人公で、神奈川県警のはみ出し刑事・宮野が異色コンビを組んで事件を解決して行く。面白いシリーズ物で、毎回愛読しています。


本2


サッポロ・シティ・ジャズで賑わい始めた初夏の札幌・市内で起きた宝石商の強盗事件を追っていた機動捜査隊の津久井卓は、当番明けの夜に立ち寄ったバー「ブラックバード」でピアニストの安西奈津美と出会う。彼女は、人気アルトサックス・プレーヤーの四方田純から声がかかり、シティ・ジャズへの出演を控えていた。ジャズの話をしながら急速に深まる津久井と奈津美の仲。しかし、そんななか中島公園近くの池で女性死体が見つかり、奈津美に容疑がかかってしまう…。大好評、“北海道警察”シリーズ、第七弾。
(「BOOK」データベースより)

北海道警察シリーズで、札幌大通署刑事課二係佐伯宏一警部補が主人公。津久井 卓(すぐる)道警本部生活安全部銃器薬物対策課の巡査長が、同僚の婦人警官殺しの濡れ衣を着せられそうになった時、佐伯は津久井を信じ、彼の無実を証明するために、有志を集めて極秘裏に捜査を進めることにする。このシリーズもまた、面白く良く読んでいます。


本3

趣味の読書 その236 全国の主要政令都市で交通マナーの悪いのは、大阪だった!

Category : 読書
全国の主要政令都市で交通マナーの悪いのは、やっぱり大阪だった!
「しらべぇ編集部」が全国20〜60代の男女1,378名を対象に調査を実施した結果。ダントツのワースト1になったのが、予測通り大阪だった。ワースト1位:大阪が43..5% 2位:名古屋 16.9% 3位:東京 12.6% 4位:京都 6.9% 5位:福岡 4.6% 6位:広島 3.3% 7位:札幌 3.2% 8位:神戸 2.6% 9位:横浜 2.5% 10位:仙台 2.4% となった。アンケートの内容を見ると、地元の近畿地区からのマナーの悪さを指摘する声が、全国の他の地域より圧倒的に多かった。少しでも車間距離が空くと、割込は日常茶飯事であり、3車線の左端から無理やり右折する車などは、当たり前の世界で、とにかくマナーの悪さにはあきれ返る。その昔は、電車やバスなどに乗る際に、列を作らずに我先に乗り込む状況で、流石に、ここ最近では列に並ぶようになった。大阪は、武士が少なく商人などの町人の多い街だった為、お上を恐れる意識が薄く、建前より本音を優先する傾向が大きく順法精神に欠ける嫌いがある様に思います。昨今の中国人観光客のマナーの悪さを指摘する声が多くあるが、大阪人も余り、人の事を偉そうに非難する資格に欠けるように感じて、大阪人である自分自身をも含めて反省しております。


第2次世界大戦終結から29年目にフィリピンのルバング島から帰還した小野田寛郎は日本軍の極秘任務を帯びた情報将校だった。陸軍中野学校の関係者が語る小野田寛郎の実像と何か。鍵となるフィリピンに隠された金塊の謎に、未公開資料をもとに鋭く迫る。
(amazon.co.jpより)

1974年3月12日の29年ぶりの帰国をした「小野田寛郎少尉」の物語。スパイ養成学校であった陸軍中野学校二股分校を出て、情報将校として、フィリピンのルバング島の警備隊にゲリラ指導をせよとの命を受け、終戦後も29年間ゲリラ活動を続けた。鈴木紀夫青年に発見され、日本に帰国してから「小野田寛郎」ブームに巻き込まれたが、日本に嫌気をさして次兄のいるブラジルに移住して牧場経営を成功させた。後年は、日本の青少年の凶悪犯罪を見て、祖国のため健全な日本人を育成したいと、サバイバル塾『小野田自然塾』を主宰して、活動を続けた。同じ様な時期、終戦28年後にグァム島から生還して「恥ずかしながら帰って参りました」との流行語まで出来た「横井庄一」さんとは、おもむきが、かなり違ったのを想い出しました。


本1


清掃、点検、管理、補修に、爆弾処理!?このマンションなら、何でもアリ。規約さえ守れば、ヤクザでも刑事でも戦車でも、不測の訪問者は、すべてシャットアウト。だが、そこは悪人たちのオリンピック会場だった。俺はそんな最凶最悪マンションの管理人助手。ゴリラに似た管理人白旗との一年間の不思議な共同生活が始まった。危険すぎる、ご近所系ノワールコメディ。
(「BOOK」データベースより)

大沢 在昌の「新宿鮫シリーズ」を読んで以来、好きな作家の一人になりました。新宿署の鮫島警部を主人公とする警察小説のシリーズ物で、キャリア警察官でありながら、警察内部の抗争に巻き込まれて左遷・冷遇されながら自分の信念に基づいて、孤独な戦い続ける男(鮫島警部)を書いた小説で、長年愛読しています。


本2


世界に例のない日本のサブカルチャー・デザインマンホールを阿寒から波照間島まで取材、路面から伝わる地元の祭や歴史、花や昆虫、山や海など、メッセージが明快でデザインが素晴らしい100選と仲間のマンホールたち300枚以上が勢揃い。マンホールのデザインにまつわる地元の自然や名所の写真、歴史なども紹介したユニークな旅ガイドブックとしても楽しめる。
(アットワークス出版より)

普段は、気にも留めていないマンホールの蓋が、こんなに綺麗なデザインだとは思いもよりませんでした。池上修・池上和子夫妻が、全国を旅して写真に撮り集めたデザインマンホールを楽しめました。


本3

趣味の読書 その235 世界の豪雪都市ランキング・ベスト10

Category : 読書
世界の豪雪都市ランキング・ベスト10
33年ぶりの、鳥取市の90cm超えの豪雪のニュースが報道されたが、昔営業で山陰地区を担当して、鳥取市内で100cmの豪雪に出会い、国道9号線で大渋滞に巻き込まれた記憶が甦った。国道の両サイドに除雪された雪で道幅が狭くなり、交差点で大型トラック同士が行き違い出来なくなった。急遽除雪車が駆けつけるまでの、2時間以上の間、降り続く雪で、ワイパーの部分だけの視界が確保され、車の屋根から、その他のウィンドー全てが雪で閉ざされた業務車のクルマの中での思い出が、新聞記事を読んでいて思い出されました。温暖な大阪育ちの為に、積雪など殆んど見たこともなかった経験からすると、まさに、ビックリする様な大事件でした。ネットで世界の豪雪都市ランキングを見つけましたので、紹介します。
1. 日本、青森市(年間降雪量:792cm)
2. 日本、札幌市(年間降雪量:485cm)
3. 日本、富山市(年間降雪量:363cm)
4. カナダ、セントジョンズ(年間降雪量:332cm)
5. カナダ、ケベック・シティ(年間降雪量:314cm)
6. アメリカ、シラキュース(年間降雪量:314cm)
7. カナダ、サグネ(年間降雪量:312cm)
8. 日本、秋田市(年間降雪量:271cm)
9. アメリカ、ロチェスター(年間降雪量:251cm)
10. アメリカ、バッファロー(年間降雪量:240cm)
ベスト10の中に、日本の都市が青森市・札幌市・富山市・秋田市と4都市も入っていて、山間部を除く、人間の住んでいる場所の降雪量が世界でも多いことが、よく分かりました。


渋谷署強行犯係の刑事・辰巳は、整体院を営む竜門のもとを訪れた。琉球空手の使い手である竜門に、宮下公園で複数の若者たちが襲撃された事件について話を聞くためである。被害者たちは一瞬で関節を外されており、空手の使い手の仕業ではないかと睨んでいたのだ。さらに竜門の師匠、大城が沖縄から突然上京してきた。彼もまた、この事件に興味を持っているらしい…。傷害事件の犯人を探るため、辰巳、竜門、大城は、夜の渋谷へ繰り出した―。異色タッグが帰ってきた!人気シリーズ最新刊!!
(「BOOK」データベースより)

今野/敏
1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年「怪物が街にやってくる」で第4回問題小説新人賞を受賞。東芝EMI勤務を経て、82年に専業作家となる。2006年『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞受賞。08年『果断 隠蔽捜査2』で第61回日本推理作家協会賞、第21回山本周五郎賞をダブル受賞。空手三段、棒術四段の腕前で「今野塾」を主宰。もっぱら、警察小説を中心に空手など武道小説を書いている。好きな作家ですので、新刊をチェックしていて図書館に優先的に、申し込みをしていますが人気シリーズ物は、半年待ちなどザラにあります。


本1


失敗は許されない。敗北も許されない。SATが最後の砦だ! 著者が初めて特殊急襲部隊「SAT」に挑んだ警察小説。 俺たちは軍隊じゃない。あくまでも警察官だ。闘うという意味が違う。軍隊のように、相手を打ち殺すという意味じゃない。テロリストを制圧して検挙するために戦うんだ。制圧して検挙するために戦う――柿田亮は研修を終えたばかりの新米巡査。自分が警察官に向いているのか悩みつつも、機動隊を志望し、ハイジャックなど凶悪事件を解決する特殊急襲部隊(SAT)の隊員を目指すが──。優れた警察小説であり、成長物語でもある著者の新境地!
(amazon.co.jpより)


本2


「天神」の子孫、「上王」が統べる島国、八万遠。建国から千年の平安。このまま平和が続くと、誰もが思っていた。その簒奪者が胸に秘めた欲望を、むきだしにするまでは……。怒濤のストーリーが、ページをめくるあなたの手を止まらせない。忘我の時間、保証済。純度100パーセントの、ザッツ・エンターテインメント!
(新潮社より)

田牧大和(たまき やまと)
1966(昭和41)年、東京都生れ。2007(平成19)年『色には出でじ 風に牽牛』(『花合せ』)で小説現代長編新人賞を受賞。著作に『花合せ』『質草破り』『翔ぶ梅』『半可心中』『長屋狂言』の「濱次お役者双六」シリーズ、『酔ひもせず』『彩は匂へど』の「其角と一蝶」シリーズ、『甘いもんでもおひとつ』『晴れの日には』の「藍千堂菓子噺」シリーズ他、『とうざい』『八万遠』などがある。初め男性作家だと思い込んで読んでいましたが、作風がやさしくて、女性の心理を詳しく描写している為、調べてみると女性作家でした。


本3

趣味の読書 その234 アメリカの「大統領令」とは如何なるものか?

Category : 読書
アメリカの「大統領令」とは如何なるものか?
就任以来、トランプ大統領が盛んに乱発している「大統領令」とは、大統領が連邦政府機関(軍を含む)に対して発する命令のこと。大統領令を出す権限の根拠は合衆国憲法第2章第1条の「執行権」にある。第2章第3条には、大統領は「法律が忠実に執行されることに留意」すべしとの文言もある。初代大統領のジョージ・ワシントン以来、すべての大統領が大統領令を活用してきた。1862年のリンカーンによる「奴隷解放宣言」これも大統領令だった。今、物議を醸している「イスラム7カ国は入国禁止」に対して、ワシントン、ニューヨーク、マサチューセッツの3州が憲法に違反するとして無効を求めて提訴し、シアトルにある連邦地方裁判所は、執行の即時停止を求める仮処分の決定を出した。法律と同じ様な効力をもつ「大統領令」に対抗する方法が3つある。1つは、裁判所が「違法」「違憲」という判決を出すこと。2つは、議会が大統領令を無効あるいは修正する法律を通すこと。3つ目は、大統領自身が大統領令を無効にしたり修正したりすること。と言う事らしいが、1/20の就任式以来の傍若無人で強引なトランプ大統領の言動が、世界中からひんしゅくを買っているのを見ると、英国のブックメーカーでの「トランプ大統領は1年以内に失脚する」と言う賭けが成立している情報にも、充分うなずける思いがします。


天下人の器とは。一人の男の信念に、綺羅星のごとき才が集結す。中華全土を巻き込んだ、最強のライバル対決が始まる!中国史を代表する名君・劉邦の活躍を、歴史小説の大家が鮮やかな筆致で描き出す傑作長編。秦末の混乱期における劉邦と仲間たちの挙兵から、天下を分ける項 羽との決戦まで、圧巻のスケールで展開!酒好きで女好き、一介の地方役人に過ぎなかった劉邦が、なぜ中華全土を統一する王となるに至ったのか。稀代の英雄譚の序章!
(amazon.co.jpより)

宮城谷 昌光
1945(昭和20)年、愛知県生れ。早稲田大学第一文学部英文科卒。出版社勤務等を経て1991(平成3)年、『天空の舟』で新田次郎文学賞を、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。1993年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞受賞。2000年、司馬遼太郎賞受賞。『晏子』『玉人』『史記の風景』『楽毅』『侠骨記』『孟夏の太陽』『沈黙の王』『奇貨居くべし』『管仲』『香乱記』『三国志』『古城の風景』『戦国名臣列伝』『春秋名臣列伝』『風は山河より』『新 三河物語』等著書多数。「宮城谷 昌光」は、中国の古代史小説を多く発表している。日本人名と違って、外国人の名前がゴッチャになり、なかなか頭に入ってこずに、物語に没頭できないケースが多々ある。歴史上の有名人なら、それなりのイメージが既にあって憶えやすいが、その他大勢の人々が憶え難く、何回もページを前に戻って名前の確認をしながら、読み進めました。


本1


最強の宿敵(ライバル)・項羽台頭!劉邦は民の絶大な信頼を得ながら進撃を続けていく。人が人の才を見抜き、その集積が歴史を動かす傑作長編第二幕! 民に推され沛県の令となった劉邦は、近隣の県を平定しながら勢力を拡大していく。行軍中に名軍師・張良との出会いがあった。楚と結んだ劉邦は項羽と共に秦の城を攻め続けるが、戦地に衝撃の一報がもたらされ......。物語は怒濤の展開へ! 一介の地方役人に過ぎなかった劉邦が、天下人となるまでの戦いを鮮やかに描き出す。
(amazon.co.jpより)


本2


天下をめぐる項羽との決戦は、最終局面・垓下(がいか)の戦いへ。楚漢戦争、ここに終結! 項羽軍は秦の大軍を撃破、最大の宿敵・章邯(しょうかん)を下す。一方、秦王嬰(えい)は劉邦に降伏、劉邦は秦の都・咸陽(かんよう)に入る、待っていたのは酒と美女であった。しかし、関中(かんちゅう)への入り口である函谷関(かんこくかん)を閉じた劉邦に反感を抱いた楚の軍師・范増(はんぞう)は、項羽に劉邦を討つことを進言。事態を把握した劉邦は鴻門(こうもん)に赴き、項羽に謝す。項羽は西楚霸王と名乗り、劉邦を巴、蜀、漢中の王に封じた。劉邦にとっては「左遷」である。項羽と天下を争うことを決意した劉邦は、韓信を大将に登用し、関中への兵を挙げる! 劉邦は趙、魏、韓、燕、漢の56万の連合軍を率いて項羽攻略に向かうが、奇襲に遭い……。 「背水の陣」「四面楚歌」「左遷」……数々の故事成語が生まれた、中国史上最大の戦はついにクライマックスへ。 自らの信念を曲げ、項羽との和解を破った劉邦の真意とは? 決死の反撃を繰り出した項羽の運命やいかに? 二人の男がぶつかるとき、中華全土に閃光が走る!「天がわれを滅ぼそうとしているのであって、戦いに罪があったわけではない」
(amazon.co.jpより)


本3

趣味の読書 その233 トランプ大統領の辞任シナリオ説が米・英で囁かれる!

Category : 読書
トランプ大統領の辞任シナリオ説が米・英で囁かれる!
支持率が45%で、不支持率が51%と過半数のアメリカ国民に支持されていない、トランプ大統領が、大統領令を連発して物議を醸している。ニューヨーク・タイムズ紙のコラムニスト、デービッド・ブルックスが昨年「トランプはたぶん1年以内に辞職するか、弾劾裁判にかけられるだろう」と書いた。理由の一つが、息子に事業を引き継がせたが、大統領の立場を利用しての利益活動が起きるだろう。またトランプが、複数の商標登録を中国に申請したが、それが彼の在任中に認可されれば、連邦政府の当局者が外国政府から贈与や報酬を受け取るのを禁じた憲法第1条9項8節に違反する可能性がある。などで、まず下院が検察役になって弾劾訴追を決議し、それに過半数が賛成すれば弾劾相当になる。その後、上院が裁判官役になり、3分の2が弾劾相当と判断すれば、大統領は罷免になる。過去には、クリントンやニクソンが弾劾にかけられ、クリントンは賛成が足りず助かったが、ニクソンは、弾劾が成立する可能性が高かった為辞任した。共和党の主流派は、本音で副大統領のマイク・ペンスが昇格する方が良いと思っている。トランプ大統領の傍若無人の発言や行いが、世界中の人々の反発を引き起こしている現状では、満更可能性が無きにしも非ずではないか、と想像させられました。


橋岡は「名簿屋」の高城に雇われていた。名簿屋とはオレオレ詐欺の標的リストを作る裏稼業だ。橋岡は被害者から金を受け取る「受け子」の手配も任されていた。騙し取った金の大半は高城に入る仕組みで、銀行口座には金がうなっているのだ。賭場で借金をつくった橋岡と矢代は高城に金の融通を迫るが…。一方で大阪府警特殊詐欺班の刑事たちも捜査に動き出していた。最新犯罪の手口を描き尽くす問題作!直木賞作家、迫真の犯罪サスペンス。
(「BOOK」データベースより)

黒川博行は、大阪弁のアウトローの世界を書かせたら、右に出る者のいない第一人者です。「グリコ森永事件」の真犯人扱いを週刊現代にされ、名誉毀損とプライバシー侵害を理由に、出版元の講談社と週刊現代編集長、および筆者のジャーナリスト岩瀬達哉に損害賠償などを求め、東京地裁に提訴して、勝訴した。彼の作品の中でも「疫病神シリーズ」が好きで、良く読んでいます。第5作目の「破門」が主人公のイケイケ・ヤクザの桑原 保彦 を佐々木蔵之介と、ダブル主人公の「羊の皮を被ったタヌキ」と言われている、建設コンサルタントの二宮啓之を横山裕が演じ、女優陣は北川景子や橋本マナミなどで、『破門 ふたりのヤクビョーガミ』のタイトルで、2017年1月28日に公開された。


本1


早々に進学先も決まった中学三年の二月、ひょんなことからヨーロッパの古城のデッサンを拾った尾垣真。やがて絵の中にアバター(分身)を描きこむことで、自分もその世界に入りこめることを突き止める。友だちの少ない真は、同じくハブられ女子で美術部員の珠美にアバターを依頼、ともに冒険するうち、パクさんという大人と出会い、塔の中にひとりの少女が閉じこめられていることを発見する。それが十年前のとある失踪事件に関連していることを知った三人は、ある計画を立てる…。「今」を引き受けて必死に生きるすべての人へ―心にしみこむ祈りの物語。
(「BOOK」データベースより)

宮部みゆきの、独特のファンタジー物語ですが、現実とはかけ離れた世界を描いており、頭が固くなったせいか話の中に入って行けずに面白くなかった。


本2


金の新帝は、南宋との対決姿勢を強める。岳飛は南宋軍の侵攻を退け、旧岳家軍、秦容軍と連携しての北上を模索する。梁山泊は南宋水軍に奪われた交易拠点を取り戻そうと、決死の作戦を練っていた。
(amazon.co.jpより)

北方謙三の「大水滸伝」シリーズの最終作品である「岳飛伝」は全17巻で完結しており、既に最後の作品である「星斗の章」まで読んでいます。岳飛は、実在の人物で1103年生まれの中国南宋の武将です。このシリーズは、「水滸伝」全19巻・「陽令伝」全15巻・「岳飛伝」全17巻の全部で51巻の話が繋がっている物語で、全て読み終えましたが非常に人物描写が巧みで分かり易く、それまでは外国人の名前がゴッチャになり、敬遠気味でしたが大変、読みやすくて物語に没頭できて楽しく読み進めました。北方謙三の現代小説も、好きで日頃から愛読しています。


本3

趣味の読書 その232 トランプ大統領と、反グローバル化について

Category : 読書
トランプ大統領と、反グローバル化について
ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は23日、環太平洋連携協定(TPP)からの離脱に関する大統領令に署名した。「TPP交渉からの永久的な離脱」を明記。TPPは離脱手続きを定めていないが、大統領令には、参加国に書面で離脱方針を通知する指示を盛り込んだ。その他にも、「北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を始める」と明言した。彼の主張は「アメリカ・ファースト(米国第一主義)」であり、偉大なアメリカを取り戻す事である。グローバル化が急速に進んだことの副作用で、人やモノ、情報が国境を越えて広がり、経済活動が活発化したことで、多くの国に経済成長をもたらした一方、経済発展の恩恵を受けられず取り残された人々も数多く生まれた。彼の支持者たちの多くが、その恩恵を受けていないプアホワイトと呼ばれている白人の中低所得者であると報道されている。グローバル化の本質は、極論を言うとアメリカの価値観を世界に広めた事であり、その恩恵を一番受けていたのがアメリカであったと、感じています。米国では、07年をピークに、ヒト・モノ・カネが国境を越えて移動するグローバル化の恩恵が収縮に向かっていると考えられている。トランプ大統領の主張は、昔の「モンロー主義(孤立主義)」を想い出させる様で、何だかアメリカさえ良ければ、良いと言っている様な気がします。現在の世界情勢の中で、果たしてそれが、通用するのか甚だ疑問に感じています。


近江の小さな寺で勉学に励んでいた大谷平馬(吉継)と石田佐吉(三成)。ひょんなことから二人と幼馴染の少女・香瑠は、羽柴秀吉に仕えることになる。しかし、毛利攻めで敵に捕らわれた平馬は過酷な獄中で原因不明の病に侵される。なんとか生還するも、紅顔の美青年が、顔にしこりができ、髪や眉は抜け、残りも白髪となった。平馬はそんな自分を「白頭」と号するが、なんと顔や体が崩れ始め…。周囲からの偏見と畏怖、その中に光る秀吉や佐吉との信頼と友情。何があっても夫を支える香瑠との夫婦愛―。そして、陰謀渦巻く「関ヶ原」へ運命は大きく傾く!「軍配者」シリーズ著者による戦国歴史小説の最高傑作!!
(「BOOK」データベースより)

豊臣秀吉が「大谷紀之介(吉継)に100万の軍勢を与えて、自由に軍配を指揮させてみたい」と語った。そう言う逸話が残っている程の知勇兼備の人望の厚かった人物だった。ハンセン病の為、顔が崩れ白い布で隠していたことで有名。関ヶ原では、小早川秀秋の寝返りを防ぐための抑えとして布陣していたが、既に徳川方に内通していた脇坂・赤座・小川・朽木の4家に側面を突かれ敗れた。大谷隊の崩れが、関ヶ原における石田三成の西軍の敗走に繋がった。大谷吉継の娘が、真田幸村の正室だったと言う説もある。


本1


「苦行みたいな選挙戦、世界一の魚料理、私を“乗り鉄"にした鉄道、魅力的なアイドル……知れば知るほど、この国にハマッてしまった! 」 前ドイツ大使による、軽妙洒脱な比較文化論。2009年~2013年に駐日ドイツ大使を務めた著者は、日本に留学したこともある大の日本びいき。在任中のブログ「大使日記」では、日独の違いやこの国の素晴らしさについて、自ら日本語で綴って話題となった。
(幻冬舎より)

フォルカー・シュタンツェルは、1948年9月22日にフランクフルト・アム・マイン北西近郊の町クロンベルク イム・タウヌスにて生まれる。 1968年、フランクフルト大学に入学。日本学と中国学、政治学を専攻。1972年から1975年までのあいだ、日本の京都大学への留学経験を果たす。1980年にはケルン大学にて哲学博士号を修得した。日本とドイツの比較が面白かった。


本2


サムライの心意気で新たな時代に漕ぎ出せ! 佐伯泰英の幕末冒険小説、第二十二巻。交易に一族の命運を託した座光寺藤之助。井伊直弼暗殺後の幕政の混乱が順調に進んできた東方交易の行く手に影を落とす。さらに、頼みの交易品を積んだレイナ一世号とストリーム号が野分に襲われる。波濤の先に、光明は見えるか?
(amazon.co.jpより)

佐伯泰英の「交代寄合伊那衆異聞」サムライ・座光寺藤之助のシリーズ売上が400万部ある。平成のベストセラー作家の異名をもつ彼の作品は 「密命」「居眠り磐音江戸双紙」「吉原裏同心」「夏目影二郎始末旅」「鎌倉河岸捕 物控」「新・古着屋総兵衛影始末」「新・酔いどれ小籐次」など各シリーズがあり、文庫書下ろし作品のみで累計5,000万部を突破する快挙を成し遂げる。どの作品も面白く、すべてのシリーズを読んで楽しんでいます。


本3

趣味の読書 その231 干支の新メンバーにするならば、どの動物が良いか?

Category : 読書
干支の新メンバーにするならば、どの動物が良いか?
Jタウンネットが、都道府県別にアンケート調査を行った(総投票数858票、2016年12月14日~12月26日)。その結果、圧倒的多数で1位になったのは、「ネコ」で、531票(61.9%)を獲得し、全国の中で33都道府県でトップであった。昨今の「ネコ」ブームを反映している。たま駅長が、人気を呼び既に二代目まで出現している。2位は「亀」長生きの象徴でもある。3位「熊」熊本のくまモン人気か?。4位「鹿」で5位「鶴」亀と同じ様に長生きの象徴。まあ、お遊びとしては面白い。逆に干支から外しても良い動物は、Jタウン研究所が都道府県別にアンケート調査を行った(総投票数1926票、2015年12月4日~12月25日)。 1位「龍」で663票(34.4%)あり、干支の動物が実在する中で、唯一の想像上の動物であり32都道府県でワーストトップとなった。2位「巳」の蛇で、爬虫類で嫌われる率が高い。3位「子」のネズミで蛇と同じ様に嫌われている。中国から伝来した「干支」が、日本でも定着している現状ですので、新春の話題として取り上げてみました。


干支


信玄・謙信のような軍略の才も、信長の突破力も、秀吉の人間的魅力も持ち合わせていない戦国大名が、なぜ天下人という高き嶺の頂に辿りつけたのか。没後400年の年に、渾身の筆で世に問うた遺作!
(「BOOK」データベースより)

惜しくも58歳で、急性膵炎のため死去した「火坂 雅志」が日経新聞・夕刊に1年半にわたり連載した小説です。骨太の戦国時代小説を多く発表した作者の、この作品が遺作となりました。好きな作者の一人として、愛読してきただけに早すぎる死は残念です。生きていてれば、これからも色々と、興味のある戦国小説を楽しめたと思います。


本1


天下は、一人の天下ではない。民をないがしろにする国家経営は滅びる。大名の自治を認め、整備された法によって政治をすすめ…義を重んじる。徳川260年の平和は、家康の苦難が道を拓いた!
(「BOOK」データベースより)


本2


さまざまな人生が交錯する吉原。その吉原で生計をたてていた按摩の孫市が殺害された。探索に乗り出した吉原会所の裏同心・神守幹次郎は調べを進めるうち、孫市の不遇な生い立ちと、秘めていた哀しき夢を知る。孫市の夢を幻にした下手人とはいったい――。ようやく追い詰めた下手人に幹次郎が怒りの一刀を放つ! ドラマ化された人気シリーズ、待望の第二十二弾。
(光文社より)

この「吉原裏同心」シリーズは、幼なじみで、人の妻となっていた汀女と駆け落ちした神守幹次郎は、追っ手を避けながら流れ着いた江戸で、吉原遊郭四郎兵衛会所の用心棒、裏同心として雇われる。幹次郎は、遊女たちに俳句などを教えることになった汀女や会所の面々と共に、吉原に起こる様々な事件を解決していく。主人公の神守幹次郎=小出恵介・汀女 = 貫地谷しほり・四郎兵衛 =近藤正臣のキャストで、2014年6月26日から9月18日まで12回シリーズで木曜時代劇(NHK総合テレビジョン)で放送された。平成のベストセラー作家「佐伯 泰英」の数ある人気シリーズ小説のひとつで、愛読して毎回楽しんでいます。


本3

趣味の読書 その230 今年の新成人に聞いた、車に対するイメージを表す漢字1位「楽」

Category : 読書
今年の新成人(1000人)に聞いた、車に対するイメージを表す漢字1位「楽」
ソニー損害保険が2017年1月付で発表した「2017年 新成人のカーライフ意識調査」によると、車に対するイメージを表す漢字1文字を自由回答で聞いたところ、1位はダントツで「楽」(289件)となった。この漢字を選んだ理由をみると、『楽にいろいろな場所に移動できるし、家族・友人・恋人などとの楽しいコミュニケーションの場』などの、“ラク”と“たのしい”の二重のイメージから選ばれていることが分かる。次いで、2位は「車」(74件)となった。『それ以上でもそれ以下でもない』といった理由が多くあげられている。3位は「動」(60件)で、『行動範囲が広がるイメージがあるから』などの理由が多く見受けられた。新成人の運転免許証保有率は、55%でその内オートマ限定免許が6割を占める。都市部の新成人で「車への興味」や「憧れ」が回復傾向にあるが、一方で「車を所有する経済的な余裕がない」が72%となった。自動車メーカーが嘆く、今の若者の「車」離れで売れない、は実態として欲しいが買うだけの余裕がない、と言う事だと思われる。昔とは違って、今の若者は車に金を掛けるより携帯代やその他に金が掛っている状況で、車を買うよりも、流行りのカーシェアなどを利用している様です。世の中が変わり「車」は、資産ではなくなり、必要な時はカーリースで使う道具になったと、思われます。


車-s


天明八年七月、小梅村では坂崎磐音の嫡男空也が木刀を手に、独り黙々と稽古に励む日々が続いていた。そんな折り、尚武館道場を訪れた速水左近の口から思いもよらぬことを告げられた盤音は、その知らせに驚愕し言葉を失う。やがてその磐音のもとに、小梅村から姿を消していた弥助から文が届き…。超人気書き下ろし長編時代小説第四十九弾。
(「BOOK」データベース

今回は、平成のベストセラー作家と呼ばれている「佐伯 泰英」の作品を3冊紹介します。それぞれのシリーズ共に、人気がありますが、中でも特に一番売れているのがこの『居眠り磐音 江戸双紙』(いねむりいわね えどぞうし)シリーズで、51巻で、累計発行部数2000万部を突破するベストセラーとなった。主人公の「坂崎磐音」は、剣を構えた姿が縁側で日向ぼっこをして居眠りしている年寄り猫のようなので、「居眠り剣法」と呼ばれている。長い物語でしたが、51巻の最後まで充分に楽しませてくれたシリーズで、すでに51巻目も読み終えていますが、また後日紹介していきたいと思っています。


本1


天下の悪法「生類憐みの令」やゆがんだ将軍継承方針など五代将軍綱吉の大義なき政の専横ぶりに御三家定府水戸光圀は憤怒を募らせる。綱吉の背後には、隆光権僧正の影がちらつく。家康との約定により、表の顔は古着問屋、裏の貌は隠れ旗本として徳川守護を五代百年に亘って精勤してきた鳶沢一族。将軍家か大義か、狭間に揺れる若き総兵衛勝頼を描く、新潮文庫百年特別書き下ろし作品。
(新潮社より)


本2


師走も半ば、金座裏では総出で大掃除を終えた後、差し入れの河豚料理に、皆で舌鼓をうっていた。その席で、八百亀は定廻り同心・寺坂毅一郎についての八丁堀での“うわさ話”を持ち出すが…。金座裏にとって家族同然の寺坂に降りかかる難儀、そしてついに殺人事件が起きる。政次たちが、「北町奉行所」にはびこる悪と戦う、大人気書き下ろしシリーズ、待望の第二十六弾!
(「BOOK」データベースより)


本3

趣味の読書 その229 今年は丁酉(ひのと・とり)。十二支の中で一番少ない943万人の人口

Category : 読書
今年は丁酉(ひのと・とり)。十二支の中で一番少ない943万人の人口

謹賀新年

総務省の調査によると、酉年生まれの人口は943万人で、総人口に占める割合は7.4%と十二支のなかで最も少ない。男女別にみると男性は457万人、女性は486万人で女性が男性より29万人多くなっている。内訳では、昭和44年生まれが185万人で最も多く、昭和56年生まれが151万人、昭和32年生まれが145万人で続く。日本の総人口は、総務省統計局による平成28年(2016年)7月1日現在(確定値)の総人口は、1億2699万5千人。平成28年12月1日現在(概算値)の総人口は、1億2692万人となっている。2017年1月1日時点で20歳の新成人は123万人で前年比2万人増えた。増加は2年ぶり。新成人が生まれた1996年は第2次ベビーブーム世代(1971~74年生まれ)の出産期にあたり、出生数が増加していたことなどが影響した。参考までに、十二支別人口順位は、丑 (うし)1111万人、未 (ひつじ)1100万人、子 (ね)1095万人、巳 (み)1093万人、辰 (たつ)1084人、亥 (い)1082万人の上位6位となっている。流石に団塊の世代である、昭和22年(1947年)の亥年・23年(1948年)子年・24年(1949年)丑年は、上位6位までに入っている。「古希」を迎える今年は、果たして何冊の本が読めるのか楽しみにしています。


対朝鮮貿易を取りしきる対馬藩危機存亡のとき、窮余の一策として浮上したのが、伝説の汗血馬を馬将軍吉宗に献上しようという策だった。その使命を帯びたのは…。かつて朝鮮通信使の警固を務め、藩と幕府を救った若き藩士がいた。文武に秀で外国語に堪能で、消えゆく神代文字が読める若者がいた―。
(「BOOK」データベースより)

辻原/登
1945年、和歌山県生まれ。1990年「村の名前」で芥川賞、1999年『飛べ麒麟』で読売文学賞、2000年『遊動亭円木』で谷崎潤一郎賞、2005年「枯葉の中の青い炎」で川端康成文学賞、2006年『花はさくら木』で大佛次郎賞、2010年『許されざる者』で毎日芸術賞、2011年『闇の奥』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。この作品は、日経新聞に連載されている時に毎日読んでいて、新刊が出た時点で、図書館に予約を入れて読みました。ストーリーは既に読んでいる為分かっているものの、一冊の本になってから読んでいると、また違った意味で新鮮な気持ちで読む事が出来て、より面白く読めました。


本1


激動の人生を歩んだ若者たちの姿を通して、戦争の悲惨さと無意味さを訴える渾身作!!太平洋戦争開戦前夜、持永大志は満州に渡った。かけがえのない四人の仲間に出会い友情を深めるが、戦争が彼らを引き裂いた。召集され七三一部隊に配属された大志は、仲間のひとり林国栄と再会を果たす。しかし、悲劇がふたりを待っていた――。
(amazon.co.jpより)

今年84歳になる、森村誠一は精力的に新作を発表している。今でも年間に5~6冊ぐらいは書き下ろしがあって、2次文庫化、3次文庫化で40冊ぐらいの本が出ている。総発行部数は1億4000万部を超える、日本最大級の国民的作家のひとりである。


本2


「井筒屋で配られている引き札を、五枚集めたら高価な絹のしごきが貰えるぞ!」「どうやら井筒屋は、配ったしごきの色で美人番付をしているらしいぞ!!」正月早々、江戸の町では開店したばかりの老舗呉服問屋、井筒屋江戸店の噂で持ちきりだ。しかし、巷を賑わす話の裏には、実は隠された陰謀があった……。井筒屋の真の“狙い”とはいったい何なのか!? 着物の始末屋・余一が、一膳飯屋のお糸と共にその真相に迫るが――。着物の汚れも、市井の悩みも綺麗に始末する!! 大人気シリーズ、待望の第四弾!!
(角川春樹事務所より)

この「着物始末暦」シリーズは、着物始末屋の余一が、着物の染みや汚れとともに、市井の人々の悩みを華麗に始末するという時代小説。余一に片思いをしている一膳飯屋の看板娘・お糸といつ結ばれるのか、紆余曲折を経て、最新刊ではお糸の恋がやっと成就する物語を直近で読みました。


本3


趣味の読書 その228 2016年日本の10大ニュース

Category : 読書
2016年日本の10大ニュース
今年も、あと数日で終わろうとしています。読売新聞が読者の投票(国内外から1万4593通の応募)で発表した10大ニュースは、次の様になった。
【1位】熊本地震、50人死亡
【2位】都知事に小池氏
【3位】リオ五輪 メダル41個
【4位】天皇陛下 退位のご意向示唆
【5位】米大統領が広島訪問
【6位】大隅さん ノーベル賞
【7位】北海道新幹線 開業
【8位】障害者施設 19人刺殺
【9位】18歳選挙権施行
【10位】「ポケモンGO」日本で配信開始
日本の大活躍で、史上最大数のメダルを獲得した「リオ五輪」の嬉しいニュースや、悲惨だった「熊本大震災」などの悲しいニュースもありました。私自身も来年は、唐の詩人杜甫の詩「酒債は尋常行く処に有り 人生七十古来稀なり」の「古希」になります。人並みに男性の平均寿命の80歳まで、生きられれば儲けものかな、と思っています。今年もしっかりと、読書に勤しみました。「趣味の読書 その179」(1/6)から今回の「趣味の読書 その228」まで、50回×3冊で150冊の本の紹介をしました。図書館から、年間借り出して読んでいる本は、紹介しているよりも多く、200冊を超えています。最近は、新刊本を年間で50~60冊程読んでいますので、購入金額にすると年間約10万円近くの小遣いの節約になっています。老眼が進んで、年々本の字が、読み難くはなっていますが、来年も「趣味の読書」の為に、頑張って好きな読書に没頭したいと想っています。


秀吉の朝鮮出兵に異を唱えた博多商人の生涯。 島井徳太夫、のちの島井宗室は博多に生まれたが、幼くして両親を失い、17歳にして朝鮮に渡った。朝鮮で掘り出し物の茶道具を買い付け、それを数寄者に売って博多で有力な商人になっていった宗室は、対馬や堺へと商売を広げ、妻を娶り、自身で永寿丸という船を持つようになった。博多を治める大友義鎮や宗麟とも、宗室は交わるようになる。さらに、織田信長に、そして信長の意向を継いだ羽柴秀吉に近づく。荒廃した博多を最後に復興したのは秀吉だったが、秀吉は朝鮮出兵を見据え、朝鮮との窓口になっている対馬の宗氏に使者を命じる。朝鮮国王に家臣になるように、ならなければ攻撃する、と。 「博多は、古来より大陸との交易で栄えた湊にござります。大陸とのつながりは、申してみれば博多の生命線。それを断ち切るような戦いは、関白さまであろうと誰であろうと、断じて起こさせてはなりますまい」 宗氏とともに朝鮮との交渉にあたり、戦火を交えないように工作をした宗室だったが、息子鶴松の死がきっかけになり、秀吉は朝鮮出兵を決断。急遽石田三成に呼び出された宗室は、秀吉に出兵を思いとどまらせるように諫めてほしいと言われたのだが――。
(amazon.co.jpより)

火坂 雅志
1956年、新潟県生まれ。早稲田大学卒業後、出版社勤務を経て88年『花月秘拳行』で作家デビュー。上杉景勝の家臣、直江兼続の生涯を描いた『天地人』が2009年のNHK大河ドラマの原作となり、2007年第13回中山義秀文学賞を受賞した。2015年2月26日、急性膵炎のため神奈川県内の病院にて58歳で死去。彼の作品が好きで、数々の本を読みましたが、中でも特に良かったのが「命もいらず、名もいらず」の主人公である、幕末の剣豪・山岡鉄舟の物語です。徳川慶喜の意向を受け、西郷隆盛と談判。和議をまとめ、江戸無血開城への道をつくった。朝敵であったにもかかわらず明治天皇の教育係にも任じられる。名誉、官位、金銭に執着することなく、生涯、清貧をつらぬいた。志高く、他人を思いやり、それでいて図太く堂々たる山岡鉄舟の人生は、日本人としての生き方とは何かを考えさせる生き様に共感を、覚えますが到底我々凡人には真似のできない事です。


本1


浮気相手との間に子まで生した夫との縁を切り、実家に戻っても居場所がなかったおこう。器量が逆に災いして奉公先を次々に変えるも、容色を武器にすることをきっぱり断るお島。嫁をいびり追い出したと噂されるお久米。妾奉公を自ら望んでやってきたお雪。あらぬ盗みの疑いをかけられた女中頭のお徳―。人と人との縁を結ぶ「三春屋」で女たちの運命は変わってゆく…著者3年ぶりの傑作最新刊!名手の紡ぐ江戸の人生模様。
(「BOOK」データベースより)

杉本章子は、「信太郎人情始末帖シリーズ」を読んで、好きになった作家です。「おすず」「水雷屯(すいらいちゅん)」「狐釣り」「きずな」「火喰鳥」「その日」「銀河祭りのふたり」全7巻を面白さのあまり、一気に読破しました。物語は、江戸の大手・呉服太物店を勘当された総領息子の信太郎が辿る数奇な人生で、最後には家業の「美濃屋」を立派に再興した、江戸っ子らしい爽やかな人柄で周りの人々にも助けられながら、大団円で終わる一服の清涼剤を味わった後の様な、読後感を持たせる非常に面白い物語で、数年前にこの「趣味の読書」で全編紹介しました。


本2


突如現れた正体不明の五人組の暴漢を自慢の剣技で一蹴した菊太郎。その傍から、一味は公事宿「鯉屋」が密かに再調査を始めた強盗殺人事件に関わる者ではないかと思い至る。すでに下手人とされた男は打首になり、落着したはずの事件の裏には、いったい何が隠されているのか? 表題作ほか全六編を収録。人気シリーズ、ここに堂々完結!
(幻冬舎より)

澤田/ふじ子
1946年愛知県生まれ。愛知県立女子大学(現愛知県立大学)卒業。73年作家としてデビュー。「陸奥甲冑記」「寂野」で第三回吉川英治文学新人賞を受賞。


本3

趣味の読書 その227 返済不要の給付型奨学金制度が、来年度より一部実施される

Category : 読書
返済不要の給付型奨学金制度が、来年度より一部実施される
海外留学時の給付型奨学金を除いて、日本では貸与型(無利子型と有利子型)しか従来はなく、大学卒業後に正社員になれずに、奨学金の返済に苦労している若者が多数存在している。大学生などを対象にした返済の必要がない給付型奨学金として、文部科学省は低所得世帯の学生を対象に、一定の成績などを条件に、月額2万円から4万円を給付することを決定した。親の年収が低い家庭の学生が、進学を断念せざるを得ないケースが増えて来ている現状がある。私立大学の自宅生と国公立大学の下宿生を月額3万円とするほか、国公立大学の自宅生が2万円、私立大学の下宿生が4万円となる。このほか、児童養護施設などから進学した学生に対しては入学時に24万円を支給することも決め、再来年の平成30年より本格的に実施される。OECD加盟34か国の中で、給付型奨学金の制度がないのは日本とアイスランドの2ケ国のみ。但し、アイスランドは、国立大学の授業料が無料(登録料のみ)で大学院研究コースには給付金制度がある。アメリカやイギリスなどは、早くから給付型奨学金制度があった。やっと日本も、経済的に恵まれない学生達にも進学の手助けになり、今後の勉学の励みになる制度が始まるので、嬉しく思います。


わずか十七名の手勢で主君・斎藤龍興より稲葉山城を奪取。羽柴秀吉に迎えられ、その参謀として浅井攻略、中国地方侵出に随身。黒田官兵衛とともに秀吉を支えながら、三十六歳の若さで病に斃れた天才軍師の生涯を、超豪華作家陣の傑作歴史小説で描き出す!
(「BOOK」データベースより)

竹中半兵衛(重治)は、中国の三国志で有名な諸葛孔明に匹敵する名軍師であった。同じく軍師として名高い黒田官兵衛とは、同じ豊臣秀吉旗下とあって二人あわせて「両兵衛」と称される。 黒田官兵衛との逸話で、ある日、官兵衛が重治へ秀吉の花押が入った書状を持って不満を述べたことがある。そのとき重治が書状を手に取り、破って燃やしてしまった。驚く孝高に対して、「こんな文書があるから不満を感じるのだ。それに貴殿の身のためにもならない」と述べた。以前から知っている話もありましたが、それなりに面白く読めました。


本1


北朝鮮不正送金の疑い、スポーツジム襲撃事件など、不審な行動が目立つ宗教団体クルパジャ。公安調査庁は団体規制法を視野に入れ、調査を始めた。公安調査官の殿村三春は、教団と関係が深いと見られる在日朝鮮人二世の兼松一成を尾行。その最中に、兼松は何者かに刺されてしまう。「クズワに渡してくれ」という言葉とともに三春に託されたUSBメモリ。そこには一体何が。陰謀が張り巡らされた傑作長篇ミステリー!
(amazon.co.jpより)

逢坂剛の百舌シリーズ(公安警察シリーズ)が好きで、「裏切りの日日」「百舌の叫ぶ夜」「幻の翼」「砕かれた鍵」「よみがえる百舌」「鵟の巣」「墓標なき街」まで、すべてを読んでいます。池波正太郎と同じ様に、鬼平こと「長谷川平蔵」を書いた時代小説も好きでよく読んでいる作家の一人です。


本2


スコットランド・デボン地方に4人きょうだいの長女として生まれ育ったリタ。病弱でこもりがちだった少女時代を経て、第一次世界大戦で初恋の人を失い、失意の底にいた彼女は、日本人で初めてモルトウイスキーの製造法を学びにやってきた竹鶴政孝と運命的に出逢う。極東の日本で政孝の生涯を献身的に支え続けたリタの心のよりどころとは―。ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝と、妻リタの人生をモデルに描いた感動の長篇伝記小説。
(「BOOK」データベースより)

森瑤子は、37歳でデビューしてから52歳で没するまでの短い活動期間に、小説、エッセイ、翻訳など100冊を超える著作を生んだ。作品は20回以上テレビドラマ化されている。殆んど読んだ事のない作家ですので、批評は控えます。


本3

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