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ホンブチョウ

Author:ホンブチョウ
1947年生まれ、趣味が読書の
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趣味の読書 その268 2017年旅行好きが選ぶ、神社・仏閣ランキング

Category : 読書
2017年旅行好きが選ぶ、神社・仏閣ランキング
トリップアドバイザーが旅行好きの人々の口コミから、全国の神社仏閣の人気トップ30をランキング。その内ベスト10を紹介します。全国には、コンビニの3倍のおよそ8万の神社と7万7000の寺院があります。人気順位とその理由を紹介します。
1位: 伊勢神宮(三重県伊勢市) 全国の神社の頂点。天皇家の御先祖の天照大御神を祀る内宮と外宮からなる。昨年は、伊勢志摩サミットが開かれた。
2位: 高野山(和歌山県高野町) 空海が開いた真言宗の総本山。1200年の歴史があり世界遺産にもなっていて、先日NHKの「ブラタモリ」でも、詳しく紹介された。
3位: 厳島神社(広島県廿日市市) 日本三景(松島・天橋立・安芸の宮島)にもなっていて、平清盛により現在の海上に立つ大規模な社殿が整えられた。社殿は現在、本殿・拝殿・回廊など6棟が国宝に、14棟が重要文化財に指定されている。
4位:4位 東大寺(奈良県奈良市) 奈良の大仏として、全国的に有名。小学校の遠足などで訪れた生徒が多い。また、奈良は昔から「大仏商法」と言われ、黙っていても大仏見物の観光客が押し寄せる為、京都に比べて積極的に観光客の誘致の努力をせず、午後8時になると土産物屋などが閉店して、海外のガイドブックには「奈良は3時間で十分」と書かれ、宿泊客が非常に少ない。
5位:出雲大社(島根県出雲市) 大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀り、全国から良縁を求めて観光客が来る縁結びの神様としても有名。出雲大社の権宮司・千家国麿さんと、高円宮家の次女・典子さまの縁結びもあった。
6位:伏見稲荷大社(京都府京都市) 人気スポットの数ある京都の中で外国人観光客に、一番人気の観光地。朱色の鳥居が連なり神秘的な和の雰囲気を醸し出している。
7位:羽黒山(山形県鶴岡市) 出羽三山(月山・湯殿山・羽黒山)と称される。明治時代までは神仏習合の権現を祀る修験道の山であった。明治以降神山となり、羽黒山は稲倉魂命、月山は月読命、湯殿山は大山祇命、大国主命、少彦名命の三神を祀るが、開山以来、羽黒派古修験道は継承され、出羽三山に寄せる信仰は今も変わらない。
8位:書寫山園教寺(兵庫県姫路市) 標高370mの山の頂に建つ寺院。1000年前に開かれた天台宗の霊場で、西の比叡山とも称される。周囲は樹齢数百年の木々に囲まれ、京都の清水寺に似た摩尼殿や、重要文化財の大講堂が見どころになっている。
9位:三峯神社(埼玉県秩父市) 奥秩父の標高1102mに鎮座する神社。秩父三大神社のひとつとして数えられ、ヤマトタケル伝説やお犬様信仰などの伝説が残る。
10位:銀閣寺(京都府京都市) 銀閣寺は金閣寺と並ぶ京都楼閣建築の代表寺院ですが、正式名称を慈照寺(じしょうじ)と言う。銀閣寺を創建したのは室町幕府8代将軍の足利義政で祖父である足利義満が建てた北山山荘(金閣寺)を参考に、東山文化の代表東山山荘を造営した。最近外国人観光客が「ワビ・サビ」の心に関心を示し、派手な「金閣寺」より「銀閣寺」を訪れる人数も増えて来ている。
トリップアドバイザー(TripAdvisor)とは、ホテル等の旅行に関する口コミ・価格比較を中心とする、ウェブサイトおよびアプリ。旅行情報コンテンツとしては、世界最大の閲覧数を持つ。その口コミサイトでの集計結果ですので、この情報は信憑性があり充分頷ける情報だと思います。トリップアドバイザー日本法人は、観光庁や地方自治体などとも協力して、訪日外国人旅行の推進をしている様です。政府の号令で、インバウンド数を2017年は2,880万人、2020年には4,000万人まで増やす計画ですので達成の為の官民一体となった誘致努力が、さらに必要になる様です。

              
 1位となった「伊勢神宮」の宇治橋
伊勢神宮


近江国丸池藩市橋家。花の道楽に耽る大殿の長重の後を継いだ長昭の代になって三年で、借財を返し、社倉米を二万石も積み上げた秘密は何なのか?そして、病届けを出して姿を見せない長沼の行方は?友の早乙女一角とともに潜入した幕府御算用者の生田数之進は、御禁制の鉄砲に絡んだ陰謀の手がかりをつかんだ―。ますます人気絶頂の大好評シリーズ第十二弾。
(「BOOK」データベースより)

この御算用始末日記シリーズの御算用者(おさんようもの)とは、現在で言うと公認会計士、経理部などなどマネーを扱う部門です。重要な仕事にも関わらず、武士が金銭に関する事を扱うのは、一段と低い仕事と見なされソロバン侍と蔑まされた様です。かつて、幕府御算用者として諸藩を救った生田数之進と盟友の早乙女一角。二人は、十三代将軍家定御台所の天璋院篤姫から葵の御紋が記された手札を託されて、老爺二人が「千両智恵」で民や藩を改善して武士に生き方を指南して、明日を拓いてゆくと言うテーマの作品です。前回紹介した「一琴一鶴」の前の作品になります。

                    
本1


妹の出産を控え、少しの無駄遣いも許されない緒方家。しかし弥十郎が家で見たのは、値上がり必至と評判の高価な蘭の鉢だった。同じ頃、頼まれた仇討ちに乗り出した彼は、死んだ苗売りの男が何かを見た直後に殺されたことを突き止める。謎を追う弥十郎に忍び寄る権力者、中野清茂の妖しい手。狙いは何なのか…。風雲急を告げるシリーズ第五弾。
(「BOOK」データベースより)


本2


豊島屋の隠居・清蔵が金座裏に姿を見せた。「倅に十代目を継がせたいので、後見方をお願いしたい」という。一方その頃、町廻りに出ていた政次らは、加賀金沢藩御用達箔屋の岩鞍屋が店を閉じる旨の張り紙をしていることに不審を抱く。堅実な商いの大店に、一体何が起こったのか!?金座裏と北町奉行所定廻りの同心の寺坂らが、江戸の平和のために命を賭ける。大ベストセラーシリーズ、鎌倉河岸捕物控、熱望の第二十七弾。
(「BOOK」データベースより)

ベストセラーの作品を数多く書いている、平成の人気作家「佐伯 泰英」の鎌倉河岸捕物控シリーズです。主人公の政次は、、金座裏の御用聞き9代目・宗五郎親分の養子になり10代目の若親分となる。手先の亮吉、船宿の船頭彦四郎とは、むじな長屋で生まれ育った幼馴染で数々の事件を解決して行く、面白いシリーズ小説で人気があります。


本3

趣味の読書 その267 日本人が減少して、外国人観光客が増えた最近の銭湯!

Category : 読書
日本人利用客が減少して、外国人観光客が増えた最近の銭湯!
我々団塊の世代の子供時代は、お風呂と言えば「銭湯」が常識だった。昨今は、住宅事情が格段に進化して自家風呂率が9割を超える為、今時の子供は「銭湯」を知らない。小学校の修学旅行で、生まれて初めて団体で大浴場に入った男の子が、海水パンツを穿いて入ったと言う記事が出る世相になっている。当然「銭湯」の経営も苦しくなっていて、全国で最盛期に約1万7642軒あった町のお風呂屋さんが、厚生労働省の調査では4293軒まで減少してしまった。最近、外国人観光客が日本の文化に触れるため「銭湯」が人気になっている。生活習慣の違いからトラブルが発生するのを防ぐ為、入浴マナーを教えるポスターを東京都公衆浴場業生活衛生同業組合が作成した。日、英、中、韓の4カ国語で銭湯の入り方が説明されている。浅草の老舗「銭湯」には1日30人以上の外国人観光客が来る。爆買いツアーも激減して、旅行代理店が外国人の団体ツアーに組み込む体験型ツアーが主流になってきている。こういった日本文化を理解しようする外国人向けの啓蒙ポスターは、2020年の東京五輪までに益々増えていく様に思われます。


銭湯-s


人妻の恋は罪でしょうか?心極流の達人ながら、凡庸な勤めに留まる蔵太。二人の子供とともに穏やかに暮らす、その妻・澪。すれちがいの暮らしを送る澪の前に、一度だけ契りをかわした男・笙平があらわれる。側用人にまで出世したかつての想い人との再会に、澪の心は揺れる。今、ここで、心のままに生きられたなら――。紫のにほへる妹を憎くあらば 人妻ゆゑに吾恋ひめやも、直木賞作家が描く、人妻の恋。日本人の心が紡ぐ、美しく、哀しき恋。時代小説の新たな代表作。全国17紙に掲載された大人気連載、ついに単行本化!
(amazon.co.jpより)

時代小説愛好家としては、葉室麟の作品は好むと好まざるとに関わらず、避けて通れない作家です。前回の読書感想にも述べましたが、読んだ後の寂寥感があるので、少し敬遠気味でしたがやはり気になる作品が多くあり、つい読んでしまっていました。


本1


明治元年、江戸城が無血開城されたものの、新政府軍と旧幕府側との火種は、いまだに燻っていた。賊軍と貶められ、三千石の減封を命じられた関戸藩では、藩邸で剣術大会の準備が進められていた。謀反の企みか!?生田数之進と早乙女一角が潜入し、真意を探ると…。日本御算用者として、老爺二人が「千両智恵」で、民や藩士の明日を切り拓く。
(「BOOK」データベースより)

六道 慧(りくどう けい)
東京両国生まれ。「本所七不思議」のひとつ「おいてけ堀」の近くに、いまも生家がある。ファンタジーノベル、伝奇小説の分野で活躍後、時代小説を手がける。初めて、読んだ作家です。面白かったので、その他の作品も今後紹介していきます。


本2


東海の小藩で青春を送る筧新吾、花山太郎左衛門、曽根仙之助の三人の青年武士たち。厳格な身分社会の中で、立場や家格の違いをこえて、かたい友情に結ばれた三人だったが、彼等にもやがてそれぞれの道へ進むべき時が訪れる。藩命を受けて江戸へ向かった彼等に、藩をわがものにしようと企む蟠竜公の陰謀が牙をむく―。若き侍たちの旅立ちと胸のすく活躍を描く、青春時代小説の傑作。
(「BOOK」データベースより)

西宮市立図書館の在庫整理や新刊との入れ替えの為、定期的に比較的綺麗な本を、無料で希望者に配布された本です。宮本昌孝の作品に、馴染があったので貰って来て読みました。爽やかな青春小説で、楽しく読めました。


本3

趣味の読書 その266 兵庫県の、県民性について紹介!

Category : 読書
兵庫県の、県民性について紹介!
趣味の読書 その259「大阪府民の、県民性についての紹介!」に続き、今回は兵庫県の、県民性について紹介します。兵庫県は、瀬戸内海から日本海、近畿地方から中国地方まで大きな面積を有していて、旧国名でいえば、播磨(はりま)、摂津(せっつ)、但馬(たじま)、丹波(たんば)、淡路(あわじ)の5ヶ国になる。この5ヶ国は風土や気候もそれぞれ違っており、県民性がなくて、地域性だけがある。PRESIDENT Onlineから引用すると、各地方がバラバラの個性で、県民意識も希薄。出身地を聞かれても「兵庫」とは言わず、「神戸」「尼崎」と答えるほど。全国的には、甲子園は大阪にあると思われているが、実は兵庫県の西宮市にある。尼崎は市外局番の電話番号が、兵庫県にも拘らず大阪市内と同じ06からはじまる。横浜と同じ様に、摂津の中心の神戸はオシャレでハイカラといったイメージが強い。播磨は姫路市を中心として、保守的な農村,豪毅で自己主張が強く見栄っ張りな面がある。それぞれの気質が大きく異なる県民性とも言える。50年以上住んでいた大阪府民意識が未だに強くあり、16年目になる兵庫県西宮市民としては、まだまだ馴染んでいない様に思っています。


兵庫県


お前がいて俺がいる!警察小説の最前線が、ここに集結!エンターテインメント界のベテランから新人まで、豪華執筆陣の警察小説アンソロジー。ひらめき型の刑事、全く話が噛み合わない奴、骨董に詳しい祖父、小学校からの幼馴染など――それぞれの相棒物語。 逢坂剛「御茶ノ水署」シリーズ、 柴田よしき「RIKO」シリーズ、 今野敏「東京湾臨海署安積班」シリーズ、 押井守「機動警察パトレイバー」のスピンオフ作品、 西村健、柴田哲孝、池田久輝のオリジナル短篇を収載。
(amazon.co.jpより)

警察小説の、アンソロジー(英語:anthology「選集」という意味の言葉)。日頃、余り読まない短編集ですが、今野敏と逢坂剛が好きな作家だったので読みました。今野敏「東京湾臨海署安積班」シリーズは、台場をはじめとする湾岸地域を管轄する警視庁東京湾臨海警察署を舞台に、安積警部補率いる刑事課強行犯係安積班の活躍を描く物語で、愛読しています。逢坂剛「御茶ノ水署」シリーズは、元小学校の同級生、現在御茶ノ水署生活安全課の上司と部下である斉木斉と梢田威。迷コンビが、神田・御茶ノ水界隈で起きる難事件に挑む物語で、これ又面白しろくてシリーズ全編読んでいます。


本1


南宋の城郭を攻める岳飛に対し、程雲は忍耐強く準備を整え、見えない兵一万を潜伏させた。三十もの城郭を確保した岳飛だが、完全に包囲されてしまう。ついに程雲は岳飛を死地に追い込むのだが・・・・・・。
(amazon.co.jpより)

全17巻で完結する「岳飛伝」。南宋の実在の武将「岳飛」を書いた北方謙三の第64回菊池寛賞受賞作品です。北方謙三がライフワーク作品として書いた「大水滸伝」シリーズ(水滸伝19巻・楊令伝15巻・岳飛伝17巻)が総合計51巻で、1000万部突破した。外国の小説は、人名がゴチャゴチャになって頭の中へすんなり入って来ずに、物語に集中し難い面があり、今まで余り読んでいませんでしたが北方謙三は、登場人物を深く掘り下げて描いている為非常に分かり易く、すんなり物語に没頭できました。


本2


岡野藩領内で隣国との境にある峠の茶店。小柄で寡黙な半平という亭主と、「峠の弁天様」と旅人に親しまれる志乃という女房が十年ほど前から老夫婦より引き継ぎ、慎ましく暮らしていた。ところが、ある年の夏、半平と志乃を討つために隣国の結城藩から屈強な七人組の侍が訪ねてきた。ふたりの過去に何があったのか。なぜ斬られなければならないのか。話は十五年前の夏に遡る―。『蜩ノ記』『川あかり』の著者による傑作時代小説。
(「BOOK」データベースより)

藤沢周平とよく似た作風の葉室麟。読書後の寂寥感が、好きではない為積極的には読んでいません。だが、現在の時代小説作家の第一人者である事は間違いなく、時代小説ファンとしては無視できない存在です。その為に、時々彼の作品を読んでいるのが実情です。


本3

趣味の読書 その265 日本で生れた絵文字が、世界標準になっていた!

Category : 読書
日本で生れた絵文字“emoji”が、世界標準になっていた!
老若男女を問わず、今やメールに欠かせない絵文字が、日本で生れていた。この初期絵文字、生みの親は現ドワンゴ執行役員/企画開発本部長の栗田穣崇さんという方です。開発から約20年を経てのMoMA収蔵には、ご本人もかなり驚かれたとか。ちなみに、栗田さんが最初に書いたのは傘のマークなのだそうです。12×12ドットという小さなサイズで、どうやって表現するのか苦労したと言います。次いで、ハートや顔のマークをデザインされた。2008年のApple社のiPhoneには、当初絵文字がなかった。アメリカ文化に絵文字の習慣がなく、ソフトバンクの孫正義社長がApple社に要請して導入された。Googleとも連携して絵文字は(ユニコード)という文字コード規格に統一されていった。その様な歴史があった事は、初めて知りました。現在では、LINEなどで益々進化した絵文字が有料で売られていて、すっかり世界中に絵文字(emoji)が定着しているように感じられます。日本発祥の「カラオケ」や「自撮り棒」など世界を驚かせて、普及している発明?が色々ある様です。


絵文字


2011年6月20日、モヒカン頭で収監されてから発信しつづけた、前代未聞の「リアルタイム刑務所日記」。獄中メシで何キロやせた? オリンパス事件どうなの? シャバを見つめた「時事ネタ時評」と、刑務所での読書記録150本も掲載。《娑婆にいるスタッフや協力者に助けられ、私自身がずっと関わってきたインターネットによる情報発信が普及したおかげでボールペンで便箋に書いた原稿が、メールマガジンやTwitterのつぶやきにトランスフォームされて世界に拡散することになった。その結果が本書である。
(amazon.co.jpより)

堀江貴文(ホリエモン)
1972年、福岡県生まれ。ライブドア元代表取締役社長。東京大学文学部在学中、ライブドアの前身「オン・ザ・エッヂ」を設立。04年に社名を「ライブドア」に変更、旧近鉄バファローズの買収を表明して脚光を浴びる。05年、ニッポン放送の筆頭株主となり、グループ会社のフジテレビと騒動に。06年、証券取引法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕され、07年に懲役2年6月の実刑判決。11年、最高裁が上告を棄却。6月20日に収監された。ポッチャリ体形から、刑務所収監中の健康的な食事?の為か別人の様にヤセた体形になってマスコミに登場した事が、思い出されます。最近も、Jアラートに関する、SNSなどで物議を醸し出しだしているようです。8月29日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことでJアラートが発令された際、ツイッターで「マジでこんなんで起こすなクソ。こんなんで一々出すシステムを入れるクソ政府」と非難していた。ネット上では、賛否両論があって世情を賑わしていますが、ホリエモンは相変わらず話題を提供してくれる人物です。


本1


男の人間性を一目で見抜く特殊能力を活かし、裏のコンサルタントとして生きる女性、水原。国家安全保障局(NSS)の湯浅より依頼され、堂上保という男について調査したところ、その正体は、1億人に1人しかいない新種の頂点捕食者(頂捕)であることが判明する。頂捕は容易に人間の命を奪うことも可能で、中国ではすでに、頂捕を利用した要人暗殺事件が起きていた。やがて、この暗殺事件に関与した頂捕グループが、日本に潜伏していることが判明する。彼らは政府に身の安全を保証するよう求めた。それを断れば、日本の安全保障が脅威にさらされることになる。水原は頂捕との捨身の戦いに挑んだ――。『魔女の笑窪』『魔女の盟約』に続く、『魔女』シリーズ第3弾!
(文芸春秋BOOKSより)

「新宿鮫」を読んで以来のファンになった、大沢 在昌。この本が、デビュー36年で、100冊目の作品となる。期待して読んだが、「新宿鮫」ほどの面白さはなかった。彼の作品は、ほとんど全て読んでいますが、ハードボイルドに女性の主人公は、少し無理があり読んでいてシンドイ部分があるように感じました。


本2


ゴールデンウィーク明けのある朝、出勤した警視庁捜査一課・碓氷警部補の元に都内で起こった二件の自殺と二件の殺人の報が入る。発生時刻はすべて同じ日の午後十一時だった。関連性を疑う第五係は、田端捜査一課長の特命を受けて捜査を開始する。その後、さらに同日同時刻に都内で盗撮・強姦未遂等あわせて三件の事件が起こっていたことが判明。一見関連性がないように見える各事件は、実は意外な共通点で繋がっていた―。知力を駆使して、同時多発事件の謎を解け。藤森紗英心理調査官、再び!
(「BOOK」データベースより)

今野 敏の警察小説が好きで、日頃からよく読んでいます。特に「隠蔽捜査」シリーズが面白く、キャリア警察官の竜崎 伸也の筋を通す生き様と、明敏な頭脳による難事件を解決してゆく過程が楽しませてくれます。警察庁長官・官房総務課長というキャリアポストから、息子の不祥事により大森署署長に左遷に近い処遇で、異動になったが腐ることなく署長業務を勤める設定。幼馴染の警察庁同期入庁で警視庁刑事部長である伊丹 俊太郎が絡む秀逸のシリーズ小説で、お奨め作品です。


本3

趣味の読書 その264 全日空が、「IS JAPAN COOL?」で達人の技を世界に紹介!

Category : 読書
全日空が、「IS JAPAN COOL?」で達人の技を世界に紹介!
全日空は、訪日外国人向けのプロモーションメディア「IS JAPAN COOL?」において、「道」をテーマとした「IS JAPAN COOL? DOU」の公開を開始した。長い時間をかけて伝承され磨かれてきた、日本の伝統文化である武道や芸術の精神性、そしてそこに息づく技や所作、型(形)といった「無形文化」を、最新のテクノロジーを駆使してデータビジュアル化した「有形文化」へと昇華させて後世に残すとともに、ウェブサイトを通して国外へ発信することによって、海外旅行者の訪日への関心度を高めるきっかけとなることを目指す新コンテンツ。「柔道」「剣道」「弓道」「空手道」「居合道」「茶道」「書道」「日本舞踊」「能」の9つの伝統文化を紹介している。この動画の累計再生回数は320万回以上、世界152か国(地域)からアクセスがあり、累計PVは1200万を超える。特に、中国のネットで話題になっていて、微博を通じて動画の存在が広まった。体育会の「空手道部」OBとしては、日本の誇る武道を世界中に紹介して貰うのは嬉しいニュースです。3年後に東京五輪を控えているので中国だけではなく、地球規模の話題になって、伝統の「技や道」を理解して欲しいと願っています。


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黒潮共和国誕生!? 出色の近未来シミュレーション小説。地方切捨ての日本政府にNOを突きつけ、独立を宣言した高知県。女性知事を中心に自給自足の国家を目指すが、やがて政府の反撃が。高知県が日本から独立!? 運命の住民投票は独立を支持し、ここに黒潮共和国が誕生した。高知県知事・浜口理絵子を中心に政治、経済そして軍事的にも日本に依存しない、自給自足の独立国家を目指して始動する。だが、やがて日本政府の反撃が始まり、共和国に危機が迫る……。「地方の時代」の呼び声もむなしく、地方切り捨てに走る日本政府にNOを! 現在の政治状況を巧みにすくい上げた、出色の近未来シミュレーション小説です。
(文藝春秋より)

坂東/眞砂子
昭和33(1958)年、高知県生まれ。奈良女子大学住居学科卒業後、イタリアに留学し、インテリアデザインを学ぶ。帰国後フリーライターとして働きつつ童話を発表。57年、第七回毎日童話新人賞優秀賞を受賞。平成8(1996)年、『桜雨』で第三回島清恋愛文学賞を、9年には『山妣』で第百十六回直木賞を、14年には『曼荼羅道』で第十五回柴田錬三郎賞を受賞。2014年1月27日(満55歳没)。貧乏県と言われている、高知県の独立物語を書いた、ハチキン作家の坂東真砂子。ハチキンとは、「男勝りの女性」を指す土佐弁。ならびに高知県女性の県民性を表した言葉で、作者も勝気で男勝りな気性だった様です。時々読んでいましたが、55歳で亡くなったのは惜しい気がします。


本2


飛鳥時代。人々の夢を解くことを生業とする白妙は、見知らぬ少女讃良の心を覗き込む。それは最高権力者である持統天皇の過去だった。やがて白妙は、恐るべき女帝の秘密へと近づいていく。古代日本最強の女帝、持統天皇の呪術的世界に迫る、歴史長編小説。
(「BOOK」データベースより)


本1


真田幸村旗下、猿飛佐助・霧隠才蔵たちが暗躍する!池波正太郎、山田風太郎ら名手による傑作を集成した。ときは戦国、主君真田幸村のために暗躍するは猿飛佐助・霧隠才蔵・三好清海入道ら古今無双の忍びたち!上田攻めから大坂の陣まで、乱世のなかで繰り広げられる空前絶後の深謀妖闘を名手六人が描く。決定版真田忍者小説アンソロジー。
(「BOOK」データベースより)

時代小説の名手が揃った短編集です。真田幸村と共に、有名な猿飛佐助や霧隠才蔵が出てきて楽しく読めました。


本3

趣味の読書 その263 おもしゃい(面白い)和歌山弁のあれこれを、紹介!

Category : 読書
おもしゃい(面白い)和歌山弁のあれこれを、紹介!
敬語のない方言と言われている「和歌山弁」。司馬遼太郎は「紀州方言には敬語がない」と著書の中で述べ、紀州では敬語のない上下関係が平等の思想が古くから根付いていた。特に面白いのが、ざ行とだ行の取り違えで、「ざじずぜぞ」が発音できず、「だぢづでど」としか言えない。和歌山県人が投稿した写真を引用すると、「ギョーザ」が発音どおり「ギョーダ」になっているのが下の写真です。会社の先輩が書いた出張予定表を見て、思わず笑った事があります。それは、宿泊ホテル名を発音どおりに「○○プラダホテル」と書いてあり、「プラザホテル」が正解ですよ、と指摘しても「プラダホテル」と言い張り、本人にしたらどこが間違っているのか暫く理解できなかった現象を想い出しました。敬語を使えない例としては、和歌山出身の桂文福が、5代目桂文枝師匠に 「おいやん、弟子にしてけ~よ(おじさん、弟子にしてくれよ)」と和歌山弁丸出しで頼んだら、激怒され一言「いね(帰れ)!」と追い払われた。と言う話もある様です。ただ、慣れてくると結構愛嬌のある言葉に聞こえてきた憶えがあり、和歌山県を営業担当して「東奔西走」したサラリーマン現役時代を想い出しました。


和歌山弁


犯人逮捕の為なら一切手段を選ばない、酒と暴力に溺れた女刑事、登場!「あいつと組んだら、負傷する」。相棒漬しのレッテルを貼られ、仲間から忌み嫌われている淵神律子。そんな彼女が追うのは、殺害した人間の身体にアルファベットの文字を刻む、残虐な連続殺人犯。そして、彼女自身もまた、その被害者の一人だった―。遺体に残されたメッセージの意味は?犯人の目的は何なのか?孤高の女刑事と殺人鬼の壮絶な闘いが始まる。ベストセラー「SRO」シリーズの著者が描く、新たな警察小説。
(「BOOK」データベースより)

スカーフェイス(scarface)とは、傷のある顔を指す言葉。主人公は、29歳独身の淵神律子巡査部長で、ベガと呼ばれる連続殺人犯を捕まえる時に、同僚と一緒に犯人の刃物により負傷する。その際に、顔を切られ、左頬に7cmほどの大きな傷痕が残った。あえて、整形手術を受けずに、犯人を自分の手で捕まえる為の自分自身に対しての戒めにした。この作品は三部構成になっていて、第一部「スカーフェイス」第二部「特別捜査第三係」第三部「ベガ」で、面白く楽しめました。


本1


女房のお寿ずと娘のお咲を亡くし、しばらくは魂が抜けたようだった麻之助。それでも町名主・高橋家の跡取りとして、もめごとの裁定の仕事はしなければなりません――。そして幼馴染で親友の八木清十郎と相馬吉五郎の絶妙な(?)助けもあって、少しずつ麻之助は回復してゆくのでした……。「人が人を、大事だって思う気持ちにつけ込んで、下司なことをするんじゃねえよ」前作で悲劇に見舞われた麻之助が捨て身で啖呵を切る『朝を覚えず』、色男の清十郎がすべてを投げ出し、謎の失踪をとげる『たからづくし』、突然三人の娘から好意を寄せられて困惑する吉五郎を描く『きんこんかん』など、「まんまこと」シリーズ第四弾の本作には、傑作連作小説六編を収録。お寿ずの又従姉妹の子で、最近不思議なほどお寿ずと面差しがそっくりになってきた「おこ乃」の存在感が増しているのも本作の大きな魅力です!
(amazon.co.jpより)

畠中 恵
高知生まれ、名古屋育ち。名古屋造形芸術短期大学ビジュアルデザインコース・イラスト科卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。ほかに『ぬしさまへ』『ねこのばば』『おまけのこ』『うそうそ』『ちんぷんかん』『いっちばん』『ころころろ』『ゆんでめて』『やなりいなり』『ひなこまち』『たぶんねこ』『すえずえ』『なりたい』、ビジュアルストーリーブック『みぃつけた』(以上『しゃばけ』シリーズ、新潮社)、『ちょちょら』『けさくしゃ』(新潮社)、『うずら大名』(集英社)、『明治・金色キタン』(朝日新聞出版)、『若様とロマン』(講談社)、『ひとめぼれ』(文藝春秋)、『まことの華姫』(KADOKAWA)、エッセイ集『つくも神さん、お茶ください』(新潮社)などの著作がある。軽いテンポの時代小説を得意とする、女流作家です。平仮名のタイトル名の小説が多く、お気軽に読む本としては最適です。


本2


時は流れて江戸から明治へ。夜の銀座で、とんびを羽織った男が人捜しをしていた。男の名は、仁吉。今は京橋と名乗っている。そして捜しているのは、若だんな!?手がかりを求めて訪ねた新聞社で突如鳴り響く銃声!事件に巻き込まれた仁吉の運命は―表題作「えどさがし」のほか、お馴染みの登場人物が大活躍する全五編。「しゃばけ」シリーズ初の外伝、文庫オリジナルで登場。
(「BOOK」データベースより)


本3

趣味の読書 その262 中国の中古車市場が急成長するも、悪徳業者のトラブル続出!

Category : 読書
中国の「二手車」(中古車)市場が急成長するも、悪徳業者のトラブル続出!
産経新聞によると、2009年に米国を抜いて世界最大の自動車市場になった中国。昨年の新車販売は前年比13・7%増の2803万台と米国の約1・6倍、日本の約5・6倍の規模になった。2017年1~6月の新車販売台数が、前年同期比3・8%増なのに対し、中古車は同じ時期に21・5%(584万台)も伸びた。2016年の中古車販売台数が、1039万台と、初めて1千万台を突破した。2017年一年間で、1250万台の予想になっている。だが、悪徳業者が事故車を経歴を隠して販売したり、走行距離の偽装や安価なニセ部品を純正と称して取り付けるなど、日本では考えられない悪行が横行してトラブルが続出している。とにかく「公共道徳」意識の少ない国民性で自分と親族以外は、どうでも良いと言う思考法がまかり通る社会なので、十二分にこれらのトラブルは予測できます。売った後は知らない、当然アフターサービスの精神などはお目にかかれない様です。中国における、中古車市場が今後発展してゆくかどうかは、悪徳業者の排除と取引業者の信頼回復しかない様に思います。


中古車


東京が江戸と呼ばれていた時分から続いている大川端の旅宿「かわせみ」は、今年の春早々の大嵐で屋根瓦を吹き飛ばされるなど甚大な被害を受けた。しばらく休業を余儀なくされた女主人るいのもとに幕末に非業の死をとげた畝源三郎の妻・千絵が訪れ、長助やお吉とともにお伊勢まいりに誘われた。品川宿に集まった十数人の一行は、東海道から箱根の関所、富士川とのどかな街道風景を眺めながら慣れない旅を続けたのだが…。道中で次々に起こる怪事件!「かわせみ」の歴史に影を落とす悲劇の真相に迫る!
(「BOOK」データベースより)

1979年3月文春文庫から第1巻「御宿かわせみ」が発売されてから、累積部数1700万部の国民的時代小説シリーズになった。主人公の神林東吾と幼馴染の「るい」との長きに渡る一話完結のスタイルを主にしたシリーズ物です。今回は初の長編になっていて、楽しめました。それにしても、作者の「平岩弓枝」が85歳と高齢のため、いつまで書き続けることが出来るのか心配です。幕末の戊辰戦争で、東吾の乗った幕府の軍艦が房総沖で沈没して以来行方不明になったまま、登場していない。親友だった奉行所同心の「畝源三郎」が幕末のドサクサの時代に暗殺され、その上に「神林東吾」までを物語から消すと、平岩さんは熱心なファンから「もし東吾を殺していたなら、お前の家に火をつけてやる」とまで言われたというエピソードがあった。超人気シリーズ小説だけに、幅広いファン層も、作者がいつまでも元気で連載を続けて欲しいと願っています。


本1


敏腕広告プランナー・佐久間は、クライアントの重役・葛城にプロジェクトを潰された。葛城邸に出向いた彼は、家出してきた葛城の娘と出会う。“ゲームの達人”を自称する葛城に、二人はプライドをかけた勝負を挑む。娘を人質にした狂言誘拐。携帯電話、インターネットを駆使し、身代金三億円の奪取を狙う。犯人側の視点のみで描く、鮮烈なノンストップ・ミステリー。
(「BOOK」データベースより)

人気作家である「東野東吾」の新刊は、図書館に予約が殺到して手元に来るまで、半年から1年待ちは当たり前の世界になっており、発効日の古く予約待ちの少ない小説を探して読んでいます。毎回期待を裏切らずに面白い。


本2


吉原裏同心の神守幹次郎に、かつて出奔した豊後岡藩から復藩の話が舞い込む。突然の話に訝る幹次郎だったが、そんな折り、吉原に出店を持つ呉服屋の主が殺された。探索を続けるや、名門旗本の存在がちらつき、背後には吉原乗っ取りを狙う新たな企てが浮かび上がる。難問山積の幹次郎はかつてない大捕物に豪剣で立ち向かう――。超人気シリーズ、待望の第二十三弾。
(光文社より)

理不尽な結婚に苦しんでいた人妻の汀女を連れて、故郷の豊後岡藩を出奔した幹次郎は、女仇討の追手に追われ、十年の流浪の旅の末、江戸・吉原に流れ着く。 廓を統括する吉原会所の四郎兵衛に剣の腕を見込まれ、幹次郎は廓で起こるトラブルを解決する「吉原裏同心」となる。このシリーズ小説も、ベストセラーになっていて、毎回新刊が出ると、図書館に予約を入れて愛読しています。


本3

趣味の読書 その261 ベンチャー企業が開発した、話題の「折りたたみ式電動バイク」!

Category : 読書
ベンチャー企業が開発した 話題の「折りたたみ式電動バイク」!
和歌山のベンチャー企業、glafit(グラフィット)が開発した、折りたたみ式電動ハイブリッドバイクが話題になっている。人々の移動をもっと便利で、快適で、楽しいものにするというビジョンのもとつくられた自転車機能+電動バイク機能のハイブリッドバイクで、工具を一切使うことなく、車体を折りたたみ、持ち運ぶことができる。車体を折りたたむことで、電車や自動車に乗せるなど、他の移動手段と併用することもできる。重さが約18kgと比較的軽いこと、指紋認証によるキーレスアンロック対応、手持ちの機器を充電できるUSB給電ポート搭載も特徴で、一般販売価格は15万円、クラウドファンディングで出資してくれた人には予約特典として12万円台で販売予定。原付バイクと同じ扱いで、原付免許が必要。電動自転車より、少し高い価格帯で果たしてどこまで普及するのかは未知数ですが、利便性を認識されれば売れるかも知れません。日本の物づくりも、まだまだ捨てたものではなく、これからも色んな分野の商品を開発して欲しいと思います。


折畳バイク


亡君の仇討ちを胸に秘めた赤穂浪士・前原伊助は、吉良家の奥女中・千尋と許されざる恋に落ちてしまう。いずれも主家を捨て、2人の恋を達成すべきかと思い悩むが、吉良邸への討ち入りは予定通り決行される。討ち入りの夜、再会した2人は声なき声を交わして別れた。「いつの日か、自分たちの末裔が後の世に出会って、実らざる恋を達成するだろう」これ以後、日本の歴史を彩った節目に、ふたりの家系に連なる者たちが幾度も巡り会う。赤穂浪士討入事件、二・二六事件、ミッドウェイ海戦。時代の荒波に揉まれながら、波瀾万丈の出会いと別れを繰り返す恋人たちを描いた、重層的恋愛小説。
(「BOOK」データベースより)

2015年で、作家生活50周年を迎えた「森村 誠一」。今年84歳になるが現役で、精力的に作品を発表している。9年間のホテルマン生活から小説家になった変わり種で、ホテルで缶詰めになり書きあげた流行作家の小説原稿を見て、自分でも書けるのではないか?と思いたち、小説を書き始めた。ホテルを舞台にした本格ミステリー『高層の死角』が第15回江戸川乱歩賞を受賞する。その翌年、1970年に刊行した『新幹線殺人事件』が60万部のヒットとなり、推理作家としての地位が確立した。高齢者になっても小説に対する創作意欲が、衰えずに次々に新作を出してくる「森村 誠一」には、感心すると同時に見習いたと思いました。


本1


弁護士・前原和男は憩いの喫茶店で、彼の“指定席”に花びらを残して立ち去った美しい女性のおもかげを瞼に刻む。その後、まぼろしの女性に瓜二つの双子の妹から、新興宗教に入信して音信不通となった姉を捜してほしいと依頼された前原は、新興宗教の暗部へと近づいていくが―。幾多の時代の節を超えて現代に巡り会った男女は、運命の日を迎える。地下鉄サリン事件、九・一一、東日本大震災。時代に引き裂かれた男女の末裔たちの宿命を、圧倒的なスケールで描いた大河ロマン。
(「BOOK」データベースより)


本2


東京五輪1964年昭和39年10月10日開催。
オリンピックに沸く東京を舞台に、ミステリーの最前線を走る七人の思惑が交錯する。激動の昭和史をひもとく競作シリーズがここに開幕。変わりゆく街で、男たちは何を目指したのか、究極のミステリー・アンソロジー、全編書き下ろし!!
「不適切な排除」 大沢在昌
八ミリフィルムの技術者は、なぜ殺されたのか!?
「あなたについてゆく」 藤田宜永
二十一年前のあの日、私も日の丸を背負っていた。
「号外」 堂場瞬一
特ダネは、よりによって開会式の日にぶつかった。
「予行演習(リハーサル)」 井上夢人
国立競技場に持ち越された、幽霊屋敷の死体騒動。
「アリバイ」 今野 敏
五輪の輪が四つ――死刑求刑は一転して無罪に。
「連環」 月村了衛
黒澤明が降りたオリンピック記録映画を狙え!
「陽のあたる場所」 東山彰良
華やいだ街の片隅で、おれは死の淵に立っていた。
(amazon.co.jpより)

オリンピックに沸く東京を舞台に、ミステリーの最前線を走る7人の思惑が交錯する。激動の昭和史をひもとく競作シリーズが開幕。日頃、余り読まない短編ですが、それぞれの作家の特色があって面白く読みました。


本3

趣味の読書 その260 空飛ぶ自動車(エアロモービルカー)が実現、販売の予約開始!

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空飛ぶ自動車(エアロモービルカー)が実現、販売の予約開始!
以前にこのブログで紹介した、スロバキアのエアロモービル社が、モナコで開催された車の見本市で空飛ぶ車の試作車を発表。年内に売り出す計画を明らかにした。3分間で、飛行機に変身して、最高時速360Kmで飛行する。飛行距離は700キロメートルあり、パリからミュンヘンまで1回で行ける計算。1940年にヘンリー・フォードが「飛行機と車を組み合わせた乗り物は実現する。笑うかもしれないが、本当だ」と予言していた事が実現した。今まで夢物語として語られていた現象が、どんどん実現してゆく。AI(人工知能)の進化スピードが年々予測以上に早くなっており、未来社会はこれからどの様に変化してゆくのか、全く想像ができません。このままAI(人工知能)が進化し続けると、人間がAIに支配されるのではないか?と言う声も一部で言われています。我々「団塊の世代」は、未来社会を見る事が出来ませんが、現在以上のより良い社会が出来る事を願望したいと思います。


飛行自動車


柊清三郎は福岡藩の普請方の三男。十七歳で仏師の修行に入り、師匠の娘おゆきの婿に望まれた。しかし、仏性が見出せず、修行のため、三年間京に出る。戻ったとき、師匠は賊に殺され、妻は辱めを受け、行方不明に。妻のおゆきが豪商・伊藤小左衛門の世話になっていると判明し、お抱仏師に志願して、十一面観音菩薩像を彫った。しかし、抜け荷の咎で小左衛門が磔となり、おゆきも姫島に流罪になってしまう。清三郎はおゆきのため姫島に渡ろうとして…。
(amazon.co.jpより)

主人公の柊清三郎は、 福岡藩の普請方五十二石、柊尚五郎の三男に生まれ部屋住みの身では行く末が覚束ないと、 仏師の道を志した。 博多の慶派の仏師、高坂浄雲に17歳で入門。 柊清三郎のそれからの波乱万丈の人生があるのだが、葉室麟は武士の心の内面や葛藤をテーマにした作品が多いが、今回は仏師を書いて趣が変わって、それなりに面白く読みました。


本1


梅香が漂い、霊峰富士を望む小梅村が柔らかな陽射しに包まれる頃、尚武館坂崎道場では、晴れて入門を許された空也をはじめ、多くの門弟衆が稽古三昧の日々を送っていた。そんな折り、道場主坂崎磐音宛てに、遠州相良より一通の書状が届く。時を同じくして、幕閣に返り咲いた速水左近が下城の途次に磐音のもとを訪れ…。超人気書き下ろし長編時代小説第五十弾。
(「BOOK」データベースより)

2002年4月の第1巻「陽炎ノ辻(かげろうのつじ)」から今回紹介する、第50巻「竹屋ノ渡し」と第51巻「旅立ノ朝」まで、足掛け14年間に渡って愛読し続けてきた『居眠り磐音・江戸双紙』が完結しました。平成のベストセラー作家「佐伯 泰英」の新聞広告を見て、興味を持って読み始めたら非常に面白く、たちまちファンになりました。長い間堪能させてくれたシリーズが終わり、残念ですが主人公の坂崎磐音の子供の坂崎空也(さかざき くうや)の続編で、是非とも再開してシリーズ物として書いて欲しいと願っていたところ2017年1月6 日より「声なき蝉-空也十番勝負 青春篇」が発売され、シリーズ累計2000万部突破した前シリーズに負けない物語になって、大勢の「佐伯泰英」ファンと共に愛読して応援してゆきたいと思っています。


本3


雲ひとつない夏空の下、穏やかな豊後水道の波を切る関前藩所蔵船豊後丸の船上に、坂崎磐音とその一家の姿があった。病に倒れた父正睦を見舞うため、十八年ぶりに関前の地を踏んだ磐音は、帰国早々国許に燻ぶる新たな内紛の火種を目の当たりにする。さらに領内で紅花栽培に心血を注ぐ奈緒の身にも…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、“剣あり、恋あり、涙あり”の書き下ろし長編時代小説第五十一弾。平成の大ベストセラーシリーズ、ここに堂々完結!
(「BOOK」データベースより)


本2


趣味の読書 その259 大阪府民の県民性について、紹介!

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大阪府民の県民性について、紹介!

大阪人

PRESIDENT Onlineの記事で、大阪府民の県民性についての記事からの紹介。大阪人は、仕事も恋愛も「笑わせてナンボ」の刹那主義である。ニュービジネスも数多く生みだすように、新しいものに敏感だが、目先重視の発想が多く長期的展望に欠けるのが難点の大阪人。商いの街なので、いかに安く買うか、コストパフォーマンスを重視。「食い倒れ」でも、「安くてうまい」のが基本だ。自分の出身地を堂々と明かし、個性の強い方言も死ぬまで愛用するほど、郷土愛が強い。が、基本的にどこの誰とでも気軽に話せる性分なので付き合いやすい。小学生でもボケ・ツッコミはあたり前で、DNAに深く根付く「お笑い精神」は、他人とのコミュニケーション術でもある。せっかちなのでマナーが悪く、ズケズケとものを言うが、いちいち腹を立てず接するのが○。以上の様に、紹介されている。昔から言われているのが、大阪人が二人寄ると漫才が始まる。日常会話にボケとつっこみが存在するのが大阪。テレビの街頭インタビューなどでも、乗りが良くて反応してくれるのが「大阪のオバチャン」。神戸のマダムがお洒落と言うのが、関西では定番になっているので、大阪でオバチャンに神戸の人ですか?とワザと間違えると、オシャレを褒められたと喜ぶ。大胆にまとめて言うと、人懐っこくて、建前よりも本音を重要視するのが、県民性だと半世紀も大阪府民をしていたので断言できます。


「美濃のマムシ」斎藤道三の娘で明智光秀の従妹・帰蝶(濃姫)は、美濃衆の期待を一身に集めて織田信長の正室になった。「上さまは、いつから、悪鬼に魂を売りわたされたのか」。天下人へと近づくにつれ、残虐さをあらわにしていく信長に対し、帰蝶の心の叫びを受け止めてくれたのは……。夫におびえながらも、織田家の奥を取り仕切り、戦乱の世をたくましく生きていく毎日。そんななか、帰蝶の不安は的中し、本能寺の変が起きる――。信長との関係がこじれていた光秀に、最後の決断を促したのは一体誰なのか。夫・信長、美濃衆の希望の星だった嫡男・信忠の横死を安土城で聞いた帰蝶は、側室や子供たちを連れて日野城へ。光秀が敗れ、豊臣秀吉の天下から関ヶ原の戦いへと時がめまぐるしく移りゆくなか、帰蝶の運命は……。大胆な推理を交え、謎に包まれていた信長の正室の生涯を描く衝撃作! 女の目線から、信長の天下布武と本能寺の変を描き切った力作長編。
(PHP研究所より)

織田信長の正室と言われる濃姫=帰蝶は、戦国武将でマムシと異名を取る「斎藤道三」の娘である。司馬遼太郎の『国盗り物語』で、美濃の守護職土岐氏に仕えて頭角を現し、類まれな謀才を存分に振るってのし上がり、ついには土岐氏を追い払って美濃一国を盗みとった。その卓抜した謀才は、うかつに手を出せば喰いついて離れぬという「蝮」の蔑称とともに畏怖され、美濃侍並びに諸国の大名を慄えあがらせたと書かれている。信長の正室の立場から見た、歴史の側面を「諸田 玲子」らしく女性の視点で良く描かれている小説でした。


本1


養護施設から逃げ出した十六歳の少女は、なぜ死なねばならなかったのか? ひとり暮らしの老人のみならず、家族や地域の絆をなくしてネットカフェで暮らす若者たちもまた、「無縁社会」の重みに堪えて生きています。被害者=片桐舞子、容疑者のひとり=辻原竜というふたりの若者を調べる刑事たちの目を通して、彼らの抱えた孤独や痛み、そして最後に見えてくる希望を描きます。現代社会が抱える病理に真っ向から取り組んだ、まさに骨太の警察小説です。
(講談社BOOKSより)

香納 諒一(かのう りょういち)
初めて読む作家ですので、もう少しその他の作品を読んでから、批評をします。


本2


村の若者たちが仮装して、家々を訪ねる祭事・粥釣の夜、そのなかには見知らぬ男が侍を装い紛れ込んでいた…。その翌日から、村人たちは昼間から神社の境内に集い、奇声をあげ、踊り、知るはずもない祝詞をあげ、平家物語さえうたいだす。さらにはだれかれかまわず目合う者たちもでてくるさま。はたして騒動はおさまるのか?そして、心優しい少女たちは、そこになにを見て、いかにして新たな希望をつかむのか?感動の書き下ろし長編、ここに誕生。
(「BOOK」データベースより)

坂東/眞砂子
昭和33(1958)年、高知県生まれ。奈良女子大学居住学科卒業後、イタリアに2年間留学、インテリアデザインを学ぶ。帰国後フリーライターとして働き つつ童話を発表、57年、第7回毎日童話新人賞優秀賞を受賞。平成6年「蛇鏡」「桃色浄土」が連続して直木賞候補に。8年「桜雨」で第3回島清恋愛文学賞 受賞。9年、「山妣」で第116回直木賞受賞。14年「曼荼羅道」で第15回柴田錬三郎賞を受賞。2014年1月27日(満55歳没)。


本3

趣味の読書 その258 東京では、通じない関西弁のランキング!

Category : 読書
東京では、通じない関西弁のランキング!
2017年7月18日に放送された関西ローカルのバラエティ番組『ちゃちゃ入れマンデー』(関西テレビ)が、全国的にツイッターで話題となっている。大阪人を中心とする関西人が標準語のつもりで、何気なく発する言葉で、全く意味の通じない言葉が多々ある。その中で今回取り上げられた1位~5位の言葉が、次の様になった。
1位:遠慮のかたまり(グループで食事をしていて、最後に残った1コだけの食べ物)
2位:蚊にかまれる(蚊に刺される事)
3位:ぐねる(足などをくねったり、ひねる事)
4位:アテ(酒のアテ・・・などと日常茶飯事に使われる。酒のつまみ、の事)
5位:いがむ(物や景色などが、ゆがむ、事)
こちらが、標準語のつもりで話していて、通じなかった経験が私自身も、営業で商談していて過去に何度もありました。これだけマスコミやテレビなどで、吉本のお笑いの芸人が関西弁を全国区にしている今日この頃においてさえまだまだ、この様な錯覚でなにげなく使ってしまう方言(話している本人は標準語だと思い込んでいる)があるのだと再認識させられました。


大阪弁


柳原の床店で、六助はいつものように古着を扱っていた。そこへ見るからに様子のおかしい男が、風呂敷を抱えてやって来た。経験上関わらないと決めた六助だったが、隣店の長吉がその男に話しかけてしまう。男は女ものの藍染めの袷を、いくらでもいいから引き取って欲しいというのだ。傷みもなく真新しい袷、そして落ち着きのない男の様子からして、何か後ろ暗い事情があるはずと睨んだ六助。袷の出所を問い詰めると、男は踵を返して駆けだした。残された袷の持ち主を探るべく六助は、着物始末屋・余一の元に向かったが――(「菊とうさぎ」より)。話題沸騰のシリーズ、待望の第三弾!!
(角川春樹事務所より)

中島要(なかじま・かなめ)
早稲田大学教育学部卒業。2008年、「素見(ひやかし)」で第2回小説宝石新人賞を受賞。2010年、若き町医者を描いた『刀圭』(光文社文庫)で単行本デビュー。受賞作を収録した連作時代小説集『ひやかし』(光文社文庫)で好評を博す。ほかに「六尺文治捕物控」シリーズ(光文社文庫)、『江戸の茶碗 まっくら長屋騒動記』(祥伝社文庫)、『かりんとう侍』(双葉社)、『ないたカラス』(光文社)がある。前回の紹介通り、今回は「着物始末暦」シリーズの3巻~5巻の紹介です。主人公の着物始末屋・余一には出生の秘密があり、それが好きな一膳飯屋の「お糸」と一緒になれない原因になっている。老舗呉服問屋、井筒屋(京都本店)の主人が女中に産ませた子供だという設定になっていて、井筒屋江戸店の若旦那である店主・愁介とは、異母兄弟になる。江戸の市井の人々が抱える悩みを着物にまつわる思いと共に、余一が綺麗に始末する 人情味溢れる物語は、非常に面白く愛読しています。


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「井筒屋で配られている引き札を、五枚集めたら高価な絹のしごきが貰えるぞ!」「どうやら井筒屋は、配ったしごきの色で美人番付をしているらしいぞ!!」正月早々、江戸の町では開店したばかりの老舗呉服問屋、井筒屋江戸店の噂で持ちきりだ。しかし、巷を賑わす話の裏には、実は隠された陰謀があった……。井筒屋の真の“狙い”とはいったい何なのか!? 着物の始末屋・余一が、一膳飯屋のお糸と共にその真相に迫るが――。着物の汚れも、市井の悩みも綺麗に始末する!! 大人気シリーズ、待望の第四弾!!
(角川春樹事務所より)


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「おれはお糸ちゃんの思いには応えられねぇ」突然余一に拒絶され言葉を失うお糸。悲しみの中、雨にうたれ熱を出し、気を失ってしまったお糸を助けたのはいったい誰なのか!?そんな折、以前、千吉と同じ陰間茶屋で働いていたという女形役者の大事な衣装が盗まれるという事件が起こる。困った六助は余一に相談をするが、疑惑をかけられた千吉は行方知れず、同じ衣装を用意するにも刻がない。果たして余一はこの問題をいかに始末するのか――話題沸騰の大好評シリーズ第五弾!
(角川春樹事務所より)


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趣味の読書 その257 AI(人工知能)の進化で、今後なくなる職業は

Category : 読書
AI(人工知能)の進化で、今後なくなる職業は
年々目覚ましい進化をとげているAI(人工知能)、最近は名人クラスのプロ将棋士や囲碁名人にも、勝てるまでになってきた。週間ダイヤモンドの特集による、機械が奪う職業ランキング(米国)の上位15位を抜粋。
1位:小売店販売員
2位:会計士
3位:一番事務員
4位:セールスマン
5位:一般秘書
6位:飲食カウンター接客係
7位:商店レジ打ち係や切符販売員
8位:箱詰め積み降ろしなどの作業員
9位:帳簿係などの金融取引記録保全員
10位:大型トラック・ローリー車の運転手
11位:コールセンター案内係
12位:乗用車・タクシー・バンの運転手
13位:中央官庁職員など上級公務員
14位:調理人(料理人の下で働く人)
15位:ビル管理人
機械的な作業する分野が、AIに置き換わったりする事や、トラックやタクシーの運転手は自動運転自動車の進化で、無くなる事は理解できるが、対人関係のウエイトが高いセールマンや公務員が無くなるのはそうかな?と疑問に思います。ただ現在のAIの進化スピードは、想像をはるかに超えるものがありますので、予想されている様な社会が来るのかも知れません。


ひとはひとりでは 生きていけませぬ――。秘太刀「磯之波」は人の濁った心を一刀両断する! 愛する者の望みを叶えるため剣を抜いた男の運命は!?デビュー10年。練達の著者が放つ時代エンターテインメント!!最高の感動がここに!りり、りり、りり。草雲雀は一晩中、恋の歌を唄う――媛野藩の若き藩士、栗屋清吾は風采の上がらぬ三男坊だが、剣はめっぽう腕が立つ。女中のみつと深い仲になり妻とするが、家長の長兄には認められていない。そんなとき、道場仲間の山倉伊八郎から自分の用心棒になるよう頼まれる。伊八郎は実父の後を継ぎ、藩の筆頭家老になるには清吾の剣の技が必要だという。「子どもを持ちたい」というみつの願いに応えるために申し出を引き受けたものの、伊八郎の出世を阻もうとする敵からの刺客が次々と襲い掛かり……。
(実業之日本社より)

葉室 麟
1951年北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年『乾山晩愁』で歴史文学賞を受賞し、作家デビュー。07年『銀漢の賦』で松本清張賞を受賞。2012年『蜩ノ記』で第146回直木賞を受賞。 葉室 麟は、司馬遼太郎や藤沢周平を尊敬していてどちらかと言うと藤沢周平の作品に作風が、近い様な気がします。現在の時代小説作家の第一人者の一人である事は、間違いのない地位にいると思っています。


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着物の染み抜き、洗いや染めとなんでもこなす着物の始末屋・余一は、職人としての腕もよく、若くて男前なのだが、人と深く関わろうとしない。一方、余一の古馴染みで、柳原土手の古着屋・六助は、難ありの客ばかりを連れてくる。余一の腕を認めながら、敵対心を燃やす呉服太物問屋の若旦那・綾太郎。朴念仁の余一に片思いをしている一膳飯屋の看板娘・お糸など…。市井の人々が抱える悩みを着物にまつわる思いと共に、余一が綺麗に始末する!!人情味溢れる筆致で描く、連作短篇時代小説。
(「BOOK」データベースより)

前回の「趣味の読書 その256」で紹介した、中島 要の作品の中で一番面白いと、お勧めできる「着物始末暦」シリーズです。今回と次回で、1巻から5巻まで紹介したと思います。女性時代小説家らしい細やかな、女性心理を描きながら物語を紡いでゆく作品でこのシリーズを読んでから、彼女の作品を多く読むようになりました。


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呉服太物問屋の若旦那・綾太郎は、着物の染み抜きなどをなんでもこなす着物始末屋・余一のもとへ打掛の始末を頼んだ。毛嫌いする余一を困らせようと、生地が弱りすり切れた打掛を渡したのだが、その仕上がりは非の打ちどころのない出来栄えだった。余一に対して、何としても一泡吹かせたいと願う綾太郎。そんなある日、彼は古着屋の六助を伴い、余一に想いを寄せるお糸の飯屋を訪れた。血の気が多い職人や人足などの男達を前に、てきぱきと働くお糸を見て、綾太郎は彼女に惹かれはじめるが―(「藍の糸」より)。大好評、連作短篇時代小説。待望の第二弾!!
(「BOOK」データベースより)


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趣味の読書 その256 全国47都道府県別の方言による、告白がツイッターで話題に!

Category : 読書
全国47都道府県別の方言による、告白がツイッターで話題になっている。
Jタウンネットの記事によると、「全国告白方言」と題したイラストが、ツイッターで反響を呼んでいる。漫画家の「お文具」さんが自身のツイッターに投稿したもので、好きな異性に「告白」する際の言い方が、47都道府県別に描かれている。半世紀も大阪に在住した自分自身から見ても、大阪を中心とした近畿地区の言葉は、確かにその様な言い回しをする気がする。漫画家の「お文具」さんは京都人らしいが、多少の言い回しの差異はあっても、これだけ全国の方言に詳しいのには感心します。吉本興業のおかげで、今でこそ大阪弁が全国区になった様に思いますが、昔、営業で甲信地区(山梨県・長野県)を担当した、40年以上前では大阪弁で商談をしていても、馴染が薄くて難儀した思いがあります。現在では、かなり方言が少なくなってきている様には感じていますが、まだまだ方言の良さは、これからも大事にして行くべきだと思います。


告白方言
提供:「お文具」(@imoko_iimo)さんのツイッター


泣く子も黙る悪相の山藤組のボス山虎。飼い主よりも凶暴で、いったん噛みついたら決して離さない、山虎の愛犬ベルちゃん。なぜか、山虎以外で唯一ベルちゃんが懐いている探偵事務所の電話番由子。組の解散騒ぎ、失踪、そしてまさかの殺人事件!?悪徳刑事や生臭坊主も巻き込んで、探偵が突き止めた意外な真相とは―。軽快軽妙な筆致が心地よい、軽ハードボイルドの傑作!
(「BOOK」データベースより)

笹本稜平は、犬猿の仲と言われている警視庁と神奈川県警の刑事が、おたがいの利害関係から協力しあって「越境捜査」するシリーズ物が面白くて、以降よく読むようになった作家です。このシリーズは迷宮入り事件を担当する警視庁捜査一課の鷺沼友哉が主人公で、神奈川県県警のはみ出し刑事の宮野裕之が絡む物語です。テレビドラマにもなり、鷺沼友哉(警部補) 柴田恭兵が演じ、相棒の宮野裕之(横浜署刑事課・巡査部長) 寺島進のコンビで好評でした。


本1


おなつは、皆川藩米倉家に仕えていた武士、大下彦十郎の娘。彦十郎が花見の宴席で刃傷沙汰を起こし、家が取りつぶされてしまう。凡庸な兄の彦之助は、母とおなつを連れて江戸に出るも、仕官のあてなどあるはずもない。とうとう、借金のかたに吉原に売られて、はや五年が過ぎた。蓮っ葉な物言いと廓言葉ばかりが身につき、口説きと手管に欠けるおなつは、すっかり売れない女郎である。そんなおなつが張見世に出ているのを、じっと見続ける浪人がいた。登楼するでもなく、眺めるだけで、もう半年。いったい、何の目的なのか……。  第2回小説宝石新人賞受賞作の表題作をはじめ、吉原の妓たちの人生の襞を、清新な筆致で活写した連作時代小説集。
(amazon.co.jpより)

中島要(なかじま・かなめ)
早稲田大学教育学部卒業。2008年、「素見(ひやかし)」で第2回小説宝石新人賞を受賞。2010年、若き町医者を描いた『刀圭』(光文社文庫)で単行本デビュー。受賞作を収録した連作時代小説集『ひやかし』(光文社文庫)で好評を博す。ほかに「六尺文治捕物控」シリーズ(光文社文庫)、『江戸の茶碗 まっくら長屋騒動記』(祥伝社文庫)、『かりんとう侍』(双葉社)、『ないたカラス』(光文社)がある。愛読していた女流時代小説作家の「宇江佐 真理」が亡くなって、最近はこの「中島 要」の本をよく読んでいます。その中でも、「着物始末暦」シリーズが一番面白い。この物語は着物の染み抜き、洗い染めなどなんでもこなす、無愛想だが職人としての腕はピカイチな、着物始末屋の余一が、着物の染みや汚れとともに、市井の人々の悩みを華麗に始末する!!という時代小説です。一膳飯屋の看板娘・お糸が紆余曲折の末に夫婦になる最新刊第8巻「異国の花」を先日読みました。


本2


悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか? 3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが……。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?
(角川書店より)

流石は、流行作家の「東野 圭吾」の作品は期待に違わず面白い。最新刊は、図書館に予約が殺到して500番待ちなどザラにある為に、数年前の古い作品を探して読んでいます。


本3


趣味の読書 その255 中国人観光客の、マナーが向上した?

Category : 読書
中国人観光客の、マナーが向上した?
2017年7月10日、人民網は「中国人観光客の海外での評価が向上した」とする中国社会科学院新聞伝播研究所などのレポートを取り上げ、訪日ツアーを担当するガイドの声を紹介した。中国人旅行客のマナーなどに関して日本を含む10カ国・地域の市民を対象にした調査で、「中国人観光客のマナーが向上した」と答えた人は全体で46・2%に上り、インドネシア、フランス、シンガポール、英国、米国の5カ国で高く評価する傾向が目立ったと紹介。 マナーの悪い例として「街中や電車の中等で大声でしゃべる」、「公共の場で唾を吐く」、「トイレでトイレットペーパーを流さずゴミ箱に捨てる」、「落書きをする」等々です。日本だけではなく世界各地でも同様に問題となっており、中国政府としてもこの事を問題視するようになり、「遊客不文明行為記録暫行弁法」が施行された。 その内容は、「航空機や電車、バスなどの公共交通機関で秩序を乱す。衛生環境を損ねる」、「訪問先の社会の風習や習慣に反する行為をする」、「訪問先の文化財を破壊する」、「訪問先の社会に大きな悪影響を与える」などがあった場合、中国当局はその当事者を記録(いわゆるブラックリストに掲載)し、罰則を与える法律。一部で、マナーが良くなったと言う声がある様ですが、実感としてはまだまだ良くなっておらず、大阪の道頓堀の街中では、相変わらずに大声の中国語が飛び交い、まるで「四面楚歌」状態になっており、少しも公共道徳が守られているとは感じられません。一部の業種だけが潤った「爆買い」も、減少して『郷に入ったら郷に従え』のコトワザどおりに、公衆道徳を守って、一段とマナーの向上を心がけて欲しいと願っています。


決して陥ちぬ天下城、それは築城家の見果てぬ夢。戸波次郎左は信長の夢を叶えるため、欧州に向かった。安土城を造った鬼才の血を引く男はイタリアで名を上げる。やがて大国イスパーニャの圧政に抗うネーデルラント人たちに請われ、彼らを守る鉄壁を手がけることに。愛しい妻子。異国で得た信頼。だが故郷日の本はあまりに遠く―。佐々木譲が全ての力を注ぎ込んだ、大河冒険小説。
(「BOOK」データベースより)

前回に引き続き、「佐々木 譲」の作品紹介です。北海道夕張市出身で、今年67歳になります。北海道を舞台にした作品を多く出していて、最近よく読んでいます。佐々木譲の備忘録 を見ると、幕末の韮山代官・江川太郎左衛門英龍についての歴史小説『英龍伝』を単行本として、加筆する為に5月末に、伊豆・韮山に取材に行った。これは、幕末幕臣三部作(榎本武揚を描いた『武揚伝』、中島三郎助が主人公『くろふね』と、江川太郎左衛門英龍の『英龍伝』)を完結させる為だと書いてありました。本が発売されれば、早速図書館に予約を入れて、読んでみたいと楽しみにしています。


本1


旅行代理業を営む卓也は、モスクワから来たターニャと名乗る女性をアテンドする。日本語を巧みに操るターニャは、乃木坂で卓也の車を降りるなり、拳銃を発砲し舞い戻ってきた。彼女は家族の復讐のために来日した暗殺者だったのだ―。暴力団、ロシアン・マフィア、警視庁、三つの組織に追われ、二人は東京、新潟、稚内と逃避行を重ねることに。五日間の脱出行の果て二人が見た風景は―。緊迫のクライム・サスペンス。
(「BOOK」データベースより)


本2


猫を愛し、内臓について考える。ショージ君の日常。 猫や犬といつも暮らしているショージ君が考える猫の生き方研究から、内臓が偉いのか私が偉いのかを考えた大作まで、痛快エッセイ集。
(文藝春秋BOOKSより)

「東海林さだお」のマンガは、昔から新聞や週刊誌などでよく読んでいました。1974年6月16日から2014年12月31日にかけて毎日新聞朝刊に13,749回連載した4コマ漫画『アサッテ君』で、一般全国紙の連載漫画の最多掲載記録を作った。他の漫画・エッセイの連載においても、ほとんどが40年超のロングランとなっている。団塊の世代の我々より、一回り近く年上の1937年生まれとは、思いませんでした。戦中派で、児童疎開も経験している様で東京生まれだったが、終戦後も東京に帰らず中学2年まで、母方の実家の栃木県で過ごした。今年80歳になるが、まだまだ現役で、「アサッテ君」などのサラリーマン漫画は、未だに愛読者も多い様です。


本3

趣味の読書 その254 中国企業が、日本の工業用ロボットを「爆買い」!

Category : 読書
中国企業が、日本の工業用ロボットを「爆買い」!
中国人の旅行客が、日本観光に来て電化製品だけではなく化粧品や薬までを「爆買い」した。今度は中国企業が、工業用ロボットを「爆買い」しだした。その理由は、中国では内陸地域の経済発展に伴う出稼ぎ労働者の減少や、一人っ子政策のもとで成長した若者が製造業への従事を敬遠する傾向により、製造業で人手不足が発生しており、工業用ロボットのニーズがますます高まっている事が背景にある。工業用ロボットを製造している川崎重工やファナックなどが、増産のための新工場を計画したり、生産拠点を拡大したりして対応している。中国がとってきた「一人っ子」政策の悪影響で、両親と祖父母の愛情を一身にうけた子どもは「小皇帝」と呼ばれて、我儘一杯に育ち単純肉体労働を敬遠しだし、製造現場での人手不足になっている。日本の労働環境も経緯や原因は違えども、同じ状況下にあり、少子高齢化が加速していて深刻な人手不足の問題に直面している。中国の労働環境が、他人ごとでは無くなってきています。世界中で、日本が産業用ロボット技術でリードしているので、工業用ロボットの関連業界にとってはこれから、チャンス到来になると推測されます。


元治2年(1865)如月、清太郎の師匠で、義父でもある三代豊国の七七日法要が営まれる。 三代は当代きっての花形絵師。歌川広重、歌川国芳と並んで「歌川の三羽烏」と呼ばれた。すでに広重、国芳を亡くし、歌川の大看板・豊国が亡くなったいま、誰が歌川を率いるのか。版元や絵師、公演者たちなど集まった弔問客たちの関心はそのことに集中した。 清太郎には義弟の久太郎と、弟弟子の八十八がいた。久太郎は清太郎と同じく、門人から婿養子なった弟弟子。そして八十八は、清太郎より歳が一回りも下の弟弟子。粗野で童のような男だが、才能にあふれている。八十八が弟子入りしてすぐに三代はその才能を認め、挿絵を大抜擢で任せたりしたものだ。かたや清太郎が三代に褒められたのは、生真面目さしか覚えがない。その上、版元たちからは、三代の通り名「大坊主」を文字って、「小坊主」と呼ばれる始末。いったい、誰が「豊国」を継げようものか。清太郎は、苦い振る舞い酒を口へ運んだ──。 黒船騒ぎから12年が経ち、京の都には尊王攘夷の嵐。将軍さまは京に行ったきりと、徳川の世は翳りはじめていた。時代のうねりの中で、絵師たちは何を見、何を描き、何を残そうとしたのか!
(講談社BOOK倶楽部より)

三代目豊国の長女・鈴の婿となって「国政」の名を継ぎ二代目歌川国政を称した。師の没後,4代豊国をつぐ。明治13年7月20日死去。58歳。江戸出身。通称は政吉,清太郎。別号に梅堂,一寿斎,梅蝶楼,香蝶楼,一陽斎,宝来舎。ただ、腕前は3代目には到底及ばなかった。師匠は歌川三羽ガラス「名所の広重、武者の国芳、似顔の豊国」と呼ばれる名人であった。梶よう子の作品は、ほんわかとした時代小説が好きで、良く読んでいますが今回の作品は、趣の変わった小説で良かった。


本1


「国産の自動車を作りたい」という夢を抱き、終戦間もない横浜に小さな自動車会社を興した多門大作。友情、裏切り、陰謀などの波乱に見舞われながらも、あくまで夢を追い続ける多門を描く挫折と再生のドラマ。 昭和20年「国産の自動車を作る」ことを夢に、横浜に多門自動車を設立した多門大作。彼は米軍関係の車両の修理をしながら原動機付自転車やオリジナルのオート三輪を完成させ資金を稼ぐ。その後、念願の乗用車生産を実現した多門自動車は、ルマン24時間耐久レースへの挑戦、イタリア人デザイナーの設計によるスポーツ・クーペのヒット、独自技術の新エンジン開発や対米進出などを通じて国際的なメーカーに成長してゆく。順風満帆に見えた多門自動車だったが、会社が大きくなりバブルの時代を迎えるにつれて創業時の“モノ作り”の精神は遠のいてゆく。88年、自らが招いた役員たちによるクーデターにより、遂に多門は社を追われるが…。
(amazon.co.jpより)

佐々木/譲
1950年、北海道生まれ。札幌の広告代理店、東京の自動車メーカー販売促進部などの勤務を経て79年に『鉄騎兵、跳んだ』で第55回オール読物新人賞受賞。89年に『エトロフ発緊急電』で第43回日本推理作家協会賞、第3回山本周五郎賞、第8回日本冒険小説協会大賞受賞。02年に『武揚伝』で第21回新田次郎文学賞を受賞。戦後、浜松で創業したホンダ(本田技術研究所)の本田宗一郎を、連想させる様な小説で、面白く読みました。


本2


友近克也は父・善次郎が築いた馬牧場を出た。兄嫁となる女性に想いを残して…。行くあても帰る場所もない、ただ生きるための流浪の旅だった。町々にはびこる悪徒に、容赦なくとどめを刺す克也。暴力と策謀が渦巻く荒野の果てに、安住の地はあるのか?北海道開拓期。過酷な運命に立ち向かう家族、そして男女を描く連作短編集。
(「BOOK」データベースより)


本3

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